2011.09.08 (Thu)
9月19日 脱原発5万人集会
大江健三郎さんら、新政権に脱原発迫る
9月19日には5万人集会
脱原発に向けた1千万人の署名を呼び掛けている「さようなら原発」一千万人署名市民の会のメンバーらが6日、都内で会見し、現在停止中の原発を再稼働させないことなどを野田政権に要請する声明文を発表した。
会見には、活動の呼び掛け人で作家の大江健三郎さん、落合恵子さん、ルポライターの鎌田慧さんが出席。日本弁護士連合会会長の宇都宮健児弁護士も賛同人として参加した。会見ではまず、鎌田慧さんが「経済的合理性や生産性ばかりにとらわれない理念を掲げる勇気と見識を求める」との声明を発表。大江さんは「私たちは原発をすべて廃絶するという大きな決断をすべきで、それを新政権に訴えないといけない」と訴えた。
大江さんらは、今月9日に東京・日本青年館で「集会さよなら原発」を開催するとともに、19日には、ミュージシャン坂本龍一さんや瀬戸内寂聴さんらとともに、東京・明治公園で、5万人規模の脱原発集会を呼びかけている。また、現在、全国に呼び掛けている1千万人署名は来年3月に、政府に提出する予定だ。
「さようなら原発」一千万人署名市民の会は、他に、内橋克人さん、澤地久枝さん、瀬戸内寂聴さん、辻井喬さん、鶴見俊輔さんが呼びかけ人に名前を連ねている。
さよなら原発1000万人アクション
http://sayonara-nukes.org/
さようなら原発 5万人集会
日 時:9月19日(月・敬老の日)13:00~ライブ 13:30~集会 14:15~パレード
会 場:明治公園
交 通:JR「千駄ヶ谷」下車5分/地下鉄大江戸線「国立競技場」(E25)下車2分 地下鉄銀座線「外苑前」下車15分
内 容:オープニングライブ 寿
発 言:落合恵子さん/大江健三郎さん/内橋克人さん/鎌田慧さん/山本太郎さん/ 武藤類子さん(ハイロアクション福島原発40年実行委員会)
ライブ:ランキン・タクシー、ナラカズヲ
「さようなら原発」一千万人署名市民の会:
3月11日の東日本大震災により引き起こされた東京電力福島第一原子力発電所の事故を受け、脱原発のために1000万人の署名を集めること、また9月19 日(月)に、東京の明治公園で5万人規模を集会を開くことを呼びかけて、9人の呼びかけ人(内橋克人、大江健三郎、落合恵子、鎌田慧、坂本龍一、澤地久枝、瀬戸内寂聴、辻井喬、鶴見俊輔)によりはじめらた。
現在、これに呼応する形で「さようなら原発1000万人アクション」が署名活動とともに日本全国にひろがり、大きな動きとなりつつあります。(参照: http://sayonara-nukes.org/ )
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制作:OurPlanetTV
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Category:
News & Politics
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大江健三郎 一千万人署名 原発 脱原発 落合恵子 鎌田慧 宇都宮健児 さよなら原発1000万人アクション デモ
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関連記事:毎日新聞は、脱原発に理解を示すような記事が多い。
脱原発:「さようなら原発」決断を 大江さんら新政権に要請、声明を発表
毎日新聞 2011年9月7日 東京朝刊
脱原発を求め、会見する大江健三郎さん=東京都千代田区で6日
東京電力福島第1原発事故を受け、作家の大江健三郎さんら原発依存からの脱却を訴える「さようなら原発1000万人アクション」の呼びかけ人が6日、東京都内で記者会見し「経済合理性や生産性ばかりにとらわれない理念を掲げる勇気と見識を求める」との声明を発表、野田新政権に原発の再稼働をさせないことなどを求めた。
会見には作家の落合恵子さんやルポライターの鎌田慧さん、「賛同人代表」として宇都宮健児日弁連会長が出席。大江さんは「原発事故は広島や長崎に次ぐ事態。二度と起こさない決意で政治を動かす必要がある」と訴えた。
同アクションには音楽家の坂本龍一さんや作家の瀬戸内寂聴さんも名を連ねる。署名活動を行い、来年3月に衆参両院議長と首相に提出する予定。言語学者のノーム・チョムスキーさんらからも賛同メッセージが届けられているという。
◇19日に都内で集会
