2012.06.21 (Thu)
小沢一郎氏の民主党離党、新党結成の決意を支持する
まず、19日に消費税増税関連法案の3党合意をめぐる民主党内の党内手続きが党本部で開かれると、前原誠司政調会長の突然の「一任宣言」で、打ち切られた。増税反対の小沢グループが詰め寄って修羅場となり、前原氏は裏口からトンズラした。このとき、小沢グループの怒りは頂点に達し、「独裁政治。民主党は解党した方がいい」と、見限る声も出たという。
小沢派の議員は衆院だけで約90人おり、民主党内では最大のグループとなっている。共同通信の取材によると、一体改革法案の衆院採決で反対や欠席などで造反する意向を示したのは、約60人。小沢氏が率いる民主党小沢派議員の離党、新党結成により民主党の分裂が、現実味を帯びてきた。
小沢氏は、6月半ばにすでに鈴木宗男氏に野田政権が消費増税法案を採決するなら、離党や新党結成を検討すると伝えている。これからの小沢氏や小沢派議員の動向が注目される。
小沢氏、鈴木宗男氏に消費税法案採決なら新党含め対応検討と伝達(12/06/11)
民主党は、小沢氏が中心となって作った党なので、本来なら、増税に政治生命をかけている野田政権の閣僚たちこそが離党するべきなのだが、あつかましい上に、ずうずうしい奴らは、民主党をハイジャックした官僚の言いなりロボットだから、与党政権となった民主党を離党する考えなど毛頭ない。
小沢氏がいまのまま民主党に留まっても宝の持ち腐れである。党代表だった小沢氏をインチキ裁判の強制起訴で追いやり、国民を裏切り、国民との約束を守らなかった民主党は、次の選挙で大敗するだろう。ならば、今のうちに民主党を割って出て、新党を結成したほうが国民にとっても小沢氏にとっても将来のためだ。そのときは、脱原発、反増税、霞ヶ関改革を柱にマニフェストをつくれば、みんな小沢新党に投票する。そして、今度こそ、マニフェストを実現させなければならない。
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参考記事:台風直撃時に「日本破壊の一任」を「凶行」した、野田佳彦・前原誠司。
小沢元代表が離党視野 グループも同調へ
共同 2012年6月21日0時17分
民主党の小沢一郎元代表が、消費税増税を柱とする社会保障と税の一体改革関連法案の衆院採決で反対し、処分された場合に離党を視野に入れていることが20日、分かった。小沢氏を支持するグループから数十人が同調する見通し。離党した後の新党結成も選択肢としている。小沢氏周辺が明らかにした。
小沢氏は法案採決で反対票を投じる意向を固めつつあるとされる。輿石東幹事長は党分裂を回避する観点から、小沢氏を説得する構えだ。仮に小沢氏が造反しても処分しない可能性もある。その場合、小沢氏が離党のタイミングを失うとの見方も出ている。
これまで小沢氏は一体改革法案の採決先送りを主張する一方で、一貫して離党を否定している。
ただ周辺では、民主、自民、公明3党が一体改革法案の修正で合意して成立の見通しが強まり、民主党にとどまっても展望は開けないとの意見が強まっている。周辺は小沢氏にグループを離党の方向で主導するよう要請。小沢氏も一定の理解を示しているもようだ。
小沢氏に近い議員は20日夜、「もう後戻りすることはない」と述べ、離党は不可避との見方を示した。小沢グループのメンバーは21日午後、都内で会合を開き、結束を確認する。
小沢氏は衆院だけで約90人の党内最大グループを率いている。共同通信の取材では、一体改革法案の衆院採決で約60人が反対や欠席などで造反する意向を示した。
民主党の衆院議員は289人で、国民新党を合わせると与党は292人。自民、公明両党の賛成が見込まれるため一体改革法案の衆院可決は確実な情勢だが、54人以上が造反し離党すれば与党は現状の衆院半数239を割り込む。
造反の意向を示しているのは小沢グループ議員がほとんどだ。態度未定の議員もおり、小沢グループは「造反票」の上積みを目指している。
首相は5月30日と6月3日に小沢氏と会談。一体改革法案の成立に協力を求めたが、小沢氏は拒否し物別れに終わった。
小沢新党も 前原氏逃走に怒り心頭
日刊スポーツ 2012年6月20日9時1分 紙面から
消費税増税関連法案の3党合意をめぐる民主党内の党内手続きが19日、党本部で開かれ、前原誠司政調会長の突然の「一任宣言」で、打ち切られた。増税反対の小沢グループが詰め寄って修羅場となり、前原氏は裏口から逃走した。小沢グループの怒りは頂点に達し、「独裁政治。民主党は解党した方がいい」と、見限る声も出た。反対派の造反者は党単独過半数割れを導く「50人」を超える見通し。離党→新党結成の党分裂も、現実味を帯びてきた。
