2007.07.28 (Sat)
自民党と公明党の確執

↑きっこちゃんより
『きっこのブログ』「今日の爆笑映像&トンデモ映像♪」
で安倍が連立政党である「公明党」を「民主党」と間違えた動画を「お笑いみのもんた劇場」が紹介しているのを知った。
これには本当に笑えた。まだ見てない方は是非ご覧になってね♪
それにしてもこの安倍の選挙応援演説を見ても安倍が「民主党」と言った瞬間に多くの観客が、「公明党」「公明党」と言ったのがわかると思うけど、そういった人達って公明党から指示されて聞きたくもない安倍の演説を聞きに行ったサクラだよね。やっぱり安倍のつまらない演説を聞きに行く人はほとんどがサクラだったってわけだ(爆)。
安倍にここまで馬鹿にされながら、自民党と公明党ってうまくいっているのだろうか?いっているわけないよね。
参院選:自民「比例は公明に」 1人区支援の見返りという記事をすでに読まれた方も多いと思うが、この約束も果たされていないようなのだ。
公明党も独りよがりの安倍晋三総理とは距離を置きつつある。
安倍晋三総理が「拉致問題」で名をあげた中山恭子を比例区で公認した。
頭にきたのが公明党である。
「選挙区は自民党候補。比例区は公明党へ」と自民党と公明党はこういう形で選挙バーターをやってきた。
ところが、九州では安倍晋三総理の盟友だった大分の江藤晟一(無所属落選)を自民党に入党させ比例区で公認したことで公明党からクレームがつく。
さらに、安倍総理は宮崎を中心とした比例区に中山恭子を公認した。
このことで公明党も「約束が違うじゃないか」というわけで「九州地区は自民党の選挙区候補を推薦しない」という方針だそうだ。
「しょうがない」発言の久間前大臣の地元・長崎では小峰国見高校監督も落選の憂き目にあうかもしれない。
また、首つり自殺した松岡の地元・熊本も自民党候補の当選が危ぶまれている。
というわけで、だだっ子のような「安倍晋三総理」のおかげで自民党大敗とも言われだした。
先日、太田公明党代表が参議院選挙を結果を見越してたのか、福田康夫事務所に出向いていった。
表向きは「福田赳夫一三回忌」の席で配った「福田赳夫元総理」の語録集(非売品)をもらいに行ったと言うことだが、どんな話があったのか分からない。
7月29日の投開票日とその後の永田町から目が離せなくなってきた。
文責:辻野匠師
(『現役雑誌記者によるブログ日記!by オフイス・マツナガ』小池百合子防衛大臣誕生は末期症状 より)
長崎では民主党の大久保潔重(民主)が小峰忠敏(自民)よりも優勢なようだし、どうりで九州地区では民主党が優勢だと思った。こういった自民党と公明党の小さな不和が今回の自民党惨敗の一因となっているのである。
その他の自民と公明の確執に関する記事:
愛知敗北で公明・学会“大混乱” (ゲンダイネット 2007年7月27日)
『現役雑誌記者によるブログ日記!by オフイス・マツナガ』ではすでに選挙区の「参議院選挙当落予想 修正版」を出しているので、この後すぐに各県別に当選確実、当落線上、あと一歩という感じでリストをまとめてみようと思う。
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参院選:自民「比例は公明に」 1人区支援の見返り自公選挙協力の定番となった、自民党の選挙区候補らによる「比例代表は公明に」との訴えが、今回の参院選でも繰り返されている。厳しい選挙戦を背景に、これまで以上に協力姿勢を打ち出している候補もいる。選挙区で勝ち残るための手段とはいえ、自民は比例でも苦しい戦いを余儀なくされており、党のジレンマは深まるばかりだ。
自公与党体制は8年目を迎え、選挙協力は回を重ねるごとに深まっている。6回目の国政選挙となる今回、公明は茨城、宮崎などを除く40選挙区で自民系候補を推薦し、自民幹部は「公明がテコ入れすれば互角の1人区は全部勝てる可能性がある」と、同党への期待を率直に語った。
その見返りの柱が「比例は公明に」。比例代表を重視する公明も、与党として劣勢は同じ。これまで以上に自民への要請圧力を強め、ぎりぎりの戦いをしている自民候補ほど協力を打ち出さざるを得なくなっている。
本来、政党をベースにした比例で他党との協力はありえない。自民執行部もそうした姿勢で候補にクギを刺してきたが、次第に崩れつつある。
今回、高知選挙区では自民現職が「公明党の推薦をもらい感謝している。だから『比例は公明』と言っている」とはばからずにアピール。選挙協力が難航した熊本では、自民現職を支援する地元JAが公明比例候補の支援に動いている。熊本県農政連は「組織内候補の自民新人がいるので無理」と断ったが、単位農協レベルでの公明支援を黙認せざるを得なかった。【野口武則】
毎日新聞 2007年7月24日 21時29分 (最終更新時間 7月25日 0時39分)
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地元でも売れてない安倍クッキー!「売れてる」と目をそらす店員さん
私は戸倉多香子だ、戸倉多香子は私だ。私は天木直人だ、天木直人は私だ。
そこに端的に見られるように、従来、9条護憲、生活重視を謳ってきた公明党が、自民党に利用されているだけで、安倍が公明党支持者の気持ちに配慮しない強硬路線を取ってきたことへの、公明党の支持者の離反が顕著なのではないでしょうか?
公明党自身も議席を減らすと言う観測の中、やはり、安倍政権に盲従することへの従来の公明党支持者の動きが鈍くなっているのでしょう。