2007.03.02 (Fri)
都知事選:民主党分裂で浅野史郎氏の出馬はどうなる?
日本のホットな話題と言えば、都知事選だろうか。このところ、AbEndでも都知事選に関する記事が圧倒的に増えているが、いまだに先が見えない状態だ。メールした天木氏からも未だに返事がなく、迷っていらっしゃるのか、全くその気がないのか計りかねる。
追記(3/3):わんばらんすのココロさんのコメントにより、天木氏は都知事選に出馬する意志がないということを知った。残念だが、ジンジャエールか。
その後、『天木直人のブログ」「浅野史郎氏を応援したい」というエントリーで浅野氏を支援の意向を知った。その理由が『雑談日記』「埼玉新聞(2003年8月28日掲載)・埼玉知事選への寄稿文、浅野史郎さんの人柄がうかがえます。」で紹介されていた、なぜ民主党の推薦を受けずに無所属で出馬するのかが書いてある寄稿文を読んでということだったので、きっとSobaさんの記事を読まれたのではないかと思われる。

浅野史郎HP『夢らいん』より
そんな間にネット上では、元宮城県知事の浅野史郎氏の出馬が切望され、今日は、民主党の海江田氏が出馬に意欲を示しているというニュースを読んだ。

都知事選:海江田氏出馬に意欲 民主、浅野氏支援派と調整(毎日新聞3月2日)より
都知事選:出馬前向な浅野氏巡り民主党は分裂状態(毎日新聞3月1日)を読むと、せっかく浅野氏がその気になってきたのに、今度は、民主党は海江田万里前衆院議員(58)を立てようとしている。「浅野氏は民主党が独自候補を擁立したら出馬しないと明言している」(毎日新聞 3月2日)そうなので、もし、海江田氏が民主党の推薦を受けることになったら、浅野氏は出馬しないだろう。民主党は、どうせ海江田氏を推薦するなら、なぜもっと早くしなかったのか。
民主党にもう少し団結力と計画力があったらと残念に思う。
浅野氏に関しては、読者のみなさまの方が私よりもよく知っていると思うが、『らくちんランプ』、『雑談日記』、『晴天とら日和』などで浅野氏に関するいろいろな資料を読ませていただいたところ、とてもしっかりと自分の確固たる考えを持った人という印象を持った。石原と全く反対路線を行き、対抗馬としては今までマスコミに名前が挙った中では、浅野氏に勝る人はいないかもしれない。
が、しかし、浅野氏がこれまであまり乗り気ではなかったことから、『今日の出来事』が「浅野氏の都知事選立候補には注意が必要だ」という記事の中で述べられているような不安もリトルある。ただ、これらについては、浅野氏がやる気になって、正式に都知事に立候補することを発表するときに、教育基本法改正、日の丸君が代問題、共謀罪法案、憲法改正問題への姿勢をはっきりと示していただくことにより、解決することだと思う。共産党候補者への対応に関しては、できれば共産党が候補者を立てる前に共闘する決断をしていただきたかったが、すでに時遅し。果たして、共産党と共闘せずに石原
ちなみに、共産党東京都議会議員団は、「石原知事と側近による交際費での飲食・接待の実態について」とても詳しく調べており、それによると、ナナナナナント!知事及び側近による公費での「飲み食い」が7年間で155回、1615万円にのぼるというのだから、クレヨン
それも、この「飲み食い」の中で、都が出さなくてもよいお金をわざわざ 出したり、莫大な債務をかかえたり、都民の強い批判や反対の声がある羽田空港の再拡張、秋葉原再開発、新銀行東京、米軍横田基地の軍民共 用化、ワンダーサイト、ジェット旅客機開発などの政策やトップダウ ン事業についてこの「飲 み食い」のなかで話し合われてきたっていうんだから、本当にあきれちゃうよね。
この共産党の接待の実態を詳しく読めば読むほど、怒りが込み上げてきちゃうんだけど、こんなひどい知事が三選を果たしたら、東京はますます腐りきった街になってしまうよ。
とらちゃんのところで、都知事選宣伝ポスターとしか思えない花粉対策を装った石原のポスターが元になった、面白いパロディのポスターを発見。『ぬぬぬ?』からだそうだ。これでも見て笑いながら、今夜は、石原に対する怒りを鎮め、ストレスを解消しようと思う。

