2006.09.27 (Wed)
平良牧師釈放!追記:平良牧師からのメッセージ
『NO BASE 辺野古☆名古屋』のhenoko-nagoyaさんノブログから引用させていただく。
今回の不当逮捕は,公権力の宣戦布告でもあり,あせりの表れではないかと思います.そして,彼らの目論見は早期釈放という形でうまくいくどころか.全国から抗議の声が上がり,むしろこちらが一層団結する方向に向かい,失敗に終わったのだと思います.しかし,これで彼らがあきらめたわけでもなく,今回の事件は権力からの弾圧の
始まりであり,その権力の横暴に対して一人一人は弱くてもそれを束ねて基地建設が白紙撤回されるまで跳ね返して行きましょう.
そもそも逮捕されること自体が間違っているんだけど、思ったより早い釈放だったということで、ネットでもみんなの力を合わせれば大きな権力にも立ち向かえるという一つの証明になったのではないだろうか。とにかくとても喜ばしいことである。
短いけど、とりあえず、嬉しいお知らせまで。
追記 9/30:
平良牧師の画像と釈放後のメッセージをNO BASE HENOKO TOKYOで見つけたのでここに転記させていただく。
不当逮捕に怒り、心配して下さった皆様へ
9月25日午前9時55分の名護署による不当逮捕によって身柄を拘束されていた平良夏芽です。長い拘留を覚悟していたのですが、全国・全世界の皆様からの激しい抗議が功を奏したのでしょう。昨日(27日)午後1時に釈放されました。二日半の拘留でした。 車に衝突した時に多少の傷は負いましたが、擦り傷・打ち身の程度ですでに回復しつつあ
ります。疲労と断食で体重は3キロほど減りましたが良いダイエットになったと思っています。私は非常に元気です。
検察は、処分保留という判断をしました。私に足かせをつけたつもりなのだと思います。しかし、私を含めた仲間たちは、このことで弱っていません。今後は、さらに激しい弾圧が待っていると思います。それでも負けるわけにはいかないのです。私たちが負けるということは、基地が建設され、そこから発進する軍隊によって多くの人々が殺されるという
ことなのです。
私たちは、人殺しに繋がる基地建設は絶対に止めなければならないと決意しております。 今回問題になっているキャンプ・シュワブ内の文化財遺跡調査は、防衛庁主導のもので最終的には文化財を破壊し埋め立てることを前提とした調査です。私たちは、このような調査を認めず、文化庁主導の文化財を保護するための調査を求めているのです。基地建設に繋がるすべてのことは、止めなければなりません。海の上で止めてきたように、陸の上でも止めなければならないのです。名護署の警察官には、「あなた達が県民を守る覚悟をしない限り、今後、名護署は良心囚でいっぱいになるでしょう」と伝えてきました。
今回の逮捕によって、私を非難する人もいます。しかし、その数をはるかに上回る人々が支持と連帯の挨拶を届けて下さいました。辺野古の闘いが、本当に多くの方々に支えられていることを改めて体感することができました。皆様の敏速な動きに、深く感謝申し上げます。檻の中での生活をわずかでも経験すると、ともすると卑屈になって、皆様に謝罪しなければならないという気持ちも湧いてきてしまうのですが謝罪はいたしません。謝罪すべきは名護署であり、基地建設を強行しようとする勢力だと信じるからです。 しかし、動いて下さった皆様には、深く頭を垂れて感謝をしたいと思います。 ありがとうございました。今後とも、連帯をよろしくお願いいたします。
2006年9月28日
ご無事で何よりだった。これでいかに安倍政権の『美しい日本』というキャッチフレーズが偽りであるか証明されたようだ。口では美しい日本を作ると言っておきながら、実際にはアメリカに言われるがままに日本の文化財を破損し、醜い日本を作ろうとしているのだ。平良牧師こそが、自分の命をかけてまで必至で美しい日本を守ろうとがんばっている人であり、安倍晋三ではない。これからも平良牧師を支援していきたい。
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市民運動系のMLで、ゲットしたメッセージを転載しました。転送歓迎でしたので。わたしはいちおう、エディター&ライターをなりわいにしていますが、市民運動家「業」も多忙で、アップアップ(ing・・・)短命政権と言われる「危険な国家主義者 シンゾー・アベ」その後も大変そうだわぁ…。
最近のわたしのモットー サバイバル&レジスタンスの谷口硝子より
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コメントありがとうございました。谷口さんのところでも平良牧師のメッセージを見つけたのでTBさせていただきました。これからも宜しくお願いします。