2011.09.07 (Wed)
武田邦彦氏の「汚染された農作物は流通させるべきではない」という主張を支持する
考えた末、結局、今日は、9月4日に「たかじんのそこまで言って委員会」でたくさんの非難を浴びた武田先生の発言について書くことにした。
910 by yukigafuru
もともと原発推進派だった武田先生。3.11の事故が起こってから最初の頃は、なんとなくまだ原発を推進しているような発言が多かったけど、最近はすっかり脱原発派になってきており、言っていることもまともになってきた。
このテレビを見た東北の農家から武田先生への抗議が殺到したそうだ。でも、武田先生は間違ったことを一言も言っていない。東北の農家は放射能を含んだ農産物を出荷するべきではなかった。政府は牛や豚や鳥もそうだが、放射能汚染しているのを知りつつ、東電の賠償金を一銭でも安くするために出荷させた。
国民の健康を考えたら、とてもできることではない。今のような大惨事が起きたときは、経済よりも国民の命を優先するべきだ。5年後、10年後に癌で苦しむ国民を見殺しにするつもりか。東北の農家は東電が賠償金を払うことで損害から保護できる。その農家に支払う賠償金が惜しいからといって、子供たちに、放射能汚染した野菜や肉を知らず知らずのうちに食べさせてはいけない。子供たちは大人に比べて5倍感受性が高く被曝しやすいのだから。
武田先生は、この後、ブログに「良心的な農家とは?」という文章をアップした。
良心的な農家は、法律で禁止されている農薬を含んだ作物を出荷するだろうか? 良心的な農家は危険な農薬を含んだ作物を「安全だ」と言って出荷するだろうか?
良心的な農家は、禁止されていない農薬でもできるだけ少なくし、自分が作った作物を食べる人に害を与えないようにと心を砕いてきた。まして子供の給食に農薬を含んだ作物を食べさせようとはしないだろう。それが私が今まで考えていた「良心的な農家」だ。さらに進んで無農薬野菜を推進していた農家の方もおられた。
また、中国の野菜などに日本では使われていない農薬が含まれていたとき、多くの人は中国を強く非難した。でも、それは他国のことであり、もしイヤなら日本に輸入するときに検査をすればよい問題もあった。
・・・・・・
今まで日本の農作物には原則として「放射性物質」は含まれていないかった。だから、農家は農薬や食品添加物には敏感だったが、東電から飛んできた放射性物質に不意を突かれたことは理解できる。
でも、日本の法律は「1年1ミリシーベルト」という限界を決めており、特に子供は「感度3倍、被曝3倍」で10倍ぐらい注意してあげなければならない。
日本政府が出した「暫定基準値」は1年5ミリから20ミリに相当し(政府は計算結果を発表していないが)、外部被曝を受けている子供たちには法律違反になる基準だ。また、汚染が一部なら「米だけ、肉だけ」に限定して計算できるが、食材全体が汚れている時には、外部被曝、水、運動による土ホコリなども含めて被曝する子供たちを基準にして計算しなければならない。
良心的な農家は政府がどのような指針を出そうとも、実質的に安全な作物を出荷するだろうと思う。事実、私のメールには「汚染されたものは一切出荷したくない」という良心的な農家は多い。是非、農家の方は職業としての誇りをもって「日本のどこにいても、元気に遊んでいる子供に1年1ミリを超えない」綺麗な作物を出荷して貰いたい。
子供は声を上げない。子供は霞ヶ関に押しかけない。子供は大人を信じている。
(平成23年9月7日)
今日、”The Canada de Nihongo Post"でスワスワ(スワちゃん)からいただいた「世界が拒否する日本の食品の規制品目と対象県の一覧リスト」。国によって輸入規制しているものが違っている。しかし、このリストに載っている地域の農家が被った被害は多大なものがあるに違いない。さらには、このリストに載る地域は日本全国へと広がるであろう。
先日も近所のCostoで日本産の日本茶パックを見つけたのだが、製造日を見たら4月になっており、ちょうど、3.11事故が起こった後に製造されたものだった。その頃、フランスに輸出した静岡産の日本茶が返却されたというニュースもあり、きっとカナダは日本からの輸入規制を取り払ったので、フランスから突き戻された緑茶がカナダにやってきたのではないかと不安になり、のどから手がでるほど欲しかったが、買えなかった。
