2018.11.22 (Thu)
日産ゴーン会長を逮捕へ
日産のカルロス・ゴーン会長が逮捕されたニュースは世界中を駆け巡っています。 こういうニュースを聞くと、自分がいかに低賃金で働かされているかということを再確認し、憤りを感じます。また、車の値段ももっと安くできるんだろうなぁと思います。自動車会社の上層部がこれだけの報酬を得ているということは、消費者はかなり余分に払わされているのでしょうね。
『日産ゴーン会長を逮捕へ!元東京地検特捜部・落合氏が生解説』 2018年11月19日
Nissan Chairman Carlos Ghosn arrested in Japan
『日産ゴーン会長を逮捕へ!元東京地検特捜部・落合氏が生解説』 2018年11月19日
Nissan Chairman Carlos Ghosn arrested in Japan
2018.10.21 (Sun)
村上吉文氏の『SNSで外国語をマスターする冒険家メソッド』を読んで
国際交流基金の日本語教師のためのオンラインワークショップで初めてお目にかかったのが村上冒険家です。村上冒険家は、青年海外協力隊としてモンゴルで活動したり、国際交流基金の日本語教育専門家としてサウジアラビア、モンゴル、ベトナムに派遣されたり、エジプトとハンガリーの国際交流基金拠点に上級専門家として勤務したりと現実の世界やインターネットをかけめぐる本物の冒険家です。
現在は、毎週、村上冒険家のオンラインワークショップに参加していますが、村上冒険家は自身もアラビア語やハンガリー語などをインターネットを通して学ばれた経験を持ち、特にSNSにとても詳しく、幅広い知識をお持ちなので、ワークショップに参加してから、とてもたくさんの知識を得ました。下のYouTubeは、先々週の村上冒険家のオンラインワークショップです。どうですか。見るからに冒険家といったイメージでしょう。
https://youtu.be/QaU6PhfeqJs
村上冒険家のご指導のおかげで、大学の日本語コースのウェブサイトも簡単に立ち上げることができました。ですから、私は今回も冒険家がつい最近出版された『SNSで外国語をマスターする冒険家メソッド』という本を読むことにしたのです。

http://amzn.asia/d/1UcMXCq
ブログのタイトルにもある通り、私はカナダで日本語を15年間教え続けています。この15年間の間に世界の言語教育は目覚ましく変化しました。私がカナダの大学で教え始めた2000年頃は、まだオーディオリンガル終盤期でした。講義は録音されたテープを聞くラボの時間と講義の時間と分かれていました。かなり昔の話ですが、それ以前に私が学生の時、フランス語を大学で学んでいた頃は、フランス語を読んで訳すだけの文法訳読法が主な授業内容でした。ですから、とても退屈でフランス語はほとんど何も覚えていません。NHKの英語講座もときどきラジオで聞いて勉強していましたが、これもオーディオリンガル法と呼んでいいでしょう。ためになりましたが、長続きはしませんでした。そして今は主にコミュニカティブ・アプローチで日本語を教えています。しかし、村上先生によれば、これからはソーシャル・ネットワーキング・アプローチで言語を習うことが主流になるであろうとのことで、私としても徐々にSNSを授業に取り入れていこうと思っています。
これらの言語教授法の時代による変化と言語学習成果を村上先生は下記のようにまとめていらっしゃいます。
そして、この本の主題である「SNS」を言語学習に活用する方法については、まずは、モンスターのいない安全な森(コミュニティ)に参加することが提唱されています。危険な森と安全な森の見極め方が紹介されていますし、この本を読めば誰でも安心して「SNS」を取り入れた言語学習に励めると思います。「SNS」と聞くと犯罪事件などを思い浮かべる方も多いと思われますが、使用規約が細かく記述され、きちんと管理されているコミュニティなど安全なグループを選べば、犯罪に逢うこともめったにないと思います。さっそく私も昨日、村上冒険家イチオシの「The 日本語Learning Community」というFacebookコミュニティに参加してみました。自己紹介をすると、たくさんのポジティブな反応やコメントがあり、このコミュニティに属する人達の温かみを感じました。この経験をどのように授業に活用できるか試行錯誤しながらいろいろとやってみたいと思います。
