2011.02.26 (Sat)
神奈川県連のパーティーで岡田幹事長に帰れコール
だから、今日はカナダの『eBay』で前から欲しかったものを見てみたのだけれども、米ドルの価値が下がっているせいか、思った以上に安くなっていた。詳しくはまた明日にでも書くとして、今日は、岡田幹事長が25日に横浜で開催された神奈川県連のパーティーで出席者から激しいヤジを飛ばされた動画でも紹介しつつ、岡田批判でもしようと思う。
http://www.tv-asahi.co.jp/ann/news/web/html/210225056.html
動画を見ていただくとおわかりの通り、最初に帰れコールが飛びかっているにもかかわらず、岡田が火に油を注ぐように、「誰が見ても出来ないことをいつまでも出来る出来るというのは、まさしく私は国民に対する不正直だと思う。」などと私の生徒も使わない変な日本語でノタマワッタものだから、場内は、拍手と罵声が交差して、騒然となった。
会場には、もちろん、岡田のシンパがいたはずだから、そいつらが拍手していたんだろうけど、「帰れ!帰れ!」「マニフェスト守れ!」と言われた岡田もかなり感情的になって、こんな日本語文法的にも内容的にも間違った失言に至ってしまった。「誰が見ても出来ないこと」というのは、官僚の目線からの意見であって、このマニフェストを作った当時の国民目線の民主党では、出来たことだったのだ。
つまり、民主党が政権交代できたのは、「国民の生活が第一」という目標を掲げ、国民目線で対話できていたからであって、今の菅政権のように目標をいきなり「悪徳ペンタゴンの生活が第一」に変えて、官僚目線で対話されちゃあ、ヤジを飛ばしたり、帰れコールをしたくなっちゃうのも当然のことだよね。
それにしても、岡田ってヤツは、もともとふてぶてしくて横柄な性格してるけど、閣僚になって、ますます独裁的な言動が目立つようになった。それは、上の動画を見れば、岡田の顔に表れているので、誰でもわかると思うけど、特に、動画の最後の表情は、天井を見上げ、怒り心頭の鬼のようなふてくされた表情をしている。自分を何様だと思っているのだろうか。
そもそも、この男は、政治的センスもゼロだし、選挙にも弱く、交渉力もない。なぜ政治家になったのかさっぱりわからないのだ。国民の生活をよくするために政治家になったとは到底思えない。私利私欲で凝り固まった男なので、恐らく、閣僚になれば、いろいろとコネができて、家の商売も繁盛する。そうすれば、イオンの株が上がって一生安泰だろうからと軽い気持ちで政治家になってしまったのだろう。こういうタイプの人間が政治家になって不幸なのは、国民である。
能力もないのに、周りにチヤホヤされ、今では権力におぼれたフランケンシュタインと化している。他人の声に耳を傾けないのは、自分がいつも一番正しいと思い込みが激しいからだ。地方なんてどうなってもいい。自分さえ良ければ。そんな非国民的な態度が、地方の組織で働く人々にも読み取れ、反感をもたらしたのであろう。
こういう無神経で自分勝手な男は政治家には向かない。いますぐ、びっくりピテ菅トロプス直立猿人と共に、民主党政権から離脱して、自分の責任を「びっくり」して他人に責任転嫁する「びっくり」党でも作ればよい。さもないと、民主党はますます混乱に陥ってしまう。早くいまいましいコヤツラを懲らしめなくては・・・・。
【More・・・】
参考記事:岡田氏も「びっくり」 首相の子ども手当「びっくり」発言に
(産経 2011.2.24 18:15)
定例会見で記者の質問に応じる民主党の岡田克也幹事長 =24日午後、東京・民主党本部(荻窪佳撮影)
民主党の岡田克也幹事長は24日の記者会見で、菅直人首相が同日の衆院本会議で、子ども手当の月2万6000円支給を党内で議論した際に「一瞬ちょっとびっくりした」と述べたことについて、「私も(当時)、びっくりした」と述べ、首相と同じく支給額が高いという認識だったことを明らかにした。
菅流処世術の極意とは… 嘘、方便、そして「びっくり」…
(産経 2011.2.25 21:19)
菅直人首相の無責任発言に拍車がかかってきた。24日には民主党が衆院選マニフェスト(政権公約)に掲げた月額2万6000円の子ども手当について「(支給額の大きさに)びっくりした」と語り、マニフェストが嘘と方便で作られたことをあっさり認めた。「国民との契約」を弊履のごとく捨てるその姿には仰天するしかない。
25日の各閣僚の記者会見では、首相の「びっくり」発言に「首相は表現力豊かなので…。困った」(野田佳彦財務相)などと当惑の声が漏れた。評価したのは与謝野馨経済財政担当相だけ。「非常に正直で立派なことだと思いますよ…」。
政府筋は「政治家は本当のことを言ってはいけない」と妙な釈明をしたが、これは「嘘は貫き通せ」という意味なのか。月2万6000円というバラマキ政策で平成19年の参院選と21年の衆院選に大勝し、政権交代したことを民主党のみなさんはすっかりお忘れのようだ。
