2007.02.18 (Sun)
石原慎太郎からも見放された安倍内閣
民主党の都知事候補者が混迷する中、自民から推薦を受けると思われていた「石原死んだろう」が突然自民の推薦は受けないと言い始めたそうだ。
自民推薦受けぬ 明言 石原都知事 民主へゆさぶり(東京新聞 2月17日)
自分の支持率も低下中の暴言じじい、石原さえもが憂う安倍内閣の支持率がどれだけヤバ~イか見てみると:
いまのところ安倍内閣支持率は、4か月連続下落の45・3% (読売新聞 2月20日)。朝日の調査では、今回、内閣支持率(37%)を不支持(40%)が初めて超えたそう(asahi.com 02月19日)。(他の調査ではとっくに不支持率のほうが支持率を上回っているが・・・。)自民支持率(29%)も1年10カ月ぶりに30%以下になっており、安倍内閣からも、自民党からも離れつつある有権者が急上昇中のようだ。

↑Asahi.comより
安倍内閣支持率の原因について、朝日は安倍内閣への期待はずれ感が大きいのが第一の原因としている。その他、安倍内閣の格差問題への取り組み方に不満をもった国民が多いのもその一因だろうということ。読売の記事では、支持率低下の主な原因は柳沢発言だと指摘している。
格差問題に取り組むどころか、次から次へと国民に格差を感じさせるような失言を繰り返す世間知らずのカメムシ大臣を辞任させずに擁護しているうちは、安倍内閣の支持率はどんどん止まる所をしらないように急降下し続けるに違いない。いくらアホな安倍でもここまできたらなぜ支持率が落ちているのかわかりそうなものなんだけどねぇ。クレヨンしんちゃんだって、支持率の原因が柳沢とわかれば、「柳沢はギロチンだ!」とか言って即刻首を切るよ!そういえば、安倍晋ちゃんが、支持率アップのために殉職した警官のもとへ弔問して、間違った名前を呼んでしまったこともかえって不支持につながってしまったのではないかと思うんだけど・・・。さすが、新聞にはそこまで書いてなかったけどさ・・・。まあでも、自民党に早く政権交代をしてもらいたい私としては、この際、アホな総理とカメムシ大臣に参院選まで、「ゾウリ・カメムシ」っていうユニットを組んでもらって、安倍内閣の足を引っ張り続けてもらいたいところなんだけどね♪
そんなわけで、石原が支持率急低下中の不人気クラブ、自民党安倍内閣の推薦を受けたら、自分までが落選してしまうとでも思うのは当たり前かも。自分に利用できるものは利用するけど、できないものは切り捨てるっていういい性格してるもんだ。でも、石原都知事、無党派重視で自民推薦を辞退 という2月20日の読売新聞の記事によれば、石原が推薦を断ったにもかかわらず、中川幹事長は「都連が全会一致で推薦をあげてきたこともあり、石原氏を事実上、支持することになるだろう」と言っているそうだ。
普通、推薦を断られてまで、支持するだろうか。それも、公私混同、暴言吐きまくりの、これまでの日本史上で最低最悪と評判の都知事を。そんな知事を推薦したら、自民党までますます支持率下がっちゃうとか全く思わないんだろうか?自民党も参院選のために石原が握っている有権者の票が欲しいから、ここで石原を応援しておこうという寸法なのか。つまり、私が思うには、石原が自民の推薦を受けないというのは表面上だけで、実際は影で支援を受けているのではないかということだ。
でも、万一、そういった裏取引きがないとしたら、石原だって二人の息子が自民党にお世話になっているのだから、いくら、安倍内閣の支持率が下落し続けているといっても、知事選に不利だからといっていきなり自民の推薦を蹴ると言うのはあまりにも人情がないというか、相変わらず、自分の身のことしか考えていないというか、利己主義の石原らしいというか、姑息さ炸裂だよね。ネットウヨ的に言えば、
石原も必死だな
というところだろうか(笑)。
ただ、いくら無所属が今国民的人気を得ているからといって、石原が無所属で立候補したら、自民党と縁が切れるかと言ったら、そんなことは全くない。自民党には2人の息子が所属しているし、格差・差別・ファシズム思考といい、石原と自民党は共通の単細胞思考を持って陰で深く繫がっているのだ。
『きまぐれな日々』の「脱力の報道相次ぐ...」という記事で、石原が企画した『東京マラソン』という番組のことを知ったのだが、そのコメント欄には、斉藤貴男氏の「石原都知事と危険な選挙の時代」という本からの抜粋があったりして、kojitakenさんの記事と同様、一読に値するのでお薦めしたい。
民主党は都知事の候補者選びに苦悩しているようだが、斉藤貴男氏なんてどうだろうか?または、JMMでいつもすばらしい記事を発信している村上龍氏とか?それから、天木直人氏なんかも忘れちゃいけないよ。まだまだ石原に対抗できる人はたくさんいると思うけど・・・・。
とにかく、自民党の推薦を受けずに無所属で立候補しても、石原だけは絶対に落選させなくてはならない。そのためにも、民主党には、一刻も早く強力な対抗馬を選んで欲しい。
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自民推薦受けぬ 明言 石原都知事 民主へゆさぶり(東京新聞 2月17日)
推薦を受けない背景について都議会関係者らからは、政党色を出さないことで、候補者擁立が難航している民主党にゆさぶりをかける狙いや、安倍内閣の支持率低下を意識した、との見方が出ている。
自分の支持率も低下中の暴言じじい、石原さえもが憂う安倍内閣の支持率がどれだけヤバ~イか見てみると:
