2006.11.23 (Thu)
右翼化の極致を行く安倍政権
最近、日本の右翼化を嘆くブログをよく見かけるが、今年の5月初旬に「右翼化する小泉政権の憂鬱」という記事を書いた頃には、まだ、それほどそう思っている人は多くなかったはずだが、その後、首相の靖国参拝について議論が交わされるようになって、国民は徐々に日本が右翼化していることに気づき始めたようだ。安倍政権に変わってからは、右翼化にさらに加速がかかり、ass hole 害務大臣と中川整腸怪長の危ないコンビが一層の自滅党の右翼化を煽っている。もちろん、その影でウヨ官僚代表の安倍晋三sorry大臣が操っているのか操られているのかわからないが、大きな力を発揮している。
自滅党は自由民主党じゃなくて、不自由官主右翼党に名前を変えるべきだと思うのだが、最近では、民主党の右翼化も著しい。民主党の新ネオコンとして、まず、みなさまの頭に浮かぶのは前原元民主党代表だと思うのだが、長島昭久議員のブログにも前原と同等かそれ以上に、右寄りの発言が多いのに多くの方々が気分を慨しているに違いない。
面舵いっぱい! 方向転換する勇気という記事では沖縄戦での野党共闘は失敗であり、このまま参院選に突っ込んでいくことに危惧を感じており、民主党があまりにも左寄りに流れてしまったことを嘆いている。
「簡単に起きるな!」左の耳に悪魔のささやきが。
しかし、有権者の叫びは、右耳に響く。
「面舵いっぱい!」
そうだ、左へ左へ流された『民主党丸』の針路を思いっきり右へ戻さねばならないのだ。
急激な進路変更に、船は軋み、横波が甲板に叩きつけられ、舵を持つ手が震えるだろう。いつものようにマスメディアがあざ笑うだろう。
それでも、勇気を持って面舵いっぱい針路を戻さねばならない。
まずは、民主党にもこんな狂った右翼思想の議員がいたということに驚いたのだが、それが、沖縄選挙結果から、少数ではなく、けっこういるらしいことにもっとびっくりした。長島議員は自分が右寄りだから、左寄りの野党と共闘することに、反対していたのだろう。私としては、野党共闘があったからこそ、沖縄知事選はかなりいいところまでいったのだと思う。それを何の理由も告げずに、ただ、野党共闘は「失敗だった」なんてよく言えるものだ。こんな奴でも議員が務まるんだから、なさけない。
尤も、同じ野党でも、こんな輩もいれば、国民の利益を追求するこんな方もいらっしゃるのだから、面白い。単に野党共闘といっても、同じ党内でもこのように分裂している場合もあるのだから、なかなか難しいものがあるのかもしれない。私としては、できれば、こういった右寄りの議員は全員自滅党に行くか、右寄りの議員だけ集まって右翼政党を作ってもらいたいと思っているのだが、それも難しいのだろうか。
mixiの検索で安倍晋三を検索したら、下記のような応援ブログばかりだった。もし、AbEndをmixiにまで広げるとしたら、サイバー戦争のような状態になってしまうかもしれない。
安倍晋三関連mixi
関連記事:
『Here There and Everywhere』【 なぜ日本は右傾化するのか? 】
YouTubeで11月23日放映の「ムーブ!」を紹介している。
『ウヨニート・ウヨコモリ総研』「目を覆いたくなる恥ずかしさ 」
ネットウヨとは何かを心理的、人格的な面も含めて、理論的に詳しく分析している。
『山崎行太郎の毒蛇山荘日記』「立川の恥・長島昭久を落選させようぜ…(笑)。」
Kojitakenさんに教えていただいて、読んでみたら、かなり長島を厳しく批判していたので、追加。こんな議員は民主党にはいらない。長島を落選させよう。

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- 関連記事
戦後に登場した「大衆運動」そのものを抑圧する立場をとることが多いです。また、戦後民主主義そのものも憎悪しています。さらに、教育や治安の悪化は、戦後民主主義や自由過ぎる教育や、左翼のせいだ、日教組のせいだとわめきますが、日教組がもつとも戦闘的で加盟率が高かった時代にそうなったのではなく、逆に日教組は後退しているなかで、起こっているわけですから、右翼らが叫ぶデマは確実に粉砕されるべき意見です。私も、そうした軍国右翼オヤジの意見を強制的に聞かなければならない体験も経験していますが、自分らが長く政権を維持しながら「美しい国」などと歯の浮くような台詞を自画自賛してわめく連中の妄言を聞かされるほうは、「憎いし苦痛」を伴うようなものですね。保守派は「こんな日本に誰がした」というが、それは「お前達だ」と言い返してやりましょう!なぜならば、左が政権を担当してきたのではないからです。
ももさんのコメントが典型なのですが、「非常に汚い事件や人間を作り出し治安は非常に悪く」なったのは、「左翼的ゆとり教育」の結果ではありません。
日教組の力が強かった70年代は、戦後もっともカリキュラムがきつかった時代です。
十分な教育を受けた生徒は、自分の力で考えるようになり、当然ながら政治や社会のあり方に疑問を持つようになります。
70年代後半以降、日教組が体制との対決姿勢を弱めていった頃から、カリキュラムが緩和され、生徒の知識量だけでなく考える力が落ちていったように思いますが、それは、日教組が左翼性を弱めていった時期のことで、政権が子どもたちから考える力を奪うような方向に誘導していったのが、現在教育が荒廃している最大の理由だと私は考えています。そもそも、日教組に教育方針を定める力などあろうはずがありません。
この上、安倍政権がやろうとしている「教育改革」などが行われれば、間違いなくますます教育は荒廃していきます。
しかしだからといって思いっきり右に引っぱる、というのは危険が大きいと思います。社会のあり方を右、左といった平面的な思想で捉えるのはどうかとも思いますが、分かりやすくするためにそういいう言い方をすれば、戦前の極端に右に傾いた社会を是正するために左向きの教育が行われ、今それが左に傾きすぎた。しかし、強い右向きの力を加えすぎれば今度はまた右に行きすぎる危険もあるでしょう。そして仮に右に傾きすぎた社会はどれほど問題が大きいかは日本も経験しています。社会を是正する必要があるが、右に傾きすぎることだけは絶対許すわけにはいかない。
どうも社会は一方方向に走り出すと止まらなくなることがあって難しいわけですが、バランスの取れた思想を多くの国民が持つ必要がありますね。(そういうわけで私は右翼も左翼も嫌いなんですが。)
政治がバランスを保つためには現在の日本の政治は問題があると思います。そういう視点で与党を批判する、といった姿勢も必要なきがします。オールorナッシングということでもいけないでしょうけど。
http://www.ichita.com/03report/data/1154174027.html
山崎行太郎氏も長島を罵倒
http://d.hatena.ne.jp/dokuhebiniki/20061123/1164229459
なお、カマヤンの掲示板がソースです。
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/news/535/1150307514/618
右翼化する人たちにはこれまで極左的教育を貫いてきた
教育に対して、余りにも自虐的に教え込まれました
最近になりなぜ日本は戦争したのか?なぜ朝鮮を併合したのか?なぜ日本人は憎まれてるのか?なぜ日本は舐められているのか?これは特定三国の主張に過ぎず、日本
の教科書が左翼的な教科書に対して、また左翼的な
教員に対して優先的に採用してきたからでしょう?
日本を語るなら日本の現状を知り!今のこの状況が
いかにしてなったか!その背景を知るべきであり
苦しく暮らしている人が沢山いるのにもかかわらず
偉そうにおっしゃられるのはいかがかと思います。
国柄が違えば文化も違う人も違ってきます、カナダ
で暮らすことに対して別に何も言う人はいないはず
今、日本は大きな流れの中にいます、この流れは
確かに将来非常に汚い事件や人間を作り出し治安は
非常に悪くなるでしょう、けどこれは、今まで左翼的
ゆとり教育の結果であり、どの政党、どの人が総理を
やっても何も変わりません。
ゆとり教育で増えたのは少年非行の悪化!!増加!!
登校拒否児童数12万!!!始めてから右肩上がりです
よ?減ったのは学力wこれどう思いますか?これは安部
総理の責任ですか?小泉総理の責任ですか?違うでしょ
?この世代が大人になってみてくださいよw特定三国人
にとって非常に望ましい結果が得られるでしょうね。
あなたは安全なカナダで見守っていてください。
さて、「面舵いっぱい! 方向転換する勇気」と、「多数派」におもねることを「勇気」と自画自賛するところでこのナガシマ議員は勇気がないと自己告白しているようなものです。しかも、それに自分で気がついていないし。自民党に行ってほしいのですが、自民党には今「郵便局民営化造反派」が復党しようとひしめきあっているから、自民党には椅子はないでしょう。(笑)
ついでに言えば、沖縄知事選での民主党の方針を「左に流された」というなんて、このナガシマさん、羅針盤もおかしいようです。ナガシマさんにはいつも面舵いっぱいで、同じところだけをぐるぐる回っていてほしいものです。(笑)
「針路を思いっきり右へ戻さねばならないのだ」って、スゴイ表現だと思います。まるで「極右宣言」じゃん。野党の政治家がこんなことを平気でブログに書ける時代だってことですね。
ところで、「たんぽぽのなみだ~運営日誌」のコメント欄に、Rolling Beanさんが長島昭久についてコメントされていたので、それに対して私が書いたコメントをコピペします。このコメント欄の最初は、美爾依さんのコメントですね。
http://taraxacum.seesaa.net/article/27976341.html#comment
長島昭久は、前原一派ですよね。
例の永田の偽メール事件の時、ブログで永田を弁護したか何かで、ブログが「炎上」騒ぎになったんじゃなかったでしたっけ。
Wikipediaで調べたら、ナナナナナント!大学院生時代には石原伸晃の公設秘書をやってたみたいですよ。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%95%B7%E5%B3%B6%E6%98%AD%E4%B9%85
糸数さんの足を引っ張らない方が不思議な議員ですね。そのうち前原と一緒に安倍晋三のもとへと走るんじゃない?
今日からは、もう安倍さんを安倍さんと言わずきっこさんのようにカタカナで表現していこうと思います。
アベシンゾウのしていることは、とても恐ろしいことです。
子供たちが大変な思いをするだけでなく大人も大変な思いをこれからするでしょう。
もしかしたら、戦前のような言論や表現の自由が少しずつわからないように潰されていくでしょう。
そして自由は制限され従わないと暴力にさらされやしないかと心配しています。
今、日本人は愛国心を強制されようとしているだけでなく、子供たちもおかしな教育に巻き込まれようとしています。
偽りの愛国心を植え付けられることは、子供たちを潰すことになります。
そういうことをする政治家たちに憤りしかありません。
これは子供たちへの肉体的な虐待ではないけれど感情の虐待だと思います。
こんなことをしようとしている党に票を入れることを私は、したくないです。
なぜなら、将来に禍根を残すことになると思うからです。
アベには、一日も早く首相やめてほしいです。
灰谷さんは、国民の味方、沖縄の味方。
ショックです。
『太陽の子』を読んで、沖縄の人たちの人のつながりを大切にする温かさ、やさしさに感動しました。そして、沖縄戦の後遺症に苦しむ人たちのことを知り、その悲劇が織り込まれていて、涙しました。1ヶ月前に、保坂議員と話されたそうですね。きっと、教育基本法改正のことを心配されていたんでしょう。あんなに子供たちを愛していた作家だもの。そして、これからの日本の行く末を心配されていたにちがいありません。『戦争のできる国」にならないために灰谷さんなら、全力を尽くしてくださったはずです。
教育基本法改正や改憲、靖国のことなど、灰谷さんのご意見をじっくり聞きたかったです。そして、子供たちと大人にも読める『太陽の子』のような本をいっぱい書いてもらいたかったです。本当に惜しい人をなくしてしまいました。灰谷さん、有難う!ご冥福を祈ります。
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ダイエットを3日坊主で終わらせないコツ(3) ダイエットには動機が必要?
久間防衛庁長官が違反入居? -税金のつかいみちはこれでよいのか
「日本版NSC」とは、集団的自衛権行使のための道ならしに過ぎない。
「自衛隊の任務拡大が隠された防衛省法案」「知事選負けていれば 力づく」など、安倍政権のゴリ押し政策
うちはだいこ武勇伝
・戸田ひさよし氏の板を荒らし、戸田氏に「何をしている人か」を
書くように求められ、返答できずに逃亡。そして別ハンを使って
別人格になりすまして再登場、それがバレて永久追放決定。
・自称ホモのくせに「葉寺はホモだ気持ち悪い」などと発言。
・化け猫氏、TAMO2氏、希流氏らの「個人情報」なるものを執拗に投稿。
・ぶらくみんZ氏を、批判者であることを理由にニセ部落民規定。
・「きちがい臨夏」「かなり精神的にヤバイ奴」などと精神病者差別発言を連発。
・差別を非難すると、似てないのに「葉寺の芸風をまねただけです」と開き直る。
・敵対者、非同調者は全員「職業右翼」「宗教右翼」「原理」「生長の家」「公安」etc.。
・「イスクラ」に多数の捨てハンを使い大量の荒らし投稿、管理人瀬奈氏に
削除されまくる。
・アッテンボロー氏に粘着罵倒メール送付、イスクラでも誹謗中傷を行ない、アッ
同氏に絶縁さる。
・自称「中核派シンパ」のくせに、日本国憲法賛美、今上天皇賛美、
葉寺氏への私怨晴らしのためなら革マルも利用。
・「葉っぱをみんなで襲撃しませんか」と、葉寺氏へのテロを煽動。
・「護憲集会に参加」と書くも、どこの護憲集会かも書けない。
・知花氏のスーパーで、食材を通販で買ったなどとウソをつく。
・「悪魔の辞典(笑)」編者氏を、明らかに芸風が異なる葉寺氏と決め付ける。
・葉寺氏を「原理」「平和神軍」「ホモ」「ネット右翼の親玉」と見立て、
執拗に中傷発言を続ける。
・自分自身が粘着レスをしまくるのを棚に挙げ、敵対者を「粘着」と罵倒する。
・かわふく氏や招き猫氏、ニャンケ氏を、化け猫氏と決め付ける。
・アッテンボロー氏や草加氏は、法大弾圧救援会からお礼のメールを受け取るも、
法大弾圧救援会は、うちはだいこを完全無視。
・ワールドアクション、解同全国連のオフ情報を、あることないこと書きまくる。
・中核派幹部坂本千秋氏を男性と力説し、懇談したとウソをつく。
・まっぺん氏のコミケ参加、グッズ販売を「四トロの資金源」と妄想。
特に、Tシャツ販売を「アジアの民衆を搾取」などと罵倒。また、
広範に展開された管制塔戦士救援カンパを同様に罵倒。