小出先生は、50歳を過ぎたら、東北や福島の農家を守るために放射線で汚染された食品も進んで食べるべきだとおっしゃられるが、万一病気になったらどうするのか。いくら年をとれば、放射能への感受性がにぶくなるといわれても、人は誰でもいつくになっても健康でいたいだろう。なぜ、政府や東京電力の怠慢で起こった事故の責任を私たち一般の大人がとらなくてはならないのか。汚染された農作物はそもそも流通させるべきではなく、捨てるべきだという武田先生の主張を100%支持したい。
【More・・・】
関連記事:公開された資料で判明
報じられなかったプルトニウム「大量放出」の事実
週刊現代 2011年09月06日(火)
「このリストを見れば、原子炉というものがいかにわけのわからない放射性物質を詰め込んで稼働していたかわかる。検出されている核種は、広島の原爆で検出されたものとは比べものにならないほど多い。あらためて原子炉の危険性を教えられた気がします」
放射化学が専門の名古屋大学名誉教授・古川路明氏は一枚のリストに目を通して、こう語った。
このリストは福島第一原発事故直後から3号機が爆発した後の3月16日までに、どれだけの放射性物質が大気中に放出されたかの試算を原子力安全・保安院がまとめたものだ。それによると、放出された放射性物質は全部で31種類。そのなかには半減期が「2万4065年」のプルトニウム239や、ストロンチウム90なども含まれている。
プルトニウムはセシウムや放射性ヨウ素と比較すると重く、東京電力が3月28日に、原発敷地内でごく微量を検出したと発表した以外、実際にどれくらいのプルトニウムが放出されたのかも明らかになっていなかった。ところが、リストに記載された試算値では、プルトニウム239だけで合計32億ベクレルが大気中に放出されたというのである。セシウム137にしても、京都大学原子炉実験所の小出裕章助教によれば、「広島原爆の150発分が放出されたことになる」というから衝撃的だ。
神戸大学大学院海事科学研究科・山内知也教授が言う。
「プルトニウムの場合、ホットパーティクルと呼ばれる微粒子を体内に取り込むと、外部被曝に比べて数百倍の危険性があると言われています。今回の原発事故では、一部の研究者が福島第一の周辺でプルトニウムを検出済みですが、これは冷戦時代の核実験の名残りでは、という意見もあります。ただ、リストを見るとどこかに濃く残っているのかもしれません。
このリストで、私がより心配になったのは、内部被曝すると骨の中心にまで入り込んでしまうストロンチウムです。これまでいろんな研究者が土壌調査などをした結果を見て、さほどストロンチウムは放出されていないと安心していました。しかし、試算値を見るとまったく安心できない。セシウムに比べてストロンチウムは100分の1程度の量ですが、その危険性はセシウムの300倍と主張する科学者もいます」
これほどの情報を隠していたのかと思うかもしれないが、実はこのリスト、保安院が6月6日の会見で記者たちに配布した資料の一部。震災4日前に東電から「10mを超える津波が来る可能性がある」と報告を受けながら、5ヵ月以上もそれを隠し続けていた保安院だが、こちらは歴
れっきとした公開資料だ。ところが、新聞やテレビの報道をチェックしても、プルトニウムやストロンチウムが放出されたと報じたものは皆無。なぜ、このニュースが国民に知らされなかったのか。
この日、会見で記者たちに配布された資料は全54ページの「東京電力株式会社福島第一原子力発電所の事故に係る1号機、2号機及び3号機の炉心の状態に関する評価について」と題するもの。これはIAEA(国際原子力機関)に提出する報告書の概要を記したもので、記者たちの注目は地震からわずか5時間でメルトダウンが起きていたという点に集まった。
当日の会見に出席した全国紙社会部記者が語る。
(後略)
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可能である。人類の生存という至上命題にとって問題になるのは生物学的濃縮である。食物連鎖の頂点に立つ人類にとって土壌の農作物、海洋の水産物が汚染されることを防ぐ手立てが無い。しかし、農作物や水産物はそれ自体が濃縮によって土壌や海洋の汚染を希釈している除染物質となっているのであるから、農作物や水産物を収穫して汚染濃縮が確認されたら一箇所に集めて堆肥化土壌化すればよい。かくして汚染食材をすべて土壌化してから、土壌中のセシウム吸着技術を適用して土壌を除染し、高濃度セシウムを分離して核廃棄場へ、残った除染済み土壌を一般農地へ戻してゆけば、非常に効率よく農地除染も海洋除染も進められる。
