2008.04.25 (Fri)
光市母子殺害事件の記事へのコメント紹介
【速報】 広島高裁が光市母子殺害事件で被告に不当な死刑判決という記事にいつもになくたくさんの反響があったので、コメントを紹介しながら、思う所を書いてみたい。
他にも残虐な殺害事件はいくらでもあるのに、なぜこんなにこの光市母子殺害事件だけが注目を集め、国民を感情的にさせるのだろうか。それは、この殺害事件では、原告であり遺族でもある本村洋氏が裁判で闘う様子がテレビなどでクローズアップされたせいか、ネットでは本村氏をヒーローのように崇める人が多くいること、又、ビジュアル的な効果もあって、本村氏が美しい妻と愛らしい娘二人を同時に亡くされたことに対する同情など、国民の感情面に訴えながら関与させているのが大きな原因だと思う。
●死刑そのものの是非というよりも
何が恐ろしいかというと、被害者がいかに無謬で問題無い人生を歩んでいたか、素晴らしい夫婦愛であったかが被告を死刑に追いやる理由付けとして使われている点ですよ。
そうした外形的な基準で刑罰が決まってしまう事が、非常に馬鹿馬鹿しく恐ろしいです。
もし被害者母子が天涯孤独だったら?目に見えて素行が悪かったら?夫婦仲が不仲だったら?誰も今回のように大きく死刑を求める事はなかったのでは?
ナナシ | 2008.04.24(木) 02:41 | URL | 【編集】
このように、日本のマスコミでは被害者家族に焦点を当てた報道ばかりが目立ったため、国民が加害者の背景に関心を示すことはほとんどないまま、加害者に不利な情報(中には全くでたらめな捏造もある)を放置しながらこれまできた。結果的に今のような「加害者は死刑が当然だ」という状況になっているわけだ。
だから、このブログでネットで調べられる限りの原告の背景を少し紹介したのだが、としさんのコメントを読んで、原告である本村氏の背景についてもあまり知られていないということに気がついた。
●もう1点
すいません、もう1点書くことがありました。
この裁判は、みにい(漢字が書けないので、すいません)さんがおっしゃったように、被告人の背景を探ることはもちろんのこと、最も足りなかったのは、原告側の背景を、裁判、あるいはテレビなどでまったく報じられていなかったことです。
たとえば、原告が、広島大学時代に日本会議の学生組織に入っていて、同じ日本会議に属している新日鐵光に入っていたとか、あと、検察の言ったとおりに殺害が行われたとするならば、被告人は無茶な体勢で被害者を殺したことになると言う点も、私たちには何も伝わってきません。
特に、今回の事件で、当事者間ならともかく、私たち第三者が、死刑判決が出たことに対して喜ぶなんてのはあきれるにもほどがあります。万に一つ、それが妥当だったとしても。
私たちは、特に、政治家などの権力者達ほど、自分を見つめ直さなければならないと思います。
とし | 2008.04.24(木) 14:16 | URL | 【編集】
私にとって不可解なのは、自分たちが日本の悪政で危機に陥れられようとしているときは、ほとんど反応しないのに、他人の家族が殺害されたことに対しては大きな反応があるということだ。加害者が死刑になろうがなるまいが自分たちの生活にはほとんど影響ないと思うが、それを加害者が死刑になることを熱望し、死刑の判決が下ると歓喜する世論には、何か異常性を感じざるを得ない。
●よかったよかった^^
上告棄却が間違いない以上、福田クンに死刑判決が出てよかったです。
27年間徹底的に無様に生きてきた以上、本人も税金で死なせて貰えるなら本望でしょう。
無期⇒死刑になったのは、やはりあの弁護団のおかげと言わざるをえないですね。
今夜は祝杯を挙げますよ!