8日に日本青年館大ホール(新宿区)で大江さんらの講演会、19日に明治公園(同)で参加者5万人を目指す「さようなら原発集会」を開く。問い合わせは事務局(03・5289・8224)。【吉住遊】
それに比べて、読売は、時代遅れの原発促進支持を色濃く反映した記事が多い。
エネルギー政策 展望なき「脱原発」と決別を(9月7日付・読売社説)
(2011年9月7日01時19分 読売新聞)
◆再稼働で電力不足の解消急げ◆
電力をはじめとしたエネルギーの安定供給は、豊かな国民生活の維持に不可欠である。
ところが、福島第一原子力発電所の事故に伴い定期検査で停止した原発の運転再開にメドが立たず、電力不足が長期化している。
野田首相は、電力を「経済の血液」と位置づけ、安全が確認された原発を再稼働する方針を示している。唐突に「脱原発依存」を掲げた菅前首相とは一線を画す、現実的な対応は評価できる。
首相は将来も原発を活用し続けるかどうか、考えを明らかにしていない。この際、前首相の安易な「脱原発」に決別すべきだ。
◆節電だけでは足りない◆
東京電力と東北電力の管内で実施してきた15%の電力制限は、今週中にすべて解除される。
企業や家庭の節電努力で夏の電力危機をひとまず乗り切ったが、先行きは綱渡りだ。
全国54基の原発で動いているのは11基だ。再稼働できないと運転中の原発は年末には6基に減る。来春にはゼロになり、震災前の全発電量の3割が失われる。
そうなれば、電力不足の割合は来年夏に全国平均で9%、原発依存の高い関西電力管内では19%にも達する。今年より厳しい電力制限の実施が不可避だろう。
原発がなくなっても、節電さえすれば生活や産業に大きな影響はない、と考えるのは間違いだ。
不足分を火力発電で補うために必要な燃料費は3兆円を超え、料金に転嫁すると家庭で約2割、産業では4割近く値上がりするとの試算もある。震災と超円高に苦しむ産業界には大打撃となろう。
菅政権が再稼働の条件に導入したストレステスト(耐性検査)を着実に実施し、原発の運転再開を実現することが欠かせない。
電力各社が行ったテスト結果を評価する原子力安全・保安院と、それを確認する原子力安全委員会の責任は重い。
運転再開への最大の難関は、地元自治体の理解を得ることだ。原発の安全について国が責任を持ち、首相自ら説得にあたるなど、誠意ある対応が求められる。
野田首相は就任記者会見で、原発新設を「現実的に困難」とし、寿命がきた原子炉は廃炉にすると述べた。これについて鉢呂経済産業相は、報道各社のインタビューで、将来は基本的に「原発ゼロ」になるとの見通しを示した。
◆「新設断念」は早過ぎる◆
代替電源を確保する展望があるわけではないのに、原発新設の可能性を全否定するかのような見解を示すのは早すぎる。
首相は脱原発を示唆する一方、新興国などに原発の輸出を続け、原子力技術を蓄積する必要性を強調している。だが、原発の建設をやめた国から、原発を輸入する国があるとは思えない。
政府は現行の「エネルギー基本計画」を見直し、将来の原発依存度を引き下げる方向だ。首相は、原発が減る分の電力を、太陽光など自然エネルギーと節電でまかなう考えを示している。
国内自給できる自然エネルギーの拡大は望ましいが、水力を除けば全発電量の1%に過ぎない。現状では発電コストも高い。過大に期待するのは禁物である。
原子力と火力を含むエネルギーのベストな組み合わせについて、現状を踏まえた論議が重要だ。
日本が脱原発に向かうとすれば、原子力技術の衰退は避けられない。蓄積した高い技術と原発事故の教訓を、より安全な原子炉の開発などに活用していくことこそ、日本の責務と言えよう。
◆原子力技術の衰退防げ◆
高性能で安全な原発を今後も新設していく、という選択肢を排除すべきではない。
中国やインドなど新興国は原発の大幅な増設を計画している。日本が原発を輸出し、安全操業の技術も供与することは、原発事故のリスク低減に役立つはずだ。
日本は原子力の平和利用を通じて核拡散防止条約(NPT)体制の強化に努め、核兵器の材料になり得るプルトニウムの利用が認められている。こうした現状が、外交的には、潜在的な核抑止力として機能していることも事実だ。
首相は感情的な「脱原発」ムードに流されず、原子力をめぐる世界情勢を冷静に分析して、エネルギー政策を推進すべきだ。
これからは、人間の力で制御できない時代遅れの原発よりも、自然エネルギーを日本の主要エネルギー源として支えていきたい。

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●アンチ原発ウイーク(9・11から9・19)・・・は、まさに百花繚乱、蜂の巣をつついたような大騒ぎ!!
