2006.11.22 (Wed)
沖縄知事選挙のやり直しを!
沖縄知事選挙をご支援くださったみなさまへ
11月17日から20日まで選挙応援に沖縄へ行ってきました。沖縄知事選挙の結果は、ご存じのとおりです。
糸数けいこさんは、大奮闘されました。
報道各社の投票日当日の「出口調査」では、
いずれも数ポイント糸数リードの結果が出ていました。
「期日前投票」が、過去最大の11万票(投票総数の16%)
もあり、その大半が仲井間陣営とみられ、「期日前投票」で逆転して、3万7000票差で、仲井間当選となりました。(NHKの出口調査で仲井間陣営7割、糸数陣営3割)
詳しい選挙結果分析は、後日詳述したいと思います。
自公政権は、30億円の選挙資金を投入したと言われています。対する民主党は3000万円の選挙資金を投入。地元政党の選挙資金力は300万円程度だそうです。
沖縄電力を中心とした大企業と、創価学会による「根こそぎ動員」の実態が解明されるべきだと思います。
投票日当日の投票では、糸数さんはリードしています。無党派層の得票数でも、糸数陣営6割、仲井間陣営は3割でリードしています。
沖縄知事選挙は、まさに「利権選挙」です。本土政府が巨額の選挙資金を投入して、沖縄電力などの大企業と創価学会が、期日前投票に約8万票もの「根こそぎ動員」を強制して、民意がねじ曲げられてしまいました。
沖縄戦の皇民化教育と防衛隊へ戦時動員された悲劇の歴史さえ彷彿させます。
困難な状況のなかで、大奮闘された糸数けいこさんに心から敬意を表したいと思います。
自公政権の強大な圧力のなかで、それでも「基地はいらない」という声が31万票も結集した事実にこそ、沖縄県民の真の民意があることに、どうか耳をすませていただけたらと思います。
東京で、みなさま、がんばりましょう!
2006.11.22
この情報が誰からのもので、どこから来たのかわからないが、もし、これが本当だったら、大問題だと思う。選挙資金として、自公政権は、30億円、民主党は3000万円、地元政党は300万円程度が費やされたということだが、やはり、金のものをいわせた選挙結果だったということか。それにしても、自公は巨額をつぎ込んだ割にこの結果じゃ、なさけないね。この30億円の中には、もちろん、国民の血税も含まれているのだろうが、創価学会の信者の寄付金や、米政府からの献金などももちろん含まれているのだろうね。沖縄県民の方々は、こういった権力に対して本当に精一杯、糸数慶子氏を応援してたということがわかったよ。
それにしても、30億円も使ったってことは、やっぱり不正選挙だったということじゃないのだろうか?どうすれば、30億円も使えるわけ?沖縄電力などの沖縄大企業の社員で自公に投票した人にはお金を渡していたりしたのか?徳洲会病院の入院・外来関係者やその家族にもばらまいたのか?一時的にお金をもらって、自公に投票しても、自分の首を絞めるだけだということがわからないのだろうか?この不正を暴くには、お金をもらった人から真相が暴露されるのを待つしかないだろう。
自公から金銭を受領した一部の沖縄県民の方、良心が残っているのなら、是非、正直に話して下さい。そうすれば、もう一度、選挙のやり直しができるのです。
参考記事:(日付け順)
『雑木帖』沖縄県知事選挙から学ぶこと
沖縄知事選をもとに、これからの選挙に向けて、私達に何ができるかを『日刊ゲンダイ』の記事を紹介しながら、提唱している。
『非国民通信』沖縄の選択
鋭い日本の経済批判。大企業に利益をもたらすだけしか脳のない自民党政治家を当選させたことで沖縄県民の貧困はこれからもずっと続くという予測がとても信憑性あり。
『現役雑誌記者による、ブログ日記!』
沖縄県知事選挙 水面下で争われた徳洲会騒動
公明党の選挙運動以外にもこの当選の裏には「中川秀直の隠し球」があったなんて・・・・(驚愕)。
追記:
まえたけさんにメールで問い合わせたところ、上記の情報はすべて沖縄での現地取材によるもので、資金については、選挙関係者と友人の記者からの情報だそうだ。

現在第1位-政治ランキング

現在第1位-社会・経済、海外生活、ダイエット
ランキングの応援もよろしく♪
*この記事は『安倍晋三 - トラックバック・ピープル』にトラックバックしています。
安倍晋三についての記事を書いたとき、下記のURLにTBを送るだけで参加できます。あなたも参加してみませんか。
http://member.blogpeople.net/tback/06610
