2007.07.08 (Sun)
参院選情勢と各政党獲得議席予想
きっこちゃんの紹介後、2日間のアクセスがいつもの倍以上という嬉しい結果をもたらしてくれた。ただ、そこで紹介されていたのも、メインは天木直人氏のブログであって、私はその橋渡しをしたに過ぎず、その天木氏の記事も元はと言えばゴンベイさんに紹介されたので、人からもらった宝くじが当たったようなそんなCloud9(天にも昇るよう)な気分を味わったのだ。
それにしても、最近、天木直人氏の動画がおもしろい。これまでも街頭演説の様子などはよく動画で見せて下さっていたのだが、「喫茶店で若者達と対談」や、「オーマイニュース 居酒屋ライブ」の動画など、ただ選挙カーで朝早くから国民の迷惑になるようなうるさい雑音をがなり立てるのとは違い、ネットを使ったお金のかからない、より効果的な新しい形の選挙活動としてこれからは支持されていくのではないだろうか。そういった意味で、新しい形の選挙活動を生み出した天木氏はすばらしいと思う。
『天木直人のブログ』「最近の動画」

↑by『とりあえずガスパーチョ』
さてさて、7月に入って、いよいよ自滅党が自滅する参院選もすぐ目の前という感じになってきたけど、みなさまは、リアヨロでは2007年参院選情勢調査が行われているのをご存知だろうか。比例区と選挙区に分けて投票できるようになっているのだが、いつもの支持率アンケート調査と違って、リアヨロに登録している人ではないと投票できないというのが残念だ。選挙区では自分が住んでいる地区の投票のみできるようになっているのは、より現実に近い投票率をつかもうとしているのだろう。そんなわけで今のところ投票者は少ないのだが、多くの人がリアヨロに登録してネット投票すれば、実際の参院選の予測が立てやすくなるかもしれない。
比例区選挙情勢結果
まだまだ投票率が少ないので信頼できるかどうかは難しいところだけど、この比例区の結果を見ると、民主党がリード、共産党も自民党を追い抜く勢いでがんばっている。九条ネットは難しい状況だ。
全国区を見てみると、私が投票できるのは、東京だけなんだけど、投票はできなくても他の地区の情勢を見ることはできる。投票欄には候補者の写真入りで、とても手間をかけて作られているのがわかる。山口県にはまだ1人も投票がないのが残念だ。
昨日、『灰色のベンチから』が読者からの参院選議席予想を紹介していた。
自民 49 公明 12
民主 51 共産 4 社民 2 国民 2
その他、「2007参院選 議席総計予想」には、週刊文春 (06.21) サンデー毎日 (06.26) 週刊朝日 (06.12)の予想を比較した上、個人的な予想も打ち出してあり、結構詳しく解説されている。 この予想を見ても、投票率が高ければ高いほど、自民党には不利で、民主党に有利に働くことからも、7月29日の参院選の投票日にはなるべく多くの人を誘って選挙に行こう。
私の予想は:
自民 40 公明 12
民主 56 共産 5 社民 2 九条ネット 1 その他5
今回の参院選では、メディアも自民党の過半数割れ、民主党の圧勝を予測している。それを知ってかどうかわからないが、最近の小沢一郎は次期総理の風格が出てきたように感じられる。

安倍晋三と小沢一郎の一番大きな違いは、やはり、その人間性にあるだろう。安倍晋三には見せかけだけ、口だけのとても薄っぺらな人間性が感じられるのに対し、小沢一郎からは、言ったことは必ず実行する意思の強さや上から下を見下ろすだけのリーダーシップではなく、みんなで力を合わせて暮らし易い日本を創って行こうというとても温かみのある人間性が感じられる。それは、顔つきから、話し方や言動、態度から感じられるのである。国会を見ていても、安倍は早口で意味不明なことをまくし立て、攻撃的な態度が見受けられるが、小沢は筋の通ったことをはっきりとゆっくりと話し、とても友好的な態度が印象的だ。
『らくちんランプ』のスパイラルドラゴンさんが小沢代表VS安倍首相による党首討論やキレやすい安倍のビデオをまとめてくださっているのでご参考に。
2007年07月03日
7月1日に行われた小沢代表VS安倍首相による党首討論を編集したビデオ
2007年07月02日
党首討論で「逆ギレ」した安倍ジョンイル
YouTubeでも安倍と小沢の違いがよく出ていた動画があったので、紹介しよう。
Abe and Ozawa
以前、民主党のHPに意見したとき、全く期待していなかったのに、小沢一郎からメールの返事が来たときがあった。それも私だけではなく、私のまわりのブロガーも一様に小沢一郎から返事をもらえたのである。党首として忙しい合間を縫って、一国民である我々にわざわざ返事を書いてくれたというその気持ちがとても嬉しかったのは言うまでもない。それ以来、小沢一郎はとても身近に感じられるようになった。