児玉龍彦氏の除染プラットホームへすべての分野の民間の先進科学技術を「得手に帆あげて」集めることにより、国土と海洋の除染は必ず成し遂げられると確信する。
東電はすべての汚染食物を食品小売業者の店頭から仕入れ値で買い取り自費で土壌化して除染プラットホームへ除染費用を払って土壌除染せよ。
だから、それに該当する土地に住んでいた人々はそこを離れている。
B)放射能に汚染された食品という物質からは離れなければならない。このことはA)と同様の理屈であり、そこに、たとえ生活の理由から来るところの感情すらも交えてはならない。
集まれ5万人! 9・19は「さようなら原発集会」へ | さようなら原発1000万人アクション
http://sayonara-nukes.org/2011/08/110919_s/
市民団体、原発再稼働せぬよう野田政権に声明文 : 社会 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20110906-OYT1T00584.htm
段階的な原発の廃止を求めて署名活動などを行っている「さようなら原発一千万人署名市民の会」は6日、東京都千代田区内で記者会見を開き、現在停止中の原発を再稼働させないことなどを野田政権に要請する声明文を発表した。
会見には、活動の呼び掛け人で作家の大江健三郎さん、落合恵子さん、ルポライターの鎌田慧さんが出席。日本弁護士連合会会長の宇都宮健児弁護士も賛同人として参加した。 大江さんは「私たちは原発をすべて廃絶するという大きな決断をすべきで、それを新政権に訴えないといけない」と話した。集めた署名は、来年3月に政府などに提出する方針。
(2011年9月6日13時25分 読売新聞)
脱原発:「さようなら原発」決断を 大江さんら新政権に要請、声明を発表 - 毎日jp(毎日新聞)
http://mainichi.jp/select/wadai/news/20110907ddm012040006000c.html
東京電力福島第1原発事故を受け、作家の大江健三郎さんら原発依存からの脱却を訴える「さようなら原発1000万人アクション」の呼びかけ人が6日、東京都内で記者会見し「経済合理性や生産性ばかりにとらわれない理念を掲げる勇気と見識を求める」との声明を発表、野田新政権に原発の再稼働をさせないことなどを求めた。
会見には作家の落合恵子さんやルポライターの鎌田慧さん、「賛同人代表」として宇都宮健児日弁連会長が出席。大江さんは「原発事故は広島や長崎に次ぐ事態。二度と起こさない決意で政治を動かす必要がある」と訴えた。
同アクションには音楽家の坂本龍一さんや作家の瀬戸内寂聴さんも名を連ねる。署名活動を行い、来年3月に衆参両院議長と首相に提出する予定。言語学者のノーム・チョムスキーさんらからも賛同メッセージが届けられているという。
◇19日に都内で集会
8日に日本青年館大ホール(新宿区)で大江さんらの講演会、19日に明治公園(同)で参加者5万人を目指す「さようなら原発集会」を開く。問い合わせは事務局(03・5289・8224)。【吉住遊】
毎日新聞 2011年9月7日 東京朝刊
asahi.com(朝日新聞社):「原発再稼働やめて」大江健三郎さんら、野田政権に声明 - 社会
http://www.asahi.com/national/update/0906/TKY201109060665.html
文化人ら、新政権は脱原発決意を 19日には5万人集会 - 47NEWS(よんななニュース)
http://www.47news.jp/CN/201109/CN2011090601000381.html
今まで汚染されていなかった家庭に汚染源がやってくれば食べても放射能が消えたり減るわけではなく体内に取り込まれる部分と排泄される部分に分かれるだけで、食べれば食べるほどそれぞれ濃縮されていくだけであり汚染が拡大する。汚染濃縮は当然外部被曝の線源であり、若い人たちは隔離が必要となる。汚染食物が入った冷蔵庫も汚染されるので同居は不可能になるね。
