2008.03.08 (Sat)
Japan Blog Awardのカテゴリー分けに疑問を呈す
というエントリーで、芦田太郎君のブログがジャーナリズム部門で受賞したのは納得がいかないと書いたら、芦田太郎君本人から、さっそくコメントをいただいた。このコメントを読んで、芦田君って本当に素直で正直な青年だなと印象を持つ。
芦田太郎です。
受賞した僕自身もなぜ自分が「ジャーナリスト部門」で受賞できたのかわかりません。というわけで、立食パーティーの際に早速主催者の太田さんに「何を評価されたのか全くわからないまま帰れない」と言いに行きました。すると審査員の湯川さんが決定し、評価していただいたと言うことで、後日講評を聞かせていただくこととなりました。そこで納得いく答えを聞きだせたらなと思います。
それと。
アメブロ云々の話は僕が何か発言する意味も根拠もありませんが、間違いなく言えることは、ジャーナリズム部門のカテゴリーに「就職活動」があったということです。
本人もなぜ、自分が「ジャーナリズム部門」で受賞できたのかわからないとのこと。芦田君のコメントには最後に、「間違いなく言えることは、ジャーナリズム部門のカテゴリーに「就職活動」があったということです。」と書いてあるが、JBAの「カテゴリー紹介」のページを見ると、就職活動・新社会人はビジネスに属す。
ビジネス
アントレプレナー/ビジネス/金融/マーケティング/
広告/株式・投資/就職活動・新社会人 etc..
ジャーナリズム
ニュース/経済/政治/国際 etc..
となると、芦田太郎君のブログは、ビジネスカテゴリーに入るべきだったのだ。それが、なぜジャーナリズムカテゴリーに入り、受賞までしてしまったのだろうか。まずは、間違ったカテゴリーに芦田君のブログを入れた事。そして、その間違ったカテゴリーでグランプリを受賞してしまったことが批判されなければならない。これは、このカテゴリーの審査員の信用を失わせるだけではなく、JBA自体のいいかげんさを露呈する結果になるのではないだろうか。
そこで、私は、ジャーナリズム部門の審査員であった、湯川 鶴章氏にメールで問い合わせしてみることにした。
2008年3月7日
湯川 鶴章様、
このたび、2008年度JBAのジャーナリズム部門にノミネートしていただいた『カナダde日本語』の美爾依と申します。JBAジャーナリズム部門の審査員、お疲れさまでした。
さっそくですが、今回、ジャーナリズム部門でグランプリを受賞された芦田太郎さんのブログのカテゴリーについて、お尋ねしたいことがあります。彼のブログを最初から一通り読ませていただきましたところ、なぜジャーナリズム部門にノミネートされたのか、全く理解できませんでした。彼は主に就職活動について書かれています。しかし、就職活動は、ジャーナリズム部門ではなく、ビジネス部門にカテゴライズされるのではないでしょうか。
芦田太郎さんご本人も、なぜジャーナリズム部門で受賞したのかわからないとおっしゃられています。今回、JBAに登録したとき、自分でカテゴリーを選ぶはずなのですが、自分でもなぜジャーナリズム部門かわからないとおっしゃっている事自体、おかしくないでしょうか。
こういった初歩的なカテゴリーの混乱は、審査員であられた湯川様の信用だけではなく、JBAの信頼性を著しく失う結果になりかねないと思います。お忙しいところ、お手数ですが、このカテゴリーのことをはっきりさせたく、納得のいく説明をしていただきたいと思い筆をとらせていただきました。よろしくご回答のほどお願いします。
最後に、これからも、湯川様のご活躍とご健康を心よりお祈り申し上げます。
美爾依
返事が来たら、みなさまにブログでお知らせしたい。
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Tags : JBA |
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ジャーナリズム |
湯川さんから返事を頂くことができましたのでお知らせします。
ブログを使ったジャーナリズムというのは、身の周りの出来事を核に
今の社会によくなってもらいたいという前向きな思いで、
周りのことよりも少し大きな事象を評論する、
という形のものが個人的に一番好きです。
反対に個人的に好ましくないと考えているのは、
ニュースで取り上げられるような大きな時事問題を取り上げているものの、
単にネガティブな感情をぶつけているだけの生産性の低いもの。
特に下品な言説が受けてアクセス数は高く、
それなりに社会を扇動する影響力を持っているブログは、