インターネットやスマホがなかった時代は、個人が身近で情報を集める方法がなく、知識のある教師から生徒が情報を得るという形の一斉授業が当然でしたが、インターネットやスマホ、アップルウォッチなどが使える現在では、様々な情報を集めて生徒一人一人が自分で考え、試し、判断するというまさに自律した冒険家のような言語学習体験が可能となっています。
これまでは単語やフレーズを暗記してから、与えられた環境の中で練習し、そして、金銭的余裕があれば、海外に行って実際に使ってみるという順序が普通でしたが、「SNS」を使った冒険家メソッドの場合は、まずは無料のコミュニティで新しい言語を使ってみる。その中で間違っている部分を訂正してもらったり、うまくできたら、ほめてもらったりする。それから、練習して、それを頭に入れる(暗記する)という逆の順序になると村上冒険家は語っています。これまでは単調な単語や連語の暗記から始めなければいけなかった語学学習も、まず使ってみることから始められたら、ワクワクドキドキしながら言語を学べることになります。これは、人間の赤ちゃんが言葉を覚える方法に近いと思います。まずはお母さんと言語を話して、それから、練習するうちに言語が自然と頭に入っていくという方法です。お母さんの代わりを「SNS」が担ってくれるというすばらしいメソッドだと思います。
この本には、若い日本語教師にとって、やる気を起こさせる内容盛りだくさんですが、「SNSって何?」というアナログな外国語教師の方にとっても、懇切丁寧に書かれています。語学教育の助けとなるオンライン辞書や単語を覚えるためのオンラインサービスやツール、データの保存法、クラウド型の仕事方法などもわかりやすく紹介されているので、SNSの全体像がわかるお薦めの本です。
村上冒険家のブログ『むらログ』(http://mongolia.seesaa.net/)にも、マンネリ語学教師にとって刺激的な内容が盛りだくさんです。本を買う前に、冒険家のブログを読まれることをお勧めします。
現在は、毎週、村上冒険家のオンラインワークショップに参加していますが、村上冒険家は自身もアラビア語やハンガリー語などをインターネットを通して学ばれた経験を持ち、特にSNSにとても詳しく、幅広い知識をお持ちなので、ワークショップに参加してから、とてもたくさんの知識を得ました。下のYouTubeは、先々週の村上冒険家のオンラインワークショップです。どうですか。見るからに冒険家といったイメージでしょう。
https://youtu.be/QaU6PhfeqJs
村上冒険家のご指導のおかげで、大学の日本語コースのウェブサイトも簡単に立ち上げることができました。ですから、私は今回も冒険家がつい最近出版された『SNSで外国語をマスターする冒険家メソッド』という本を読むことにしたのです。

http://amzn.asia/d/1UcMXCq
ブログのタイトルにもある通り、私はカナダで日本語を15年間教え続けています。この15年間の間に世界の言語教育は目覚ましく変化しました。私がカナダの大学で教え始めた2000年頃は、まだオーディオリンガル終盤期でした。講義は録音されたテープを聞くラボの時間と講義の時間と分かれていました。かなり昔の話ですが、それ以前に私が学生の時、フランス語を大学で学んでいた頃は、フランス語を読んで訳すだけの文法訳読法が主な授業内容でした。ですから、とても退屈でフランス語はほとんど何も覚えていません。NHKの英語講座もときどきラジオで聞いて勉強していましたが、これもオーディオリンガル法と呼んでいいでしょう。ためになりましたが、長続きはしませんでした。そして今は主にコミュニカティブ・アプローチで日本語を教えています。しかし、村上先生によれば、これからはソーシャル・ネットワーキング・アプローチで言語を習うことが主流になるであろうとのことで、私としても徐々にSNSを授業に取り入れていこうと思っています。
これらの言語教授法の時代による変化と言語学習成果を村上先生は下記のようにまとめていらっしゃいます。
1. 文法訳読法:「わかる」
2. オーディオリンガル:「わかる」「言える」