hina | 2008.04.22(火) 15:47 | URL | 【編集】
弁護団についての批判が多いが、私は世論を背に加害者の人権を守る為に闘う弁護団はとても勇敢であり、日本にもこういったすばらしい弁護士の方々が存在しているということを知るにつけほっとする。彼らにとってはいつ命を狙われるかわからない状況で、さぞ緊迫した毎日を過ごしていることだろうと思う。又、今回の判決の裏にはスパイラルドラゴンさんが安田弁護士から聞いて書かれているように、検察と裁判所が一体となり、今回の事件を利用して、少年法と刑法を厳罰化する方向へと改正する世論を醸成しようとしていると思っている。
●安田弁護士
美爾依さん、こんにちは。
今回の判決が山口補選に影響を与えることは全くありません。
そして、必ずしや平岡候補が勝利すると確信しています。
民主党の馬淵澄夫議員の日記によると、今回の補選の焦点は完全に「未解決の年金と、後期高齢者医療保険制度に対する不満」へとシフトしているそうです。
http://www.election.ne.jp/10679/58374.html
尚、私は今回の裁判に関する安田弁護士のトークショーに2回ほど参加して、事件の詳細を聞きましたが、トークショーの中で安田弁護士は、検察と裁判所が一体となり、今回の事件を利用して、少年法と刑法を厳罰化する方向へと改正する世論を醸成しようとしているとの内容の話をされました。
「例え少年であろうとも、犯行の動機がどうであれ、2人殺害したら、問答無用で死刑判決」という方向へと。
そして、この動きは極めて危険であるとも語られていました。
ちなみに私は、今回の事件で本当に罰せられるべき人物は、加害者少年の母親を自殺へと追い込んだ、実の父親だと思っています。 そして、加害少年の実の父親こそが、今回の死刑判決を誰よりも期待していたと思っています。
当然安田弁護士は公判の中で、少年の不幸な生い立ちについて、裁判長に強調して説明しています。
スパイラルドラゴン | 2008.04.23(水) 04:16 | URL | 【編集】
もちろん、判決文の中では安田弁護士が強調された少年の不幸な生い立ちについて触れられたが、ただ触れただけで全く考慮されなかったのである。なんと冷たい判決なのだろうか。
又、怪人20面相 さんも検察権力と最高裁が厳罰化のためにこの事件を利用したと書かれている。
●不当な死刑判決
従来なら死刑判決が回避されていた事件です。
しかし最高裁が無期懲役を廃棄。 その時点で差戻し審での死刑が決まったといっても過言ではないでしょう。 この事件は、検察権力、最高裁が死刑の適用基準を拡大するために、一層の厳罰化を推進するために利用しました。
裁判官が死刑を求める最高裁の差し戻しに対して意義をとなえるのは、日本では相当に勇気がいることです。自らの出世を棒にふることになりかねません。
弁護人の証拠、鑑定医の診察は一切取り上げず、被告人の不幸な生い立ちも考慮せずですから、かりに被告人が、誤りがあっても検察の主張をそのまま認め、これ以上にない反省の態度を見せていても死刑判決が下っていたでしょう。被告人が反省していることを考慮に入れても死刑を回避できないといった判例も多々あります。
最高裁が差し戻した時点で死刑ありきの差戻し審だったように思います。
弁護側が即日上告したのも正しい判断だったと思います。
この判決を機にこれまで以上に死刑判決の増加。重罰化が一層進むことが予想されます。
日本は、死刑大国、監獄国家への道を歩みはじめています。
ともかく地裁、高裁が無期懲役の判決を下せばメディア、ネットは「死刑だ」「死刑だ」の大合唱。検察権力と最高裁が厳罰化のために利用。
こういった状況下で行われたこの裁判はとてもじゃないが公正な裁判とはいえません。
怪人20面相 | 2008.04.23(水) 23:29 | URL | 【編集】
いまでさえも、日本には制限が多くて国民はかなりのストレスを感じているのに、その上、死刑判決が増加して、死刑大国、監獄国家へとなったら、逆効果で、残虐犯罪はますます増えることになるだろう。
●恐ろしい時代になってきましたね。
いとも簡単に、操られる人間ばかり。靖国神社の宮司には、最高裁の裁判長がなったりしていますが、気付くと、いろんなところから、ぼくらの環境は、息苦しくなって来ています。ほんとうに、恐ろしいです。
T | 2008.04.23(水) 18:25 | URL | 【編集】
まさにTさんのおっしゃる通り。だから、せっかくきれいに咲いたチューリップを折るような人が次から次へと後をたたないのだろう。
あと、被告の過去について、「こういった被告の家庭環境を全く考慮せずに死刑を言い渡した今回の広島高裁の判決はこの点からも不当なものだったと言わざるを得ない。」と書いたことに対するコメントがいくつかあった。
●あなたの文
こういった被告の家庭環境を全く考慮せずに死刑を言い渡した今回の広島高裁の判決はこの点からも不当なものだったと言わざるを得ない。
私があなたの家庭に入り、器物もあなたの愛する動物も総て破壊して、最後に、お前も殺す、とゆうような文が置かれていても、あの方は、異常な環境で育った方ですので許しますと・・・・・しかも私は何年もつかまらなかった。
あなたの様ないい方が世の中には多く居るので嬉しくなるね。
