2020.03.28 (Sat)
ファースト・レディじゃなくて、ワースト・レディが花見自粛要請中に芸能人友人らと桜の下で写真
前の記事に書いたように、世界先進国の首相や大統領はすでに感染が高い恐れのある都市を封鎖したり、国民や企業に対しての経済支援政策を発表したりしているが、日本の場合は、Newsポストセブンの『安倍昭恵氏、花見自粛要請の中で私的「桜を見る会」していた』という記事の中で昭恵夫人が桜の下で満面の笑顔でジャニーズ事務所『NEWS』の問題児、手越祐也やモデルの藤井リナらその他の友人と撮った写真が出回り、総理大臣が能天気な妻の言い訳を3月27日の参議院予算委員会でしどろもどろに語る始末である。しまいには、「妻が行ったのは自粛要請の公園ではなく、レストランの敷地内で写真を撮っただけ。レストランに行ってはいけないということはない。」と話題をそらし、ひらきなおった。
つまり、桜を見にいったのではなく、レストランで13人の友人と食事をした時に、たまたまそのレストランの敷地内に桜があっただけという言い訳。こっけいとしか言いようがない。それも、世界中が新型コロナウィルスの脅威に脅かされている最中の出来事で、今、世界各国が3人以上の集会を禁止しているのに、昭恵夫人はなんと13人で集まって食事をしていたのである。おそらく、2週間後に昭恵夫人やそのお友達らが、コロナウィルスに感染したとのニュースを聞くかもしれない。桜を見たかどうかは問題ではなく、大グループで集会を行ったという時点でアウトである。安倍総理自身も集会をしてはいけないという認識がないことが判明したとんでもない出来事だと思う。
さらに、森友学園問題を巡って、自殺した近畿財務局職員の手記が記載された『週刊文集』が発売された直後のことであり、昭恵夫人の名前などが削除された改竄問題が改めてクローズアップされているこの重大な時にである。昭恵夫人の満面の笑顔を見て、赤木さんの奥様はどう思うだろうか。下の動画を見て、赤木さんの奥様の気持ちをぜひわかってあげてほしい。
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