2007.05.12 (Sat)
女性の人権や沖縄の海を守るためにも安倍内閣にNOを!
翌日も同じパターンで夕食後、ジェニファー・アニストン(Jennifer Aniston)とヴィンス・ヴォーン(Vince Vaughn)の"Break Up"という映画を見たんだけど、あまり面白くなくて見ている途中で眠ってしまって朝起きたら9時ごろだった。仕事は休みだったんだけど、3時に友達を家に招いて夕食をご馳走する予定だったので、その後、しばらく掃除してなかったかなり汚れた家を一生懸命掃除したり、ディナーの準備をしたりして、ブログを更新する時間がなかった。
2日も更新をお休みしてしまった間にも遊びに来てくださったり、コメントやTBを残してくださったり、ランキングを応援してくださったみなさま、ありがとうございます。
今、2日間のすきまを一生懸命埋めるために、いろいろなブログやサイトを見てまわっている途中なんだけど、一番やりきれないと思ったのが、航空自衛隊に勤務する女性自衛官が上司からセクハラを受けて暴行された話。はなゆーさんのところで訴状全文を読ませていただいたけど、本当にひどい話で開いた口がふさがらなかったよ。
被害者の女性がまるで加害者のように扱われ、男性の自衛隊員がぐるになって女性をやめさせようとし、肉体的苦痛だけじゃなくて、精神的苦痛まで被ってしまったというこの事件は、もっと大きなニュースになってもいいはずなのに、大手のメディアでこのニュースを伝えているところって、ほとんどなかった。日本女性の人権を守り、職場での立場を体質改善するためにも、こういったニュースはもっと大きく報道されなくちゃならないのにさ。政府に都合の悪いニュースは伝えない日本のメディアは本当に腐ってるよ!公になってないだけで、他にもたくさん似たようなケースがあるんだろうね。
2度とこのようなことが起こらないためにも、『きっこの日記』の「美しい国」の犠牲者は子供たちにもあるように、この変態自衛官は今すぐクビにするべきだし、そして、この変態自衛官に協力した自衛官たちやその上司もみんなクビになるべきだろう。

あと、これと同じようにほとんど大手のメディアでは伝えられていないニュースに沖縄辺野古で海洋調査に反対する市民を取り締まるために安倍が海上自衛隊を送ったっていうニュースがある。どうして美しい日本を保護するために市民が自衛隊と闘わなくちゃいけないの?なぜ美しい国づくりを提唱しているはずの安倍内閣が、多額の税金を無駄にしてまで日本の宝である美しい沖縄の海を破壊して醜い米軍の滑走路をつくらなくちゃいけないの?自衛隊って国民の血税で成り立っているのに、美しい日本を守ろうとする国民を監視したり、脅しをかけるってどういうこと?
すでにきっこちゃんや はなゆーさんのところでご覧になられたと思うけど、もしまだご覧になっていらっしゃらない方がいらっしゃったら、是非、ご覧になって。
辺野古 HENOKO 2007
上の動画を見ながら、こんな理不尽なことがあっていいのかと怒りと悲しみが込み上げてきておもわず涙がでてきてしまった。平良夏芽氏のたんたんとした中にも平和を羨望する強い意志が感じられる言葉はとても感動的だ。暴力を受けたあとでも本当に闘うべきは相手の暴力ではなく、自分の心の中の暴力性であり、暴力に暴力で答えるのではなく、いつも紳士的な態度で相手の暴力に臨まなくてはならないという主張は、心の奥深く響く。

それはまるで、国会のような非暴力的な場所でも嘘で固めた暴力的な発言や態度を繰り返す安倍とは相反するものであり、平良夏芽氏が国を治める立場だったら、日本はどれだけ平和だっただろうかと考えさせられる発言だった。
平良夏芽氏に比べると、山口洋子氏はかなり感情を込めて訴えている。最後に「権力を持った人の犯罪だ」と怒りをもって訴えるのを聞いたとき、かなり多くの人が同意したに違いない。
沖縄以外にも沖縄基地建設に反対している団体があり、その一つが辺野古米軍基地反対のために去年の9月からカンパと署名を集めている「京都行動」だ。
京都行動「辺野古と米軍基地」
「京都行動」のサイトを見るとあまりカンパや署名が集まっていないようなので、もし、街で見かけたら、ぜひ、署名かカンパをしてあげて欲しい。