takion | 2008.04.23(水) 21:45 | URL | 【編集】
私は家庭環境が悪いから許せと言っているわけではなく、そういったことも考慮せよといっているだけである。死刑ではなくて無期懲役が妥当だろうと。もちろん、不幸な家庭環境で育っても、立派に生活をしている人もいるだろう。が、ひとえに不幸な家庭環境といっても、他人から見たらそれほど不幸じゃないものから、この被告が置かれた状況のように誰が見ても不幸なものまでさまざまなのだ。
●ちょっと。。。
んー、美爾依さんポイントずれてますよー。
地裁では
『まぁちょっと家庭環境悪かったし、18才なったばかりだし無期』
高裁では
『反省しはじめているようだし、更生する余地があるので無期』
最高裁では
『ちょっとまて。家庭環境や反省の度合いを加味しても、無期は正義に反する(事実上の死刑にしなさい判断)。でも、死刑というのはとても重大な刑罰なので、他に情状酌量の余地がないか調べなさい』
つまり、今回の裁判では弁護側が『こんなに家庭環境悪くて、被告も反省して、更生の余地も十分あるので、死刑は回避すべき』を主張する裁判だったんです。
しかし弁護側は『検察の主張は事実無根、新事実を争う』と理解に苦しむ弁護をしたのでみんなハァ?となっているわけです。
なので、美爾依さんが不当判決と主張するのはおかしいです。不幸な家庭環境を考慮すべきという主張であれば、それをメインにした弁護をしない弁護団を糾弾すべきではないでしょうか。
なお、判決ではちゃんと家庭環境にも触れられています。
『被告人は幼少期より実父から暴力を受けたり、実父の実母に対する暴力を目の当たりにしてきたほか、中学時代に実母が自殺するなど、生育環境には同情すべきものがある。また、実父が年若い女性と再婚し、本件の約3カ月前には異母弟が生まれるなど、これら幼少期からの環境が被告人の人格形成や健全な精神の発達に影響を与えた面があることも否定できない。もっとも、経済的に問題のない家庭に育ち、高校教育も受けたのであるから、生育環境が特に劣悪であったとはいえない。』
つまり、それでも高校でてちゃんとやってきたじゃん、そこまで酷かねーよ、ということですね。
判決要旨はここで読めます。
ttp://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/event/trial/139679/
ttp://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/event/trial/139695/
ttp://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/event/trial/139698/
ttp://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/event/trial/139699/
ttp://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/event/trial/139701/
ttp://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/event/trial/139702/
ttp://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/event/trial/139718/
ttp://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/event/trial/139704/
ttp://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/event/trial/139727/
つまり、弁護側が荒唐無稽な主張するから反省してないって事がわかった。死刑しかありません。 ってことで壮大な自爆です。
ATC | 2008.04.23(水) 10:42 | URL | 【編集】
ATCさんは、判決で触れることと考慮することの差がわからないようだ。この判決文の少年の生い立ちに触れた最後の部分で「もっとも、経済的に問題のない家庭に育ち、高校教育も受けたのであるから、生育環境が特に劣悪であったとはいえない。」という一文は、南京虐殺はなかったとか慰安婦は強制じゃなかったというネトウヨの言い分と共通したものがあるのを感じたのは私だけではないだろう。「死刑しかありません。ってことで壮大な自爆です。」って何も知らないATCさんが断言するなと言いたい。闘いはこれからだ。
『きまぐれな日々』光市母子殺害事件の死刑判決をめぐる3大紙の社説のコメント欄に匿名による今回の判決を批判する文章があったので、お借りする。
犯罪を生み出す背景が自己中心的な考えに支配されてしまい「他人の痛み」の解る想像力に欠如していることにあると思います。
判決がこの社会の深淵に踏み込みが足らず精神的にも幼い被告の深層心理に迫る事を拒否し荒唐無稽と感情的に一蹴する権威主義に基づいている限り自らもこの深淵から抜け出せないでしょう。
国家が「見せしめ裁判,人質裁判」で被告を「生け贄」にすることで「被告を育てたのも私たちがつくり出したこの社会」という本質を隠蔽し、自らを観客席に置く事で責任回避をする社会心理には嫌悪します。