「全員が賛成ならいいが、異論もある。私に一任してもらいます」。3党合意について党内の了承を得る会議が続いていた19日深夜、前原氏が突然、合意の取り扱いを一任するよう求めて、議論を打ち切った。開始から約4時間半。納得できない反対派の小沢グループの若手議員が、前原氏に詰め寄ろうとして制止され、転倒。会議は修羅場と化した。まとめ方に「おかしいじゃないか」と怒号が飛ぶ中、前原氏は「裏口から脱兎(だっと)のごとく逃げた」(出席者)という。
当初目指した18日の決着ができなかった前原氏は、この日結論を出すことにこだわり、聞く耳を持たない様子だったという。「台風も来ている。明日(20日)仕切り直しては」と提案を受けた直後、打ち切りを宣言したという。収まらない小沢グループの議員は前原氏を探して、報道陣が待機する会見場に現れたが、前原氏はすでに議員会館に移動していた。
今年3月の閣議決定をめぐる議論も前原氏が打ち切り、怒号が飛び交った。しかし、反対派の怒りはその時を超えていた。「独裁政治だ」「もう民主党は解党した方がいい」と、党を見限る発言も飛び出した。
小沢グループの戦略は進んでいる。グループ議員は衆院で約80人だが、採決で50人以上の造反者を見込んでいることが、分かった。現在、衆院の民主党会派は289人だが、50人以上が造反し、離党などで会派を離れれば、民主党は衆院で過半数を割り込む。そうなれば野田佳彦首相の政権基盤は弱体化し、政権運営は苦境に陥る。自民、公明両党が賛成するため現実的には、採決されれば可決が確実だが、小沢グループは「数の力」で、採決阻止に圧力をかける方針だった。
しかし、この日の前原氏の強硬姿勢に、「堪忍袋の緒が切れた」(所属議員)ことで、離党→新党結成の選択肢も現実味を帯びてきた。消費税増税を急ぐ首相の思惑は、党を分裂の危機にさらし始めた。

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元々、財源の裏づけもないのに、国民にいいことばかり約束して国民を騙し続けてきた人ですから。
お金に関する不法行為にも事欠かないし、とっても残念なことです。
日本人であることをあきらめて逃げてしまうのは簡単ですが、ここでわれわれ小沢先生の支持者が一世一代のふんばりを見せなくては本当に日本という国は形骸化し溶けてなくなってしまうと思います。
官僚ならぬ奸掠の傀儡野田一味をこの日本から社会的に叩き出してくれる仕事を、小沢先生たちのお力添えで、国民みんなが自覚してできるものと信じています。
小沢先生の力を信じておらない方が悲しいかなこの日本には大勢います。しかしながら着々と小沢先生を支持し、小沢先生の持つ理想の為に働き祖国の為に汗をかこうと目覚めるものは私の周りにも私の粘り強い活動によって少しづつ増えていきました。小沢先生に一度ついた支持者はまずめったなことでは離れないと確信しています。
>>http://www.h5.dion.ne.jp/~chosyu/kikumiminakubousousurudokusaikoltuka.html
聞く耳なく暴走する独裁国家
野田政府巡る記者座談会
国民守らぬ米国・財界の道具 2012年6月13日付
【自民党がたたきのめされた後に登場した民主党も、野田政府まできて圧倒的な国民から見限られ、宙に浮いた権力が消費税増税や原発再稼働、米軍再編やTPPなど何事をやるにも国民のいうことなど聞く耳なく突っ走りをやっている。国政が国民のために動くという信頼はなくなってしまっている。そういう国政の現状をどう見るか、どうすればそういうものにいうことを聞かせることができるか、記者座談会をもって論議した。】
▼戦後日本支配の欺瞞力失う
A 原発再稼働や消費税、米軍再編など野田政府による聞く耳なしの突っ走りが目立っているが、大衆世論はどうなっているかからまず出してみよう。
B 福島であれだけの原発事故をやって、しかも終息もせず、検証もされず、対応策もなにもないのに再稼働を押し切ろうとしている。反省がないし、住民の生命や安全を守るというような姿勢がまるでない。消費税もこの不景気のなかで、みんなの貧困がひどくなって産業も衰退しているなかでやろうとしている。米軍再編もアメリカからいわれるままに、国はいくらでも金を出す。オスプレイ配備も強行だ。「沖縄に配備されるまで一時的に岩国にいる」といって山口県や岩国市は実質的に容認していく流れだ。沖縄は「来るな」といっているのだから岩国常駐のコースだ。以前から浮上していた構想の普天間の海兵隊を岩国に移転させるコースだ。大インチキの突っ走りだ。