いまのところ安倍内閣支持率は、4か月連続下落の45・3% (読売新聞 2月20日)。朝日の調査では、今回、内閣支持率(37%)を不支持(40%)が初めて超えたそう(asahi.com 02月19日)。(他の調査ではとっくに不支持率のほうが支持率を上回っているが・・・。)自民支持率(29%)も1年10カ月ぶりに30%以下になっており、安倍内閣からも、自民党からも離れつつある有権者が急上昇中のようだ。

↑Asahi.comより
安倍内閣支持率の原因について、朝日は安倍内閣への期待はずれ感が大きいのが第一の原因としている。その他、安倍内閣の格差問題への取り組み方に不満をもった国民が多いのもその一因だろうということ。読売の記事では、支持率低下の主な原因は柳沢発言だと指摘している。
格差問題に取り組むどころか、次から次へと国民に格差を感じさせるような失言を繰り返す世間知らずのカメムシ大臣を辞任させずに擁護しているうちは、安倍内閣の支持率はどんどん止まる所をしらないように急降下し続けるに違いない。いくらアホな安倍でもここまできたらなぜ支持率が落ちているのかわかりそうなものなんだけどねぇ。クレヨンしんちゃんだって、支持率の原因が柳沢とわかれば、「柳沢はギロチンだ!」とか言って即刻首を切るよ!そういえば、安倍晋ちゃんが、支持率アップのために殉職した警官のもとへ弔問して、間違った名前を呼んでしまったこともかえって不支持につながってしまったのではないかと思うんだけど・・・。さすが、新聞にはそこまで書いてなかったけどさ・・・。まあでも、自民党に早く政権交代をしてもらいたい私としては、この際、アホな総理とカメムシ大臣に参院選まで、「ゾウリ・カメムシ」っていうユニットを組んでもらって、安倍内閣の足を引っ張り続けてもらいたいところなんだけどね♪
そんなわけで、石原が支持率急低下中の不人気クラブ、自民党安倍内閣の推薦を受けたら、自分までが落選してしまうとでも思うのは当たり前かも。自分に利用できるものは利用するけど、できないものは切り捨てるっていういい性格してるもんだ。でも、石原都知事、無党派重視で自民推薦を辞退 という2月20日の読売新聞の記事によれば、石原が推薦を断ったにもかかわらず、中川幹事長は「都連が全会一致で推薦をあげてきたこともあり、石原氏を事実上、支持することになるだろう」と言っているそうだ。
普通、推薦を断られてまで、支持するだろうか。それも、公私混同、暴言吐きまくりの、これまでの日本史上で最低最悪と評判の都知事を。そんな知事を推薦したら、自民党までますます支持率下がっちゃうとか全く思わないんだろうか?自民党も参院選のために石原が握っている有権者の票が欲しいから、ここで石原を応援しておこうという寸法なのか。つまり、私が思うには、石原が自民の推薦を受けないというのは表面上だけで、実際は影で支援を受けているのではないかということだ。
でも、万一、そういった裏取引きがないとしたら、石原だって二人の息子が自民党にお世話になっているのだから、いくら、安倍内閣の支持率が下落し続けているといっても、知事選に不利だからといっていきなり自民の推薦を蹴ると言うのはあまりにも人情がないというか、相変わらず、自分の身のことしか考えていないというか、利己主義の石原らしいというか、姑息さ炸裂だよね。ネットウヨ的に言えば、
石原も必死だな
というところだろうか(笑)。
ただ、いくら無所属が今国民的人気を得ているからといって、石原が無所属で立候補したら、自民党と縁が切れるかと言ったら、そんなことは全くない。自民党には2人の息子が所属しているし、格差・差別・ファシズム思考といい、石原と自民党は共通の単細胞思考を持って陰で深く繫がっているのだ。
『きまぐれな日々』の「脱力の報道相次ぐ...」という記事で、石原が企画した『東京マラソン』という番組のことを知ったのだが、そのコメント欄には、斉藤貴男氏の「石原都知事と危険な選挙の時代」という本からの抜粋があったりして、kojitakenさんの記事と同様、一読に値するのでお薦めしたい。
民主党は都知事の候補者選びに苦悩しているようだが、斉藤貴男氏なんてどうだろうか?または、JMMでいつもすばらしい記事を発信している村上龍氏とか?それから、天木直人氏なんかも忘れちゃいけないよ。まだまだ石原に対抗できる人はたくさんいると思うけど・・・・。
とにかく、自民党の推薦を受けずに無所属で立候補しても、石原だけは絶対に落選させなくてはならない。そのためにも、民主党には、一刻も早く強力な対抗馬を選んで欲しい。
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2007/02/20(火) 13:27:57 | ペガサス・ブログ版
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またまた弊ブログを取り上げてリンクを張っていただき、どうもありがとうございます。おかげさまで、昨日は弊ブログへの一日のアクセス数が2000件近くに達しました。弊ブログへのコメントは、こちらのブログにもよくコメントされる、非戦さんのものですよね。
私も「東京マラソン」の存在や、それが石原の宣伝のための道具だったことなんて、某mixiでマイミクさんの一人に教えていただくまで全然知りませんでしたが、東京のど真ん中でマラソンをやって、交通に支障をきたしてまでも石原の威光をPRする、どうしようもない催しものだったようです。
それが証拠に、この「東京マラソン」について、まともなスポーツの大会としての報道は全くといってなされませんでした。
いってみれば、1936年のベルリン・オリンピックを国威発揚に悪用したヒトラーを真似したような大会だったといえるでしょう。
万一、石原の三選を許すようなことがあったら、もはや東京人には大阪を馬鹿にする資格はないという気がします(などと、大阪生まれの私は言ったりしますw)。