この判決が弱い人間にたいする「思いやり、やさしさ」が感じられない現在の風潮を現していることに気がつくべきでしょう。けっして「厳罰化の流れ」ではこの問題を解決はできません。それは精神の荒廃以外の何ものでもありません。
今回の事件で最愛の妻と娘を被告に殺害され、もっとも苦しい立場にいるのは本村洋氏である。そんな彼が苦悩の中で発した言葉をきまぐれな日々では『朝日新聞』と『きっこの日記』から紹介している。
厳粛な気持ちで判決を受け止めている。遺族にとっては報われる思いがあるが、被告と妻と娘の3人の命が奪われることになった。これは社会にとって不利益なこと(4月23日付朝日新聞より)。
今回の事件のご遺族の本村さんは、今日の会見で、死刑の判決を「正しい判決」として納得した反面、「私の妻と子供、そして、加害者の3人の命を失うことになってしまった」と言っていた。だから、もしも「終身刑」があったのなら、本村さんも、「加害者の命をも奪うこと」よりも、「一生を刑務所の中で反省しながら暮らすこと」を望んだんじゃないかって思った。(『きっこのブログ』より)
このようにもっとも苦しい立場にいらっしゃる本村氏さえもが、今回の広島高裁での死刑判決にはとまどいを感じているのである。それなのに、それを無視して「死刑!死刑!」と叫ぶ人々の節操のなさにはただただあきれるばかりだ。
被告にしてみても、死刑になるよりも生涯を刑務所の中で暮らすことを望んでいることだし、ただ死刑にするのではなく、2度とこのような犯罪が繰り返されないためにも、この犯行に及んだいきさつやその後の世論の反応、弁護団や原告とのやりとり、そして反省などを執筆したり、世の役に立ちながら奉仕活動ができるような青年法が確立されたら・・・・。
無尽な死刑大国になるか、死刑廃止への第一歩を踏み出せるか、この事件の最高裁での判決は今後の日本の刑法のあり方を大きく左右する重要な鍵を握っている。
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見ていてとても痛々しいコメントの数々ですし。
あと、人のブログのコメント欄で議論するとか、イカれてるとしか思えません。
このブログは炎上しません。なぜなら、承認されないとコメントが表示されないからです。表示されなかったら、コメントを書いても無駄でしょう。
もし本当に本村氏が犯人であるという証拠があるなら、なぜ、弁護団に提出しなかったのですか?それともこれからするつもりですか?それで、本村氏が犯人となったら、kaetzchenさんがこのコメントに書かれたことが正しかったと初めて思えますが、そうでなければやはり信用はできませんよ。それに弁護団が知らない情報をなぜkaetzchenさんがご存知なのですか?
>そんなことを言ったら誰も信用してくれなくなりますよ。
それでは,本村氏が真犯人だという客観的かつ物的証拠を全て開示しましょうか? 私のブログでも幾つか写真を掲げていますが,これ以上は一般のネットの世界で開示するのは倫理的にまずいと判断したものはあえて掲載していません.ネットでは情報が歪めて利用されることが多いですからね.
# 青学の瀬尾佳美准教授の件も既に歪められた情報が読売新聞に載りましたし…….
私のブログでは既に県警科捜研や検察の調書をひっくり返すだけの用意が出来ています.マスコミに洗脳された人々に信用されるかどうかは関係ありません.殺人事件では死体が全てを物語るという,法医学の基本を示すに過ぎません.
もしそれが「倫理に反する」というのならば「自然科学の暴走」として受け入れますが,信用されるかどうかは美爾依さんが決めることではありませんし,現実から眼を逸らすことで何か得られるのでしょうか? つまり,美爾依さんの論理は「自然科学的な現実からの逃避」なのです.(Erich Fromm の "Escape from freedom"?)
かつて裁判官ポンティオ・ピラトは人民裁判という現実から逃げることで,十字架に掛けられたイエスに「ユダヤ人の王」という貼り紙をするのが唯一精一杯だったのです.私はあえて,全ての日本人を敵に回しても,ピラトの立場に立とうと思います.光市事件裁判を考える会の仲間も,安田好弘弁護士をはじめとする弁護団も気持ちは同じだと思います.
>それに、本村氏に対する侮辱だと思います。
侮辱と言うのなら,その理由をお聞かせ下さい.松本サリン事件の河野義行さんも,本村氏は「私たち「犯罪被害者」の姿を歪めている」と明言されていました.それとも美爾依さんはご自分のブログが「炎上」するのが怖くて,私を「切る」発言をしているのでしょうか.私のブログもおかげさまで大盛況ですよ.
それと,これはブログ仲間としての忠告ですけど,ブログの価値というのは,アクセス数ではないと私は考えています.アクセス数はネットゴキの操作で幾らでも増えます.試しに ip と pv の数が 2:1 以上になっていれば,つまりやたらとアクセス ip が多ければ,ネットゴキがプロクシを用いてわざと異なる ip でアクセスし,炎上させようとしていると考えることができます.その辺を誤解されないよう.美爾依さんのブログの価値は副業のワインや飼っているペットたちによって「癒される」ことだと私は考えています.
