2007.05.22 (Tue)
無抵抗の沖縄住民ダイバーに殴る蹴るの暴行をする海上自衛隊を許すな

↑『北海道新聞』より
『きっこの日記』「美しい国を破壊し続けるアベ政権」によると、安倍の命令で海上保安庁や海上自衛隊及びその作業員たちが沖縄のサンゴを破壊し続けているそうだ。
上の写真は米軍普天間飛行場の移設計画に反対する環境保護団体「ジュゴンネットワーク沖縄」によってサンゴの産卵状況を調べる着床板を支えている金属製の柱1本が、サンゴに突き刺さっているのが確認されたところ。
さらに、恐ろしいことには、海中で、海底にしがみついて非暴力で阻止行動をしている住民ダイバーに対して、海上保安庁の命令で、海上自衛隊員や作業員が殴る蹴るの暴行を働いているということだ。
この詳しい内容が『自公政権打倒のために集まろう』によって報告され、『dr.stoneflyの戯れ言』や『とむ丸の夢』でも転載されているが、転載自由ということなので、少しでも多くの方々にこの暴力的な国家の無抵抗な住民へのひどい仕打ちのありさまを広めるために、このブログでも紹介させていただく。
========以下転送です====【転送歓迎】
真喜志好一様
今日一日のことを報告します。
これを読むだけでなく、傍観するのではなく、どうか辺野古に駆けつけてください。
明日、明後日も未明より作業が行われる可能性があります。この2週間ほとんど休むことなく警戒を続け、今日も10時間以上海上で非暴力の座り込みを行ってきた仲間達は疲れ切っています。どうか、一緒にこの平和を求める活動に参加してください。
わたし達のほとんどは、皆さんと同じ、何にも所属していない一人の市民です。特にカヌーに乗っている人の半数近くは定年退職者です。わたし達は反対派でも妨害者、過激派でもなく、ましてや日本の軍隊が向き合うような「軍隊」とは天と地ほどの違いがあります。これ以上沖縄を、ジュゴンの海を毀さないでください。沖縄を、日本を、アメリカと一体となって世界中で無垢の市民を殺し続ける加害へと荷担させないでください。ベトナムでの、イラクで市民を殺戮した爆弾はわたし達の島から飛び立っているのです。
どうか辺野古へ駆けつけてください。
・ダイバーが足りません。無抵抗で海底の機器設置場所に座り込むわたし達のダイバーに対して、殴る蹴るの暴行が水中で行われています。多くの目撃者、カメラが集中することによってこのような命にかかわる危険な行為を止めさせることができます。
・カヌーに乗る方が足りません。もうみんなへとへとです。来ていただければ、時間を作って練習を行います。
以下報告です。
昨夜、午前0時には100人ほどの人たちが集まってくださり、交代で寝ながら監視行動を続けました。午前4時、出航準備をしに外に出たところ、海の方からエンジンの音がゴウゴウと鳴り響いています。海上は海上保安庁の船で埋め尽くされていました。
午前5時半、汀間(ていま)漁港から阻止行動の船を出そうとした時に、海上保安庁は異例の船舶検査などを行ない出航時間を大幅に遅らせるという手段に出てきました。
午前7時、既に作業が強行されている海に出ると海上保安庁の大型巡視艇4隻、中型2隻、小型2隻と数えきれないほどのゴムボートが襲ってきました。結果として午前中3ヶ所については作業をさせず、午後もカヌー隊が向かったところでは、作業をやめさせることができました。それでも多くのポイントに調査機器がおろされています。
わたし達は、小さなカヌーにのって6艇ずつが小船に曳かれて一日中走り回りました。また、ダイバー達、シュノーケルの人たちも、海底に打たれる杭の切っ先に手を伏せてギリギリのところで止めるようなシーンもありました。こちらのダイバーはその度に殴る蹴るの暴行を受けています。浜に戻ったときは午後5時半でした。10時間以上海上にいたことになります。
ところで、わたしは子どもの頃父より「海上保安庁の人間には誇りがある、海上自衛隊は人を殺すためにあるが、彼らは人の命を救う仕事をしているのだから」と聞かされていました。もちろん、多くの海上保安庁の方々は紳士的でしたが、とても残念な、酷い行為も今日一日でたくさん目撃しました。
例えば作業船にカヌー隊がしがみついていた時に船がバックを始め、雇われている漁民は安全を考えてゆっくり引き離そうとしていたようですが、海上保安庁のボートから「もっとスピードを出せ!」と怒鳴られ漁民の方は仕方なくスピードを上げました。その結果カヌー1艇が転覆しました。彼らは人の命を守るどころか、危険にさらしたのです。海上保安庁の職員は、まるで防衛施設局の職員か業者のように漁民に指示し、危険行為、場合によっては生命の危険にある行為を行うよう命じました。
違う場面ではゴムボート2艘でカヌーの隊列を挟み、執拗にカヌーを波で煽り、転覆させました。これも一つ間違えると波と船体に打ち付けられ命を奪いかねない行為でした。また、少なくとも2ヵ所で海上保安庁のゴムボートが、白化現象から漸く回復しつつある貴重な浜珊瑚に船で激突しました。手前を走る海上保安庁のゴムボートが積む2機のエンジンがその衝撃で飛び上がるのを目撃しました。
