2011.11.24 (Thu)
歯周外科治療を体験
カナダ東部の今年の秋は、とても暖かく、もう11月も終わりに近ずき、一ヵ月後にはクリスマスだなんて信じられないくらいだ。平日の気温はたいてい15度くらいと暖かいので、クリスマス用の外の飾りつけも楽々できた。

昨日は生まれて初めて歯周外科治療をした。このところ、2年ほど歯石の掃除をしていなかったら、歯茎におできのようなものができた。最初は、口内炎かと思って放っておいたら、1ヶ月しても2ヶ月してもぜんぜん治らないので、これはおかしいと思って、歯石のそうじのときに歯科医に聞いてみたら、レントゲンを3枚とってもわからず、歯周病の専門医を紹介された。
その専門医に行ってみると、歯の根幹が細菌に感染していると言われ、これを治療するためには、歯周外科治療をするか、歯を抜くしかないと言われた。抜歯した場合は、そのままでは、抜歯した歯の両側の歯が傾いたり、歯茎から細菌が入りやすくなったりするので、インプラントしなくてはならず、そうするとかなりの金額になってしまうと言われた。
カナダでは、歯の治療には保険がきかないので、日本よりもずっと高くなる。値段を聞いてみると、ナント!1500ドルだという。そんなお金ないよというと、利息なして3回に分けて払うこともできると言われた。去年のごとく、今年の冬も日本に帰ろうと思っていたんだけど、この治療を受けたら帰れなくなる。それでもいいのかと何度も自問自答してみたんだけど、結局答えは、「今のうちに治しておいた方がいいだろう。」だった。

それから一週間後に歯周外科治療は行われた。睡眠薬のようなものを飲まされて1時間半くらいたった後に少しうつろになってきた。その後、歯茎に麻酔を打たれ、ほとんど何も感じないうちに終わった。しかし、治療が終わった後に、ふとうつろな瞳で鏡を見てみたら、顔半分がお岩さんのように晴れていた。今年の夏にハチに刺された華々しい体験を彷彿とさせるものがあった。
ギョエ~!と心の中で叫んでみたが、受付の女性に「アイスパックで冷やせば腫れはひく。」と言われウチに帰った。
アイスパックはあまりにも冷たくて、続けて頬に当てて置けなかった。同時に睡眠薬のせいかやたらと眠すぎる。その夜は、タオルで包んだアイスパックを枕に置いて、そこに顔を乗せて眠った。朝起きてみると案の定、アイスパックは顔から離れたところにあった。
そして、鏡を見ると、顔半分が昨日とほとんど変わらないくらい腫れているではないか!朝の9時になるのを待って、歯科医院に電話すると、受付の女性に「手術のあとアイスパックで冷やさなかったから」だと言われた。でもあんな冷たいもの、冷やし続けられるはずがない。「腫れは明日がピークよ。」と電話の向こうでせせら笑うように言われた。え?明日がピーク。これ以上に腫れるの?明日は、今学期最後の日本語のクラスがあるというのに・・・・。
ああ、明日は、カナダではめったに見かけないマスクをしていくしかないだろう。

昨日は生まれて初めて歯周外科治療をした。このところ、2年ほど歯石の掃除をしていなかったら、歯茎におできのようなものができた。最初は、口内炎かと思って放っておいたら、1ヶ月しても2ヶ月してもぜんぜん治らないので、これはおかしいと思って、歯石のそうじのときに歯科医に聞いてみたら、レントゲンを3枚とってもわからず、歯周病の専門医を紹介された。
その専門医に行ってみると、歯の根幹が細菌に感染していると言われ、これを治療するためには、歯周外科治療をするか、歯を抜くしかないと言われた。抜歯した場合は、そのままでは、抜歯した歯の両側の歯が傾いたり、歯茎から細菌が入りやすくなったりするので、インプラントしなくてはならず、そうするとかなりの金額になってしまうと言われた。
【More・・・】
歯周外科治療は、麻酔を打つのでその治療自体は痛みを伴わないけれども、歯茎にメスを入れてペロッとはがして歯の根幹を掃除したり、感染歯質を除去する治療だ。聞いただけで、痛そうなので、できればやりたくなかったけれど、このままにしておくと、いまのところは小さくて痛みがないおできも、悪化して痛みを伴うようになると言われた。カナダでは、歯の治療には保険がきかないので、日本よりもずっと高くなる。値段を聞いてみると、ナント!1500ドルだという。そんなお金ないよというと、利息なして3回に分けて払うこともできると言われた。去年のごとく、今年の冬も日本に帰ろうと思っていたんだけど、この治療を受けたら帰れなくなる。それでもいいのかと何度も自問自答してみたんだけど、結局答えは、「今のうちに治しておいた方がいいだろう。」だった。

それから一週間後に歯周外科治療は行われた。睡眠薬のようなものを飲まされて1時間半くらいたった後に少しうつろになってきた。その後、歯茎に麻酔を打たれ、ほとんど何も感じないうちに終わった。しかし、治療が終わった後に、ふとうつろな瞳で鏡を見てみたら、顔半分がお岩さんのように晴れていた。今年の夏にハチに刺された華々しい体験を彷彿とさせるものがあった。
ギョエ~!と心の中で叫んでみたが、受付の女性に「アイスパックで冷やせば腫れはひく。」と言われウチに帰った。
アイスパックはあまりにも冷たくて、続けて頬に当てて置けなかった。同時に睡眠薬のせいかやたらと眠すぎる。その夜は、タオルで包んだアイスパックを枕に置いて、そこに顔を乗せて眠った。朝起きてみると案の定、アイスパックは顔から離れたところにあった。
そして、鏡を見ると、顔半分が昨日とほとんど変わらないくらい腫れているではないか!朝の9時になるのを待って、歯科医院に電話すると、受付の女性に「手術のあとアイスパックで冷やさなかったから」だと言われた。でもあんな冷たいもの、冷やし続けられるはずがない。「腫れは明日がピークよ。」と電話の向こうでせせら笑うように言われた。え?明日がピーク。これ以上に腫れるの?明日は、今学期最後の日本語のクラスがあるというのに・・・・。
ああ、明日は、カナダではめったに見かけないマスクをしていくしかないだろう。
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