2007.09.05 (Wed)
山口県・光市母子殺人事件: 世論が変わるとき
『きまぐれな日々』の「言論が一方向に振れる時 ~ 山口県光市母子殺人事件をめぐって」
『きっこのブログ』「死刑廃止論を廃止しろ!」
『ミクロネシアの小さな島・ヤップより』「きっこさん、「死刑廃止論を廃止しろ!」について再考をお願いします」
そして、『情報流通促進計画 by ヤメ記者弁護士(ヤメ蚊)』の「光事件Q&A~弁護団への疑問に答える~光事件弁護団という記事にコメントしたゴンベイさんの下記の意見。
この「光事件Q&A」を読むと、弁護団は検察側の主張する「公訴事実」が真実でなく、外形的事実だけならば、「罪名」は殺人罪ではなく傷害致死罪、事件を起こした当時少年だった被告の精神状態・思考能力を含めれば過失致死罪、さらには「心神喪失→責任無能力」もしくは「心神耗弱→限定責任能力」だと主張していると思われる。
外形的事実での弁護団の主張は理解できないものではない。これは死刑廃止論の主張とは全く関係なく、事実認定そのものの争いである。最高刑が死刑である殺人罪か、3年以上の有期懲役である傷害致死罪かでは大違いであり、被告弁護団として争う理は認めてしかるべきだ。
(後略)
ネットでは被告弁護団が死刑廃止論者で、日本から死刑を無くすために少年をかばっているなどという誤った情報も飛び交っているし、ブログでは死刑廃止論とこの事件を結びつけて議論しているブログもあるが、上記のコメントでゴンベイさんが書かれているように、この事件は死刑廃止論とは別に議論されなくてはならないと思う。そこで、まずは、死刑制度についての私の意見を述べ、その後、この事件について私の思うところを書いてみたい。
私自身は、死刑廃止を望む一人だけど、死刑廃止論については、その人の経験や住んでいる社会や宗教観によって、人それぞれ違う意見を持つようになるのであり、それを尊重しなければならないと思う。これまで自分と同じ考えだと思っていた人が、死刑廃止に反対であったとしても、批判するべきではないと思うし、逆に、死刑廃止を臨むことについて、人から批判されたくもない。
私はこれまで人を恨んだり、憎んだりしても、殺したいような衝動にかられる経験をしたことがない。でも、もし、自分がこれまでに殺されそうな経験をしたり、虐待されたり、家族が殺されたりしたとしたら、やはり、その加害者を殺したい衝動にかられるだろうと思う。そして、そういった恐ろしい経験を通して、加害者に対する憎しみが増し、加害者の死を望むことは当然で、死刑制度に賛成することにもつながるだろう。たまたまこれまではそういった悲惨な経験をしたことがなかったけど、これから先、そういった経験をした場合は考えがかわるかもしれない。
又、今住んでいるカナダには、死刑制度はないし、人々も罪に対して寛容だ。罪を犯しても、その背景を考慮して許してあげるという社会の風潮がある。ちなみに、死刑制度のある国に比べて死刑制度のない国での極悪犯罪の数はぐっと少ないと言う。そんな中に住んでいると自然と死刑に対する考えも変わってくるのだ。日本に住んでいた頃は、死刑が廃止されたら大変なことになると本気で考えていたので、そんな日本に住んでいながら、死刑廃止論を唱えるのは、とても勇気のいることだと思う。このように、死刑制度に対する考えはその人が住むところの社会環境によっても変わっていくものだと思う。
こういった日本の社会の風潮の中で、光事件に関しても、これまで被害者よりの意見が大多数だったのは納得できる。ブログの中でも、被害者の夫でもあり父でもある本村洋氏をヒーローのように扱ったり、殺された当時まだ23歳であどけなさの残る美しい妻、本村弥生さんといたいけな幼児の写真を紹介して、読者の同情をかいながら加害者を死刑に処するよう世論を導くものが人気を博していた時期もあった。
しかし、2ちゃんねるの掲示板では、弁護側主張が曲解され、それがメディアやブログ間で広まって加害者バッシングへの追い風をあおっている今の風潮には首をかしげたくなるものがある。確かに、当時18歳だった少年が犯した罪はとても許せるものではない。その罪やネットで広まっている事件の概要だけを見ると、少年には死刑が相当だと思わざるを得ない。が、しかし、実際、私達は何が事実で何が嘘なのか本当のところを知らない。
そこで、過剰な少年バッシングに警告を放ち、真相を究めようと立ち上がったのが22人の弁護士からなる被告弁護団である。
2007年6月28日【光市母子殺害】弁護団記者会見(2/2)
被告弁護団22人への懲戒請求が、全国で3900件にのぼっていることからも、この弁護団にアレルギー反応を示す人も多いようだが、上のビデオを見れば、彼らが、警察官の調書が必ずしも正しいものではないということを前提に、もう一度少年がこの事件でやったことの真実を検証するために立ち上がったということがわかるであろう。
この事件ではわれわれに未知の部分が多く、弁護団のQ&Aを読んでもわかるとおり、これまでネットで語られていた事件の真相とは大きく異なる新たなる局面を迎えている。
被害者側に有利であった世論が、加害者側に少し傾く可能性もある。私としては、これまで主張されていた真相の信憑性が揺らいできたことや、当時まだ18歳であった少年の未発達な精神状態や不幸な家庭環境も考慮すると、この少年が死刑になるのには絶対反対だ。1999年、少年が18歳のときにこの事件を起こしてから今日まで人生の中で最も楽しい8年の月日を刑務所で過ごしており、その間に人間的にも成長しただろうし、いろいろと反省しただろう。被告少年から本村洋氏に謝罪の手紙を書いたこともあったが、本村氏には受け入れられず、読んでさえもらえなかった。少年はまだ若く、今後、更生できる可能性は高いと信じたい。
とにかく、一日も早くこの事件の真相が解明されることを望む。
関連ニュース:
橋下弁護士:母子殺害弁護団からの賠償訴訟で反論会見(毎日新聞9月5日)
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2ちゃんと対して変わらない。
だったら、そんな「証拠」に基づく話を書いてはいけませんよ。
> 他の人は言うだけ無駄ですから,無視します.
この判断は正しい。もっと正確に表現するなら、「他の人は(kaetzchenさんの非論理的な与太話や適当な似非知識を信じるはずはないので、いくら言っても)言うだけ無駄ですから、無視します。」でしょうか。でも、それでは、kaetzchenさんの与太話を信じている人に対して失礼ではないですか? あなたは愚かだといっているようなものですよ。
お願いですから、無視してくださいね。
# 患者の個人情報を自分のパソコンに入れてるのと同じ状況ですから,この資料は弁護士の要請によっていつでも廃棄することが可能です.お分かりになりましたか?
他の人は言うだけ無駄ですから,無視します.アルよしさんは論理が通じれば分かる人なので,あえてお答えしただけです.
kaetzchenさんの態度から見ると、客観的には単なる法螺だと思いますよ。査読を知らないようでは、博士号も法螺だと思いますよ。
はたから見ていると、急に誰も知らない新事実が飛び交い、けれどそこには『証拠』が見当たらない。せめて、例示する話に具体的な証拠というか根拠をつけて貰えれば判りやすいんですが。
証拠やしっかりとした事実を示さずに、そんな話をされても、『法螺』の類と思われても仕方が無いかと思います。
そうですか。どんなお返事がいただけるものかと期待していましたが大変残念です。答えられないのは分かりますが、間違えたら間違いでしたと素直におっしゃった方が人生楽になると思いますよ。
もっとも、査読が何だか分からなかったんでしょうけれども。
ということで,無視ね.(^o^)
私はkaetzchenさんの極めて単純な事実誤認を指摘した。そしたら、それはわざと間違ったことを書いたのであると言う。そして、自分で事実誤認を認めた記述をしているにも関わらず、議論に勝ったと自己評価をする。私は議論などするつもりはありませんでしたけれど、わざと間違ったことを書いた理由を教えていただけますか?
