2010.11.04 (Thu)
「小沢一郎ニコ動で吼える!」の巻
しかしながら、小沢氏は『ニコ動』がお気に入りのようだし、神保哲生氏や江川紹子氏の小沢氏への率直な質問やアドバイスはよかった。読者からの質問も聞けたし・・・・。
個人的には、参院選のときにTBSが『USTREAM』で行ったネットライブ放送の方が、無料の上、絶対に追い出されることもなく最後までコメントを書きながら視聴できるので、好ましいと思う。ただ、ネットライブが大手マスコミによって経営されるようになると、偏向的になる恐れもあるのでそれは避けるべきだろう。
一番いいのが、岩上安身氏の『USTREAM』でインタビューを受けることだ。小沢氏が出演するとなれば二コ動画を超える視聴率となるに違いない。
小沢一郎ネット会見~みなさんの質問にすべて答えます!
久しぶりに小沢氏が沈黙を破って公の場で語るということで、この模様はTBSニュースでも伝えられている。
【More・・・】
なぜ小沢氏は「ニコニコ動画」を選んだのか?11月3日(水)23時40分配信
民主党の小沢一郎元代表が2010年11月3日、ニコニコ生放送の特別番組「小沢一郎ネット会見~みなさんの質問にすべて答えます!」に出演した。ジャーナリストや大学教授、一般ユーザーの質問に答える形で、検察審査会の「起訴議決」への対応や岡田克也幹事長との関係、さらには尖閣諸島問題や自らの国家観まで広く語った。
小沢氏に対しては、野党が国会招致を求めている。民主党の岡田幹事長も「環境整備に努力する」と表明。3日朝に放送されたTBSの情報番組「みのもんたの朝ズバッ!」では、"小沢氏がニコニコ動画に出演"という新聞記事が紹介されたとき、TBS解説委員の川戸恵子氏が「国会に議員として出るのが責務ですからね。こんなところに出るよりは」と批判を口にした。
そんな状況を受け、「小沢一郎ネット会見」の司会をつとめた角谷浩一氏(政治ジャーナリスト)は番組冒頭、小沢氏に向かって「国会軽視という声もあるが、なぜ『こんなところ』なのか、お話しいただきたい」と問いただした。
小沢氏はまず「国会招致の是非」について、「(強制起訴に向けた)司法の手続きに入っている。三権分立の立場から言えば、司法で取り上げているものを立法府がいろいろと議論するのは、基本的にはあまり妥当でないし、必要でもないのではないかと思っている」と持論を展開。さらに、国会の政治倫理審査会は「基本的に秘密会」(小沢氏)で国民に非公開であるという考えに立って、「(公開の場である)公判廷できちっと説明したい」と今後の方針を明らかにした。
■ 「ニコニコ動画は自由に自分の意見が言える」
では、なぜ「ニコニコ動画」なのか。小沢氏によれば、「ニコニコ動画は非常に多くの人にオープンで、(多くの人が)意見を言えるし、それに対して僕も反論できる。その意味では、多くの方に分かってもらえるからいいのではないかと思って、今回も出演の要請を快く受けた」ということだった。
ニコニコ生放送の大きな特徴は、出演者の発言を編集せずにそのまま伝える「直接性」と、視聴者がメールやコメント投稿を通じて番組に参加できる「双方向性」にあるといえる。その点については、ニコ生初出演の小菅信子・山梨学院大教授も指摘。「20世紀の政治家がずっと考えてきたのは、どれだけ直接的に有権者に訴えるかということ。21世紀になってこういうメディアが出てくると、政治家は『出たい!』と思うのが当たり前ではないか」と、小沢氏のニコ生出演の理由を分析する。
番組は休憩を挟まず1時間半にも及んだが、小沢氏は「政治とカネ」の問題から、外交問題や雇用対策、「個人が自立することが基本」という国家観まで、滑らかな口調で語った。そんな小沢氏に対して、番組を見ていたユーザーからは「岡田幹事長がニコニコ動画の番組で公開対談を申し込んできた場合は受けますか?」という質問も寄せられたが、「同じ政府・与党ですからね......。そこで議論すると、たぶん民主党の党内が割れているとかなんとか......。難しいですよ」と答えに窮していた。
最後に「また小沢さんにニコニコ動画で語ってほしいですか?」というアンケートを実施すると、「はい91.8%、いいえ8.2%」という結果が出た。小沢氏も番組終了後、ニコニコニュース編集部の取材に対して「(ニコニコ生放送は)自由に自分の意見を言えるし、見ている人、聞いている人の反応もすぐあるので、とてもやりやすい。またお招きいただければ行きたい」と再度の出演に意欲をみせた。
ニコニコ動画では、この「小沢一郎ネット会見」の模様をアーカイブ動画で全編公開している。
(亀松太郎)
小沢氏の会談拒否、岡田氏面目丸つぶれ
(2010年11月4日08時43分 読売新聞)