アンチ原発ウイーク(9・11から9・19)・・・は、まさに百花繚乱、蜂の巣をつついたような大騒ぎ!! 田中洌
http://www.asyura2.com/11/genpatu16/msg/327.html
投稿者 田中洌 日時 2011 年 9 月 08 日 05:13:45: bXQy9BwEaV8G6
「針大棒小」のメディアキャンペーンにやられて、沈静化へ向かうと危惧していた抗議アクション、蓋を開けてみれば、ぞくぞくと飛びだしてきた。
前回(6・11「全国一斉蜂起)の60アクションをはるかに陵駕し、燎原の火のごとくひろがっていく。
民は、不屈だ。
わたしは10日の所沢、11日アルタ前から保安院1万人の鎖(ハンスト決行の二人のにーちゃんを激励)、19日の明治公園へ・・・行く。
●阿修羅のうるさ型さんも、どうか、近くのアクションをのぞいてみてください!!●
(後略)
※詳しくは阿修羅へ
*
そして闘おう!
私は君たちを信じる
爆竹を握って 最前線に行く君らを
私は自信を持って 若者を信頼しよう
野獣から逃げず ライオンに立ち向かう者たちを
私はこの若者たちと一緒に闘うだろう
その心意気は無益じゃない
私はこの若者たちのブロコに行くよ
彼らは過去に囚われずに 造り上げる
望ましい朝を...
黒は大衆のコーラスだと知っている彼
人生のビートを生み出さない日はない
ゲームの破綻はしんどいことを知っている彼
あれこれ大変でも ブラジル人であることは誇りなんだ
闘いから離れて バーに入って冷えたビールを頼む彼
すぐにテーブルを叩いて 打楽器奏者
パゴージを指揮する彼 汗は闘いの塵を揺する
これこそがゲーム
残りの奴等はデタラメだから
そして 我々は...
私は君たちを信じる!
ブロコ --- カーニバルのストリート・バンド
パゴージ --- 小編成のサンバ演奏
http://youtu.be/9eXQNKUl3YY
9・11:経産省を人間の鎖で囲もう!1万人アクション | 福島原発事故緊急会議 情報共同デスク
http://2011shinsai.info/node/660
福島原発事故緊急会議 情報共同デスク
http://2011shinsai.info/
9・11:経産省を人間の鎖で囲もう!1万人アクション
投稿者:kaido 投稿日時:金, 2011-08-26 15:19
◆9・11再稼働反対・脱原発! 全国アクション ◆
【経産省を人間の鎖で囲もう!1万人アクション】 9月11日@東京
約半世紀の間に、日本の原発で被ばくした労働者は50万人にのぼると言われます。福島第一原発事故によって、子どもや労働者を含め、それをはるかに上回る人々が今なお被ばくを強いられています。収束は遠く、原因も未解明であり、安全審査指針も破綻したままです。 それにも関わらず、原発推進路線を突き進んできた経済産業省は、反省なきままトップのすげ替えによる延命を図りつつあります。そのもとにある原子力安全・保安院は、安全性チェック機関という役目を放棄した“原発やらせ推進院”と化したまま、再稼働に動いています。 事故の最大の責任官庁である経済産業省・保安院を1万人の「人間の鎖」で包囲し、「原発NO!」の意志を表しましょう!
集合&デモスタート地点が「西幸門」から「中幸門」(日比谷図書館裏、「西幸門」から100m)に変更になりました ◎9月11日(日)
13:00
→ 日比谷公園・中幸門集合(霞ヶ関駅、内幸町駅)
13:00 日比谷公園・西幸門集合(霞ヶ関駅、内幸町駅)
13:30 デモ出発(新橋方面/東電前など通り日比谷公園まで)
15:30~17:00 経済産業省(保安院)を1万人の「人間の鎖」で包囲!
※原発現地からの発言あり。要請書、プラカード、鳴り物など持ち寄り歓迎。パフォーマンスも歓迎! Ustream中継予定。いまだかつてないアクションを!