海底にしがみついて非暴力で阻止行動をしているダイバーに対して、作業員もしくは海上自衛隊員たちは殴る蹴るの暴行を加えてきましたが、海上保安庁の隊員は見て見ぬふりです。
しかし国は「反対派」というレッテルを貼り、「妨害行為・暴力行為」をしているというネガティブキャンペーンを必ず展開するはずです。
作業を強行している業者の人も海上保安庁も、海上自衛隊も防衛「省」も国もきっと信じられないのだと思います。金儲けのためでもなく、暴力を振るわれても振るうことなく、他者や自然の平和を守るために行動する人たちの心を彼らは信じられないのだと思います。
全て力でねじ伏せることが出来ると思っている人たちは、非暴力で立ち向かって来る一般市民が心底恐いのだと思います。人の心を信じ、平和を信じ活動する市民たちがいることを心底否定したいがために暴力を持って望んで来るのだと思います。平和を創るために体を張っている仲間たちは「暴力を振るう者が一番弱い」ということを知っているのです。暴力の弱さを国に伝えるために、愛する日本には暴力に頼る国になって欲しくないという命をかけた訴えをしているだけなのです。人間は自分にやましいところがあると他者に対して暴力的になるものです。海上自衛隊導入は「国の逆切れ」と理解していただいていいと思います。
これから国がありとあらゆる方法を用いて「辺野古の阻止行動」に対して張って来る「ネガティブキャンペーン」「マイナスイメージ宣伝作戦」に引きずられてはならないと思います。真実を伝えている仲間たちの声を信じてください。国が今回のことで墓穴を掘っていることに気付くまで、私たちは平和を求めて進むだけです。
海上自衛隊員たちと闘う住民ダイバーたちのことを考えると気の毒でしかたがない。今すぐにでも駆けつけて一緒に闘いたいが、それもできない。一方、日本のマスコミではほとんどこういった情報は報道されていない。そこで、テレ朝の『報道ステーション』で情報を募集しているので、この情報を送ることにした。たくさんの人がこの情報を送ればきっとどこかのTV局で報道されるのではないかと思うが、どうだろうか。それともこういった情報も政府の圧力でもみ消されてしまうだろうか。日本の報道機関の良心にかけてみたい。
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水中銃使った方が手っ取り早いかもw。
承認待ちですか。
まあ、辺野古は日本有数の美しいところなので
ほかにも候補地はるだろうにと思います。
ほんとあそこの海は日本でもまずないくらいなんで、どうにかね…
やたらときれいなところだなとしか思いませんでしたけど説明にあたるかた(知花さんと言う方の知り合いの人でした)が横にあるシュワブの関係について歴史も含めていろいろ言っていられたのが印象的でした。
(そういえば反対派のあの白い長髪の長老は今でも元気なのか気になります)
それからその後の経過を新聞以上では知らなくなってしまって、それすらもまともに読みもしなくなって久しぶりに辺野古の名前をここで見ました。
So-net blog:MURAJIの戯れ言so-net blog版:極悪非道な海上自衛隊
http://blog.so-net.ne.jp/muraji-zare/2007-05-19b
ブックマークでほったらかしにしていた軍系やオタク系のBlogをさらって読んで見ると、ここがましに思えるくらい総じてこの事件にい対してのスタンスは厳しそうです。
まあ、ここほどではありませんが
痛いニュース(ノ∀`):自称平和団体が、海中作業ダイバーの命綱を外す 沖縄・辺野古
""
http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/976426.html
この一連の流れに対してどうしてここまでの温度差が生まれているのか、反発するだけでなく、
きちんと見定めないといけないのかもしれません。
カヌーメンバーの半数が定年者と言うのもこういう一面もあるのだろう。
浮世のしがらみとは情け無いながら、怖いものだ。
それにしても、同じ朝日系列でも、新聞のほうは、辺野古のことは、無視。環境問題でもあるサンゴのことも無視。笑ってしまうのは、サンゴのことがせっかく書いてあると思ったら、海草の育ちが良くないので、海草を食べているサンゴの生育がよくない、などと、基地つくりとサンゴ破壊が関係している、ということからわざと目をそらせるような記事がそのサンゴ騒ぎのときでたことでした。
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アベシ在米軍再編特別措置法成立させて:札束で人の横ぶっぽ張り飛ばすのか!アンタそれでも人間か!
水中作業に自衛隊は出動していない。
米軍基地=働ける場所
もちろんニュースにならない。