2008.05.29 (Thu)
成田空港の税関からのちょっと変わったおみやげ
少し前にグリーン・ピースが西濃運輸の荷物を勝手に開けて非難を浴びていたけど、今度はスーツケースを勝手に開けるのが許される税関職員がとんでもない大失敗をやらかしたようだ。
ロイターのBoy, they REALLY make tourists feel welcome here!(やれやれ、ここでは、日本人が観光客を心から歓迎してくれてるようだぜ、ベイビー)という記事を美爾依風にアレンジして翻訳してみたよ。

写真:麻薬探知犬についてより
もしあなたが、先週の日曜日に香港経由で成田に到着した旅行者だったら、スーツケースの中に、開けてびっくりするような税関からのちょっと変わったお土産が入っているかもしれないよ。

というのも、成田の税関職員が、日曜日に香港から到着した乗客のスーツケースに大麻樹脂のパッケージを隠して、それを麻薬探知犬に探させるトレーニングをしていたんだけど、探知犬がそのパッケージを見つけると確信していたら、探知犬はどうしたことかそのパッケージを見つけられなかったんだって。そして、そうこうするうちに大麻樹脂のパッケージをどのスーツケースに入れたかわからなくなってしまったとか。ああ~(爆)。
税関の規則では、通常、探知犬のトレーニングには、トレーニング用のスーツケースを使うんだけど、その税関職員は過去にも乗客用のスーツケースを使ったことがあると国内のメディアは伝えている。つまり、規則を破って乗客のスーツケースを使ったってこと?
「探知犬は以前は、いつも見つけることができたのに・・・・。私は探知犬を過信していたようだ。」と税関職員。
パッケージを見つけたら東京税関にできるだけ早く連絡して欲しいとのこと。
~*~*~*~*~*~*~*~
大麻樹脂を使用する人のスーツケースに入ったら絶対に戻ってこないだろうななんて思っていたら、その後、東京税関のHPによると、マリファナは無事に返却されたようだ。きっと大麻には全く興味のない人のスーツケースに入っていたんだろうね(笑)。

東京税関のHPにアップされた謝罪文:
所在不明となっていた麻薬探知犬訓練用大麻樹脂について(5月27日)
5月25日(日)午後、成田国際空港において東京税関の麻薬探知犬訓練用の大麻樹脂が所在不明となりました。その後、各方面の協力を得て、全力で捜索していたところ、翌26日(月)夜に所在不明の時と同じ状態で回収することができました。
麻薬を取り締まる側である税関がこのような事態を招いたことは、誠に遺憾であり、国民の皆様に多大なご心配、ご迷惑をおかけしましたことに対して深くお詫び申し上げますとともに、今後、事実関係などを詳細に調査の上、二度とこのようなことが起きないよう職員を指導し、処分を含めて厳正に対処致します。
参考記事:
Boy, they REALLY make tourists feel welcome here!(やれやれ、ここでは、日本人が観光客を心から歓迎してくれてるようだぜベイビー。英語ロイター)
麻薬探知犬について(大阪税関より)
大麻の種類(ウィキペディアより)
嗜好品としての大麻は以下の3つの種類に分類されている。なお、この種類の節では『2006年世界薬物報告』の統計データを用いている。
乾燥大麻/マリファナ
花穂や葉を乾燥させた大麻加工品を乾燥大麻という。大麻の葉をリーフ、花穂をバッズ、無受精の雌花の花穂をシンセミアという。乾燥大麻は、嗜好品としての大麻の最も一般的な加工方法であり、世界で押収された大麻の内79%が乾燥大麻である[1]。バッズのTHC及びカンナビジオール含有率は、他の部位に比べて高く、シンセミアにおける含有率は更に高い。市場で流通する乾燥大麻のTHC含有率は大麻の品種改良や栽培技法の確立により年々上昇している。
また、良質のシンセミアを確実に得たいという思う愛好者の要望に応じるため、栽培業者は巧妙な交配を行って雌株の発芽率を高めた種子を販売している。このような種子をフェミナイズド・シード (feminised seeds) といい、種子製造メーカーによっては雌株発芽率が100%だと標榜している品もある。
大麻樹脂/ハシシ
花穂や葉から取れる樹液を圧縮して固形状の樹脂にした大麻加工品を大麻樹脂と言う。ハッシッシ、ハシシ、ハシシュ (hashish)、チョコ、チャラスとも呼ばれる。世界における消費地は主に西ヨーロッパであり、世界における大麻樹脂の74%はここで押収されている[1]。また、モロッコが大麻樹脂の最大生産国である[1]。
液体大麻/ハシシオイル
乾燥大麻や樹脂を溶剤で溶かし抽出した大麻加工品を液体大麻と言う。ハシシオイル、ハッシュオイル、ハニーオイルとも呼ばれる。溶剤には、アルコールや油、石油エーテル、ブタンなどが用いられる。THCを抽出するためTHC含有率が高く、溶剤にもよるが50%を超える場合もある。日本の行政は一般に液体大麻と呼称するが、形状は溶剤により様々ある。
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たしか、シンガポールに向かう航空機の中で、そのような厳しい注意を受けた記憶があります。
もし、旅行者が気づかずに第三国に持ち込んでいたら、犯罪者にされてしまうところでした。
とんでもない話です。
大麻を入れられた人が正直に返却してくれて本当によかったですよね。
ooaminosoraさん、
そうそう。このわんちゃん可愛いでしょ?
なんか、人間みたいで。
とらちゃん、
きっと麻薬探知犬が税関職員をはめたのかもしれませんね。
そして、影でこんなふうに笑っているのでは?(笑)
あのワンちゃん?なんだ?
税関職員もいい加減だよな!
そんでもって、ワンちゃんにまで笑われたか。ふふふン~♪
ウフッ、ていう感じで。
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確かに中国などでも、麻薬の持ち込みは死刑などの重罪になったような覚えがあります。しかし、海外のニュースでこれだけ騒がれていたということは、もちろん、東京税関は世界中、特にそういった麻薬の持ち込みで死刑などの重罪になる国の税関には緊急連絡としてこのハプニングを知らせてあったことでしょう。成田経由であれば、スーツケースの中に東京税関の大麻樹脂が含まれていたら、すぐわかるようになっていたと思われます。それでも死刑になるということはまずないでしょう。しかし、東京税関にこのようなことが2度と起こらないよう、注意のメールをしてもいいかもしれませんね。