第61回カンヌ国際映画祭がスタート

たまには軽い話題でも。

第61回カンヌ国際映画祭が5月14日から5月25日まで南仏のコートダジュールで行われている。カンヌ国際映画祭は、ベルリン国際映画祭やトロント国際映画祭と共に世界三大国際映画祭の一つといわれているが、その中でも最も古く権威のある映画祭。今年は世界中から22作品が選ばれてグランプリを競いあう。ベルリン国際映画祭ではすばらしい評価を得た『靖国』は、残念なことに、今回はノミネートを逃がしたようだ。というか、ドキュメンタリー映画は除かれたのかな。

22作品以外に特別招待作品というのがある。それはコンペティションには入らなかったけれども、注目に値する作品のようだ。その中に面白そうな映画があったので紹介したい。

その面白そうな映画というのは、婚約が噂されているペネロペ・クルスとハビエル・バルデムが共演したウディ・アレン監督の映画で、スペインが舞台の『ヴィッキー・クリスティーナ・バルセロナ』。ストーリーは、バルセロナ旅行中の米国人女性クリスティーナ（スカーレット・ヨハンソン）がアーティスト（ハビエル・バルデム）と恋に落ち同棲するも、ヒステリックな元妻（ペネロペ・クルス）まで同居する展開になるラブ・コメディで、ラブ・コメディ好きの私には楽しい映画になりそう。

ペネロペ・クルスとハビエル・バルデムは、映画『ハモンハモン』以来となる再共演で、婚約が噂されているとか。又この映画では、ペネロペとヨハンソンのキスシーンも話題になっている。トレーラーを見ただけだけど、映像がとてもきれいだ。


Vicky Cristina Barcelona (2008) Movie Trailer - HD

でも、公式インタビューでペネロペ・クルスがハビエル・バルデムとの仲を聞かれると、虫の居所が悪かったせいかエリカ様状態の不機嫌な表情を見せ、ブチギレたそう。

ペネロペが会見でブチギレ！超不機嫌に記者凍りつく！【第61回カンヌ国際映画祭】（（シネマトゥデイ - 05月19日より)

YouTubeでそのときの動画を探してみたんだけど見つからなかった。下の動画ではインタビューの最初の部分だけ映ってる。でも、ペネロペのエリカ様ばりの不機嫌さは全く見られない。むしろかなりご機嫌な様子。


Glamour TV Cannes 2008 : 4e jour

面白いことに、今年のカンヌ映画祭にコンペティション部門出品作に選出された『ブラインドネス』（フェルナンド・メイレレス監督、日本１１月公開）という日本、カナダ、ブラジル合作映画で共演している伊勢谷友介と木村佳乃も交際を噂されていて、木村佳乃が一人で帰国した際に伊勢谷とのことを聞かれたそうなんだけど、木村の場合は、「お二人の関係はすでに破局したと伝えられていますが・・・・」という意地悪な質問にも感じよく無言を通し、ブチギレたりしなかったそうだ。


Blindness (2008) Trailer

監督：フェルナンド・メイレレス
出演者：ジュリアン・ムーア、マーク・ラファロ、伊勢谷友介、木村佳乃、ダニー・グローヴァー、ガエル・ガルシア・ベルナル、サンドラ・オー



cinema cafe.netより

この映画は、ノーベル賞作家、ジョゼ・サラマーゴ原作の心理パニック・サスペンスで、伝染病で人々が盲目になってしまうそうだ。詳しい内容は公式サイトへ。こんな話題作に日本の俳優が二人も出演しているなんてすごいかも。まだ見てないので、ただのちょい役かもしれないけど（笑）。

ブラインドネス公式サイト