2007.10.21 (Sun)
中国製品の氾濫

雨のおかげで、せっかく色づいてきた葉っぱも今日一日で多くが散ってしまった感じなのが残念。

朝ちょこっとブログを書いてから、食べ物の買い出しに行った。日本では、ミートホープが豚肉を牛肉と偽って表示していたり、赤福が冷凍して日付をごまかしていたどころか中国産の小豆を日本産と偽って表示していたなど、食品関連会社による偽装が大きな問題になっているけど、カナダでも中国産の食品を心配する声があり、野菜だけではなく、牛肉や鶏肉や魚まで中国産が出回っているとの噂もあり、食べ物を選ぶにも神経質にならずにはいられない状態が続いている。元はといえば中国産の原料を使ったペットフードを食べた猫が続けて突然死んでしまった事件がきっかけなんだけどね。やっぱり、中国産が全ていけないってわけじゃないけど、なんとなく信用できないものがある。
今日はビーフシチューを作ろうと思っていたので、シチュー用牛肉を探したんだけど、カナダのお肉にはどこ産かなんて書いてないし、あまりいいものがなかったので、結局は冷凍庫で長い間ねむっていたサーロインステーキ用の牛肉を細かく切って使うことにした。牛肉はめったに食べないんだけど、月に一度だけどうしても食べたくなるんだよね。
特に今日は朝から寒かったので、こんな日はビーフシチューがぴったりということで、なんちゃってル・クルーゼで冷蔵庫の中の残り物のにんじんやブロッコリや玉ねぎやジャガイモやカリフラワーなどの野菜を使って久しぶりにビーフシチューを作ってみた。
最初に玉ねぎを炒めた後に、味付けしたビーフを入れて焦げ目がつくまで炒めて、あとは野菜と一緒に煮るだけなので、こんな私にでも簡単にできちゃうシチューはこれから寒くなってきたら大活躍するメニューの一つだ。残りは冷凍しておけば又しばらくしてから食べられるし・・・・。
なんちゃってル・クルーゼのおかげでとてもおいしくできた。でも、このなんちゃってル・クルーゼもよく考えたら中国製だから、有毒な鉄分とか検出されたりするかも。ああ、でもそんなこと考えてたら、何も食べられなくなっちゃうので、あまり考えないようっと(汗)。
それにしても、最近洋服にしてもバッグにしても買うものはほとんどが中国製だ。今の世の中、中国製じゃないものを見つける方が難しいようだ。
追記:10月24日(カナダ時間)
『きっこのブログ』「そのまんま東のシールにご用心!」でも指摘されていたけど、日本国内の食品偽装の実態もこのところいろいろと報告されている。
食品偽装:「比内地鶏」
【食品偽装】「赤福」3度目の謝罪と今度は「比内地鶏」(2/2)
「比内鶏」社長が初めて記者会見、自らの指示で偽装認める
(読売新聞 - 10月24日 22:03)
秋田県大館市の食肉加工・製造会社「比内鶏」が地元特産の比内地鶏を偽装した加工品を製造、販売していた問題で、行方不明になっていた同社の藤原誠一社長(76)が24日、問題発覚後初めて、同社で記者会見した。
藤原社長は、同社が偽装した15種類の製品のうち10種類以上について、自らの指示で偽装したことを認め、陳謝した。
そのうえで、偽装の動機について「比内地鶏の全国ブームに便乗し、商売を手広くしていきたいという事業欲から行った」と話した。社長職を辞任する意思はあるとしたが、時期についての明言は避けた。
藤原社長によると、自身が偽装に関与し始めたのは、社長就任(1996年)の約1年後から。偽装はこれ以前から行われ、「前社長とその前の社長が中心となって行い、自分は黙認していた」と説明。「(社長就任後に)その流れを引き継いでしまった」と語った。
そのまんま東は本当に偽装と知らないで自分の似顔絵のシールを使わせていたのだろうか。もしも、知らないで使っていたとしても、自分の似顔絵シールが使われていながらその製品をよく調査しないというのは、きっこちゃんも言ってたけど無責任以外の何者でもない。こんな奴が人気知事?あきれてものが言えないよ。
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