野田氏も7日の衆院予算委員会で子ども手当支給額の積算根拠について「背景は知らない。責任ある答弁はできない」と答弁した。予算・財政をつかさどる閣僚が責任を持てないならば、直ちにマニフェストを撤回するのが筋だろう。
ただ、今回に限らず、首相の政治家ライフはもともと「驚き」の連続だった。
「私も率直なところ驚いた…」
首相は23日の党首討論で、鳩山由紀夫前首相の在沖縄米海兵隊の抑止力は「方便だった」と発言したことに驚いてみせた。
ちょっと待ってほしい。13年7月の参院選中に民主党幹事長として「海兵隊が沖縄に存在しなくても日本の安全保障に大きな支障はない」と発言していたのは首相ではなかったか。
「沖縄での選挙戦が厳しかった。菅さんは、そういうときにサービスする傾向がある」
首相は当時政調会長だった岡田克也幹事長にこういさめられたが、14年9月の党代表選でも改めて海兵隊の撤退を掲げた。15年11月の那覇市での記者会見でも海外移転を訴えた。これらの発言はすべて選挙目当ての「方便」だったのか。
首相は北朝鮮の拉致実行犯、辛光洙(シン・ガンス)元死刑囚の釈放嘆願書に署名した問題を指摘された際も「(対象に辛元死刑囚が入っていたことに)率直なところびっくりした」(22年2月の参院決算委)と語った。
「天下り全面禁止」をうたう民主党政権が樹立してまもなく、日本郵政社長に元大蔵官僚の斎藤次郎氏が就いた際も首相は「若干びっくりした」(21年11月の衆院内閣委)と語った。
どうやら「驚く」ことで自己正当化するのが首相の処世術のようだ。ただ、これが周囲にはた迷惑な「驚き」を広げている。
首相は2日の衆院予算委ではマニフェストに掲げる月額7万円の最低保障年金制度について必要な財源さえ試算していないことを明言。これには桜井充財務副大臣も驚愕(きょうがく)した。
「アバウトな数字も出せなかったのに驚いた。マニフェストを作った人たちは出てきて説明すべきだ!」
自民党の小渕優子元少子化担当相は大畠章宏国土交通相と会った際、建設の是非を再検証している八ツ場(やんば)ダム(群馬県長野原町)についてあっさりこう言われ、腰を抜かした。
「すみません。若い政治家(前原誠司外相・元国交相)が地元のことも考えずにいいかげんなことを言っちゃって…」
都合の悪い話は「驚いて」ごまかす。この不条理な「菅イズム」は政権の隅々まで浸透している。(阿比留瑠比)

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http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/scope/CK2011022702000038.html
2011年2月27日 紙面から
民主党内で菅直人首相の退陣論が広がる中、菅グループ(約50人)はなんとか政権を守ろうと四苦八苦している。
しかし、26日には首相を支えてきた渡部恒三最高顧問が退陣論に言及。形勢不利をみてか、前原誠司外相、
野田佳彦財務相のそれぞれのグループも首相から遠ざかりつつあり、ポスト菅首相をにらんだ動きも出ている。
菅グループは党内で孤立を深める一方だ。 (関口克己)
(後略)
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各グループも菅首相と距離を取り始めているようですね。
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抜本的政治改革こそ「国民のための政治」・マスコミに騙されるな
小泉郵政選挙で民主党がボロ負けしたときの代表は、たしか岡田さんではなかったでしょうか。
あのとき、民主党の政策は何ら間違ったものではなかったと思います。ただし、ハッキリ言えば「イメージで負けた」ということでしかないと思います。民主党は改革を叫んでいましたが、「自民党をぶっこわす」の方がリーチ力が強かった。
岡田さんはイメージの問題をあまりに軽視していると思う。そのあたりは、スーツのまま田んぼに足を突っ込んで農民に握手を求めに行く田中角栄や、雨の中、わざと傘をささずにずぶ濡れになって演説する亀井静香さんを見習った方がいい。イメージ術・パフォーマンス術は政治家の基本的リテラシーのはず。
私が岡田さんだったら、全国お詫び行脚を決行するしかない。当選1回議員と同じく、また若いころの小沢さんのようにビールケースにのって、辻説法を数万回するしか、ほかに手はないように思える。「これでも政権は一生懸命やっています」とアタマを下げるしかない。
でも・・・岡田さんがアタマを下げたところを誰か見たことある?
坊っちゃん御曹司とレッテルを貼るのは簡単だけど、自分は高いところにいたがっていて、選挙区で袋叩きにあっている民主党の若い議員に寄り添わないで、上から目線の「イメージ」をさらに強めてしまっては、おそらく誰のためにもならないと思います。