*『AbEndフォーラム』にも参加中。
- 関連記事
Tags : 沖縄知事選挙 |
確かに、仲井真陣営の物量作戦はすごい物があり30億円とはいかないと思いますが、数億円は投入していると思います。出口調査とかに関しては調査の信憑性自体が疑わしいので、それを論拠として不正があったとは思えません。
沖縄に暮らす人間としては基地問題よりも経済基盤を整えてもらうことのほうが先決です。基地に関する問題は既に50年を経過しており、日本復帰後の30年が経ってもそれほど状況は変わっていません。であれば、基地問題の解決よりも経済に焦点を当てた人選を、という気持ちになります。仲井真氏の経歴を見ると官僚から沖縄電力という行政とライフラインとである意味税金収入に近い所でしか活躍をしていないので、純粋な民間経済にどれほど強いのかは疑問がありますが、バスガイドから政治家という糸数氏よりは期待を持ってしまいます。もちろんバスガイドが悪いという訳ではないですが、糸数氏の口から出てきた言葉は「基地返還」や「優しい政治」という具体性に乏しい口当たりの良いものばかりで逆に心許無い印象がありました。これは僕の主観的な感想なのでまったく逆の印象や考えを持った方もいるでしょうしその投票者が30万人なんだと思います。ただ仲井真氏に投票した34万人も自分の意思で沖縄を良くしたいと考え投票したと思います。
もし、圧力をかけて投票させないようにしたのであれば民意とは反すると思います。
与党不支持の人たちを投票に向かわせてこその民意ではないでしょうか?
イヤミな書き方になってしまいますが、民意が反与党だったとしても、その人達を投票に向かわせられるだけの説得力やメリットを感じさせなかったと言うことではないでしょうか?
それにしても公明党は強いですね。公明党が自民党と離れてくれると一番良いんですが。
ただ、この選挙は、与党にとっては、タイミング的に教育基本法改正の前の試金石になり、アメリカ(米軍)にとっても絶対負けるわけには行かない、という選挙であったことを考えると、どんな手を使っても勝ちたかったという気持ちは、わかります。与党には自公プラス、アメリカ軍がいたんです。
不正があったかもしれないという疑惑があるのなら、ぜひとも解明してほしいです。選挙に30億って・・・そんなお金があるなら、こんなこともあんなことも出来るのにって、ついついビンボー人は考えてしまうんですが・・汗。
30億が事実としたら、いったい何に使えば30億使い切るのか、明細が知りたいですよね。
やらせのタウンミーティングに、これまでほぼ20億使ったっていう事実はありますけども。ああ、もったいない。
>いずれも数ポイント糸数リードの結果が出ていました。
本当ですか? 選挙二日前の時点で民主党情報で劣勢が伝えられていましたけど。
石田日記(ブログ版): 11月17日(金)「週末を挟んでの国会」
http://ishidatoshitaka.cocolog-nifty.com/blog/2006/11/1117_ebbb.html
>日曜日の沖縄知事選の結果次第なんだろうけど、今のところ調査では与党候補が数ポイントリード。野党候補の平和運動に寄ったアピールが、与党の補助金寄りのアピールに押されているという話だ。
4年前、経済を活性化させます、と言って保守の稲嶺知事が当選しました。彼は、新基地は期限付き、軍民両用で、もしその条件が受け入れられないなら県外に、と言って当選したんです。その公約は守られませんでした。経済を活性化できなかったのは、政府与党が推薦した知事です。それなのに、また同じことを言って、当選したのが、今回の仲井真氏です。新基地に関して態度はあいまいです。それでも、県民の半分は(もしかして不正があればこれは嘘になりますが)、また今度も、経済の建て直しができなかった張本人の保守を選んだんです。糸数さんも経済のことを考えていてその具体策を言っていました。基地をなくしたほうが、経済が上向きになる、という試算がはっきりあります。基地がないと、ダメになるなんて、北朝鮮の脅威を言い立てて改憲させようとミスリードするのと同じです。
辺野古のある名護市長の島袋氏も新基地反対といいながら、V字滑走路つき巨大要塞基地を認めてしまいました。県民に、基地撤廃か経済かと2者選択を迫るなんてひどいです。両方とも県民の願いなのです。中央政府は、県民を愚弄してきました。そのうえ、選挙が公正におこなわれなかったなら、どこまで沖縄を不当に扱うつもりなのか。アメリカの言うことは聞いて、国民とくに沖縄県民の願いをなかなか実現しようとしない国に、もっとみんなが怒ってもいいのではないでしょうか。