『ぬぬぬ?』より

元のポスター
追記:はなゆーさんのAbEndへのTBで知った下記のニュースは、上記の毎日の記事と相反する。どちらが本当なのか。
2007/03/02-09:49 浅野氏、都知事選出馬へ=民主の動向に関係なく(jiji.coma 3月2日)
4月の東京都知事選出馬に意欲を示している前宮城県知事で慶応大教授の浅野史郎氏(59)は2日午前、TBSの番組に出演し「覚悟を決めなくちゃいけないだろうなという気はもうかなり強くしている」と述べ、事実上の出馬表明を行った。
また、民主党が独自候補を擁立すれば出馬しないとした自身の発言を「私利私欲とは言わないが、勝てるのか、負けるのかということで考えていいのか。まじめな気持ちになっている」と撤回。同党の動向に関係なく、出馬の準備を進める意向を示した。
上記のTBSの番組というのは、みのもんたの『朝ズバッ!』であり、『JANJAN』「浅野氏、テレビで事実上の出馬宣言」にその記事があった。
その後、いろいろな記事を読んで、浅野氏に都知事選出馬意向があることを確認。来週初めにでも正式な出馬表明があるのではないかと思う。
『きっこのブログ』はすぐに1位に返り咲いた。よかった~。
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全く美爾依さんの言うとおりで何を考えても自滅の道に行っちゃうんです。分かっちゃ居るけど・・・・・ってやつですね。応援に綺麗なのUPしましたので見に来て下さい(^-^
頑張りマッショー
きっこさんが力強い浅野さん応援の記事を書いてました。
民主党の都連の都合なんか、われらがきっこさんや、ブロガーの力でぶっ飛ばしてやりましょう!
何だか民主党の一部が、浅野さんの足を引っ張りまくっていますが、もう暫くしたら良い方向でまとまると思いますので、それほど心配しなくても良いと思います。
さて、私が「今日の出来事」というブログのコメント欄に書いた、「石原を倒せる候補」が本当に第二の石原にならないと言い切れるのか?に答えたコメントを、大変僭越ながらこちらにも投稿させていただきます。
ご安心下さい。
もしも浅野さんが当選され、例えば教育問題で浅野さんが何らかの決定を一度下した後、都民雄志がその決定に異議を唱え、浅野さんに決定の再考を促す要請を行った場合、その再考要請が理に適った要請として浅野さんが納得された際には、浅野さんは御自身のプライドを捨てでも、その決定を変更されることと思います。
これは、私が先日浅野さんを支援する会合に参加して、浅野さんの10年来の友人とお話しして得られた浅野さんに対する人物評価の結論です。
ですから、浅野さんが立候補の際に発表しするマニフェストが、御自身の意に沿わない物だとしても、それほど深刻に悩む必要は無い物と思っても良いでしょう。
浅野史郎さんは宮城県知事時代に「義を見てせざるは勇無きなり」の心情で、既成勢力と正面から戦ってこられた猛者です。
全くそのとおりだと思います。
もっと早く、海江田さんないし民主党の候補を立ててれば、ここまで混迷することもなかった、当然浅野さんの名前が上がることもなかったわけで、それをせず、いまさら擁立なんてふざけています。
民主党が浅野さんを応援しないのは勝手だけど、せめて彼の足をひっぱるのはやめていただきたいです。
ところで、民主党のごたごたは石原応援団のメディア(産経・読売など)が煽ってる可能性が高いので鵜呑みにしてはいけません。ましてや、浅野さんは民主党の推薦を受けるわけではないので、民主党のゴタゴタは無関係です。浅野氏が「民主党が候補者を立てるのなら私(浅野氏)は立候補しない」というのは、反石原票が分散しては勝ち目のない浅野氏にとっては当然の戦略であり、100%浅野氏の都合による(民主党の利益を考慮したものではない)ものだと考えられます。
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浅野氏、表明後都内で初演説「これが浅野史郎だ!文句あっか!」
◆記事 「浅野氏は石原氏に勝てるのか!知事選を占う」 。 社説。浅野・石原ともに後出しジャンケン
浅野史郎さんが迷っていた理由が分かったような気がします。&浅野さんの著作を調べました。
「改革派」などとマスコミに持ち上げられる浅野氏ですが、彼は情報公開などで一定の仕事はしたものの、県政運営全体は文字どおり自民党を超える「自民党型」の悪政となっていました。
マスコミが報道したがらない内容かな・・・。
・福祉切捨てでも石原都知事と同じ浅野史郎氏の実績
・大型開発推進では石原氏と変わらなかった宮城県知事時代の浅野史郎氏
そして、一番気になる宮城県民の生活状況は・・・
http://www.toshoren.jp/Ctg-Toshoren_Undo_News/Yoshida_Manzo.html