それとは逆に、安倍晋三のHPにも何度もメールで意見をしたが、メール受信の知らせさえよこさず、なんとも腹立たしい限りだった。小泉純一郎が総理だった頃さえ、それこそ返事はもらえなかったが、少なくともメール受信の知らせだけは受け取ったのに・・・・。
確かに総理と党首という違いもあるだろう。しかし、こういった小さなことからも、小沢一郎は国民の一人一人の意見に耳を傾け、とても重要に思っていることがわかるが、安倍晋三は国民の声なんか全く無視で、多額の政治資金が調達できる大企業の幹部の声だけに耳を傾けているという現実が見えてくる。
私達が今、求めているのは、ロボットのような暴力的でキレ易い冷血鬼よりも国民の声に耳を傾ける人間性豊かな総理ではないだろうか。
関連記事:
『きまぐれな日々』共同通信の参院選情勢分析を読んで思うこと
本日もランキングの応援、宜しくお願いします。

政治ランキング1位
総合20位

社会・経済、動画・フラッシュ、海外生活1位
総合6位

BlogPeopleランキング
「ニュース・一般 / 政治」部門5位
*この記事は『安倍晋三 - トラックバック・ピープル』にトラックバックしています。
http://member.blogpeople.net/tback/06610
- 関連記事
Tags : きっこの日記 |
きっこのブログ |
自滅党 |
民主党 |
共産党 |
小沢一郎 |
安倍晋三 |
参院選 |
予想 |
http://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/070709011718.d6wm29gd.html
The Road Home - New York Times
http://www.nytimes.com/2007/07/08/opinion/08sun1.html
↑ ↑ ↑
日米でこんなに違います
↓ ↓ ↓
集団的自衛権 行使容認へ議論を深めるべきだ : 社説・コラム : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/editorial/news/20070708ig90.htm
まあ、冗談なんだろうけど…
まさか、反キリストだなんて本気で思ってないよね?疲れてるのかなぁ…
今度の選挙は、目先の「金より重いで!」
自分たちの年金や子供たちの将来(暮らしや命そのもの)を考えたら、目先の買収の小銭に釣られて自公候補に投票してはいけません。
小沢氏の不退転の決意に敬意を表します。
庶民泣かすな、安倍どやせ!
「命落とすな、自民落とせ」もいいですが、オリジナルの『一筆啓上 火の用心 お仙泣かすな 馬肥やせ』に音韻が最も近いのが内心自慢です(笑)
「一筆啓上 火の用心 お仙泣かすな 馬肥やせ」これは、徳川家康の家臣であった本多作左衛門重次が、戦場から妻に送った手紙文として知られていますが、「お仙」とは女の子ではなく、丸岡城6代目の城主、本多成重の幼名だということは存外知られていません。
話はクルリンパと変わります(きっこさん風、笑)小沢氏の出身地・岩手県と青森県の一部は旧南部藩領で、今でも伝統行事「ちゃぐちゃぐ馬っこ」や民俗土産「忍び馬」に残る馬産地でした。
おセン>千姓>百姓>庶民、馬>小沢、ということで、冒頭の手紙を次のように換骨奪胎の読み替えをしてみました。
庶民泣かすな 小沢を肥やせ
ブログのリーチが届かない百姓どころか千姓(センセイ>おセン)、万姓の庶民を「どうしようもない小泉B層」などと誹謗している暇があったら、おセンに嘘を吹き込む安倍擁護のメディア強者こそ叩くべき存在である。
おセン泣かすな、アベベを叩け!
私が民主党に対して望むのは、民主党が自民党批判をしたら後で民主党自身への批判として返ってくるいわゆる「ブーメラン野党」を卒業してほしいという事です。「ブーメラン」にならないようなしっかりした政党であってほしい、共産党も脱帽するような政党になってくれたら、共産党と民主党との選挙協力もあるんじゃないかと思います。実際、沖縄選挙区では無所属の糸数さんを民主・共産・社民で推薦するわけですからね。