# 私は病気や事情のため,これらに触れて「癒される」ことができないからです.今も肺炎で入院中です.私が死んだら喜ぶ人が大勢いるでしょうね.
ノダさんがおっしゃられるように本村氏を真犯人とするのはいかがなものでしょうか。そんなことを言ったら誰も信用してくれなくなりますよ。それに、本村氏に対する侮辱だと思います。
質があまりに下がる 考慮を
本当ですか? 証拠を出して下さい.残虐な事件で死刑になる基準は裁判所の方できちんと確定しています.今回の光市事件がまさに例外な訳で,成人に複数の殺人へ無期懲役または死刑を言い渡していたのを,18歳以上の少年にもあてはめるか否かというのが今回の事件の発端なのです.
もともと,少年事件での死刑の基準というのが永山判決でした.彼は銃器を用いて4人を殺し銀行強盗を企んだ訳で,当時は警視庁の特殊部隊も狩り出されたものものしい雰囲気でした.つまり,永山少年はいつ特殊部隊によって狙撃されてもおかしくなかったのです.だからこそ,永山氏は死刑の判決が出た後,罪を償うために小説家となったのです.
ところが,今回の事件の場合,元少年には弁護士がつかず,山口児童相談所へ送致されることもなく,いきなり山口家庭裁判所へ送致されています.つまり,最初から「でっちあげられた」事件の中に発達の遅れた元少年は放り込まれてしまったのです.
| 本村さんのやってきたことで、正しい判決が出る
はずがないじゃないですか! 彼,つまり真犯人が逃げ込んだ先が日本会議だった,それゆえに元少年がスケープゴートにされた.ただ,それだけの話ですよ(笑)
ここは逆に彼の発育環境に感情移入しすぎ。
反論はあるだろうけどあくまで「感想」だから。
彼程度の環境など大したことではないし、それ以上不幸でも
罪を犯さず真面目にやってる人はたくさんいる。
逃げる方が楽だから逃げただけ。
何の言い訳にもならない。
まあ色々言ってる人はいるが、おそらくほぼ刑は確定だろう。
しょせんは負け犬の遠吠えだね。
関係ないから無期でも死刑でもどっちでもいいけど。
そのうちこの事件も忘却の彼方。
何事もなかったように過ぎていく。結局は他人事。それが現実。
ここだって、事件がタイムリーだから取り上げてるだけで、
しばらくすれば見向きもしないでしょ?
みんな忙しいからね。
付き合ってもらえてるだけでも凄いよね。
今だけだろうけど。
自分も明日から出張だし、この辺で。いい暇つぶしでした。じゃ!
言ってるのか考えているのでしょうか。そして、いままで残虐な事件が死刑
にならなかったのだから、本村さんのやってきたことで、正しい判決が出る
ようになったと見るべきじゃないでしょうか。やったことに対して家庭の事情
云々で一切関係ないのに虐殺されてる事実を考えなかった今までがおかし
かったのですから。
北朝鮮拉致は統一協会と指定暴力団・住吉会によるものです.宜しければ,「拉致」に使われた「漁船」の名前も暴露して良いんですよ(笑) その段階で,あなたは大嘘吐きだということがバレバレになります.
大嘘吐きが政治家になる時代は終わりました.拉致されたのが全て統一協会員で,しかも裏にはアメリカ共和党を支える福音教会が絡んでいることも,ついでに書いておきましょう.何か反論できますか?
>個人的には、BPOが見解を発表した前後で本村氏の発言内容は、変わっている、厳密には「若干引いた」という気がします。
と,いうか,もし判決内容が「無期懲役」ならば,左遷もありうると新日鐵の上司から言われたのではないでしょうか(笑) 理由は簡単,彼が真犯人だからです.会社としては犯罪人を囲っているのだから,それがマスコミに出た瞬間,彼の利用価値はなくなるからです.
