2011.03.05 (Sat)
前原害務大臣が外国人からの違法献金を認め、閣僚辞任確実 (YouTube動画あり)
下のYouTubeは前原誠司外相が、4日の参院予算委員会で、自民党の西田昌司氏の質問に対し、京都市内の在日外国人から政治献金を受けていたことを明らかにした場面。一般的に、日本で選挙権を持たない外国人からの政治献金は、政治資金規正法で禁じられている。前原氏は、「返金して収支報告書を訂正したい」と説明したが、返金すれば済む問題ではないだろう。政治資金規正法では、故意に寄付を受けた場合は、返金しても公民権停止など罰則の対象となるのだし・・・・。
西田氏に外相辞任を要求されると、「全体像を調べてから進退を決める」と答えた前原だが、もうすでに証拠があがっていて、自分でも在日外国人と知っていながら献金をもらったと認めているのだから、これ以上、何を調べるというのか。同時にバ菅の任命責任も問われなければならない。暴力団のフロント企業から献金を集めた議員が内閣にウヨウヨいるような菅政権は、国民からも匙を投げられ、あとは内閣総辞職も秒読み状態となった。
西田議員によると、前原氏の政治団体「まえはら誠司後援会連合会」の政治資金収支報告書によると、同会は05~08年の4年間、京都市内の女性から計20万円の寄付を受けていたそうだ。
予算委員会で、前原氏は、献金を受けた女性について「中学2年の時に京都の山科に引っ越したとき、かわいがってもらった。団地の近くで焼き肉屋を経営している方。」と説明した。国籍については在日外国人であることを認識していたようだ。「古くからの支援者だが、献金を受けているとの認識はなかった。」と、故意の受領を否定した。
この献金が故意に受けたものであった場合のみ、政治資金規正法違反になるので、献金を受けている認識がない場合は、違法ではないということになる。しかし、毎年5万円づつ4年間にかけて献金を受けていたのに、「献金を受けているとの認識はなかった」というのは、実に嘘くさい。
万一、故意でないことが証明されても、メディアトゥウェンティワンからの献金問題もあることだし、最低、閣僚は辞めざるを得ないだろう。
予算委員会で、バ菅が、在日韓国人といっても帰化している場合もあるので、などと言い訳に四苦八苦していたが、産経が実際にこの女性にインタビューしたところによると(YouTubeは次ページへ)、女性が韓国籍であることを認めているため、帰化していないことが証明された。
「18年間応援。違法とは知らず」 献金の外国籍女性
(産経 2011.3.4 18:58)
前原誠司外相が京都市内に住む外国籍の女性(72)から献金を受けていた問題で、献金した女性は4日、産経新聞の取材に対し「18年前の初当選のころから応援している。少しでも役立ててほしいと思った」と話した。
女性によると、献金は平成17~20年の4年間で計20万円だったといい、外国人の個人献金を禁じる政治資金規正法の規定については「知らなかった」としている。
【More・・・】
前原外相の会見要旨
(時事2011/03/04-20:04)
前原誠司外相が4日、外務省で行った記者会見の内容は次の通り。
-外国人から献金を受けた。どう対応するか。
大変それについては申し訳なく思っている。全体をしっかりと調べた上で、どのように判断するかということも決めたいと思っている。
-どう責任を取るか。
まず調べてみるということに尽きる。
-把握している事実関係は。菅直人首相からの指示は。
きのう事務所から知らせを受け、5万円(の献金)があったということだが、予算委員会(の質問)では4年間で20万ということだったので、さらにそういうものはないのか、他の献金者に外国人はいないのか、外国の企業はないのか、全体をしっかり調べたい。菅首相にはおわびした。
-外国人から献金を受けていたとの認識は。
古くからの支援者、知人だし、私が中学2年生の時からかわいがっていただいていた方だ。ただ、そういう形で献金をいただいていることについては認識はなかった。
-進退も含めて判断するか。
とにかくしっかりと調べることが大事だと思っているので、まずはしっかり調べる。
-政治献金の在り方はどうしていくべきか。
私はもう19年ほど議員活動をやっているが、企業献金をいただいたから何か物事を頼まれたこともないし、便宜を図ったことは一切ない。そういうスタンスでいくと、企業献金でも個人献金でも何か見返りを求めて出す方は周りにはいなくなるものだ。ただ、法律の下でしっかりと管理しなければいけない政治献金で、誤記入とか外国人からの献金があったとかいうことはすべて私の責任だと思っている。これは事務所ではなくて私の責任だ。
-外国人からはなぜ駄目なのか。
今、政治資金規正法に関わる記載ミス、もらってはいけない外国人からもらっていたことが明らかになったわけだから、今、私がコメントすることは適当ではない。
前原君、全ては自分の責任で秘書や事務所の責任じゃないと断言しているところは、政治家として立派だ。最後は、男は潔くが肝心だからね。