3. コミュニカティブ・アプローチ:「わかる」「言える」「話せる」
4. ソーシャル・ネットワーキング・アプローチ:「わかる」「言える」「話せる」「つながる」
そして、この本の主題である「SNS」を言語学習に活用する方法については、まずは、モンスターのいない安全な森(コミュニティ)に参加することが提唱されています。危険な森と安全な森の見極め方が紹介されていますし、この本を読めば誰でも安心して「SNS」を取り入れた言語学習に励めると思います。「SNS」と聞くと犯罪事件などを思い浮かべる方も多いと思われますが、使用規約が細かく記述され、きちんと管理されているコミュニティなど安全なグループを選べば、犯罪に逢うこともめったにないと思います。さっそく私も昨日、村上冒険家イチオシの「The 日本語Learning Community」というFacebookコミュニティに参加してみました。自己紹介をすると、たくさんのポジティブな反応やコメントがあり、このコミュニティに属する人達の温かみを感じました。この経験をどのように授業に活用できるか試行錯誤しながらいろいろとやってみたいと思います。
インターネットやスマホがなかった時代は、個人が身近で情報を集める方法がなく、知識のある教師から生徒が情報を得るという形の一斉授業が当然でしたが、インターネットやスマホ、アップルウォッチなどが使える現在では、様々な情報を集めて生徒一人一人が自分で考え、試し、判断するというまさに自律した冒険家のような言語学習体験が可能となっています。
これまでは単語やフレーズを暗記してから、与えられた環境の中で練習し、そして、金銭的余裕があれば、海外に行って実際に使ってみるという順序が普通でしたが、「SNS」を使った冒険家メソッドの場合は、まずは無料のコミュニティで新しい言語を使ってみる。その中で間違っている部分を訂正してもらったり、うまくできたら、ほめてもらったりする。それから、練習して、それを頭に入れる(暗記する)という逆の順序になると村上冒険家は語っています。これまでは単調な単語や連語の暗記から始めなければいけなかった語学学習も、まず使ってみることから始められたら、ワクワクドキドキしながら言語を学べることになります。これは、人間の赤ちゃんが言葉を覚える方法に近いと思います。まずはお母さんと言語を話して、それから、練習するうちに言語が自然と頭に入っていくという方法です。お母さんの代わりを「SNS」が担ってくれるというすばらしいメソッドだと思います。
この本には、若い日本語教師にとって、やる気を起こさせる内容盛りだくさんですが、「SNSって何?」というアナログな外国語教師の方にとっても、懇切丁寧に書かれています。語学教育の助けとなるオンライン辞書や単語を覚えるためのオンラインサービスやツール、データの保存法、クラウド型の仕事方法などもわかりやすく紹介されているので、SNSの全体像がわかるお薦めの本です。
村上冒険家のブログ『むらログ』(http://mongolia.seesaa.net/)にも、マンネリ語学教師にとって刺激的な内容が盛りだくさんです。本を買う前に、冒険家のブログを読まれることをお勧めします。
2018.09.10 (Mon)
USオープン試合中に大阪なおみ選手が直面したセレナ・ウィリアムズ選手の感情表現
このところ、洪水、台風、地震などの自然災害に全国的に見舞われている日本に、嬉しいいニュースが飛び込んできた。全米の四大大会(グランドスラム)で大阪なおみ選手(20歳)が日本人選手としてで初優勝した。
なおみ選手に打ち負かされたのは、なおみ選手にとってもあこがれだったセリーナ・ウィリアムズ選手。ところが、今回、二人が対戦中に、審判のカルロス・ラモス(Carlos Ramos)氏ともめて、減点の上に約200万円の罰金まで貸されてしまったセリーナ選手。
まず最初に、セリーナ選手が彼女のコーチから指の合図で指示を受けたという警告がされた。セリーナ氏はこれに対して、絶対にそのような裏切り行為はしていないと反論したが、コーチは試合後のインタビューで、試合中にコーチが合図を送るのは誰もがやっていることと違反を肯定するような発言をしていた。