選挙が近づくと特定政党を応援する人は、党利党略に走ってしまいがちですが、共産党を応援する私も共産党の存在を否定されたくない、だから民主党の存在も否定するわけにはいきません。
~たしかな野党を、小さくても応援し続ける勇気を!~
~いまこそ必要 ブーメランにならない たしかな野党~
その日限りの短期バイトをしていない間は、大型のパチンコ店の休憩室で漫画や雑誌を読んだりネットアクセス、TVを見る。(新聞はあまり読まない)深夜近くになって安くなったところでおもむろに(お金のあるときはシャワーのある)ネットカフェに入り、ここでも漫画や雑誌を読んだりネットアクセス、TVを見てからご就寝する。
そんな格差社会に沈潜しているネットカフェ難民のあなたこそ政治の力が必要です。皆さんこそ投票で自らの声を上げる必要があります。
だけれど、投票案内が届く住民票をおいたままの実家には寄り付かない、寄り付けない。それでは投票できない?
そんなことは、ありません!どこかの宗教団体が得意な期日前投票なら投票案内の葉書はいりません。投票できます。
投票案内を放置してどこかの宗教団体に身代わり投票に使わせてはいけません。
ネットカフェ難民の皆さん、投票に行きましょう!
カップルで北京へまい進=陸上
7月7日19時35分配信 時事通信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070707-00000126-jij-spo
陸上界にホットなカップルが誕生した。男子マラソンの実力者、佐藤敦之(中国電力)が7日、女子800メートル日本記録保持者の杉森美保(ナチュリル)と結婚したことを明らかにした。
2002年の釜山アジア大会で出会い、真剣に交際を始めたのは昨年9月から。07年7月7日の「7」並びを狙って籍を入れた。佐藤は「同年齢(29歳)で気を使わない。素の自分でいられる」と照れながら話した。
● 『9条は最強の安全保障(天木直人)』を保守の立場から論じる
「なぜ憲法九条が日本にとって最大の安全保障なのか?」 ~天木直人氏に会う~
http://amesei.exblog.jp/5758518/
ブログ主、アルルの男・ヒロシこと中田安彦さんが、保守の立場から「なぜ憲法九条が最大の安全保障なのか」ということについて論じています。
AbENDフォーラム:ネオコン軍事(安全保障)・外交問題トピックスでも採用させていただきました。
今日(7/8)、安倍晋三が報道2001とサンデープロジェクトに出演中に、赤城徳彦農相の政治団体の事務所費問題について、「赤城氏は昨日の記者会見でしっかり説明した。光熱費月800円(2005年)で辞任要求するのか」と発言した事により、女性の票が大きく減るような気がします。
安倍晋三は、光熱費には基本料+使用量という請求形態すら知らないバカなのかと。
または、赤城氏からの「光熱費800円」との説明を受けたときに、一桁間違っているのでは?と疑問すら感じない鈍感なのかと。
私は選挙後には、民主党+社民党+無所属で参議院の過半数の議席を占めると予測しています。
鍵を握るのは地方の一人区で、私のブログでも書いていますが、一人区では選挙区は自民党を倒せる可能性のある候補者に投票してほしいところです。比例区は好きな政党なり候補者に入れればよく、共産党シンパの方たちの「比例区は共産党」というスローガンも、そういう投票行動を推奨しているのだと解釈しています。
ま、誰に投票するにしても、候補者の政策を度外視して、「いちばん知ってる候補者だから」なんてことは言ってほしくはありませんけどね。
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック
アベシ「ご高齢だからそういう印象を思ったかもしれない、フフフ」とはボケ老人扱いか!+アベシ政権事件簿
安倍強行採決内閣を支えてきたのは創価学会・公明党、野望は何?「原爆投下はしょうがない」発言久間防衛大臣登場もな(笑)バナー
胸いっぱいに広がるこの思い、戸倉たかこがんばれ!!!安倍の地元で痛撃をくらわせよ。
退路を断った覚悟ほど強いものはない小沢代表Vs喋れば喋るほど墓穴を掘るアベシ=勝負にナラン!
どこかと違って自由があるってのは大変、結構と思いますがね?