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私も植草さんのブログを昨日読んだとき、「故意」じゃなくても、罰せられるということを知りました。植草さんは、今日のブログでも詳しく解説されていますね。
問題は、蜂鳥のジョーさんがおっしゃられるとおり、日本の法律がいかようにも解釈できるように曖昧にできているところでしょうね。
森永さんのコラムへのリンクありがとうございました。
確かに、おっしゃるとおりです。この問題は、事務所でなく自分の責任というところとか、在日外国人との関係を正直に述べるところとか、そんなところはちょっぴり好感が持てました。しかし、口先だけで、どこか頼りないこの男に日本の外交は任せられないという人は多いでしょうね。
それにしても、前原本人が事務所ではなく自分の責任と言っているのにもかかわらず、事務所の問題だと言い切る岡田ってどこまで頭悪いんだろうか。
とらちゃんのブログのコメント欄にも書いておいたけど、日本を代表する外務大臣としてはかなり恥ずかしいレベルだと思う。でも、麻生よりはましだけどね。三島由紀夫の英語とは比べ物にならない。
個人的には、これまでの前原の言動を見ると、外務大臣には不適格だと思います。政治家にも向いていないでしょう。マスコミのキャンペーンしている「政治とカネ」は虚構というのは理解できますが、前原、野田、レンホーの「政治とカネ」の問題と、小沢さんの「政治とカネ」の問題を一緒くたにするのもどうかなと思います。
地方で起こっているいろいろな問題もマスコミはもっと話題にするべきなのに、ほとんど報じられないので、国会議員の関心も届かないのでしょう。中央集権的な今の制度から、地域主権へと変えないといけないですね。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20110305/k10014475761000.html
前原氏、本当に京大合格したのか。事前にCIAから入試解答入手していたのではないか。
孫崎享氏も、そう疑っておられるのが分かる;)
http://twilog.org/magosaki_ukeru/date-110305
「昔は、頭がいい人でした」と庇う人はいるのかもしれませんが。
実は今日日、会社なんかでエラくなっている人に、前原氏のようなタイプは少なくないと思います。
学歴は高いが、部下には矛盾したことばっかり言って、「あれでも、○△大、出てるらしいよ」とバカにされている連中です。
出世や保身のために、「長いものに巻かれて何が悪い!」という生き方を続けた結果でしょう。
同じ京大法学部卒の天木直人氏が、なぜ今なお頭脳明晰なのかといえば、そんな生き方に毒されない、独立独歩を選んだからだと思います。
日本が本当に米国から独立した日には、前原タイプは塩をかけられたナメクジのように、ことごとく消滅することでしょう。
第22条の5(寄附の質的制限)
及び
第26条の2(罰則)
に「故意」が要件とされていないことから逃げ道はないとしています。
もし法律の条文に「故意過失」の文字が含まれていれば、
資金提供者が外国人であることを「故意に」偽り、
或いは
前原大臣が資金提供者について十分な注意を払った上でも軽度の「過失」があったが為に違法な献金を受けてしまった
という解釈が可能となり、前原大臣の政治資金規制法違反の罪が軽減されるかなくなる可能性があったということになります。だが実際に政治資金規制法の該当条文にその縛りがなかった為に前原大臣はもはや政治生命すら危ういと思われます。
ただし財務官僚と一緒に自らを国家の主(あるじ)と任じている法務官僚のことです。法律解釈をいかようにもねじ曲げることを想定しなければなりません。
法律には他にも法務官僚が裁量で好き勝手に解釈できる条文の表現があります。
A、Bを各々の事実の状態とすれば、一番確実な縛りは
「Aとみなす」
です。即ちAとみることしかできず、Bとみることは許されないのですが、
「Aと推定する」
となれば、.Aと推定しつつBと推定する余地があり、裁判で争うことが可能ですが、裁判官の恣意的な判断が入り込む余地を残します。
また、法務官僚のする法律行為について行為をする内容をCとすれば、
「Cをしなければならない」
というのと
「Cをすることができる」
というのではCという行為をするか否かを決める官僚の裁量の余地は後者の方にあるのです。
植草さんがしばしば問題にする法律を運用する警察・検察・裁判官の裁量とはこのことかと思います。
このような法律の問題を改善するには立法府である国会議員に法律に強い専門家が必要であり、法律の制定や改正には
有権解釈(権力者側即ち官僚側の法律解釈)をするメンバー
よりも
文理解釈(民間の法律学者などの法律解釈)をするメンバー
を多く取り入れていくことで官僚に都合の良い法律の制定や改正を防ぐ処方箋になると考えます。
ところで、前原大臣の政界での経歴について森永卓郎さんが触れているようです(下記)。
マニフェストを次々と反故にする菅政権。菅首相が退いてもその先に待つのは保守派の専横。民主党の志を守る議員は今こそ立ち上がれ!