>今回の裁判後の本村氏の発言は、今までのことを考えると「どうしたんだ?」とつい思ってしまいました。
彼としては弁護団の緻密な調査に「やられた」という言葉が頭の中で浮かんだのではないでしょうか.判決は雲の上の操作で「死刑判決」となりましたけど,どっちにしても 最高裁に上告⇔広島高裁でやり直し が決まってますから,一番の被害者は犯人にされてしまった元少年だということになります.元少年のこれまでの9年間を果たして本村某はどうやって償って行くのでしょうか.彼には職業訓練も何も行われていないのです!
http://mainichi.jp/life/edu/sodachi/news/20080419ddp014070011000c.html
◆光市母子殺害事件を考える
◇厳罰化では何も残らぬ
(中略)
そうした裁判の経緯や騒動とは別に、光市の事件はさまざまな教訓に満ちている。
加害者の元少年は父親に虐待を受けて育っていたといわれる。母親は虐待を受けた末にうつ病になり、自殺している。
対応すべき山口県の児童相談所の働きかけはあったのか。
児童相談所の情報収集能力、予算、人材は十分にあったのか?
逆送したために元少年は8年にわたって拘置所に留め置かれたまま裁判を受けてきた。
その間に贖罪教育や労働訓練は行われなかった。
少年院に送られていれば、少年はなんらかの精神的成長をみせただろう。
被害者遺族に真摯な謝罪ができるような教育が行われなかった司法制度に問題はなかったのか?
現在、法務省は被害者保護のためとして「少年審判を被害者等が傍聴できる」よう少年法を改正しようとしている。
被害者保護と言いつつ、検察官は被害者と遺族の悲しみや無念を、裁判で加害者を責める武器に見立てようとしてはいないか?
そもそも被害者と遺族が、加害者を死刑にしなければ無念が晴れないような状態に追い込んでいるのは誰か?
判決のはるか前に被害者や遺族の受けた傷が回復するように、経済援助や精神的ケアなどを行うのは国家が最優先すべき仕事ではないのか?
「死刑か、無期懲役か」を語る前に考えなければならない多くの問題が顔をのぞかせている。
なぜかメディアも国民も「もし被害者になったら」という仮定から始まり、国家や警察や検察は「自分と同じ正義の側に立っている」という観点に立ち、なんの疑問も持たず「加害者はまったくの他人」と考えて厳罰化になびいていくようだ。
正義を語る口調が、どこか八つ当たりや嫉妬に似ているのが特徴だ。
もし光市の事件に死刑判決が出て、多くの人の胸がスカッとしたとすれば、その後に残るものはいったい何だろうか? ただの忘却ではないのか?
死刑は金も知恵もいらない、国家と政治家にとってもっとも安上がりな事件の解決方法だ。テレビをながめる前に、加賀乙彦著『死刑囚の記録』(中公新書)、森達也著『死刑』(朝日出版社)を開いて欲しい。
悲劇が起きるまでに積み重なった被告人の不幸をみつめ、教訓をつかみだし、同じような境遇の子どもを生みださないために、児童相談所・学校・地域などに欠けているものを補っていく。
被害者の死に報いる、事件を風化させない道とは、未来に役立てるために悲劇をみつめ噛みしめる辛抱強さのなかにあるのだと思う。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
PS
いまこれを書いている時に、辛坊治朗がテレビ番組(ウェークアップ)でBPO批判をしていました。
彼にとっては、あの偏向報道こそが被害者側の立場に立った報道で、BPOの勧告はそれに反するものと考えてるみたいです。
救いようのないバカとしか言い様がないです。
そんなの当たり前。ただし死人の意見。
それで はいわかりましたとならないところにこの問題の難しさがある。
感情的になるのはいいことではないが、
感情を無視しては語れない。
死刑判決後の双方の会見も見ました。
本村さんのことを、闘う様子がテレビなどでクローズアップされた。と仰っておられますが、彼は少年犯罪被害者へのひどい扱いに対して、自ら顔をさらして抗議したもので、決してマスコミに踊らされているわけではありません。
彼の判決前後の会見は立派だったと思います。
一方、私自身、加害者の元少年の背景なども調べたりいたしました。
成長過程において必要な愛情を受けられなかった事など色々なことを知りましたし同情も致しますが、それでも人の命を奪ったことは一生背負って行って頂きたいと思います。
弁護団の会見で疑問に思ったのは、「事実と違う所で反省も何もないでしょう」と言うひと言でした。
多分、殺意や犯行方法の事だと思うのですがもう少し言葉を選んで頂きたいです。