国はすべての食品小売業者の店頭にガイガーカウンターを食品売り場ごとに設置することを義務付けよ。消費者が購入するときに食品の放射能汚染度をその場で確認できるように。東電はすべての食品小売業者のガイガーカウンター設置費用をすべて負担せよ。そして店頭で放射能汚染が高度で食品に適さないと判明した売れ残りはすべて東電が店の仕入れ値で買い取り自費で適正に廃棄処分せよ。
農業や漁業生産者補償は別途行え。
国は福一を直ちに廃炉地下水遮断ダム壁で囲んで厳重に石棺化せよ。
児玉龍彦氏の下に除染プラットホームを作って土壌除染技術を開発し全力で除染せよ。
日本の輸出を回復させるにはそうするしかないのである。
増税しても地位協定維持しても原発推進しても風評被害と称して国内言論弾圧しても311日本政府放射能テロ以来地球上に放出され続けている核物質による汚染はいっこうに減ることなく増加の一途を辿っているばかりである。
これくらいのことは小学生でもわかる。
いつもコメントありがとうございます。放射能廃棄物を食べた人が、放射能発生源となり、同居人に外部被曝させるというのは本当ですか?もし、そうだとしたら、子供を守るためにも、大人も絶対に放射能汚染された食品を食べるわけにはいきませんね。
ご指摘ありがとうございます。もちろん、政府が農家を保護しようなんて考えているはずがありませんね。自分tたちさえ今の職を保て、願わくば退職後は天下りできれば、国民がどんな思いをしてもいいと見放しているんですから。
文章を「東電の賠償金を一銭でも安くするため」と変えさせていただきます。
>>http://etc8.blog83.fc2.com/blog-entry-1179.html(日々坦々さま)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
>また「リスクの高い食品は大人が食べるべきだ」と提言するのは京大原子炉実験所の小出裕章助教。「福島はおろか、すでに日本中が汚染されてしまって、安全な食べ物などない。規制値以下は『安全』だと刷り込もうとしているが、そんなことはない」と主張する。
このうえは、子どもやこれから子どもを産む若者たちを被ばくの危険から守ることこそ最優先するべきだという。
「年齢で放射線への感受性が違うので、被ばくしても影響の少ない五十歳以上、六十歳以上が測定値を確認して食べるべきだ。私たちの世代を中心に、大人には、原発の推進を許してきた責任もある」<
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
馬鹿なことを。
いずれの年代も食べるべきではない。内部被曝だけの問題ではないのである。
ドイツが言うところの放射性廃棄物を食べることによって食べた者が新たな放射能発生源になる。そうなれば若い世代の健康を外部被曝から守るためには親子家族の近接同居が許されなくなり、すべての家族に強制的な一家離散が起こる。これは憲法の基本的人権侵害である。
小出氏は放射能安全健康指導などできる立場になくまた学識もない。小出氏はいっさいの政治的発言を謹しみ、ひたすら原発技術者として東電保安院内閣閣僚の福一放射能拡散テロ犯行で、設計上の欠陥や冷却操作の過誤といった技術面の証拠を挙げてこの三者を刑事告発すべき立場である。それが児玉龍彦氏の言う「得手に帆あげて」であるから。
違います
農家を保護するためではない
東電の賠償金を一銭でも安くするため
です。
この国の政府、官僚、議員
全く国民のことを考えていない。
すこしましなのは共産党と社民党ぐらい。
しかしその社民党見捨てて勝ち馬に乗り換える
恥知らずな議員もいるようで、
ほんとうに日本人なら、そんなこと恥ずかしくてできませんよね。
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後気になるのは、福島近辺に住んでた人はやはり危ないってことでしょうか? 「人は食べ物じゃない」って言われるかもしれませんが、結婚して子供を産んだら大変なことになるんでしょうか?
私はみなさんみたいに頭がよくないのでストロンチウムなんたらとかは解りませんが、東北の復興のためにもこれからも買って食べていきます。まぁなんかあっても自己責任ですから・・