2008.01.29 (Tue)
米大統領選の経過&ジョン・ボルドウィンが井上怜奈に氷上でプロポーズ
今日は気分を変えて政治とあまり関係ない、美爾依ともあまり縁のないプロポーズの話題でも。
1月20日から27日、米国ミネソタ州セントポールで行われた『全米フィギュアスケート選手権2008(United States Figure Skating Championships)』でペアに出場した井上怜奈が、パートナーのジョン・ボルドウィンから氷上でプロポーズされたんだって。演技が終わった後にリンクの中央でひざまずいてプロポーズだなんてなんと感動的なんだろう。ドラマなんか見てても、日本だと二人だけのときにこっそりプロポーズすることが多いけど、欧米ではプロポーズするときは、みんなが見ている前ですることが多いような気がする。みんなでその場を盛り上げるためってこともあるけど、みんなで感動できるっていいよね。

氷上でプロポーズ 井上、涙ぐみながら「はい」(2008年01月28日 Asahi.comより)
井上怜奈ちゃんのウィキペディアにも書かれているけど、怜奈ちゃんはこれまで苦難を克服してこの日の幸せをつかんでおり、心から祝福の拍手を送りたい。
怜奈ちゃんは、1998年の長野オリンピックの年にお父さまを肺がんで亡くしていて、以前doblogの『カナダde日本語』で怜奈ちゃんについて書いたことがあってうっすらと覚えているんだけど、私の記憶が正しければ、お父さまが亡くなられた原因はアスペストだったと思う。そのときにリンクした新聞記事はすでに削除されてしまったので、証拠は亡いんだけど・・・・。
お父さまを肺癌で亡くされたその翌年には、自分も肺癌であると診断されたが、早期発見の為、抗がん剤と放射線治療による闘病生活を送った後、半年後には克服。ジョン・ボルドウィン選手にペアを組んでほしいと何度も頼まれ、もう一度オリンピックを目指すことに。
エピソード(井上怜奈ウィキペディアより)
長野オリンピックのシーズン始め、当時40歳代半ばの父を肺癌により失い、日本代表選考争いにも敗れ、一時はスケートを辞めていた時期もあった。スケートを再開し、ペアを求めて渡米した後も苦難は続き、レッスン代と生活費捻出の為、土産品店でアルバイトをしていた。充分な衣装代も無く、自身の裁縫による衣装で出場した大会もある。渡米後、肺癌に罹患するが、幸いにも抗がん剤治療をもって完治する。この治療も入院することなく通院で済ませ、抗がん剤の副作用に耐えながらアルバイトとレッスンを続けたという。この通院治療中のあるレッスン中に、誤って落下し頭蓋骨を骨折。一時は意識不明、前歯をほとんどなくなってしまうような大ケガをしてしまう。このケガの後遺症として、心的外傷後ストレス(PTSD)に悩まされ、更には卵巣を片方破裂させて卵巣摘出する事態となり、辛い闘病生活を送っている。 しかし、井上は終始一貫病気などを一切言い訳にせず、練習・競技に打ち込み、そんな井上を理解し共に競技生活を歩んできたのが、現ペアのボルドウィンである。二人の生きる姿と人間性は、スケート競技の力量以上の感動的なストーリーとして、多くのメディアの取り上げるところとなった。
怜奈ちゃんが史上初のトリプル・アクセルを決めたときの動画:
Rena Inoue and John Baldwin 2006 US Nationals Free Program
トリプル・アクセルをスロー・モーションでもう一度。
Throw Triple Axel
これまで苦労を絵に描いたような生活をしてきた怜奈ちゃんには、心から幸せになって欲しい。怜奈ちゃんおめでとう♪ きっと天国のお父さまも喜んでいることだろう。
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米大統領:最後の一般教書演説 イラク増派成功を誇示28日、米上下両院合同会議で、今年の一般教書演説を行うブッシュ大統領=AP 【ワシントン斉藤信宏】ブッシュ米大統領は28日午後9時(日本時間29日午前11時)過ぎから、上下両院合同会議で今年の内政・外交の基本姿勢を示す一般教書演説を行った。景気後退懸念の高まりを受け、緊急経済対策の早期実施の必要性を訴え、イラクの治安改善を背景に昨年来のイラクへの米軍増派戦略の成功を誇示した。
大統領にとっては任期中最後の一般教書演説となった。就任以来、ほぼ順調に推移してきた米国経済が低所得者向け高金利住宅ローン(サブプライムローン)の焦げ付き問題を機に変調。金融市場の混乱が続いていることを受け、経済政策に力点を置いた内容となった。
大統領は米国経済の現状について「先行きの不透明な時期に差しかかり、国民皆が将来を懸念している」と認め、議会に総額1500億ドル(約16兆円)の緊急経済対策を実施するための法案を早期に可決するよう要請した。そのうえで「最終的には米国の国民は経済成長への自信を取り戻せる」と景気後退の回避に向けた決意を示した。
また、時限措置になっている減税の恒久化を改めて訴える一方、09年度予算では180億ドルの歳出削減を実施し、12年度に黒字転換する財政再建路線を堅持する方針を示した。
地球温暖化問題では発展途上国を支援するため、クリーンエネルギー開発のための技術基金創設を改めて提唱した。
イラク問題では、駐留米軍を昨年約3万人増派し、米軍の死者が減少したことを背景に「増派は1年前にはほとんどの人が想像しなかった成果を挙げた」「アルカイダはイラクで敗走中だ」と述べ、増派戦略の成功を強調した。
イランについては、ウラン濃縮活動やテロ支援などを停止すれば、対話に応じる考えを示す一方、「米国は我々の軍隊を脅かすものには立ち向かう」と述べた。
北朝鮮については核問題だけでなく、民主化対象国にも挙げなかった。刺激を避けたとの見方もある。
【ことば】一般教書 米大統領が毎年年頭、上下両院に伝える内外重要政策に関する見解。「予算教書」「大統領経済報告」と合わせた3大教書の中で最も重要とされる。三権分立のため議会への法案提出権を持たない大統領は、一般教書で主要な政治課題を議会に説明、自らの政策実行を求める。
◇大統領演説の骨子
一、米国経済は不透明な時期にあり、将来を懸念している。
一、安全保障、繁栄、環境問題の解決のために、石油への依存軽減が求められている。
一、インドや中国などにクリーンエネルギーの利用をうながす、新たな基金を創設する。
一、イラクへの増派は成果を挙げており、国際テロ組織アルカイダは敗北するだろう。
一、イランがウラン濃縮活動を停止すれば交渉開始が可能になるが、米軍を脅かせば対決する。
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