http://www.nikkeibp.co.jp/article/sj/20110228/261753/
記事の中で、森永さんは前原大臣が元々選挙で自民党の公認をもらえずに民主党で出馬した経緯があり、(ほとんど自民党の清和会に近い考え方の)前原大臣はそもそも小沢グループや鳩山グループが邪魔だったと記しているようです。この辺のところは植草さんもしばしば語るので周知なことではありますが、自民党からは世襲の壁で公認をもらえなかった前原大臣は自民党から見れば世襲していた政治家の利権を奪った敵に過ぎないということで、この度の前原大臣をはじめとする閣僚のスキャンダルが発覚した背景に陰謀の匂いも感じるわけです(ただし私から見れば仮に陰謀でもただの仲間割れに近く、得をするのは操っている官僚だけに見える)。
以上
本物のおぼっちゃんで
悪人になりきることができなかった。
そこが本物の悪人小鼠と違うところ
小鼠が「自分は在日と親友でした」と
国会で真実を語るところを想像できるか?
ある意味男らしいといえば男らしい
国会議員としては失格かもしれないが、
人間として、あるいは宗教指導者としては
適格かもしれない。
言っておくが、前原シンパではない。
直ちに外務大臣を罷免すべきだ。
あの自民党政権ですら、同じことがあれば罷免しただろう。
岡田風情が何様のつもりだ?天皇にでもなった気分か?
最近、TBをしたことがないから迷っちゃって、。。。
最後の方に、マエハラの英語のスピーチがあるんだけど、
これって、アメリカ人には到底通じない英語だと思うんだけど。
ミニーさんはもう思われます?
また、いつかアナタに時間があればスカイプでも、
できたらいいね、。。。。
一人で、喋り続けてやるわさ。ウシシ)))
ではでは、またねぇ。
お元気で。 バイバイ、。。。。。。
支援者からもらったカネは、しょせんは民間人同士のやりとりに過ぎなくて、佐川清があらゆる政治家にカネをあげる趣味をもっていたことも、「私が誰かからカネをもらって、自分の活動に使った」と同じで、つまるところ「自分のカネ」でしかない。
斡旋収賄があったとしても、数百万円程度の認定で実刑となった鈴木宗男氏についても、国の経費のムダ、時間のムダ、ひいては国益の損失としか言いようがない。
鳩山氏についても、しょせんは「鳩山家のカネ」でしかなく、そこに税が関与しようがなんだろうが、人のカネを強奪したわけでもないので、他人に何を言われる筋合いのものでもないと考えています。
現政権体制での前原の存在は嫌悪しますが、来たるべきとき、09マニュフェスト路線が復活して、実務に移されるとき政界に人材がいないと困る。
きたるべき政権で、前原氏が09路線でやることに全面合意すれば、また政府に登用すべきだと考えます。バッシングは国民がいちばん損をするということを、過去の事件から(政治でも起業家でも)学べます。
そういう国会議員が一人もいない国会など国にとって有害無益以外のなにものでもない。
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主張:「破れかぶれ解散」はマスコミの思うつぼで「国民の生活が第一」を害する
マエハラの「虚偽記載」が、「修正」と「返金」で済む問題か! ここは是非、特捜部&検察審査会に頑張って頂きたいものである!
本当に前原には知性のかけらも感じられませんので、その頃は携帯がなかったからカンニングはできなかったでしょうが、前もって答えを教えてもらっていた可能性もありますね(笑)。
>日本が本当に米国から独立した日には、前原タイプは塩をかけられたナメクジのように、ことごとく消滅することでしょう。
ははは。本当にそうなってくれるといいんだけど・・・・。