2010.12.15 (Wed)
2010年ナショナル・クリスマス・ツリー点灯式でジャッキー・エヴァンコちゃんが熱唱
クリスマスまであと1週間とちょっと。カナダでは、ハロウィーンが終わる前から、クリスマス商品が市場に出回っている。以前はハロウィーンが終わってからだったので、売る側にとっては、年々クリスマス商戦が激化し、早いもの勝ちという風潮になっているようだ。買う側にとっては、HSTという新しい税金が導入されたおかげで、ガソリン代、電気代、サービス料が上がり、財布の紐は堅くなっている。
クリスマスは、カナダでは、特にクリスチャンという一つの宗教を信仰する人のためのお祝い事であるため、クリスチャンの人が家をクリスマスのデコレーションで飾ったりはするが、日本のように街中がクリスマスのデコレーションであふれるということはない。街のイルミネーションなども年々、地味になっているような傾向がある。一方の日本では、そんな宗教的なことはおかまいなしに、街中にクリスマス・ソングやクリスマス商品があふれている。
数年前のクリスマス・シーズンに日本に帰ったときに、カナダよりもクリスマスのイルミネーションなどで盛り上がっている東京を見て、苦笑してしまった思い出がある。だから、本当に洋風なクリスマスを過ごしたいなら、カナダよりも日本の方が楽しめるに違いない。
そんなわけで、イルミネーションの他に、クリスマスを盛り上げてくれるもう一人の主役と言えば、クリスマスソング。今年のクリスマスソングとして聴きたい歌手は、『America's Got Talent』で準優勝したジャッキー・エヴァンコちゃん。ジャッキーちゃんは、今年のナショナル・クリスマス・ツリーの点灯式で、オバマ大統領の掛け声でツリーが点灯したすぐ直後に、その天使の美声をナショナル・パーク中に響き渡らしてくれた。まるで、クリスマスツリーの前で、本当の天使が空から舞い降りて歌っているようだった。
National Christmas Tree 2010 with Obama light tree
& Jackie Evancho sing O Holy Night
ナショナル・クリスマス・ツリー点灯式は、米国では、1923年から続いている伝統的なイベント。今年も12月9日にワシントンDCの国立公園での行われ、多くの有名アーチストたちが歌って踊って観客を楽しませてくれた。
点灯式、コンサートの全容は、下記のナショナル・クリスマス・ツリーの公式サイトで見ることができる。
『The National Christmas Tree』 The 87th Anniversary
点灯式で使われたクリスマス・ツリーは、1978年に12メートルのコロラド・ブルー・スプルースがペンシルベニアのヨークから現在の「エリプス」と呼ばれるホワイト・ハウスの南側の緑地帯に移植されたもの。
このクリスマス・ツリーのまわりには、「平和への道」(「戦争への道」の方が適しているのでは?笑)と呼ばれる56本の小さなツリーが飾られている。この56本のツリーは、米国の50の州と5つの地域、そして、「コロンビア地区」と呼ばれる米国の首都、ワシントンDCをあらわしている。
ナショナル・クリスマス・ツリーの歴史に関しての詳細は、「ナショナル・クリスマス・ツリーの歴史」(英語)をご参考まで。
毎年、各州のスポンサー企業がこのツリーの飾りを提供する。その飾りは、厳しい天候から守るために、球状のプラスチックで覆われている。
参考記事:
2010 National Christmas Tree Lighting Ceremony Announced
Friday October 22, 2010
Lauren's National & State Parks Blog
By Lauren Himiak, About.com Guide
National Christmas Tree and the Pageant of Peace 2010
A Washington, DC Christmas Tradition
By Rachel Cooper, About.com Guide
History of the National Christmas Tree
By Rachel Cooper, About.com Guide
クリスマスは、カナダでは、特にクリスチャンという一つの宗教を信仰する人のためのお祝い事であるため、クリスチャンの人が家をクリスマスのデコレーションで飾ったりはするが、日本のように街中がクリスマスのデコレーションであふれるということはない。街のイルミネーションなども年々、地味になっているような傾向がある。一方の日本では、そんな宗教的なことはおかまいなしに、街中にクリスマス・ソングやクリスマス商品があふれている。
数年前のクリスマス・シーズンに日本に帰ったときに、カナダよりもクリスマスのイルミネーションなどで盛り上がっている東京を見て、苦笑してしまった思い出がある。だから、本当に洋風なクリスマスを過ごしたいなら、カナダよりも日本の方が楽しめるに違いない。
そんなわけで、イルミネーションの他に、クリスマスを盛り上げてくれるもう一人の主役と言えば、クリスマスソング。今年のクリスマスソングとして聴きたい歌手は、『America's Got Talent』で準優勝したジャッキー・エヴァンコちゃん。ジャッキーちゃんは、今年のナショナル・クリスマス・ツリーの点灯式で、オバマ大統領の掛け声でツリーが点灯したすぐ直後に、その天使の美声をナショナル・パーク中に響き渡らしてくれた。まるで、クリスマスツリーの前で、本当の天使が空から舞い降りて歌っているようだった。
National Christmas Tree 2010 with Obama light tree
& Jackie Evancho sing O Holy Night
ナショナル・クリスマス・ツリー点灯式は、米国では、1923年から続いている伝統的なイベント。今年も12月9日にワシントンDCの国立公園での行われ、多くの有名アーチストたちが歌って踊って観客を楽しませてくれた。
点灯式、コンサートの全容は、下記のナショナル・クリスマス・ツリーの公式サイトで見ることができる。
『The National Christmas Tree』 The 87th Anniversary
【More・・・】
この点灯式には、米国民なら誰でも参加できる。一般人へのチケットは、3000席、又は1万人分の立見席があり、オンラインくじ方式で選ばれた人に与えられる。コンピュータがない人は、電話でも抽選資格を得ることができる。点灯式で使われたクリスマス・ツリーは、1978年に12メートルのコロラド・ブルー・スプルースがペンシルベニアのヨークから現在の「エリプス」と呼ばれるホワイト・ハウスの南側の緑地帯に移植されたもの。
このクリスマス・ツリーのまわりには、「平和への道」(「戦争への道」の方が適しているのでは?笑)と呼ばれる56本の小さなツリーが飾られている。この56本のツリーは、米国の50の州と5つの地域、そして、「コロンビア地区」と呼ばれる米国の首都、ワシントンDCをあらわしている。
ナショナル・クリスマス・ツリーの歴史に関しての詳細は、「ナショナル・クリスマス・ツリーの歴史」(英語)をご参考まで。
毎年、各州のスポンサー企業がこのツリーの飾りを提供する。その飾りは、厳しい天候から守るために、球状のプラスチックで覆われている。
参考記事:
2010 National Christmas Tree Lighting Ceremony Announced
Friday October 22, 2010
Lauren's National & State Parks Blog
By Lauren Himiak, About.com Guide
National Christmas Tree and the Pageant of Peace 2010
A Washington, DC Christmas Tradition
By Rachel Cooper, About.com Guide
History of the National Christmas Tree
By Rachel Cooper, About.com Guide
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2010/12/16(木) 18:59:45 | 日本を変える論客たち
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