日本政府が汚染された血液製剤を投与された患者に損害賠償を支払う
日本政府が汚染血液製剤投与の患者に支払い
〜1万人が凝固因子製剤によってC型肝炎に感染したと言われている〜
昨日、日本の福田康夫総理大臣は与党がC型肝炎で汚染した血液製剤の犠牲者達を全員一律救済するための新しい議員立法を模索していると発表した。
福田総理は司法薬害肝炎訴訟の和解決議が木曜日に決裂した後、被害者から官僚からの圧力に屈服したと非難を浴びていた。
福田総理は、「全ての薬害患者を一律救済するために与党が賠償金のための基金を創設する方針を固めた。」「法案の早期成立に努めたい。」と記者に語った。
少なくとも1万人が出血を止めるために使われたフィブリノゲンを投与された後、肝炎に感染したと推測されている。米国が1977年にその危険性を警告したにもかかわらず、日本では1988年まで全国の病院で手術中や出産後に使われていた。
原告側は政府の動きを慎重ながら歓迎した。
「政治がリーダーシップを見せるときだ。政治的リーダーシップが患者を正当に取り扱うよう大きな期待をかけている。」と山口美智子さんは語った。
もう一人の原告である福田恵理子さんは、「法案が作成されるその日まで注意深く監視しています。」と言った。
大阪高裁が原告側に提示した和解案では、1988年までの3年間に田辺三菱製薬(旧ミドリ十字)が製造した血液製剤を投与された患者への責任を認めるものにすぎなかった。原告側は製薬会社に全ての感染患者への支払いを求めていたため、感染者への責任を日付で線引きしようとする和解案を拒否した。
(英語原文は文末の続きを読むへ)
そりゃそうだよね。米国が1977年に警告していたにもかかわらず、1988年までその汚染された血液製剤が使われていたっていうんだから、1977年から1985年までの患者を無視した和解案なんて拒絶されて当然だよ。原告側はお金のためじゃなくて、人権を無視した政府・与党への態度をたしなめるためにも和解案を蹴って正解だったと思う。なかなかできることじゃないよ。
自エンドにTBされるエントリーを読んでもみんな原告側を支援しているし、『報道2001』でも、80%の国民が「政府は薬剤の投与時期などにかかわらず、被害者全員を一律救済するべきだ」と答えていたから安心してたんだけど、世論調査によっては一律救済に反対する人の方が多いものもあったんだね。びっくりした。
年末休暇中のせいか、大阪府知事選挙に関するアンケートはいまだに調子の悪い『世論調査.ネット』の「薬害肝炎の一律救済に賛成ですか?」
まあ、この調査は設問の説明からして、反対側に偏りすぎているというのも原因の一つなんだろうけど、それにしても、もともとは国が外国では使われない汚染された血液製剤を承認してしまっていたんだから、司法の判断を無視しても患者は救わないといけないっていうのがわからないのかな。そして、副作用と感染は全く別のものなのにいっしょくたにしているし、賠償金額にしたって、適当な知識で書かれている。その設問を読んでみて欲しい。
そして、もっと驚くのが、この調査のコメントだ。
多分、この薬害肝炎問題についての知識がほとんどないからだろうが、まるで原告側が悪いような書き方をしていたり、賠償金が税金で払われることをいやに気にしていたり、とにかく血も凍るような非人間的なコメントが多いのには開いた口がふさがらなっちゃったよ。でも、中にはぴょんきちさんのような人もいたので救われたんだけど。それでも、このコメントの評価がー7になっていたのにはほとほとあきれちまったぜ。
ぴょんきちさんのコメント:
皆さんの意見を読んで、ある人が言った言葉を思い出しました。
「人は自分が相手の立場に陥ることは無いと思いこんでいる」という言葉です。
国家というのはいったいどういう存在なのでしょうか?
皆さんはこの極めて根本的なことを考えてみたことがありますか?
私は、民主主義国家というものは国民の生命、財産を守るために存在するものだと考えています。
皆さんはどうお考えですか?
国が国民の生命を守ることを使命とするのならば、別に責任がない国民を救済しても構わないのではありませんか?
現に身体障害者に対して、国はその人が障害者になったことに何の責任が無なくても等級別に各種の保護政策で救済していますよ。
私の父も心臓発作を起こして4級の障害者認定をしてもらい、年金生活者ですから医療費の減免をしてもらって大変感謝しています。
肝炎は大変怖い病気で、十分な治療を受けられないと肝硬変に進み、さらには肝ガンへと進み死にいたる難病です。それもゆっくりと確実にです。その進行を止めるには多額の治療費が必要です。死への道程が自分の現状からわかってしまう病気で、患者さんの恐怖は非常に強いだろうと思います。
そんな人たちを障害者のようにルールを作って国が援助し、救済したっていいんじゃありませんか?
皆さんはそうは思われませんか?
今の政府は国民に冷たいということをよく聞きます。
皆さんもそう感じておられるのではないですか?
でも、ここの意見を見る限り冷たいのは同じ国民の皆さんだと私は感じますよ。
自分は救われたいが、同じ日本人なのに苦しんでいる人たちであっても他人は自分の払った税金で救われてほしくはない。
そんな都合よくは行かないのではないでしょうか?
日本も情けない国に成り下がったものです。
ぴょんきちさんがおっしゃるとおり、「国が国民の生命を守ることを使命とするのならば、別に責任がない国民を救済しても構わない」と思うよ。本当に。ましてや国の責任で肝炎に感染した人を救うのは当然じゃないだろうか。国民の生命や人権を守るべきである本来の国のあり方という考えや意識が低い人がたくさんいるうちは、日本は変わらないかもね。
今回の薬害肝炎問題ではいろいろと考えさせられちゃったよ。
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Japan to pay dirty blood recipients
10,000 believed to have contracted hep C from coagulant drug
(Toronto StarDec 24, 2007 04:30 AM)
TOKYO–Japanese Prime Minister Yasuo Fukuda said yesterday his ruling coalition would seek new legislation to compensate all the victims of dirty blood products contaminated with hepatitis C.
Fukuda came under fire after a court-mediated settlement package collapsed on Thursday. Victims criticized him for succumbing to pressure from bureaucrats.
"I decided that my party will submit a bill to rescue all the patients of the drug disaster," Fukuda told reporters. "I want the legislation to be made as quickly as possible."
At least 10,000 people are estimated to have contracted the potentially fatal disease after being given fibrinogen, which is used to stop bleeding. It was widely used in Japanese hospitals until 1988, mostly during surgery or after childbirth, even though the United States had warned of its danger in 1977.
Plaintiffs cautiously welcomed the government's move.
"This is the time when politics has to show its leadership," said Michiko Yamaguchi. "I have a great expectation that the political leadership will bring about justice."
Another plaintiff, Eriko Fukuda, said: "I will carefully watch until the day thorough legislation will be created."
The Osaka High Court has proposed a settlement plan, recognizing the responsibility of the state and Mitsubishi Tanabe Pharma Corp., which produced the coagulant for about three years up to June 1988.
Plaintiffs have rejected any deal setting a cutoff date for when people were infected, demanding the state and the drug maker compensate all victims alike.
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Agence France-Presse


