最後に2006年10月21日に高知市の高新文化ホールににて、天木直人氏の講演会「軍事力で平和は実現できない」(約1時間半)を「けんちゃんの吠えるウォッチングーどこでもコミュニティ双方向サイト」がインターネットラジオにして下さったものがあったので、紹介させていただきたい。天木氏の日頃の主張の背景がわかって、国民をごまかしながら米国追従政策を外務省が企んでいる様子など内容もかなり興味深いものなので、時間のあるときに聞かれるようお薦めする。
安倍内閣によって「美しい日本」から、どんどん「醜い日本」へと改悪されているこの現状を打破するためにも、参院選では政権交代を目指してこの屈辱を晴らしたい。
関連記事:
フィールドワーク報告 海上ヘリ基地建設反対座り込み行動
新基地建設を食い止める人々
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天木先生のラジオも後ほど聞いてみたいと思います。天木先生がらみの記事を書きましたのでリンクさせていただきますね。
余談ながら、"Break Up"、確かに中身はいまいちでしたが、共働きのわがカップルの場合、ダンナを反省させるのには大いに役立ちましたヨ
だからアメリカ追従をやめ、自国の軍隊を持つべきではないでしょうか。
自国の軍隊なら基地周辺の治安や自然を守れると思います。
軍事力を持たないという選択もありますが、それはちょっと無理だと思う。
自民党が、参院選で国民の支持を得るための付け焼刃の政策が、ブッシュ大統領には、コイズミ以降の誰も、一言も言えなかった、環境問題に決まった。環境問題を掲げれば、誰も、反論を出来ず、テレビ大新聞も合意の大合唱できる。すでに、乗っ取り屋で、税金もまともに収めない下種な男が会長のフジテレビは、急遽深夜に環境番組を作って、参院選へ向けて密かに広報活動開始した。ならば、国民は、テレビ大新に、沖縄のジュゴンを守れと声高に叫んで見せろと反論しよう。ブッシュに、京都議定書守れと何故一言も、京都に居る時でさえ言わなかったのか、コイズミ以降のアベ政権を糾弾するのが、テレビ大新聞の本当の姿ではないのかと反論しよう。これから始まる参院選へ向けて、テレビ大新聞は、環境問題一色で、与党自民党政権、そして、スポンサーであるブッシュ政権へ、見事に迎合して見せるだろう。日本の社会を劣化させ、国民生活を疲弊させるテレビ大新聞の情報操作に、これ以上騙されてはいけない。日本国民にとって、いいことは一つも無い、郵政解散の過ちを、再び犯してはいけない。郵政解散の時に、狂ったように郵政民営化を叫んだ多くのタレント、飯島愛や高田万由子たちに、再び騙されてはいけない。人妻の局アナに、番組の司会者の地位を利用して、愛人を強要した、セクハラ親父のみのもんたに、騙されてはいけない。耐震偽装のアパがお友達のテリー伊藤に、騙されてはいけない。国民生活から乖離した自民党政権に、騙されてはいけない。主権は国民あることを投票で示そう。PS 最近、テレビ局が、何故か、いっせいに持ち上げている東国原宮崎県知事も、もしかしたら、今後、自民党政権の参院選挙用の広告として利用するための準備かもしれないからこれにも要注意。
それに引換え、国の側の言葉の軽く薄いこと。
まさに、辺野古への新基地建設は、日米政府による「国家的犯罪」ですね。
これを許せば、日本は、世界的犯罪をこれからどんどん犯すような気がします。つまり、米軍と一緒になって、沖縄の地から、人殺しの軍隊を送るということ。
美爾依ちゃんの情報能力はすばらしいですね。
インターネットラジオというもので、天木さんの講演の様子を聞く事ができるのですね。あとで聞きますね。
ありがとう!
以下のサイトを参考下さい。トップページにリンクをしていますので。
http://www.nc-21.co.jp/dokodemo/
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女性を人間扱いできない男なんかに、救い出されたくない。
多くの男性は今でも、心のなかで女は引っ込んでろ!と思っているのではないでしょうか。
女は所詮、対象物でしかなく、主体ではないんだと。
お坊ちゃまが首相になっても、国はよくならない。
ここらへんで、女性を総理大臣にしてほしい。