2011.01.24 (Mon)
民主党執行部による小沢派議員への弾圧に負けるな
この質問書は、上のリンクをクリックすれば読めるようになっており、その内容は、執行部、特に岡田の意味不明な言動に対する質問や意見が書かれている。普段から私たち国民が持っている疑問をそのまま問いただしてくれている内容である。それにもかかわらず、なんと岡田は質疑応答の中で、この質問書に議員の名前が書かれていないからという理由でほとんど答えなかったのである。ふてぶてしいとはこのことで、小沢派議員をバカにするにもほどがある。
名前が書かれていなかったことに対して、森ゆうこ議員は、名前を書くと、執行部から今回予算委員会をやめさせられたように「弾圧」を受けるからとはっきりと答えていたが、岡田は、「弾圧」などしていないとすっとぼけ、逆に、そのような言葉を使うとマスコミの餌食になるだけなので、気をつけろと森ゆうこ議員に向かってえらそうに忠告したのである。なんと、憎々しい男だろうか。衆院予算委員会からの小沢派議員はずしは、まさに「弾圧」以外の何ものでもない。
その他にも執行部に対して不満を抱く議員から質問が出たが、岡田は全て軽く受け流しただけであり、得意の要点ずらしや意味不明のいいわけに終始した。
菅は菅で最後に何を言うのかと思ったら、「政治とカネ」の問題を持ち出し、国民のために、「政治とカネ」の問題にこだわり続けると宣言したのである。国民のためと言っても、実際は米国や官僚、大企業幹部や財界人のためであることは、国民はとっくに見抜いているというのに(苦笑)。
民主党執行部を総辞職させるまで、小沢派議員は
執行部への不満続出=民主両院総会
(時事通信社 - 01月24日 13:03)
民主党は24日午前、菅直人首相(党代表)も出席し、東京・永田町の憲政記念館で両院議員総会を開いた。首相は2011年度予算案について「厳しい財政状況の中、国民生活に最も必要な予算だ。自信を持って国会で論戦し、地域の皆さんに訴えていくことが必要だ」と述べ、予算案と関連法案の年度内成立に向けて党の結束を訴えた。しかし、出席者からは、内閣改造や強制起訴される小沢一郎元代表への対応をめぐり、首相や執行部への不満が相次いだ。
民主党の経済政策を批判してきた与謝野馨経済財政担当相の入閣について、宮崎岳志衆院議員は「政策変更するという疑いを持たれる」と批判。大敗した昨年の参院選時に幹事長だった枝野幸男氏の官房長官起用にも「結果責任をどう考えているのか。極めて偏った人事だ」(北神圭朗衆院議員)との声が上がった。
【More・・・】
参考資料:http://iwakamiyasumi.com/" target="_blank" title="「真の挙党体勢を構築するため質問書」川内議員・森議員 2011年1月21日 Web Iwakami 2011年01月23日(日) ">「真の挙党体勢を構築するため質問書」川内議員・森議員 2011年1月21日より
Web Iwakami 2011年01月23日(日)
2011年1月21日、民主党の有志議員が、「平成23 年度予算案並びに関連法案の早期成立を目指す『真の挙党体制を構築するため』の党運営について」という質問書を、岡田幹事長に提出することについて、川内博史衆議院議員と森ゆうこ参議院議員が会見を行いました。
会見では、川内議員が質問書を提出する趣旨を、1月24日に両院議員総会が開かれるが常会招集日であるため時間があまりないと予想される。そのための論点の整理であると説明。森議員が質問書の項目についてペーパーにそって解説しました。また、後半の質疑応答で、森議員はマスコミの報道について事実をあげながら厳しく批判しています。(後段に要旨を書き抜きました。)
提出された質問書はこちらでご覧いただけます。
「平成23 年度予算案並びに関連法案の早期成立を目指す『真の挙党体制を構築するため』の党運営について」



森議員よる、質問書の内容について説明があった後、質疑応答がありました。質問の要旨は以下のとおりです。
岩上安身による質問「岡田幹事長が、これまで通り強硬な姿勢で一蹴した場合には、次の一手は?」
川内議員回答「聞く耳は持っていただけていると思うので、一蹴されると思っていない」
岩上安身「聞く耳はもっていても、理解する頭がなかった場合には、両院議員総会で議題にし、執行部解任を求めるか?」
川内議員「まずは、執行部の回答を期待したい」
森ゆうこ議員「与党が国会が始まる前に分裂していてはいけないのは、執行部が一番理解しているはず」
読売新聞「議員有志一同とは、何人くらい?」
川内議員「昨年末、真の挙党態勢を構築するために両院議員総会を求める署名を行った。160名あまりの署名が集まったが、その思いを集約したと理解していただきたい」
読売新聞「具体的に何人で議論した?」
川内議員「20~30人の議員で議論した」
読売新聞「川内議員は予算委員会を外れているが、どう思われるか?」
川内議員「私は、辞任していません」
フリーランス田中龍作氏「西松事件が消滅し、陸山会は冤罪が濃厚。記者クラブメディアで大量の虚報が垂れ流されたが、どのような認識か?」
森ゆうこ議員「自身のブログでも論点整理をしている。この2年近く、さまざまな情報が流されたが、どこまでが真実で誤報・虚報であったのか、マスコミの皆さまにも明らかにして欲しい。二回目の議決を行った第五検察審査会の開催状況が少し分かる「審査事件票」をブログにアップした。審査事件票によれば、第二回の審査会は、7月13日に開始され9月14日に起訴議決された。この間7回の審査会が開かれた。
