2012.01.14 (Sat)
ズンバ (Zumba) de 腰痛:フィットネス・クラブに入会した理由

何ヶ月ぶりだろうか。今日は、初雪が降った。去年最後に雪が降ったのは、たしか2月頃だったと思うので、約1年ぶりか。去年の今頃は、これでもかというほど大量の雪が降り続き、雪かきで腰を痛めてしまうほどだった。
ところが、去年末から今年にかけては、カナダは異常気象とも言える暖かい冬だった。逆に日本の東北などでは、この冬は雪が多く、雪下ろしなどで死傷した人は、例年の4倍にのぼっているという。

そんなわけで、雪が降って寒かったこともあり、今日はフィットネスに行くのはやめて、家でYouTubeを見ながらZUMBA(ズンバ)でエクササイズをした。しかし、南米の女性が美尻なのは、ZUMBAで絶えず腰を振っているからのようだ。腰を振るという動きは日本の伝統芸能にはない。日本舞踊にしても、盆踊りにしても、腰は左右にひねることはあっても、ZUMBAのように激しく振ることがないので、日本人にとっては、難しく、なかなか慣れるまでに時間のかかるダンスかもしれない。
ちなみに私の場合、ZUMBAで腰を激しく速く振り過ぎて、慣れない動きをしたせいか、腰痛になってしまった。何事も限度をわきまえないといけない。けれども、最近鏡を見てみたら、ヒップアップしてお尻がギュッと引き締まったのには驚いた。週に2,3回、ZUMBAを1ヶ月やっただけで、こんなに効果がでるとは・・・・。
Zumba - DVD04 - Power (Rapido)
【More・・・】
去年の12月から通い始めたグッドライフ・フィットネス()だけど、フィットネスの種類が豊富で、数も多く、インストラクターの質もよかったので、1ヶ月のトライアル期間が過ぎた後、メンバーになることにした。このトライアルは$22だったのだが、$22をこれだけ有意義に使ったのは人生で初めての経験だった。1ヶ月が過ぎた頃、他のフィットネス・クラブもいろいろ物色して、実際に体験してみたけれども、やはり、フィットネスの質と量、会員の質と数、そして会費を比べるとグッドライフが私には最適だった。
トライアルで一日だけ体験したあるホテル内の高級感漂うフィットネス・クラブでは、面白いものを見た。エクササイズを始める前にタオルを大小2枚くれたので、エクササイズ後にシャワーを浴びて、小さいほうで顔や髪の毛を拭き、大きい方で肩から足の裏まで体中をくまなくそのタオルで拭いた。そして、そのクラブを出るときに体中を拭いた2枚のタオルを受付にある大きなかごに入れた。
外に出てちょうど受付の前に止めた車を動かそうとしたとき、その受付の女性がまわりをきょろきょろっと見た後、誰もいないのを確認してから、私が使ったタオルを取り出して、丸めてたたみなおし、再度利用しようとしているのを見てしまったのだ。もしかして、自分の使ったタオルも他の人が使用した後のものだったのではないかと思うと、気分が悪くなり、家に帰ってあわててもう一度シャワーをあびたのだった(苦笑)。ひどいフィットネス・クラブがあるものだ。そんなことするくらいなら、タオル・サービスをやめればいいのに。
また、ほとんどのフィットネス・クラブが男女共有だったのに対して、グッドライフは女性だけのフィットネスだった。その方が私にとっては居心地がよかったのだ。例えば、ヨガのエクササイズでは、四つんばいになって、お尻を突き出すネコのポーズなんかがあるんだけど、すぐ後ろに男性がいると思い切ってお尻を突き出せない。男性がすぐ後ろにいるだけで、たとえ、実際は見られていなくても、なんとなくいつも見られているような気がして緊張してしまう。男性にエクササイズしている姿を見られるのは、なんとなく恥ずかしいものだ。だから、フィットネス・クラブには、異性が居ないほうが気が楽で、思いっきりエクササイズできる。
