2006.08.20 (Sun)
めぐみさんはやはり死亡していた?
拉北者家族会代表、めぐみさん問題で日本政府を批判(8月17日17時57分更新)
【ソウル17日聯合】拉北者家族の会の崔成竜(チェ・ソンヨン)代表は17日、日本政府関係者の発言を引用し、日本政府は日本人拉致被害者の横田めぐみさんの遺骨として北朝鮮から渡された遺骨を鑑定のために帝京大学に預ける時から、これを「偽物」とすることで方向性を定め、このために対北朝鮮世論が熱くなり引っ込みがつかなくなったと主張した。
この関係者はまた、日本政府はめぐみさんの遺骨を受け取る前から、めぐみさんの夫で当時はキム・チョルチュンと呼ばれていた金英男(キム・ヨンナム)さんの実体を信じておらず、同じ日本人だと推測していたという。
崔代表は、拉致された高校生のDNAを日本政府に渡すなど、金さんとめぐみさんの家族の関係を明らかにするのに深く関与した人物。日本政府関係者の発言として引用したこれらの内容は、今後波紋を広げるものと予想される。
崔代表は、日本側が「遺骨は偽物」「めぐみさんは生存」を主張する根拠は、帰国を果たした日本人拉致被害者の一部の証言だけだとし、真実を明らかにするためにこれらの証言内容を公開するよう求めた。
さらに、日本政府と「北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会」がめぐみさんの問題を前面に押し出すことで、独島や教科書問題などの問題に関する世論を有利な方向に動かそうとしていると批判した。韓国と北朝鮮政府に対しても、1日も早く拉致被害者問題の真相究明と解決に乗り出すべきだとした。
それにしても、人質の安否を気遣う家族の心理を政治のために利用するってどんな神経しているんだろうね、安倍晋三。この件は、ぜひ、メディアに大々的にとりあげてもらって、日本政府の詳しい
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『dr. stoneflyの戯れ言』「横田めぐみさん死亡」…あのDNA鑑定はでっちあげか? 」
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政府の研究所だからといって、必ずしも一番優れているとは限りませんよ。つい先日世界初の乾電池動力航空機による世界初の有人飛行を成し遂げたのは、政府の研究所でしたっけ?
政府は警視庁の科学研究所など、複数の機関に遺骨の鑑定を依頼しましたが、帝京大学だけがDNA鑑定に成功したというだけの話です。
暇人さん、おはようございます。
拉致問題は政治問題です。拉致被害者が生きていると分かったからといって、はいどうぞと相手国の政府が返してくれるわけないじゃないですか。
森さんが総理だった時に、「第三国で発見されたということにして拉致被害者を返してもらえないか」と北朝鮮に打診していたことが問題になりましたね。この打診については賛否両論あるでしょうが、拉致問題が政治問題であることを示すエピソードだといえるでしょう。
遺骨鑑定を色んな国の調査機関に依頼すればいいという意見には私も賛成しますが、それもやはり政治問題で難しいでしょう。なぜなら、遺骨の鑑定をするということは、北朝鮮と日本の間の政治問題に巻き込まれてしまうからです。
めぐみさんの遺骨のDNA鑑定も日本独断の中でも政府の研究所などの機関ではなく、帝京大学という私的なところで、一個人だけによって行われたというのがなんとも怪しいですね。
政府はなんでも都合の悪いものは隠匿すればいいと考えている低脳な人の集まりでできているようです。
でもいつ頃からか家族が政治的利用をされていることを疑うようになりました。
(小泉政権が危機状態になると子供さんたちが帰ったり
曽我さんの夫が帰ったり)
安倍氏が積極的に表に出てくるようになってから、益々その疑いは濃くなっています。
めぐみさんの遺骨のDNA鑑定も、どうして鑑定したひとの直接の記者会見がないのでしょう。
はじめから色んな国の調査機関を含めて鑑定していたら、はっきりした証拠を示せるのに。
なぜ日本独断で?
救う会の後ろ盾が北朝鮮と武器・覚醒剤密輸をしている指定暴力団住吉会だとも聞きましたが・・・
そして拉致された人々が、統一協会の布教所があった付近に集中しているとも。
それに安倍晋三氏とくれば疑惑の総合商社以上、疑惑のコンツェルンですね。
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>政府は警視庁の科学研究所など、複数の機関に遺骨の鑑定を依頼しましたが、帝京大学だけがDNA鑑定に成功したというだけの話です。
そうですね、確かに複数の研究所で鑑定したことになっていましたね。ここら辺が拉北者家族の会の崔成代表が主張しているように日本政府が仕組んだ罠で、めぐみさんの遺骨ではないということにするために民間の一研究者にDNA鑑定の捏造を依頼したということです。これが国家の研究機関の結果だと将来本当の結果がわかったときに著しく信用を失うからです。ちなみにこのDNA鑑定を捏造した帝京大学講師はその後雲隠れし、インタビューも一切なしです。それからこのDNA鑑定の後、この講師は警視庁の科学研究所で普通ではありえない重要なポストについたのです。世界的に権威のある科学雑誌「Nature」から批判を浴びることになったのも当然ですね。