> ご自分の劣等感をご披露されていらっしゃる.
これは面白い。なぜ私が劣等感を持たなければならないのか分かりませんが、この論理力でよく査読を通してきましたねえ。それとも、英語で書けば論理的な文章が書けるのでしょうか? I hope your reply in English.
| 「最高裁はこの事件は死刑にすべきではないと,広島高裁に差し戻した」は間違っていたと、お認めになったということでよろしいですね。
じゃなくて,私はあえて書かなかっただけ.それをあなたが突っ込んできた.つまり,あなたは「死刑にすることだけが目的」の殺人魔なんですよ(笑)
| kaetzchenさんは博士号を持っていらっしゃるものだと思っていましたが
ほらね,そうやって,左巻某が言いふらしたことを利用して,ご自分の劣等感をご披露されていらっしゃる.まさに「それは何を言ったことにもなりません。」
| なお、私は「事実」に対しては何も述べていません。
だったら,議論に負けたと最初から宣言すれば良いじゃないですか.それとも,私のブログで,あなたの存在をネットで抹殺するまで,徹底的にやりあっても良いんですよ.美爾依さんに迷惑をかけたくないので,美爾依さんにも協力願いたいのですが.(何だか Soba さんの内ゲバみたいだな……)
> clone さんの指摘した箇所はすべて事実と正反対であり,「法治と裁判官の存在意義を否定」しているのは clone さんだと断定することが可能なのです
断定することが可能? 断定するだけなら、どんなことでも可能ですよ。私はkaetzchenさんは博士号を持っていらっしゃるものだと思っていましたが、それを嘘だと断定することも可能でしょう(事実がどうあれ)? それは何を言ったことにもなりません。
なお、私は「事実」に対しては何も述べていません。単に、kaetzchenさんの論理が一貫していない(あるいは飛躍している)、と述べただけです。ですから、事実と正反対のことなど何も指摘していませんよ。
つまり,この事件は
1)鑑定医によって犠牲になった女性と乳児の頸の縛られ方が検察の言い分と180度異なると最高裁で確定したこと.つまり,報道された事実と死体が語る事実とが全く異なる.
2)同じく,元少年の指紋が付いたとされるガムテープの出所が怪しいこと.つまり,彼は単に営業マンとして本村家を訪れたに過ぎない可能性が強いこと.指紋を採ったら,たまたま本村家以外のものが出て来たので,それをガムテープに転写し冤罪とした可能性が出て来た.
3)犯行当時,少年は営業をしながら,半分友人たちと遊んでいたこと.当然,彼は精神鑑定がひっくり返ったように,普通の知能を持っていたから,遊びと仕事の両方をこなすことができた.
4)元少年は政経・公民に関する知識が全くなかった.つまり,弁護士を呼べることや,黙秘権を持てることなど,刑事犯で逮捕されたときに日本国憲法と刑法で保証された人権条項を全く知らなかったため,検事の誘導尋問の通りに「憎たらしい手紙」を書かされ,それがマスコミに溢れた.
5)幸いに,元少年は幼稚園・高校とキリスト教系の教育を受けていたため,教育権を主張した際,聖書を与えられ,後に牧師の説教を聴くようになり,一人の信徒として死刑(または無期懲役)という試練を受け入れられるようになった.それまでは精神状態が極めて不安定で,独房で暴れまくっていたという.
6)そして,これが決定的な問題.マスコミによって洗脳された人たちが,「果たして元少年が強姦殺人事件の犯人なのか」という議論と,「果たして元少年という18歳の若者に死刑を適用して良いか」という議論とを混同していることである.例えば,日本では自動車免許の取得を18歳以上と規定している.何故か! 後者の「元少年が自動車事故で相手を死傷させた場合,責任がとれるのか」という道路交通法の議論と完全に矛盾が起こるからである.交通事故で相手を死傷させた場合,幾ら自動車保険で金銭にて補償ができても,相手の命は帰ってこない.これこそ,まさに「殺人事件」ではないだろうか.そして,誰が「殺人事件」を引き起こすか分からない.先日の参院選中も黒川氏が交通事故を起こして知らぬふりをしたことは皆さんも覚えているだろう.もし,相手が死んでいたら,黒川氏は当然交通刑務所へ送られる.