又、年を重ねれば重ねるほど、女性は男性ホルモンが多くなるせいか、女性らしいものに惹かれるようになる。きれいな女性がエクササイズして汗を流している姿を見るのは、なんともいえない快感がある。恐らく、男性ホルモンが増加して男性のようになっていく自分を女性に引き戻してくれる女性らしい対象を必要としているのかもしれない。
一方で、クラブには女性なのに、見るからに男っぽい人もいる。ウエイト・トレーニングのインストラクターの一人は、動作がまるで男性で、ものすごくかっこいい。会員にも一人、ショートヘアで動きが男性そのものの人がいた。女子高校で男っぽい先輩にあこがれた時期を思い起こさせるような懐かしい体験もできるのは楽しい。
そして、なによりも、自分の年かそれ以上の会員が多いということも、グッドライフに入会する理由の一つに挙げられるだろう。やはり、まわりが自分よりずっと若くてきれいな女性ばかりだったら、自分がみじめになるし、自信をなくすばかりだろうが、自分よりもご年配の女性がたくさんいると、まだまだ私も見捨てたものではないという錯覚が自信をもたらしてくれるのだ。あくまでも錯覚なのだが・・・・(笑)。
参考ニュース:
雪下ろし作業で死傷、昨冬の4倍
朝日 2012年01月06日
県内で除雪作業中の事故が相次いでいる。県警によると、昨年12月1日から1月4日までに屋根からの転落などで3人が死亡、35人がけがをした。昨冬同期は計9人で、4倍以上にのぼる。県は4日に沿岸北部に、5日に沿岸南部に「雪下ろし注意情報」を出し、注意を呼びかけている。
大仙署によると、5日午前9時40分ごろ、大仙市で、知人宅の車庫の屋根の雪下ろしをしていた男性(65)が下りる際、はしごが滑り約2・5メートル下の圧雪面に転落、肋骨(ろっ・こつ)などが折れる重傷を負った。
事故が多かったのは12月30~31日で、14件だった。県警地域課によると、羽後町では雪下ろしをしていた会社員の男性(37)が自宅屋根から転落して死亡。仙北市では自宅屋根の雪下ろしをしていた塗装業の男性(65)が行方不明になり、翌日、地面に積もった雪の下から遺体で発見された。
雪害事故に遭った38人のうち、屋根の雪下ろし中の転落が21人と最も多い。次いで、落雪による▽はしごから落ちる、が各4人だった。県警は、雪下ろしは複数で▽命綱を付け、滑りにくい履物で▽屋根の上り下りでは家族らにはしごを押さえてもらう――などを呼びかけている。
また、除雪機に巻き込まれる事故も4人だった。県警によると、仙北市で12月31日、男性(72)が除雪機の動力ベルトに軍手を巻き込まれ、右手の指を切断した。エンジンをかけたまま、点検をしていたという。県警は「雪をかき込むロータリー部や、かき込んだ雪を出すシューター部に詰まった雪は、エンジンの停止を確認してから取り除くように」としている。
積雪は多くの地域で平年より多くなっている。秋田地方気象台によると、昨年11月1日~1月4日の累積積雪量は阿仁合296センチ(平年243センチ)、角館214センチ(同183センチ)、鷹巣155センチ(同142センチ)、五城目133センチ(同102センチ)だ。
今週末は気温がやや上がる予想のため、積もった雪が溶けやすくなる。県は、雪下ろし中に転落する危険性が高まるとみて「十分な事故防止対策を」と注意喚起している。
(伊藤あずさ)
- 関連記事
-
- カナダで働いてみませんか (2012/05/12)
- カナダdeエコ・ハウス (2012/02/13)
- ズンバ (Zumba) de 腰痛:フィットネス・クラブに入会した理由 (2012/01/14)
- ブラック・フライデーとサイバー・マンデー (2011/11/29)
- 歯周外科治療を体験 (2011/11/24)
Tags : フィットネス |
ZUMBA |
ズンバ |
エクササイズ |
カナダ |
初雪 |
腰痛 |
ヨガ |
ネコのポーズ |
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック