2008.01.18 (Fri)
マスコミは民主党・小沢一郎代表叩きに必死だな
『なごなぐ雑記』の宮城さんが書かれているように、「三分の二で再可決される儀式に立ち会うよりも、この三分の二を変えるための動きを優先」した小沢代表の行動がマスコミからバッシングされる言われは全くないのだ。
小沢氏逆ギレでググッてみて出てきたのが、15,500件だった。
森田実氏までが、「「野党第1党の党首にとって議会活動はすべて。それ以外に重要なものがあるというのは国会軽視であり、優先順位を間違っている。小沢氏は昨年の参院選で圧勝して傲慢(ごうまん)になった」(Zakzak)とまで言われているのには、思わず苦笑してしまったが、確かに党首として議会に出席するのは大切だが、議会にもいろいろある。大切な議会もあれば、採決をとるだけの議会、それもすでに結果はわかっているそれほど重要ではない議会もある。そんな議会を一緒くたにして「野党第1党の党首にとって議会活動はすべて」というのは、ちょっとずれているような気がする。その上、傲慢になったとまで言われてしまっては、小沢代表が気の毒だ。
もっとも、森田氏の場合は、親心から、息子を親が叱るような暖かい気持ちがその言葉の裏に感じとれるので、まあいいんだけど、福田総理に至っては、「大政治家がおっしゃっていることですから。それに対してとやかく言うことはありません」だなんて、慇懃無礼としか思えないような発言をしている。町村信孝官房長官も「まあ、小沢代表のご意見として承っておきます」といかにも小沢代表の言葉を尊重しているようなふりをしているが、その裏ではマスコミによる小沢代表のバッシングを企てていたに違いない。
自公は衆院選のために政策を安倍晋三の政府、官僚、大企業重視型の「美しい国」から国民の生活を重視するものに180度転換するそうだけど、まるで、それじゃ、「生活第一」という民主党の政策の真似じゃない。それでもこの前書いたように、言っていることとやっていることが全く正反対なのは、すでに国民には見破られているんだけど、小沢代表もそれを『夕刊フジ』の新春特別号インタビュー「原点見直し 一気に勝つ」というインタビュー記事ではっきりと指摘している。
「癒着構造に浸った自公政権に改革は無理」
--福田内閣は「最後の1人、最後の1円まで年金を支払う」と約束していたが、突然、舛添要一厚労相が「ないものはない」と言い出し、福田首相まで「公約違反というほど大げさなものか」と開き直った
「あまりにも無責任、不誠実だ。『国民のために』という意識が少しでもあれば、首相や閣僚の口から、あのような言葉が出るはずがない。国民生活に関心がない証拠だ。そこに、官僚を跋扈させ、腐敗させる原因がある。社保庁だけじゃない。防衛省など他の省庁も同じだ」
--福田首相にはリーダーシップが感じられない
「さっき説明したように、福田首相は『こういう政治をしたい』と訴えて選ばれたわけではない。結果として、自公政権や官僚制度、つまり官僚を頂点とする政官業癒着構造の延命が目的化している」
--国民生活は二の次だ
「小泉純一郎内閣以来、『強い者をより強くして、トータルで経済が大きくなればいい』という政策が取られているが、現実はごく一部に富が集中して、残りの大半は苦しい生活を強いられている。大企業と中小企業、都市と地方など、格差はどんどん広がっている。弱肉強食政策の論理破綻は明白だ」
--内閣支持率が急落している
「国民がやっと実態に気づいた。福田首相はじめ内閣があまりにもいい加減で、無責任なので、さすがに頭にきたのだろう。一部マスコミは当初、首相の口先のごまかしを『軽妙』『洒脱』なんて持ち上げていた。だから、マスコミは当てにならない(笑)」
なかなか鋭いじゃん、小沢氏。国民のことを考えるよりも私利私欲を優先している自公やマスコミがいくら今頃、国民生活を重視するなんて言ったって、そんなもの嘘だって誰もが見破っている現状では、衆院選や総選挙での勝算はまずないのではないかと思うのである。
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Tags : 小沢一郎 |