もう分かりましたね.元少年を死刑へ!と叫んでいる人たちは,「18歳少年を死刑にして良いのか,それで犯罪がなくなるのか」という問題と,マスコミが垂れ流した「元少年の虚像」とを完全に混同しているのです.私は前者に関しては,絶対に犯罪はなくならないし,むしろ犠牲者へのカウンセリングなどの保護を優先するべきだと考えています.交通事故が絶対になくならないのと同じです!
ある日,元少年は裁判所へ連れて行かれるため,護送車に乗せられました.ところが,護送車の座席には,前に載った囚人が粗相をしたらしく,汚穢な物質がべっとりついていました.
さすがに元少年は裁判所に着くと囚人服を脱ぎ捨て,刑務官に渡して新しいものと交換してくれと頼みました.ズボンは幸いあったものの,上着はありませんでした.仕方なく,元少年はランニング姿で法廷に立ったのです.
その様子を見ていた某三流週刊誌の記者が「この野郎,法廷をなめるなよ」という感情論丸出しの記事を書きました.
これが,「お前らなめんなよ」というふうに,完全に誤解されてネットで言葉が流れた原因です.文句がある人は,法廷での記録をもとにした議論をしましょう.
マスコミは一部分を切り取って面白おかしく書いて大金を稼ごうとする,倫理もくそもないパパラッチと,何とかしてこの裁判の真実を伝えたいという真面目なブンヤに分かれています.そして後者は上司や整理部によって,その地位が不利な方向へと向いてしまう……,これが現実です.私の知り合いにも何人かそれで僻地へ飛ばされたブンヤがいます.
●偶発的な「傷害致死事件」でなく原告による「強姦殺人事件」への変容
| 「原判決」は「被告人を無期懲役に処した原判決の量刑が軽過ぎて不当であるとはいえない」ですから、kaetzchenさんの議論によれば、「死刑にすべき」になってしまいますよ。
という,あらさがしを待っていました(笑) 見事にひっかかりましたね.つまり,最高裁の裁判官たちはもともと「日本会議」という極右企業の集団から脅迫を受けていた.それを意図的に隠すために「死刑にすべき」という差し戻し判決を与えたわけです.要するに高裁レベルなら,簡単に「日本会議」=新日鉄の言うことを聴くだろうという,甘さが裏にあったのですな.
| 法治と裁判官の存在意義を否定するような、そんな議論はありえません。
ところが,この裁判に圧力をかけている「日本会議」=新日鉄は,あえてそれをしようとしている.広大から入社させたエリート候補の本村氏が自分の妻子を殺した,しかも学生時代からそのような精神的病理があった,ということが証明されれば,元少年どころか,原告の本村氏も精神鑑定を受けるべきでしょう.その証拠に,法医学の鑑定人からは元少年が「のど仏の部分を両手親指で強く締め続けて殺害した」という自白内容の痕跡はなかったという報告書が提出されています.つまり,本当の殺人鬼は本村氏本人だったのだ! 雇用主の新日鉄は自社のエリート社員がこのような事件を起こしたことをひた隠しにするため,死刑を存続させるための「日本会議」という秘密結社へ連絡を取り,マスコミを操作し,司法に圧力をかけ,検察に精神的に未発達な少年へ幾つかの怪文書を強制的に書かせるという冤罪をなすりつけたのです.
つまり,clone さんの指摘した箇所はすべて事実と正反対であり,「法治と裁判官の存在意義を否定」しているのは clone さんだと断定することが可能なのです.
