2011.08.09 (Tue)
世界同時株安へのリアクション
今回はあまりにも突然の株式の急落を予測できずに何百万円も大損した人が私の周りでも数人いた。私は本能的に株は危ないものという考えがあり、その知識も才能もないため、株には手を出さないことにしている。
さて、世界中のリアクションを見てみよう。
Around the world, reactions to stock market turmoilより

日本では、日経平均株価の下落を受けて、
同日予定していた民主党代表選への出馬表明を見送った野田財務相。

ドイツのフランクフルト株式市場で厳しい表情を見せるトレーダー

ロンドンの金属取引所で大袈裟なジェスチャーをするトレーダー
「こんなに下がるなんて!カネを返せ!」とでも言っているのか?

中国上海の証券会社の電光掲示板の前で
ショックを隠しきれない表情で汗を拭く男性

ドイツ、フランクフルトの株式交換所の机で、
パソコンに映し出された情報に唖然とするトレーダー

ドイツのフランクフルトで株式暴落を受けて顔を覆うブローカー
【More・・・】
欧州市場 主要株価指数が下落
NHK8月9日 21時16分
アメリカ経済の先行きやヨーロッパの信用不安への懸念から、世界的な株安が加速するなか、9日、取り引きが始まったヨーロッパ市場でも、朝方、主要な株価指数が下落し、株価の値下がりに歯止めがかかっていません。
9日のヨーロッパの株式市場は、前日のニューヨーク市場で株価の下落が止まらないことを受けて、売り注文が目立っています。日本時間の午後8時までに、主要な株価指数は、一時、▽ドイツ・フランクフルト市場で7%、▽ロンドン市場で5.4%、▽パリ市場で4.6%などと大幅に下落し、前日つけたばかりのことしの最安値を下回りました。しかし、その後は急激に値下がりした銘柄を買い戻す動きが出て、株価指数はいくぶん持ち直しています。一方、ロンドン外国為替市場でも円に対してドルが売られやすい状況が続き、円相場は、一時、1ドル=76円台後半まで値上がりしました。ヨーロッパ市場で株価の下落が止まらないのは、アメリカ経済の先行きへの不安に加え、ギリシャに端を発する信用不安の広がりに懸念が続いているためです。こうしたなか、投資家の間では、株を売ってリスクを避けようという姿勢が強まっています。
東京株、午前は400円安 資金、株から猛ダッシュで逃避
産経 2011.8.9 11:11
9日の東京株式市場は、前日の米国株式市場が過去6番目の下落幅を記録したことを受けて3営業日続落、日経平均株価(225種)は前日終値比で400円超下落、9千円を大きく割り込んで午前の取引を終えた。日経平均の9千円割れは、震災直後の3月17日以来となる。
日経平均株価は、前日終値比403円25銭安の8694円31銭、東証1部市場全体の値動きを示す東証株価指数(TOPIX)は、同36.34ポイント安の746.52。
先進7カ国財務相・中央銀行総裁会議(G7)が8日発表した共同声明の効果はほとんどなく、世界同時株安の展開。日本の株式市場も全面安で、取引開始直後は下げ渋りも見られたが、輸出銘柄や金融関連を中心に下げ幅が拡大した。一方、9日の東京外国為替市場は1ドル=77円台前半の円高水準で推移。国債も買われており、長期金利の指標である新発10年債(316回債、表面利率1・1%)の利回りは、前日終値より低下している。
週明け8日のニューヨーク株式市場は、米国債の格下げや根強い欧州財政不安を背景に全面安の展開となり、ダウ工業株30種平均は前週末比634.76ドル安の1万0809.85ドルで引けた。一日の値動きとしては史上6番目の下げ幅となった。7月25日以来の約2週間にわたる下落局面で1871ドル下げた。欧州市場も、フランクフルト市場が5%以上、ロンドン市場が3%以上急落して引けるなど、大荒れとなった。
8日のニューヨーク債券市場では、大手格付け会社による格下げにもかかわらず米国債が買われ、利回りは低下した。長期金利の指標となる10年債利回りは前週末の終値(2・56%)を下回る2・50%前後で推移した。投資資金は、株や商品先物から、「安全資産」の通貨や国債などへの流入が加速しているようだ。
世界同時株安:断ち切れぬ負の連鎖 市場の空気重く
毎日新聞 2011年8月9日 11時29分(最終更新 8月9日 11時57分)
東京株式市場では日経平均株価が一時8700円を割り込み、東日本大震災後の株の上昇幅が消えてしまうほどの勢いで急落している。米国、欧州、アジア市場でも軒並み株価が急落しており、売りが売りを呼ぶ株安の連鎖を止める手だてが見えない状況だ。
世界同時株安の背景にあるのは、欧州財政不安の深刻化と米国債格下げで示された米国景気への不安だ。「リーマン・ショック直前の記憶がよみがえった」(米大手証券アナリスト)など、08年のリーマン・ショックと比べる声も出るなど、市場を取り巻く空気は重く、緊迫の度を増している。
午前の取引で大幅に株価が下落した東京市場では、「発端は米欧で、日本企業の株価は業績から見て売られすぎ」(SMBC日興証券の小林久恒国際市場分析部長)との戸惑いも広がる。だが、株安の連鎖を断ち切る決め手を欠くのも実情だ。大和証券投資情報部の西村由美次長は「東京は欧米市場を見た上での大幅な下落。日本独自で反発するには好材料に乏しく、米景気の改善を示す指標などがないと上昇は難しい」と指摘する。
こうした中、9日に米連邦準備制度理事会(FRB)が連邦公開市場委員会を開く。すでに事実上のゼロ金利を継続中で、追加の量的金融緩和を通して米国債など保有資産の規模を総額2.3兆ドルまで拡大したFRBに残された手段は少ない。だが、財政赤字削減を約束した米政府が財政面からの対策を打ちにくい中、「あらゆる可能性を模索し、米景気の懸念を払拭(ふっしょく)する必要がある」(マンキュー・ハーバード大教授)との声が強まっており、FRBが何らかの対策を示唆するかどうかに市場の注目が集まっている。【浜中慎哉、ワシントン斉藤信宏】
◇世界各国の8月の株価急落状況
米ニューヨーク(ダウ平均) ▼10.99%
東京(日経平均) ▼11.59%
英ロンドン(FTSE100)▼12.84%
独フランクフルト(DAX) ▼17.26%
香港(ハンセン) ▼ 8.69%
注・数値は8月8日(東京は8月9日午前)と7月最終営業日(29日)の終値を比較した際の下落率

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