2012.02.12 (Sun)
2.11 さようなら原発1000万人アクション
藤波心さんのスピーチとうた「故郷(ふるさと)」はとても15歳とは思えない、心に迫る訴えだった。とてもわかりやすく、丁寧に話すしぐさや、スピーチが終わった後に深々と頭を何度も下げるところなど、かなり好感が持てた。心さんは、スピーチの内容も仕方も歌も申し分なく、将来がとても楽しみな女の子だ。
2.11さようなら原発1000万人アクション全国一斉行動in東京
「3.11以降、私の価値観は大きく変わりました。人類の歴史に残るような大きな事故なのに、たいしたことないように見せる国の姿勢や報道。検査も少ししかしていないのに、経済を守るためにゆるすぎる基準。食べて応援しようなんていう、人の命の重さを無視した無責任な国を挙げてのキャンペーン。私は、これをすごく怖いことだと思います。日本ってこんな国だったんだと残念な気持ちになりました。今、日本は歴史上大変な危機に面していると私は思います。この狭い国土に、この地震の多い国土に、気がついたら原発を54基も建ててしまっていた。これは繁栄の象徴ではなく、ただの時限爆弾です。もし、またどこかで大地震がおきて、別の原発が爆発するようなことがあったら、今度こそ日本は終わりだと思います。いつ爆発するかわからない爆弾と生活するなんて、私は絶対にイヤです。」
山本太郎さんも、いつもどおり、聴く人を笑わせながら、深く考えさせるスピーチをしてくれた。
「山本太郎」2.11さようなら原発1000万人アクション
3.11あれから1年近く経っているんですよね。少しはましな国になっているんですかね。その自信、手ごたえみたいなもの、みなさん、感じてますか。(会場から、ないぞ~という返事。)・・・・電力余ってるんですよ。嘘をつかれてるんですよね、僕たち。原発54基あるうち、3つだけですよ。動いているの。東電管内一基だけですよ。九州も四国も脱原状態ですよ。余裕ですよ。それをどうして嘘つくか。よほど大きな利権構造なんですね。でもあきらめるわけいかないですよ。命かかってますもん。あきらめるのは、あっちですよ。(そうだ!と会場から大きな拍手と共に返事がくる。)もっともっとね、声あげていきませんか。もっともっと怒りませんか、みんな!(喚声と拍手)
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