最高裁の判断は「証拠」ではありません。しかも、最高裁の判断は「原判決を破棄する。本件を広島高等裁判所に差し戻す」ですが、「原判決」は「被告人を無期懲役に処した原判決の量刑が軽過ぎて不当であるとはいえない」ですから、kaetzchenさんの議論によれば、「死刑にすべき」になってしまいますよ。
> 差し戻し判決というのは,裁判官の手に余る,法で裁けない,あてはめられない,という意味でもあるのです.
法治と裁判官の存在意義を否定するような、そんな議論はありえません。
ちなみに,元少年が冤罪であるという証拠も挙がっています.つまり,原告の本村氏が実は被告だったという,小説のような笑い話になる可能性も出て来たのです.
皆さんの,理性ある,冷静な判断をお願いします.法とは感情論ではなく,あくまで論理で固められた自然科学と同じもの.それを現実の非合理的な事件にあてはめるのは,あくまで裁判官という特権を持った人たちにあります.その証拠に最高裁はこの事件は死刑にすべきではないと,広島高裁に差し戻したではありませんか.差し戻し判決というのは,裁判官の手に余る,法で裁けない,あてはめられない,という意味でもあるのです.
# ちなみに「お前らなめるなよ」はどこかの三流マスコミの捏造だという噂も飛んでいますが?
涙を流し反省の弁を語った後に彼が言った言葉「おまえらなめるなよ」が全てを言い尽くしています。
罪を憎んで人を憎まずという言葉がありますが、
犯罪を犯す人間は、幸福の絶頂にいる人間ではないのです。犯罪者が人生を語ればおそらく涙する部分はかなりあるでしょう。でも詭弁で殺意を否定したり、死んだ人間が生き返るといったたわごとを言い張り、人をたぶらかそうとしているのも事実です。彼はもう18歳ではないのです。犯した罪に相当する刑罰を受けるのが妥当なのです。
私は殺人犯は基本的に死刑にすべきだと思ってきました。
ですが調べると、「死刑を廃止しても殺人は増えない、減っている国もある」と言う事でした。
それが本当ならば日本も廃止するべきか?と思いました。(被害者のことを思うと辛い事ですが)
しかし、「殺人は増えない」と言うのは情報操作のようです。
「死刑廃止と死刑存置の考察」
ttp://www.geocities.jp/aphros67/090620.htm
カナダにおける殺人発生率の表を見ると死刑廃止後に殺人発生率は2~3倍に増えています。
やはり死刑は必要だと思います。
そして、廃止のために情報操作が行われている事に憤りを覚えます。
一体,何が「夕雲さんの反論は根拠のない誹謗中傷とは異なる」のでしょうか.根拠のない誹謗中傷だから,私は反論しているのですよ.
それが分からないようでしたら,最初から削除されたら如何でしょうか? それが編集権というものです.
このブログのコメント欄では誹謗・中傷など読者や管理人が不快感を感じるようなコメントは削除されますが、理論的な反論は削除の対象にはなりません。
夕雲さんの反論は根拠のない誹謗中傷とは異なるため、さくじょの対象にはされませんでした。
このブログのコメント欄の管理は私がしているので、もし、反論されるのが気になるのなら、コメントしないのが一番だと思います。でも、勘違いしないでくださいね。kaetzchenさんのコメントはいつも歓迎ですよ。
残念ながら、私は貴方にレポートの提出を求められた学生ではありません。
ただ単に、貴方のコメントの間違いや思い込み、根拠無き妄想を指摘しているだけです。
私あてでは無いようですが。
>新日鉄光が謀略をしていないという証拠をお見せ下さい.
それは典型的な悪魔の証明ですよ、謀略があったと主張されるのなら、それは貴方が証明せねばなりません。
確実な証拠を、顕彰可能な形で一件でも出せばいいのですから簡単でしょう。
しかし、「悪魔の証明」は新約聖書の逸話から来た言葉とも言われてますし、論理学の基礎中の基礎なのですが、ご存じなかったのでしょうか?
