9条変えても徴兵制度にならないって本当?
ところで、AbEndにTBしてくださったいくつかのブログで安倍晋三の新年の挨拶を読んだのだが、安倍晋三は改憲にやる気満々のようだね。その上、『美しい国』をめざすだって?ったくまわりの空気が全く読めていないとは、この人のこと。改憲の一番の目的は九条を変えて自衛隊を軍隊として戦争できる国にし、国民の命と引き換えに三菱重工に代表される日米の軍需産業を潤することだろう。
そんなことを考えていたら、『雑談日記』のsobaさんのAbEndへのTBで、護憲派とされる『お玉おばさんでもわかる政治のお話』のお玉さんが9条変えても必ずしも徴兵制にはならないと言っていると聞いてびっくりしてそのブログに行ってみたら、タイトルからして確かに「9条変えても必ずしも徴兵制にはならないよ」と断言しているのを読んで、久しぶりにビックル一気飲みしちゃったんだけど、この方は日本の憲法には確かに詳しいかもしれないけれども、米国の徴兵制度やイラク戦争の実態、又日本がいかに米国に追従しているのかご存知なのかどうか疑ってしまった。
イラク:2万人増派の方針 米大統領決定とNBC(毎日新聞 2007年1月3日)によると、2003年3月の開戦以来、米兵死者は3000人を突破していて、現在イラクには14万人規模の米兵が駐留。そして、さらにブッシュはあと2万人の兵士を増派する予定だと言っている。米国で兵士になる人がいなくなったら、日本に助けを求めてくるだろう。
あまり海外で何が起こっているか興味のない日本に住んでいる自民党を支持している普通の主婦だったら、きっとみんなこんなふうに思っているのかもしれない。それにしてもこの方は護憲派だというのに、日本の代表的な新ネオコン、プラモ基地バカボンの言うことを100%信用しちゃっているところや徴兵制度にならないと信じる根拠がバカボンの記事というところが何ともイタいのだが、そのコメントを読むとほとんどの方が反論されていたので安心した。その方のブログから一番私がおかしいと思ったところをここに引用する。
自民党の新憲法草案に「徴兵制禁止」が盛り込まれるかどうかということにもかかっているとは思いますけど、石破茂さんあたりに「徴兵制はあり得ない」と断言されると、ちょっと安心しませんか?
理由として、ハイテク兵器が活用される現代の戦争において、兵器の扱いに慣れない素人の一般国民を戦闘員として参加させた場合、デメリットの方がはるかに大きいと考えているからである。 wikipedia 石破茂 より
本質は徴兵制度の問題ではない。もっともっと憲法の何を改正しようとしているか見極めないといけないのに、「徴兵制」という言葉の響きのみに脅かされていると、他が見えなくなってしまう。
この部分に関して、いつもこのブログにもコメント残してくださっている非戦さんが的確に反論されていたので、まず紹介させていただきたい。
ハイテクで、先鋭部隊が必要でしょうが、前線へは貧困層や無職の若者を言葉巧みに誘って行かせるでしょう。ミサイルのスイッチを押すだけの上官は、死ぬことはありません。まして指導者、首相が死ぬことなんてありえません。でも、関口宏が言っていたように、「殺されることを恐れるより、殺すことを恐れる気持ちを大切に」に賛成です。
そして、いくら自分が戦争に加担することは無いといっても、軍事国家になり一旦戦争がはじまれば、戦争に関係のない職業など無いと思います。どの産業、その製品も戦争という名の殺人とつながってしまうことを恐れます。IT、ロボット、原発、宇宙開発、広告、情報、医療、薬学、化学、自動車、飛行機、衣料、,,,,全て無関係でなくなります。それが恐ろしいです。
一生懸命働いて作るものが、兵器の一部かもしれません。
確かに本当に非戦さんがおっしゃる通りで、全ての兵士がハイテクを扱うわけではなく、戦争では、機関銃さえ操作できれば、身体一つで誰でも戦えるのである。又、戦争が長期化すれば、兵隊が足りなくなり、戦争に関係ない職業だから、ウチの息子は安心だなんて言ってられないだろう。少子化も進んでいることだし、いくらハイテクと言ったって、健康な若者は男女問わず、片っ端から徴兵されるようになるだろう。カナダでは男性兵士だけでは足りなくて、女性兵士の数もけっこう増えているようだ。平和な日本で徴兵制度のことなんて今は想像もできない人が確かに多いだろうけど、戦争が始まったら、何が起こるか全く予期できないのだ。