民主党の小沢一郎元代表が3日、自らの資金管理団体の政治資金規正法違反事件を説明する国会招致を拒む考えを表明した。
国会説明が必要だとしてきた岡田幹事長との対立は、いよいよ深まることになった。
小沢氏は、岡田氏からの会談要請に対し、「『どういうことでしょうか』というやり取りを1、2回した」と語り、会談の趣旨が不明確であることを理由に拒んだことを明らかにした。その後、「国会の中で(説明を)やるのは、司法と立法の関係で妥当ではない」と返答したという。
今後の面会の可能性についても、岡田氏が衆院政治倫理審査会(政倫審)への出席を要請する考えであることを踏まえ、「政倫審に出るべきだという議論が前提では、ちょっと違うのではないか」と述べ、否定的な考えを示した。
政倫審出席に関しては「岡田君1人で決める話ではない。国会として、党としてどういう結論を出すか、ということをまずやらなくてはいけない」と語った。小沢氏に近い輿石東参院議員会長は政倫審に否定的な考えを示しており、執行部がまとまっていないことを理由に拒否する考えを示したものだが、幹事長ポストにある岡田氏の威信にかかわる発言ともいえる。
小沢氏は10月7日、国会内で記者団に「国会で決めた決定に私はいつでも従う」と述べていた。
小沢氏の発言に対し、民主党執行部の一人は3日、「野党に国会招致を約束した岡田氏の面目が丸つぶれだ」と憤った。別の幹部は「野党にどんどん追及してもらって、小沢氏が追い込まれて離党でもしてくれればいいが」と語った。
岡田の法案や補正予算を通すためだけに小沢氏を血祭りにあげようという無神経な魂胆こそ批判されるべきであって、ニコ動での小沢氏や輿石東参院議員会長の発言が批判されるべきではないだろう。そもそも岡田に威信なんてないんだし・・・・。

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『社説』でも取り上げていました、小沢さんのこと。
今日は4つ小沢氏関連の記事が載っていました。日経って何やってるんでしょうか?
ニコ生終了後、各報道番組、新聞、ネットニュースで相も変わらず否定的に恣意的に偏向報道していることにイラッとしましたが・・・。
でもこれって小沢氏の生放送を知らなかった一般の人達に対してはかなり良い宣伝になったのかも!!と思いました。
実際アクセス数も増えてるようですし。マスコミはやぶへび又は墓穴を掘っちゃった?私的にはちょっとにんまりです(^^)Y
ニコ生の視聴中に追い出されても、トップ画面の放送中の案内画面(の入り口だったかな?)をしつこくクリックすると、何事もなかったかのように入れることもありますよ。
私は開始直前から立ち見でしたけど、どんどん視聴者数(まさかの14万人超え!!)が上がっていくので、いつ追い出されるかハラハラしてました(笑)
今回の放送はとても良かったです。小沢氏メインだから当然かもしれませんが、氏が発言している時はきちんと最後まで聞く。
敵対するような緊迫感ではなくほどほどに和んだ雰囲気の中(?)、話の内容も多岐に渡りつつ、散漫になり過ぎず、適度にまとめつつ次へ流れ安心して見ることができました。
小沢氏の発言も代表戦の時と内容がぶれていないし。
今までのテレビで散々見てきたような、人の話に割り込んだり、あげ足取ったり、関係ないことを持ち出したりつついたり、感情的に大声出し合ったり、マスコミの思惑にはめようとしたり・・・などの超不快な部分がなく落ち着いていて良かったです。(これが当たり前だと思うけど)
これを機に小沢氏もどんどんニコ生や岩上氏の『USTREAM』に出演して、次の機会のための種まきをどんどんしていっていただき認知度を上げていって欲しいです。
ところで、黒木氏の自殺については週刊朝日の編集長山口一臣氏のツイッターが参考になるのではないでしょうか。
ニュースの第一報では遺書はないと報道されていましたが、実際には事件について警察を糾弾するような遺書が残されていたのではないのかなぁと思いました。あくまでも憶測ですが。
自殺の原因が公になると困るから、遺書がないと報道しているのかなと。(後追い報道はチェックしていないのですが)
コメントとかは出来ないけど見ることだけはできました。
それと、途中から運営が会場を大きくしたのか、立ち見で再入場できました。
あきらめないでねばることが大事です。(粘着系ですみません笑)
次回が有るときは参考にしてください。
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わざわざコメントありがとうございます。今度ぜひやってみます。あきらめが肝心ではなくて、あきらめないことが肝心ですね。