無視するのは構いませんが、善意から忠告しておきます。
貴方の2007.09.08 00:32 のコメント、「私はある人から,本村氏が広大時代によく通ってたビデオ店での個人情報を手に入れています.それを見ると全んどが強姦・死姦の異常性欲ビデオなのです.」、これは事実なら個人情報の漏洩、嘘なら名誉毀損になります。
訂正、または削除なさったほうが良いでしょう。
そういえば、前にも「石原都知事を死刑に」という貴方の主張に、私がその法的根拠を尋ねたら答えられませんでしたね。
少しは学習したらどうですか?
それ以上でも以下でもない.従って,このツリーでのこの話題については,私は一切無視を貫きます.
以上.バカは死ななきゃ治らない.
この弁護団に批判あってしかるべきものか?個人的にも社会的にも賛成。何故か?国選弁護人じゃないでしょ?何でこの弁護団ができたわけ?それを考えればいいんじゃない?
では、「できる」方にはどのように答えますか?
貴方の「からめ手」とやらは、問題をすり替え、極端な例えを出しているに過ぎません。
>司法とは「天から降ってくるもの」ですか
天から降って来ずとも、司法は現に存在しています。
私のコメントのどこを読めば、そのように読めるのか該当箇所を指摘して下さい。
>「復讐を認める」って,どこに書いてありますか
「じゃ,あなたは犯人を自分の手で殺せますか」「殺人者になるということはあなたも死刑になるんですよ」.は、それができるなら個人の復讐を認める、とも読み取れます。
二択の質問をしておいて、片方の答えしか想定していないのですか?それが貴方の「論理」ですか?
>戦争になれば,相手方の人間を殺しても,絶対に死刑にならない
戦争のことを言っているのではありません、話をずらすのは見苦しいですよ。
現に日本国内でも、殺人を犯しても死刑にならなかった例はゴマンとあります。
殺人事件の数と死刑求刑者の数を比べてみなさい。
それと、ご存じないようですが、戦時下に於いても不当な殺人は罪となり、死刑となる場合があります。
被害者が敵国人であろうとも、です。
>私を非難する前に,創価学会=公明党の存在をまず否定することが先決ではないでしょうか
ここではその必要性は感じません。
「キリスト教価値観に基づくカナダの死刑廃止政策は正しい」という貴方の主張がおかしいことを指摘したのですが、何故、日本の創価学会や公明党が出てくるのですか?
カナダの死刑廃止に何か影響力でもあったとお考えでしょうか?
いずれにせよ、貴方の主張はカナダが一宗教の影響で死刑を廃止した、ということであり、カナダが政教分離では無いと言っているのに等しいのです。
論理性を云々したいのなら、まず自説の補強となりうる検証可能な根拠を出しなさい。
それが無ければ、貴方の主張は根拠無き妄想、夢想に過ぎません。
>死刑を恐れず、犯人を殺せるならOK、ということですか?
そんなことは一言も書いてませんよ.あなたにそれができますか? と言ってるだけです.
>司法にまかせ厳正な裁判を望むのが普通でしょう、貴方のように復讐を認める人は極少数でしょうね。
司法とは「天から降ってくるもの」ですか.ほー,「復讐を認める」って,どこに書いてありますか.日本語の能力がおありにないようで.
>それに、殺人が必ずしも死刑になるわけではありません。
そりゃ,戦争になれば,相手方の人間を殺しても,絶対に死刑にならないどころか,称賛されますよね(笑)
>貴方の意見は政教分離に反するし、キリスト教、あるいは他の宗教をも愚弄するものである。
すると,あなたは創価学会ですか(笑) 私を非難する前に,創価学会=公明党の存在をまず否定することが先決ではないでしょうか.余りにものバカさに呆れます.論理性という言葉の意味も分かってない.まず大学の哲学で「論理学」をお学びになってから,再度コメントされて下さいね.あなたは「0点」つまり「不可」で落第です.
貴方の主張はただの陰謀論に過ぎない。
死刑を恐れず、犯人を殺せるならOK、ということですか?