彼が2人もの人を殺したのは事実以外の何者でもないのですから。
反省しなくてどうするんですか。
弁護士には弁護士の仕事があります。たとえ殺人犯を弁護するとしてもそれを非難したりは致しません。
ただ、死刑廃止運動やそういった活動と混同しないで頂きたいと思います。
何度も言います。
やれ過失致死だ、やれ死刑だ、やれ死刑反対だ、などと問題を複雑にしていますが、本村さんが知りたいのはとてもシンプルです。
心から反省しているのかそうでないのか。
弁護士の皆さんのごちゃごちゃした言い訳なんかではないと思います。
稚拙な文章での書き込み、失礼しました。
我々日本国民はもう一度公正な司法を一から築き上げましょう。
本村氏は必ず救われる人だと信じています。
ちなみに、これはあくまで個人的見解として書きますが、きっこのブログで『もしも「終身刑」があったのなら、本村さんも、「加害者の命をも奪うこと」よりも、「一生を刑務所の中で反省しながら暮らすこと」を望んだんじゃないかって思った。』ということを書いているのですが、ただ、当初は、特に、裁判が始まった当初は、彼の主張は「死刑」の一点張りでした。それがあの時に限って「終身刑があったのなら終身刑を望んだ」というのには若干疑問があります。
個人的には、BPOが見解を発表した前後で本村氏の発言内容は、変わっている、厳密には「若干引いた」という気がします。
今回の裁判後の本村氏の発言は、今までのことを考えると「どうしたんだ?」とつい思ってしまいました。
真相は何とも言えませんが、ただ、この時は疑問を感じましたね。
あと、物事は裁判において原告と被告がいるように、原告側の裏表、そして、被告側の裏表と全部で4パターン存在するのですから、つまり、4つのケースを常に考えて、どれが正しいのか?というのを冷静に考える必要があるのではないか?と、今回の裁判ほど強く感じたことはありませんでした。
国民大集会
平成20年4月27日(日)午後2時から5時まで
開場 午後1時(先着順)
会場 日比谷公会堂(100-0012千代田区日比谷公園1-3
03-3591-6388)
会場案内 地下鉄霞が関駅B2・C4口、内幸町駅A7口、
日比谷駅徒歩3分
司会 櫻井よしこ(ジャーナリスト)
訴え 家族会会員・救う会役員・議連役員・政府関係者・
海外拉致被害者家族等
参加費 無料(会場カンパ歓迎)
主催 北朝鮮による拉致被害者家族連絡会
(代表 飯塚繁雄)
北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会
(会長 佐藤勝巳)
北朝鮮に拉致された日本人を早期に救出するために行動する議員連盟(会長 平沼赳 夫)
事務局 救う会
〒112-0013東京都文京区音羽1-17-11-905
電話03-3946-5780 FAX03-3946-5784 担当=平田隆太郎
info@sukuukai.jp http://www.sukuukai.jp
拉致、仏で異例の報道=
「悪夢」と反響呼ぶ
4月25日15時0分配信 時事通信
【パリ25日時事】北朝鮮にフランス人女性3人が拉致されていたとの情報が最近、仏紙フィガロに異例の大きな扱いで掲載された。拉致事件はフランスではほとんど知られておらず、「悪夢のような話」と読者から驚きの声が上がっている。
記事を書いたのはフランソワ・オテール記者。拉致問題への国際世論喚起を目指す日本政府の招きで3月末に訪日し、拉致被害者支援団体「救う会」の西岡力常任副会長らに取材。「アジアの富豪の息子」と称する男にパリで誘惑され、中国経由で平壌へ連れ去られた女性を含め、1970年代末に北朝鮮がスパイにフランス語を教えさせる狙いで拉致したフランス人女性が3人いると19~20日付の同紙で2面ぶち抜きで伝えた。
同紙(電子版)の読者欄には「なぜ日本だけが真実を知るために戦っているのか」「仏政府も事実の解明を進めてほしい」といった声が相次いで寄せられた。24日には一部メディアが仏外務省に確認を求めるなど反響を呼んでいる。
…救う会等の情報によれば、北朝鮮による外国人拉致工作活動は主に1970年代後半に集中しており、タイ人、レバノン人、中国人(マカオ系中国人女性)、マレーシア人、シンガポール人の拉致は1978年(昭和53年)に発生。
ヨーロッパ人の拉致(現段階で判明しているだけでも、フランス人、イタリア人、オランダ人、ヨルダン人、ルーマニア人が被害にあっています)も1970年代後半に行われたと考えられています。
なお、レバノン人拉致事件は、1979年(昭和54年)にレバノン政府の「北朝鮮との国交断絶も辞さず」という毅然とした抗議により、4名の同国女性被害者が救出されています。