その後、なおみ選手の球を返したときに、ネットにひっかかり、怒りが頂点に達し、ラケットを地面に投げつけて、変形させた。審判はこれをラケットの虐待(Racket Abuse)と呼び、減点を課した。そのスコアを見たセリーナ氏がさらに逆上し、審判を個人的に攻撃。男性の選手が同じ態度をとっても何の罰則も与えられないのに、女性差別だと抗議。セリーナのコーチは、試合後のインタビューで、テニス選手がコートで感情的になるのは当然のことであり、それを罰するのはおかしいと疑問を投げかけていた。
試合後の表彰台でもブーイングが起こり、なおみ選手にとっては、初めての快挙だったが、その時、彼女は、喜びと悲しみが入り混ざった状態だとのちのインタビューで語った。トロフィーをもらった後、一瞬落としそうになり、ヒヤッとしたが、US$3.8Million(約3億2千万円)のチェックをとなりの人に持ってもらい、無事、トロフィーを持ち直し、頭上に抱えたとき、会場には、はち切れんばかりの声援と拍手が鳴り響いた。
今回の試合では、いろいろあったけど、ブックマークサイトRedditの共同設立者のアレクシス・オハニアン
と結婚後、女児を出産したセリーナは、今はとても幸せな生活を送っている。親子でVogueの表紙を飾ったこともある。
これまで連続してグランドスラムで優勝してきた彼女にとって、今回のこのタイトルを逃したことはとてもいたたまれないくらいくやしかったのだろう。テニス界ではいつも中心人物だったセリーナは、今回もひと暴れして、注目を集めたかったのかもしれない。それでも、今回の試合を見れば、彼女の時代は終わったことは誰でもわかること。今回も、コート上のミスを性差別問題に振り替えて、ファンの同情を求めたかったのかもしれないけれど、そろそろ幸せな家庭を築くことに集中した方がよさそうだ。
なおみ選手に打ち負かされたのは、なおみ選手にとってもあこがれだったセリーナ・ウィリアムズ選手。ところが、今回、二人が対戦中に、審判のカルロス・ラモス(Carlos Ramos)氏ともめて、減点の上に約200万円の罰金まで貸されてしまったセリーナ選手。
まず最初に、セリーナ選手が彼女のコーチから指の合図で指示を受けたという警告がされた。セリーナ氏はこれに対して、絶対にそのような裏切り行為はしていないと反論したが、コーチは試合後のインタビューで、試合中にコーチが合図を送るのは誰もがやっていることと違反を肯定するような発言をしていた。
その後、なおみ選手の球を返したときに、ネットにひっかかり、怒りが頂点に達し、ラケットを地面に投げつけて、変形させた。審判はこれをラケットの虐待(Racket Abuse)と呼び、減点を課した。そのスコアを見たセリーナ氏がさらに逆上し、審判を個人的に攻撃。男性の選手が同じ態度をとっても何の罰則も与えられないのに、女性差別だと抗議。セリーナのコーチは、試合後のインタビューで、テニス選手がコートで感情的になるのは当然のことであり、それを罰するのはおかしいと疑問を投げかけていた。
試合後の表彰台でもブーイングが起こり、なおみ選手にとっては、初めての快挙だったが、その時、彼女は、喜びと悲しみが入り混ざった状態だとのちのインタビューで語った。トロフィーをもらった後、一瞬落としそうになり、ヒヤッとしたが、US$3.8Million(約3億2千万円)のチェックをとなりの人に持ってもらい、無事、トロフィーを持ち直し、頭上に抱えたとき、会場には、はち切れんばかりの声援と拍手が鳴り響いた。
今回の試合では、いろいろあったけど、ブックマークサイトRedditの共同設立者のアレクシス・オハニアン

と結婚後、女児を出産したセリーナは、今はとても幸せな生活を送っている。親子でVogueの表紙を飾ったこともある。
これまで連続してグランドスラムで優勝してきた彼女にとって、今回のこのタイトルを逃したことはとてもいたたまれないくらいくやしかったのだろう。テニス界ではいつも中心人物だったセリーナは、今回もひと暴れして、注目を集めたかったのかもしれない。それでも、今回の試合を見れば、彼女の時代は終わったことは誰でもわかること。今回も、コート上のミスを性差別問題に振り替えて、ファンの同情を求めたかったのかもしれないけれど、そろそろ幸せな家庭を築くことに集中した方がよさそうだ。
2018.04.08 (Sun)
森友事件もことなかれ主義の日本では何もなかったかのように幕引き?