【呼びかけ】 9・11再稼働反対・脱原発!全国アクション 実行委員会
[連絡先] ピープルズ・プラン研究所
(TEL) 03-6424-5748 (FAX) 03-6424-5749
(E-mail) contact[at]2011shinsai.info
九電やらせ:「佐賀知事発言が発端」第三者委中間報告 - 毎日jp(毎日新聞)
http://mainichi.jp/select/biz/news/20110909k0000m040104000c.html
九州電力の「やらせメール」問題を調査している同社の第三者委員会(委員長=郷原信郎名城大教授)は8日、同社幹部と面会した古川康・佐賀県知事の発言がやらせの発端となったと結論付ける中間報告をまとめた。また、やらせメールの舞台となった6月26日の原発説明番組より以前の5月17日にあった別のインターネット中継でも、知事側が同社に意見投稿などを求めていたと指摘した。
第三者委は計17人の弁護士が延べ127人の関係者から話を聞き、中間報告をまとめた。9月末までに最終報告をまとめるが、新たなやらせ要請疑惑が浮上したことで知事の進退問題に発展する可能性が大きくなった。
(後略)
九州電力:原発やらせメール 第三者委報告 知事の責任、再燃必至 佐賀県議会追及も - 毎日jp(毎日新聞)
http://mainichi.jp/select/wadai/news/20110909ddm041040055000c.html
九州電力の「やらせメール」問題を調査している同社の第三者委員会の中間報告で、5月のインターネット中継でも佐賀県の古川康知事側が九電側に意見投稿を求めていた疑いが発覚した。新たに二つ目のやらせ要請疑惑が浮上したことで、知事の責任問題が県議会で再燃するのは必至。知事のこれまでの説明が食い違うことも第三者委は指摘しており、自らの責任はないと主張する知事に対し、辞任を求める声も出ている。
(後略)
asahi.com(朝日新聞社):やらせメールは佐賀知事発言発端 九電第三者委中間報告 - 社会
http://www.asahi.com/national/update/0908/SEB201109080023.html
ttp://www.asahi.com/national/gallery_e/view_photo.html?national-pg/0908/SEB201109080061.jpg
ttp://www.asahi.com/national/update/0908/images/SEB201109080061.jpg
やらせ誘発発言あらためて陳謝 佐賀知事 / 西日本新聞
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/261995
> 県議会(定数38)最大会派の自民党県議団(29人)は同日、九電幹部から個人献金を受け取ったとして
> 原子力安全対策等特別委員長を辞任する木原奉文県議の後任に、同県議団の石丸博会長を推すことを決めた。
▲自民党と九州電力の癒着は続く。
九電メモ、「ほぼ正確」だった!?~作成者の説明にウソ:|NetIB-NEWS|ネットアイビーニュース
http://www.data-max.co.jp/2011/09/08/post_16235_dm1718.html
ttp://www.data-max.co.jp/assets_c/2011/09/110908_kyuden_memo1-13721.html
ttp://www.data-max.co.jp/2011/09/08/110908_kyuden_memo1.jpg
ttp://www.data-max.co.jp/assets_c/2011/09/110908_kyuden_memo2-13724.html
ttp://www.data-max.co.jp/2011/09/08/110908_kyuden_memo2.jpg
2011年9月 8日 15:35
8日、九州電力の「やらせメール」問題を調査する第三者委員会(郷原信郎委員長)は、古川佐賀県知事との会談内容が書かれた『九電メモ』について、「ほぼ正確」であると公表した。同メモは、大坪潔晴佐賀支店長(当時、現在は佐賀市社長)が作成。その内容には、6月26日に放映された経済産業省が主催した玄海原発の安全対策などの説明番組について、古川知事が「やらせ」を指示したと思われる箇所が含まれていた。
あの説明はなんだったのか――。
(後略)
『備忘録』 佐賀県議会 九電騒動始末記(1)~はじまりはお詫び:|NetIB-NEWS|ネットアイビーニュース
http://www.data-max.co.jp/2011/08/post_16078.html
『備忘録』 佐賀県議会 九電騒動始末記(2)~メモ流出は『想定外』:|NetIB-NEWS|ネットアイビーニュース
http://www.data-max.co.jp/2011/08/post_16104.html
『備忘録』 佐賀県議会 九電騒動始末記(3)~メモに込められた思い:|NetIB-NEWS|ネットアイビーニュース
http://www.data-max.co.jp/2011/08/post_16128.html
『備忘録』 佐賀県議会 九電騒動始末記(4)~質問がなかったら答弁しない?:|NetIB-NEWS|ネットアイビーニュース
http://www.data-max.co.jp/2011/08/30/post_16153.html
『備忘録』 佐賀県議会 九電騒動始末記(5)~記憶違い、聞き誤り...:|NetIB-NEWS|ネットアイビーニュース
http://www.data-max.co.jp/2011/08/31/post_16171.html
『備忘録』 佐賀県議会 九電騒動始末記(6)~質疑応答(前):|NetIB-NEWS|ネットアイビーニュース
ttp://www.data-max.co.jp/2011/09/01/post_16196.html
『備忘録』 佐賀県議会 九電騒動始末記(7)~質疑応答(後):|NetIB-NEWS|ネットアイビーニュース
ttp://www.data-max.co.jp/2011/09/02/post_16208.html
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