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夕方TBSラジオを聴いていたら、名物記者・武田氏のリポートがあり、
「小沢氏は伊吹幹事長の代表質問時に議場におらず、
伊吹氏は例によって叩いていた」、
「ただ古川元久氏の質問が始まると
小沢氏は議場に戻ってきた」
らしいですw
加えて「自民選挙担当の古賀誠氏や菅義偉氏も退席していた」と。
前も「報道の方々は小沢叩きさえすれば
何とかなると勘違いしている」と書きましたが、
やはり変わっていない様子。
だから投票率がさして伸びないと気づいてないようです。
まあ、マスコミがまともな報道してるとは思いませんよ。安倍ちゃんも功罪関係なく叩きまくったしね。
ちなみに国会議員の役割をはたさなくても選挙対策に勤しめばいいというのであれば、小沢さんは国会議員をやめて、民主党職員として選挙コンサルタント業専業になさればいい。
小沢さんの言動、そして小沢さんを擁護する論調には大いなる怒りを感じます。
私は小沢氏にはちゃんと採決に途中退席せずに最後まで参加してもらいたかったと思います。政府・自民党寄りのマスコミから野党第一党の党首が揚げ足を取られるのは宿命と考えた方がいいと思います(今回の件については私は揚げ足取りとは考えてないけど)。だからこそ、国会議員として基本的な事は例え「ムダだ」「結果は分かっている」と思うものでもちゃんと採決に応じてほしいと思います。私が応援する日本共産党だって党名の意味も悪くないのに、辞書にも悪い意味の事を書いてないのに国政選挙期間中とかに「なぜ党名を変えないのか?」という質問を志位委員長がされる事もしばしばですよ。こういうのを揚げ足取りではないかと私は思うわけです。マスコミから党名問題とかで揚げ足を取られるのは、財界などと主張が対立する日本共産党の宿命だと思います。
まあしかし、わが国日本の憲法だって「国民主権」であり「マスコミ主権」「巨大政党主権」ではないからマスコミや巨大政党の言いなりになる必要はない。国民の審判によって巨大政党が弱小政党へ転落したり、弱小政党が巨大政党に躍進したりするのは、民主主義実現のプロセスの1つだと私は
考えます。
~たしかな野党 支え続けて 上げ潮めざす!~
すごいやんか!
私なんか、骨がボキボキッ!といってしまいそうよ。
ふふふン~♪
福田首相は、内閣総理大臣になるまでの間にこれといった自著がありません。
小沢氏は、『日本列島改造計画』の中で、日本の国家ビジョンや国連との関係やレゾンデートルを著しました。
…無論、それが正しいか間違っているか、いい内容かどうかは別問題ですが、少なくとも日本の従来の政治家は自身の考えを有権者に説く姿勢や機会がほとんどありませんでした。
小沢氏は確かに傲慢かつ豪腕ですが、政策通であり、憲法の法理論は全て諳んじているとすら言われます。
「立法」の三分の二という異常事態をひっくりかえしたいが、どうもメディアに煽られやすいのが気になりますね。「司法」って三権の内に入っているんでしたっけ?
中学生程度の知識で考えてみました(笑)
…民主主義は不断の努力だ!
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施政方針演説+揮発油税の暫定税率廃止を!(今更ながら石井紘基氏が暗殺された事を無念に思う!)
「オバマ氏と私は、人種や性別をこの選挙戦で扱うべきでないという考えで完全に合意した」。ヨカッタ!+冷泉氏の提言。
佐世保乱射事件フォローアップ(4) ーー 県警の情報隠蔽を確認
小沢さんは国民に温かい目線で対応し
福田総理はなんか税金を食いつぶす浪費の対象、としか国民をみていないのではと感じました。
ま、安倍さんに至っては「申し出た全員に年金を払うというのでは、まじめに納入してきたひととそうでない人での不公平が生じる」とのたまったのには、これが日本の為政者か、と寒気がしたのに比べたら
まだ福田さんの方ましかな。
記者会見では若い記者に切れ気味のおざわさんですが
私だって毎日きれてるもの、記者達には。