C 下関市政を見ていても、大震災が起きても消防庁舎の海岸埋め立て地移転をごり押しする。リーマン・ショックが起き、今では欧州危機と円高、大企業の海外移転・工場閉鎖があいつぎ市民が極端に貧乏になっても、200億円規模の市庁舎建設事業、駅前開発などそれ以前の計画をあくまで突っ走る。これでもかというほど箱物散財を続けようとしている。市民はこれほど貧乏になって、さっぱり地元経済が回っていないなかで、そんな市内状況の大変化などお構いなしだ。市民の生命の安全とか生活をどう守るかなど考える市政ではないのだ。説得しようといっても聞き入れる相手ではないという評価に立たなければことはすすまない。
D 下関でもこれだけ貧困と失業が深刻ななかで大企業は海外移転であるし、生活が苦しいのに国は消費税をいう。ごり押しすればとんでもない貧乏社会になるし、失業や倒産が激増する。どこを回っても消費税に賛成する人物を見たことがない。このご時世に5%を10%に引き上げたらどうなるかはわかりきったことだ。増税したら中小企業も経営が成り立たず倒産が増えると企業関係者や税理士は口を揃えて言う。政治が国民生活の息の根を止めるようなものだ。
E 商店に行くと年金支給の前というのもあるだろうが、とくに年寄りは出費を控えていて閑古鳥が鳴いている。客が来ないという。「これで消費税を上げられたら壊滅しかねない」「生きていくのが精一杯なのに、政治家はなにを考えているのか」と怒りが出される。
B 日本医師会が消費税反対を打ち出しているが、医療関係者に聞くと3割負担の今でも外来受診は減っているという。消費税を上げたらますます来なくなる。そうすると早期発見、早期治療ができなくなる。病状が深刻になってからでは治療も大変でお金もかかる。しかし少しのことなら我慢して、あるいは市販の薬で対処したり、みなが安上がりで済むように出費を抑制しているのが特徴だ。医療機関の診療報酬は決まっていて、消費税を転嫁する先がない。今はまだしのいでいるが、10%になれば小さい診療所ほどやっていけなくなるといわれている。閉院に追い込まれかねない。入院患者の受け入れをやめていく医療機関も増えているが、ますますこの流れに拍車がかかる。患者が高負担でかかれないだけでなく、医療機関そのものが減っていく。
▼国政への怒り沸騰 貧困進むなかで散財 社会を潰す政治(略)
▼大収奪のための国家 戦後民主主義の幻想が崩壊 最先端の下関(略)
▼懲罰化の方向露骨 むき出しになる本性 戦後社会の本質(略)
▼主人公は生産人民 突っ走るが風前の灯火の権力者 全国団結に活路(略)
<転載終わり
野田はすべてわざとやっています。
野田はこれらの暴虐弾圧冷酷無慈悲棄民テロ政策によってユダ金の野望「世界史上最大の版図を獲得した覇王ジンギスカン(源義経)の元帝国へ黄禍の復讐をして中国大陸を軍事侵略征服虐殺略奪し優秀な黄色人種を核兵器(原発も兵器です)で皆殺しにして元をしのぐ世界ユダ金悪魔帝国を地上に打ち建てる」を達成するために「不退転の覚悟で生命を懸けて殉じ」て協力しているのです。ドラキュラに血を吸われた者がゾンビドラキュラとなって生き血を吸うが如くに。
ムー超古代先進文明の遺民であり扶桑の島時代からつねに同時代世界最高の技術と徳を示す君子民族として地球を指導し守り続けてきた日本人は君子民族の伝統に遵い暴力を一切用いずに、直ちに野田内閣倒閣し海外派遣自衛隊をロシアに頼んで帰国させ、日米地位協定を破棄して「得手に帆上げて」福一石棺桶化を達成せねばならないことは明々白々です。
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そうでしょうか。私は全く反対の意見です。確かに小沢氏は、国民が何を求めているかにとても敏感なので、国民が求めていることを主張されますが、それが政局ばかり考えているということにはならないと思います。全ての政治家が小沢氏のように国民の生活を第一に考えてくれていれば、大飯原発の再稼動や増税などなかったはずです。
財源はあります。財務省はないふりをしているだけです。国民を騙したとはどういう意味ですか。小沢氏が代表のときに作ったマニフェストで増税はしないと約束をしましたが、それを守れなかったのは小沢氏の責任ではありません。小沢氏はインチキ裁判にかけられて、代表の座を追われ、その後を菅、野田といった官僚のいいなりのどうしようもない人たちが党の代表、つまり、総理大臣となったために本来民主党が主張してきたことが根本からくつがえされてしまったのです。だから小沢氏はそれに反発して民主党を離党したのですが、このことが国民を騙したことになるのでしょうか。
> 私は小沢一郎は、政局ばかり考えていて、長い目で見た日本の将来を考えていないと思います。
> 元々、財源の裏づけもないのに、国民にいいことばかり約束して国民を騙し続けてきた人ですから。
> お金に関する不法行為にも事欠かないし、とっても残念なことです。