仏紙『府モンド』特派員のメスメール氏が森友事件について鋭く指摘した。
日本で公文書が改ざんされたことに驚いたかと聞かれたメスメール氏は、それがメディアによって明らかになったことが意外だったと答えた。公文書改ざんは民主主義への冒涜だと断言し、そして、さらに「日本の民主主義というシステムがあらゆるレベル、つまり、政府、官僚、国会、司法、メディア、国民レベルまで深刻な病に侵されている」としている。
確かに、民主主義が冒涜されても、憤る人はごく少数で、大部分の人達はほとんど何もなかったかのようにふるまっている。まるで、福島の大震災が今でも未解決なのに、ほとんどの人が何もなかったかのようにふるまっているのと同じだ。ことなかれ主義の日本では何もなかったかのように幕引きされる重大事件があまりにも多い。この事なかれ主義は、将来日本に暗い影を落とすだろう。
YouTubeの設定で、速度を1.5倍くらいにして御覧ください。
日本で公文書が改ざんされたことに驚いたかと聞かれたメスメール氏は、それがメディアによって明らかになったことが意外だったと答えた。公文書改ざんは民主主義への冒涜だと断言し、そして、さらに「日本の民主主義というシステムがあらゆるレベル、つまり、政府、官僚、国会、司法、メディア、国民レベルまで深刻な病に侵されている」としている。
確かに、民主主義が冒涜されても、憤る人はごく少数で、大部分の人達はほとんど何もなかったかのようにふるまっている。まるで、福島の大震災が今でも未解決なのに、ほとんどの人が何もなかったかのようにふるまっているのと同じだ。ことなかれ主義の日本では何もなかったかのように幕引きされる重大事件があまりにも多い。この事なかれ主義は、将来日本に暗い影を落とすだろう。
YouTubeの設定で、速度を1.5倍くらいにして御覧ください。
2018.04.01 (Sun)
植草一秀氏が語る日本経済
難しい話なのに、私たち一般人にもとてもわかりやすく日本経済について語って下さっている。こういう方が財務大臣だったら、日本はもっと賢く税金が使うことができるのになと思う。
ちなみに日本の最低賃金は安すぎると思う。植草氏が語っているように、最低賃金を上げて、軍事費を控えた分を、賃金を上げて苦しい中小企業に政府から補助金が出るようにしたら、日本人の生活は数段楽になると思う。
カナダでは最低賃金が今年の1月1日より$11ドルから$14に上がり、来年は$15になることが決まっている。フィンランドやオランダでは働かなくとも一定のベーシックインカム(最低生活保障)が政府から支給されるという話も聞く。これから、ロボット化が進み、職を失う人が増えていく中、政府が何か画期的な給与・生活保障制度を生み出さないと、日本国民はかなり苦しい立場に追い込まれると思う。
ちなみに日本の最低賃金は安すぎると思う。植草氏が語っているように、最低賃金を上げて、軍事費を控えた分を、賃金を上げて苦しい中小企業に政府から補助金が出るようにしたら、日本人の生活は数段楽になると思う。
カナダでは最低賃金が今年の1月1日より$11ドルから$14に上がり、来年は$15になることが決まっている。フィンランドやオランダでは働かなくとも一定のベーシックインカム(最低生活保障)が政府から支給されるという話も聞く。これから、ロボット化が進み、職を失う人が増えていく中、政府が何か画期的な給与・生活保障制度を生み出さないと、日本国民はかなり苦しい立場に追い込まれると思う。