司法にまかせ厳正な裁判を望むのが普通でしょう、貴方のように復讐を認める人は極少数でしょうね。
それに、殺人が必ずしも死刑になるわけではありません。
>キリスト教価値観に基づくカナダの死刑廃止政策は正しい.
カナダを馬鹿にするのもいい加減にしなさい。
たしかにカナダのキリスト教徒は多い、だが、それが理由で死刑を廃止したわけではない。
貴方の意見は政教分離に反するし、キリスト教、あるいは他の宗教をも愚弄するものである。
>検事側の主張にあまりもの多くの矛盾点がある.つまり,論理的でないということである.
矛盾しているのは貴方のコメントそのものでしょう。
論理性の欠片も無い。
根拠の無い妄想に過ぎません。
# さすがに悪い子ちゃんは1人だったようで.
私はある人から,本村氏が広大時代によく通ってたビデオ店での個人情報を手に入れています.それを見ると全んどが強姦・死姦の異常性欲ビデオなのです.
つまり,この事実が正当な手段で入手されたものならば,本当の犯人は本村氏であって,自作自演である可能性が非常に高くなってくる訳です.
新日鉄も地元広大から入社させたエリート社員からスキャンダルを出させる訳にいかず,知能程度の低い下請けの少年をスケープゴートにしただけ,というのが真実ではないでしょうか?
P.S. この書き込みに対するコメントは,ここには書かないようお願いします.必ず kaetzchen@mail.goo.ne.jp へメールして下さい.私が意見を書くと,そのブログを潰してしまう悪質なネットゴキが多すぎます(昨晩も津久井さんの所で騒がれたようですが(笑)).
現にある法律を自分の思想で弁護活動をする事は違和感があります。
その次に,本村氏も犯人の少年もその父も,同じ新日鉄光の従業員だったということである.言ってみれば,広大出身の本村氏には仕事をさせずに,派手にマスコミの前で騒げと上層部から命令が出たという解釈も成り立つ.つまり,光市から犯人親子を追放せよという上層部の意向が先に立っている.
3つ目に「自分の肉親が殺されたらどうするか」という,紋切り型の嫌がらせメールの山である(笑) これに対しては幾つかのからめ手がある.「じゃ,あなたは犯人を自分の手で殺せますか」「殺人者になるということはあなたも死刑になるんですよ」.これは自分の親の会社の倒産を救った経験がないと理解できないであろう.まぁ,こんなことを適当にコピー&ペーストで返信してやっている(但し六法全書を学んだと思われる人物にだけ.あとの屑は削除である).
人間というのは罪深いもので,もともと殺人を犯す存在なのである.だから,キリスト教価値観に基づくカナダの死刑廃止政策は正しい.一般的に,社会契約説にしても,社会学や法学を専攻する人たちは,その元になっている旧約聖書を読んでいないのが普通である(つまり西洋哲学の基本を知らない).旧約聖書にはイスラエル王国が戦争に戦争を続け,新約聖書ではイエスを死刑にしてまで異端者を徹底的に取り締まったことが書いてある.死刑容認派の言い様はまさにイエスを死刑にしろとわめき散らした,恥ずべき愚かな「笑い屋」(関西人でないと分からんやろな)に過ぎない.その程度の話だ.
(2日もブログさぼってたのに、どうしてアクセスが伸びてるんだろうと思ったら...どうりで-笑)
こっちにTBさせてもらった記事は、急いで書いてろくに推敲もせずアップして、日本語もかなり変だし舌足らずだったので、あわてて手を入れ直しました(汗)
すなわち、「社会内の全ての構成員はその社会内に存在するという各々の個人の決定により、その社会と構成員の間で結ばれた社会契約の条件に同意したとみなす。それにより、政治的権力の正当化が計られる」(社会契約説)という考えからすると、自らが同意していない契約により、死刑という、その社会から永久に除外する一方的な国家権力(暴力)行使が、果たして正当化されるのかははなはだ疑問です。
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