2011.11.26 (Sat)
経済産業省前テントでのさまざまな出来事
経産省前にみんながやってきて脱原発の広場にしてほしい。
経産省本館横で原発反対テントやってます!9/11から24時間体制で泊りこみ、交流、議論、行動の場になってます。相手の目の前にたくさんの人が集まれば、必ず原発は止められる!ぜひ来てください。福島の子どもの絵の展示や、今後の反原発行動を話し合い中!
このブログを読んで意外だったのが、経産省の女性職員がテントを訪れてカンパしてくれたり、政府とグルになってテントの人を脅かす右翼の人たちもいれば、テントの人たちを応援する民族派新右翼の人たちがいるのを知ったことだった。そして、住所も登録していないのに、沖縄からの差し入れが届いたりするのも、なんとなくいい意味で意外だった。
下記のYouTubeは、秋山理央さんが、監督・撮影・編集・ナレーションを担当し、小松成彰さんが音楽を担当して撮影された経産省前テントの様子。とても、見やすくてわかりやすくまとまっている。寒い中、有志が協力して原発を止めるためにがんばられているのを見ると、頭が下がる思いだ。
経済産業省前テント取材 - 2011年11月20日
経済産業省前にテントを張り、泊まり込んで脱原発の抗議行動をしている人達がいます。
大手マスコミは少しも報道をしないので取材をしてきました。
少しでも多くの方にこの活動の事を知ってもらえたら嬉しいです。
監督・撮影・編集・ナレーション:秋山理央
音楽・歌:小松成彰
機材:Panasonic AG-DVX100B、Panasonic AG-MC100、audio-technica AT4040
秋山理央
http://nonukes710.exblog.jp/
http://twitter.com/#!/RIO_AKIYAMA
小松成彰
http://komatunariaki.jugem.jp/
http://twitter.com/#!/komatsunariaki
テントの主人公は、70歳以上の人々とのこと。本来なら、若者がやるべきことを日本では高齢の人たちが寒さに耐えながらやっている。おかしな話だ。
又、経産省前テントひろばのTwitterによると、経産省の役人が、12月1日から、女性たちが「10月10日の抗議行動」を行う事を知って、テントの撤去要請を行ったようだ。
さらに、田中龍作ジャーナルの【Occupy経産省】 民族派新右翼、当局に「(脱原発)テント撤去するな」と要請という記事の中の『針谷氏を迎えた』という表現やテント側の発言とされるものは、経産省前テント運営委員会の合意とは全く違っているため、今後田中氏には訂正を連絡し、運営委で声明を発表するそうだ。
日本にいたら、すぐにかけつけたいところだが、遠距離のため、それも無理だ。寒くなってきたので、あまり無理をせずに病気になる人が出ないよう気をつけていただきたい。
【More・・・】
【Occupy経産省】 民族派新右翼、当局に「(脱原発)テント撤去するな」と要請『田中龍作ジャーナル』 2011年11月16日 16:45
原発を止めるのに右も左もない。イデオロギーは糞くらえだ。街宣車右翼とは一線を画す民族派新右翼が16日、経産省に「(脱原発)テントの撤去を慎むよう」要請した。
要請行動を起こしたのは「統一戦線義勇軍・中央委員会」。同会は東電福島第一原発の事故発生以来「麗しき山河と子供たちの命を守れ」と訴えて『脱原発デモ』などを展開している。公安の手先となって左翼運動を潰すことしか能のない街宣車右翼とは趣を180度異にする。
原子力ムラの総本山である経産省を訪れた義勇軍の一行は、大臣官房広報室の中野大樹係長に面会し、枝野幸男大臣あての要請書を手渡した――
「テントは既に国民の声を政治、行政に伝える場として存在している。平時は不法占拠となるが、原発事故の完全な終焉までは非常時である」として「国民に与えられた緊急避難の権利に準拠して撤去作業を慎んで頂きたい」などとする内容だ。
統一戦線義勇軍の針谷大輔議長は「福島から一般の人が来て(テントでの座り込みを)やってますから、その思いを受け止めてほしい」と付け加えた。
【 赤軍派の塩見元議長と対談「塩を送りに来た」 】
一行は、「原発止めろ」を合言葉に市民が座り込みを続ける「脱原発テント」を訪れた。テントでは赤軍派元議長の塩見孝也氏らが迎えた。塩見氏は1970年代「世界同時革命」を標榜し、「よど号乗っ取り」の作戦を練った伝説中の人物だ。左翼の大御所である。
針谷議長は「原発事故に際しては右も左も関係なくやらないと上手くいかない。イデオロギー対立になって喜ぶのは権力だけです」と切り出し、「私たちは(テントに)塩を送りに来たつもりでいる」と続けた。
一方で「原発以外のことは言わないでほしい。原発以外(のイデオロギーで)街宣をすると一般の人から嫌われてしまう」と釘を刺すことも忘れなかった。
塩見元議長も応じた。「我々と主張が違うけど、良い文章を(経産省への要請文)を出してもらった。これからできるだけ理解しあいましょう。あなた方の運動は我々にとって心強い。今後よろしく」。
政府、電力業界、マスコミは30~40年もの間、“脱・反原発は左翼はじめ一部の偏った人たちのイデオロギー”と刷り込んできた。だが今回の事故で、脱原発は“生活と命を守るため”に人として掲げる当然の声だ、ということが明らかになった。左右の垣根がなくなれば、脱原発はさらに国民の間に広がるようになるだろう。
2011年10月27日 フクシマの女たち100人 経産省座り込み

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11月27日(日曜日)午後10時00分放送
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