「沖縄のみなさま」と書いてしまったのですが、私としては金銭を受け取った人達という意味でした。眠り猫さんのように受けとられてもしょうがない表現でしたね。眠り猫さんのご指摘によって、「自公から金銭を授与した一部の沖縄県民の方」に変更させていただきました。
>特に不正選挙があったとすれば、それを訴えても逮捕されるのは金を送った側もそうですが、申し出た人も処罰されます。難しいと思います。
もし、日本国民がみなこういった考えだったら、日本の政治は決してよくならないでしょう。ますます悪化するばかりです。処罰されるからと言って、金銭の受け取りの事実を隠し通していたら、日本中がいつまでたってもこの世襲官僚による暗黒政治時代から脱却できませんよ。不正は不正なのですから、こうして訴えていくのが正当な道だと思います。
ましまさんのブログ、読ませていただきました。基地問題は全て解決している。本当にそうでしょうか?今回の自公民の勝利によって、沖縄の自然は破壊され、民意に反した基地問題はますます複雑な方向に進んでいくと思われます。
私のところにも、同一のコメントが届いています。私も記事にしました。
で、期日前投票などについての問題ですが、私は少し冷めた見かたをしています。もし、非合法なことが行われていないのならば、そこまで手を回した与党の選挙戦術が上を行っていたということで、野党側の戦術的ミスあと思うのです。
また、「沖縄県民のみなさん、良心が残っているのなら」と言う表現にはひっかかりを感じます。まるで、沖縄県民の人がみんな不正に関与しているような言い方ではないですか?片言節句にこだわるのを良しとしない私ですが、これは少しひどいのでは?経済問題を理由に与党に投票した人だって全うな民意です。負けたからすべてそれは悪、っと言う決め付けには、「味方をも敵に回す」ことになりかねません。
元々、支持政党などの調査から自民党と公明党は多数なのです。私たちは、「負けている」ところからの戦いをしようとしているのです。ならば、味方に敵を作るのはまずいです。特に不正選挙があったとすれば、それを訴えても逮捕されるのは金を送った側もそうですが、申し出た人も処罰されます。難しいと思います。
なお、表題の、「沖縄の特殊性」については、息子さんが沖縄県民と言う、ましまさんのブログ、「反戦老年委員会」の記事、http://masima-ik.mo-blog.jp/rhi/2006/11/post_f27b.html をご覧になることをお勧めします。私もコメントを寄せていますが、沖縄の人の感ずるところは、差別ではなく、当然の帰結として、本土で生まれ育った人間とは異なるものです。
今回の選挙で与党側に不正があったとすれば糾すべきですが、確証なしに論じることは、沖縄県民への失礼に当たると思います。
いつもは賛同する場合が多いのですが、沖縄には個人的思い入れもあり、その事情も考えて物を言うべきだと思い、あえて苦言を呈しました。
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック
《史料補足》前回および前々回の宮崎県知事選の不自然な人口急増
医療費を安くするノウハウ【失業保険に頼らない!脱サラ男の資産形成ブログ!】
衆議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 名簿 (2006年11 ..
急ぐ理由が見つからない教育基本法強行採決の裏側 @なんと自ら当事者だった安倍内閣の最も隠したい「ブタ」と「差別」の"錬金術"が背景か?
◆前項 ■糸数慶子の敗因と野党共闘について少し感じた事 の続き
嘘つきが「教育改革」を進め、テロ肯定者が「伝統と創造の会」を主宰している
参議院 教育基本法に関する特別委員会 名簿 (2006年11月21日 ..
>選挙権を行使出来る人物が投票したわけですから、
>それも民意と判断されるべきでしょう。(さぎさま)
これは、創価学会員による、「連れ出し」のことみたいだけど、
それでしたら、特定の候補者への投票を強いる、
「投票干渉行為」にあたり、選挙違反になることがありますよ。
また、選挙の当日にも、「連れ出し」は行なわれるので、
やはり、公職選挙法で禁止されている、
投票日当日の選挙活動に、あたるとされています。
http://www.toride.org/study/t103.htm