かえってあまり評価したくありません。
という個人的な物差しだけで見た場合、芦田さんのブログに好感を持ちました。
だそうです。
まあ、湯川さんからどんなお返事が来るか待ってみましょう。私としては、説明を聞きたいだけなので。太郎君の受賞が取り消されて新しい受賞者に変わったりすることはないと思うので、ご心配なく。
芦田太郎です。
無知な自分の発言を訂正、謝罪させていただきます。みにーさんの言うとおりジャーナリズム部門には【就職活動】というカテゴリーはありませんでした。就職活動で言うとビジネスのカテゴリーになることは間違いありません。政治や社会についてもたまにブログでは書いていますが… うーん。僕の記憶だとどこにエントリーするか迷ったあげく「就職活動」という言葉があったカテゴリーにエントリーしたはずなのですが。いかんせん記憶が曖昧で・・・ とりあえず僕もなぜ受賞できたのかを問い合わせたので、返信があり次第報告させていただきます。
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第一回JapanBlogAward(ジャパンブログアワード)2008同じライブドアブログで受賞「芦田太郎のブログ」を比較検証してみた
わざわざ湯川さんからのお返事を知らせて下さってありがとう。湯川さんのメッセージは太郎君と湯川さん間の私信なので、こういったコメント欄にコピペするのはまずいのではないだろうかと思ったのですが、一応、表示してしまいました。
それにしても湯川さんって言う事がコロコロ変わるので何を考えているんだろうという感じですね。
反対に個人的に好ましくないと考えているのは、 ニュースで取り上げられるような大きな時事問題を取り上げているものの、 単にネガティブな感情をぶつけているだけの生産性の低いもの。 特に下品な言説が受けてアクセス数は高く、 それなりに社会を扇動する影響力を持っているブログは、 かえってあまり評価したくありません。
これって気になったのですが、私のブログのことでしょうか。私は社会をよくしようとして毎日ブログを書いています。そして、ネガティブな感情をぶつけているのは、政府があまりにもでたらめばかりやっているからです。これが、国民のためによくやってくれている政府だったら、何もこんなネガティブなことを毎日書く必要もないわけです。
ちなみに、湯川さんは、昔はこんなことを言ってました。
湯川鶴章 2005-07-11 22:25 本の企画 http://kusanone.exblog.jp/2089603/
万人を納得させるジャーナリズムの定義など無理だとは知りつつ、わたしはあえて次の定義を採用したい。知り合いのブロガーを通じて知った定義で、「ジャーナリズムとは、力でねじ伏せようとする権力に対し、公明公正な議論で対抗していくこと」というものだ。
お金儲けのために自分の信念を変えてしまったとしかいいようがありません。真のジャーナリズムとは、政府に抑圧されている人のために政府や官僚や企業の癒着を暴くような記事を書くのが本来の姿です。
私にも湯川さんからのメールが届きましたが、ジャーナリズムの定義について広義の意味ではいろいろと解釈があるということで、私のカテゴリー分けに問題があるのではないかという問いかけに対しては全く答えになっていないものでした。
私は何もここでジャーナリズムの定義について不毛な議論したいわけではなくて、太郎君のブログが間違ったカテゴリーで受賞してしまったことに異議を唱えているわけです。
カテゴリーについてはJBAに問い合わせるのが一番いいと言われました。でも、湯川さんやもう一人の審査員である徳力さんにメールを送った時に、同時にもちろんJBAにもそのコピーを送りましたが、いまだに返事がありません。徳力さんからは、誰よりも早くお返事が来て、お祭り事なんだから、カテゴリーにこだわる必要はなく、いまさら抗議するべきではないと丁寧に書かれた長いメールをいただきました。
まあ、カテゴリー分けも適当で、問い合わせても全く逃げる一方の人達が作った信用性に欠けるそれだけの賞だったんだから、今更どうこうしなくてもいいのではないかとその徳力さんのお返事を読んで感じた次第です。
最後にお断りしておきますが、もし、これを読んだら、JBA受賞者の方たちの気分を害するかもしれませんが、これは、ジャーナリズム部門内だけの議論ということでご承知願いたいと思います。
参考資料:
http://alephblogger.blogspot.com/2006/05/blog-post_21.html