2回目の審査会を行うための補助弁護士がなかなか進まない、審査補助員が決まらないので二回目の議決は10月の末くらいになるであろうという報道が、9月8日主要紙で一斉に行われた。どうしてこのような誤報が流されたのか?誤報を流したマスコミの皆さんには、その背景と分析をぜひ教えて欲しい。また、TBSは石川議員が5千万円水谷建設から受け取ったという捏造ビデオまで作った。冤罪が濃厚になった今、報道各社には、これまでの報道内容をぜひ検証していただき、訂正すべきは訂正していただきたい」
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※森ゆうこ議員ブログの資料サイトで、審査事件票をご覧いただけます。
資料サイトはこちら
第二回審査事件票はこちら(PDF)
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NHK「小沢元代表が強制起訴になった後、自発的に離党しない場合は、党として何らかの処分を検討するという考えを示しているが。」
川内議員「小沢元代表のことは司法の場で決着させるべきこと。この問題にことさら執着することは党内の亀裂を深くするだけであり、本来政府与党がやるべき仕事は他にある。政治のリーダーが解決するべき「政治と金」の問題は、三年後ではなく即座に、企業・団体献金を禁止することではないか。小沢元代表の個人の問題を国家の問題のようにしているところが、国民から何をやっているんだと思われる」
森ゆうこ議員「この事件はそもそも何であったのか、考えるべき。西松事件は(訴因が変更されて)裁判がもう無いことを、マスコミの皆さんも議員も知らない。(陸山会事件もこのとおりの状況) 検察審査会は、審査員が公正に選ばれたのか疑問がある。くじ引きソフトは恣意的に人を選ぶことができるのは、私(森議員)が検証している。マスコミの皆さんは、分かっているのに、自らの間違った報道を検証し訂正することなく今日に至っているのでしょうか。
NHKは誤報をいの一番に流して総務委員会でさんざん追及されたが、何の訂正もしていないし謝罪もしていない。質問をする前に訂正していただきたい。岡田幹事長も「政治と金」について質問されて「私も分かりません。あなたたちが騒いできたのだから、あなたたちが説明して下さい」と言っている」
田中龍作氏「統一地方選挙で地方で悲鳴が上がっているが、自民党の森総理時代、地方から反乱が起きて森総理が降りた。そのようなことが民主党でも起こるか?」
川内議員「そのようなことにならないように、真の挙党態勢を構築するために頑張りたい」
森ゆうこ議員「きれいごとでは選挙は勝てない。間違った方向性を出しているものは改めて方向性を正して国民の理解を得なければ選挙は勝てないだろう」
読売新聞記者「内閣改造の質問があることについて。野党の攻撃の対象なるのではないか?野党が問責を出したとき、賛成する覚悟があるのか?」
川内議員「随分極端なご質問をされる(笑)。現段階において、総理、与謝野氏から説明がないので、ご説明していただきたいという趣旨」
森ゆうこ議員「私たちも地元で質問されるが、答えようがない。質問に答え、議論をし、説得をし、納得させるのが民主主義。質問書に書いた高等戦術にあたるもの。執行部・内閣のやることは100%正しいという立場ではない。与党として正していくの当然」
朝日新聞の記者「予算委員会理事と政倫審幹事、川内議員は両方から外された。それについてのご意見は?」
川内議員「安住国対委員長には、辞任しないと伝えた。幹事長室、衆議院議長にもその意志は伝えていた。発言する権利はあるが、権限はない立場。ここで暴れても党にとっても利益になることではない。淋しい気持ちである」
朝日新聞の記者、証人喚問についての質問
川内議員「同じ党の政権交代の原動力であった人を、自ら証人喚問に向かうということは基本的に考えられない。そのことを考えると、予算委員会の理事という立場でいたかったと思う」
岩上安身「挙党態勢とは端的に言って人事、それから、与謝野氏に代表される政策の変更。しかし現在の執行部は死にものぐるいに見える。妥協点はあるか?」
森ゆうこ議員「なかなか執行部には分かっていただけない。なぜ増税の方向に突っ走ってしまうのか、私たちにも理解ができない。もっと戦えというご主旨なのかと思いつつ、今日の段階では冷静に質問させていただき、決して執行部と対峙してやろうと思っているということではない。私たちの真意は「国民の生活が第一」の政治を行いたい、与党の責任を果たしたいという一点のみ。」
川内議員「真の挙党態勢とは、党内で激しい政策論争をしましょう、ということ。私たちがやろうとしていることを、国民にみせるために論争をしていきましょう、ということ。みんなが議論できる場をしっかり作ってください、ということ」
不明「議員一同に小沢一郎氏は含まれているのか」
森ゆうこ議員「(苦笑)」
川内議員「小沢さんは署名していません」
これからも、国民のために真実を追求する小沢派議員を応援していきたい。

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ところが菅総理以下党執行部のやっていることを見ていると麻生元総理が少しばかり可愛く見えるのです。誤解しないでほしいのですが麻生元総理のやっていることを肯定しているのではありません。菅政権のやっていることがあまりにひどいことばかりなのでそのように見えてしまうのです。
感覚の麻痺とは恐ろしいものです。
以上