フランス政府及び世論が、今回の報道を受けて日本や韓国、またその他の被害国とスクラムを組んでくれることを願います。
北朝鮮の拉致は、朝鮮戦争休戦時におけるパルチザン(人的財産の略奪)と位置付けられるでしょう。接点工作・潜入の具体的な計画は基より、各国に張り巡らされた人的ネットワークを駆使したことは疑う余地がありません。(キム・ユーチョルやよど号ハイジャッカー達による欧州拉致ルートがその証左です)
恐らく、特定失踪者問題同様にまだ発覚してない拉致事件や拉致被害国が相当数に上るはずです。
東欧諸国、旧ソ連邦等からも多くの被害者が拉致されている可能性も高いと思われます。
来るべき、4月27日(日)の国民大集会を成功すべく、東京近郊の方々は是非日比谷公会堂に集結して頂きたいと思います。遠方の心ある方々も、ブログ・メール・書き込みを駆使して、拉致被害者救出の為の追加制裁を呼び掛けて下さることを願います。
私もこの判決には疑問を覚えました
ちょうど長野で嫁が義理の妹を殺害した事件で
求刑が10年だったのを見てたのであまりにも不公平だと感じました
長野の事件は加害者は成人ですし残忍ですし殺意は明らかです
光市が死刑なら長野の事件だって死刑になるのが普通でしょう
現実には長野のように、身内同士や知人同士で被害者加害者と
なる事件は多いし、そういう時はお金がらみやその他のトラブルが
背景にあるので、遺族の方の気持ちというのはもっと複雑で悲劇です
そういう世間に多い事件と、世間の反応も刑罰も釣り合いが取れて
ないと考えるのです
全て検察の訴追のとおりであれば、死刑でも仕方がないかもしれません。
ただ、今回の件はそこに疑問が残ってしまうのです。
例えば、ドラえもんの件。
加害者は逮捕されたときから言っていたのか、それとも安田弁護士に会ってから突然言い出したのか。
逮捕された時点から言っていたことなら、それを無視した警察と一審と二審の弁護士に問題があると思いますし、安田弁護士に会ってからなら、安田弁護士に疑問を持ってしまいます。
取り調べの様子が全てビデオに記録されていれば確認できますが、
現状では確認できません。
もしビデオがあったなら、こんなにも複雑で時間のかかる裁判にはならなかったと思います。
警察と検察に編集された証拠で裁判を進められるのは本当に恐ろしいことです。
それはさておき,刑事事件ですから,確かに原告は検察官です.しかし,その検察官が「本村某の所属する新日鐵の命令によって」調書を書かされたとしたら,如何でしょう.つまり,司法の独立性が失われたならば,という視点が通行人Aさんにないことが気になっています.
また,本村某が民事訴訟を起こさないのは簡単です.彼の素性がマスコミに流れて,現場写真が非常に整った新婚家庭そのものであり,とても強姦事件の起こったような凄惨な場所ではなかったことがバレバレになるからです(笑)
通行人Aさん,あなたはそこまで想像力がおありにならないようですね.法律の条文解釈だけなら,法学を齧れば誰だってできます.
一点だけ、いくつかの箇所で本村洋氏のことを「原告」といっていますが、刑事事件の原告は検察だと思います。実際、刑事事件と民事事件の違いすら、世間ではあまり知られず、被告人を弁護するという弁護士の通常の業務すら誹謗される始末です。
被害者遺族が被告人に「復讐」したければ、民事事件で損害賠償を訴えるのが筋でしょうね(民主主義法治国家なら)。
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【日記】今週気になったニュースとブログ(児童ポルノ、BSE)
人は幸せにならなければいけない ― 私、鳥居正宏は・・・(その2) ―
kaetzchenが言っている「本村洋氏は日本会議のメンバー」という主張には根拠があるのか?
弁護団にメールしたと書いていたからメールしたのだろうし、安田弁護士と一緒に食事をしたそうだから、提供のものが本村氏が真犯人を明確に示していたとしたら裁判はまったく違っていただろうよ
だいたい、今まで自分のことを医学部中退といってみたり、獣医師、医師、国際医師免許(なんじゃあそれ?)所持、今医学の大学院生、医局の助手、滋賀県の地方公務員、ロト6当てて大金持ち、等々きっとどれも大嘘のオンパレードや(ここにあげたのはほんの一部)
資格・職業だけでも大嘘だらけで(でも脳内妄想ではすべて「真実」)、批判されればネットゴキや死刑、注射の連発(そんなのが議論かね)
そんなやつを誰が信用するのか
ビザ出次第中国に亡命希望だそうだから、ビザなんか待ってないで早く中国に亡命しろよ
その分おまえに支給されている保護の税金で助かる人が出るだろう