ただ、現在、アメリカのブッシュ政権にも陰りが見え始め、2年後に共和党から民主党に政権交代が実現すれば、イラク戦争は終結しそうだが、そうかといって民主党が勝つとも限らないし、共和党政権が続けば、イラクの後は又他の国に標的を変えて戦争を続行するにちがいない。でも今は、9条を変えることによって、日本の自衛隊は完全に米軍の支配下に置かれようとしており、今年度初めに防衛省のパソコンの暗号が変えられるのは、日米で軍事機密を共有するのが第一の目的ということも考えられるのではないかと思う。そして、安倍は米国の圧力を受けてか、かなりあせっているふうにも見え、今すぐ9条が変えられて、自衛隊がイラクに派遣されることもアリエールのだ。
ところで、私はお玉さんの記事を読んで、お玉さんにいくつか質問があります。お玉さんは、どうして、徴兵制度より「憲法の何を改正しようとしているか見極めること」の方が大切だと思うのだろうか?そんなことは、今の憲法と改憲後の憲法を比べればわかることでは?それよりも、その新しい憲法の裏に隠されているものは何なのか、又、なぜ憲法を改正しようとしているのかを知ることの方が大切じゃないの?政府がいくら徴兵制度はないと言ったって、それを信じられるの?共謀罪のように、政府が法務省のサイトでは堂々と一般市民には関係ないと言いながら、これだけ多くの人が反対しているのは、どうしてだと思う?本当に護憲派だったら、憲法改正にもっと危機感を持つべきなのでは?なんちゃって護憲派じゃないんでしょ。
又、話題は違うけど、お玉さんの別の記事で、気になる文を見つけたんだけど、
「ブログが突然凍結される」
という記事で、FC2の『Here There and Everywhere』が凍結された件で、
過激な批判という意味では左翼系だって結構頑張ってます。安倍ちゃんをいじめてるからダメ!!(先日のお玉のまゆ毛の話のように)石原をあることないこと非難するからダメ!!とかいってさあ、そういう所も次々に「凍結」されていく可能性があるわけで、やっぱちょっとやりすぎではないかなあ??FCブログ管理者様。
とまるで次はAbEndキャンペーンに参加する私たちのブログが凍結されていくから気をつけろと言っているように受け取れる文章を書いているんだけど、考え過ぎだろうか。もし、こんなことで凍結されるのだったら、政治ブログのほとんどが凍結されるだろう。何度も言うように、誹謗・中傷と批判は全く別のもので、政治家の批判をブログに書いて凍結されるような国は世界広しと言えど、私の知っているところでは北朝鮮くらいだろう。私達はわけもなく政治家を誹謗・中傷するためにブログを書いているのではなくて、みんなが幸せに楽しく生活できる日本にするために、悪政を行っている政治家を事実に基づいて批判しているのだ。まじめな記事ばかりじゃつまらないから、たまにはasshole 太郎とか石原死んだろうとか、安倍壷三とかプラモ基地バカボンとか冗談で言うこともあるけど、限りなく真実に近いニュースやその他の記事に基づいて書いているだけなんだよ。たまに推測も入るけどさ(笑)。
最初は誰も批判しない日本で最も高い地位の人物を批判するのは、かなり勇気がいったけど、そのうち、AbEndに書かれている記事が信頼性が高く的を得ているということがわかって、TBの数も増えてくると、新聞や雑誌やニュースサイトでも安倍の批判記事が増えてきて、安倍の支持率は自然に急降下しちゃったってわけで、悪政の真実を暴くだけで、凍結されるようなブログサービスなんて今のところ日本にないのでは?そりゃ、犯罪者が未成年だった場合、名前とか住所とか晒しちゃったら、まずいだろうが、私たちが批判しているのは国民の税金で国民の生活を豊かにするために働くべき政治家なのだから、問題ないでしょ。
でも、共謀罪が成立したら、どんなことになるのか、一抹の不安はあるんだけどね。今のところは(夏の参院選までは先送りになるそうなので)大丈夫だと思うよ。だから、共謀罪だけは絶対に成立させないようにしたい。
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「『アメリカ弱者革命』(堤未果)が語りかける希望」
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