2010.08.20 (Fri)
民主党代表選:小沢一郎vs菅直人のガチンコ勝負が現実味
『晴天とら日和』一度は小沢一郎に天下を執らせてみたい!(影山司会の日曜討論動画付き)
今ここで喜びすぎるとアンチ・小沢派が何をしでかすかわからないので(笑)、今日は、小沢氏の代表選出馬関連の記事やコラムのリンクと、内容の一部を紹介するだけにとどめておこうと思う。
『The Journal』二見伸明 「誇り高き自由人として」
「悪党」待望論 ── 菅総理はどうする?
小沢一郎は「悪党」である。もしかすると、とてつもない「大悪党」かもしれない。なにしろ、日本の歴史上初めて、「国のかたち」を変え、国民主体の国にしようというのだから。
■元の木阿弥じゃ ── 熊と八の憤りと嘆き
「えっ、憲法には国民が主権者と書いてある? 冗談じゃねえ。実際には、一番偉いのはお役人よ。国会議員なんざ、お役人の手のひらで踊る人形だ。地元では威張りくさっている知事や市長さんだって、毎年暮れになると、補助金欲しさに、揉み手して、役所にお百度詣りさ。それを地元の支持者たちは『中央に顔が効く』と、ばか丸出しで、感心してるってわけさ」
「ペコペコ頭下げて、補助金なんかもらいに行かなければいいのに」
↑コメント欄も必読だ。
『ゲンダイ的考察日記』小沢豹変!敵意むき出し菅に激怒!!
民主党前幹事長、小沢一郎が一昨日(17日)を境に豹変した。代表選への出馬を検討すると周囲に伝えた。小沢排除を改めて鮮明にしつつある菅首相に対し、“宣戦布告”を決めたのである。小沢はきょう(19日)、軽井沢で開かれる鳩山グループの研修会に参加。招待されていたものの、出るか出ないかで逡巡(しゅんじゅん)していたのが、急きょ、出席を決めた。小沢の参加は、同じように現政権とは距離を置く鳩山グループとの連携を示唆する政治的なメッセージだ。永田町では「菅おろし」の号砲とみられている。
小沢の周辺はこんな表現を使った。
「代表選の対応がAプランからBプランに変わったんだ」
Aプランとは、菅と水面下で交渉し、代表選で戦っても最終的には挙党一致体制を目指すというもの。
Bプランとは本気のケンカということだ。2日前の出来事をキッカケに、小沢サイドはプランをAからBに変更した。そして、急きょ、鳩山グループの研修会への出席も決めたのである。
「その出来事とは2つある。ひとつは菅サイドが朝日新聞を使って、代表選で勝っても小沢には幹事長をさせないというメッセージを発したこと。もうひとつは、小沢グループが多い衆院1回生議員に対し、菅が総理大臣名で懇談を強要する文書を出したことです」(小沢の周辺)
代表選を前に民主党1回生議員に面談強要
(日刊ゲンダイ 2010年8月18日 掲載)
そこまでやるか、菅直人
●手紙で踏み絵を迫る露骨な中身
9月の代表選に向けて、党内が俄然、ざわついている民主党。中でも焦りまくっているのが首相の菅だ。それを象徴するような出来事があった。
菅が民主党の衆院1回生に向けて、「内閣総理大臣 菅直人」として、面談を申し入れる手紙を一斉に配ったのである。
その手紙にはこうある。
〈私にとって、本当に激動の一年間でしたが、ふと振り返れば、この間に初当選された衆院議員の皆さんと直接話す機会をほとんど持つことが出来ませんでした。私は、一期生の皆さんの声こそが、一番国民に近い声だと思っており、お盆も開け(ママ)た来週にでも直接お目にかかって意見交換させて頂きたく、ご案内申し上げます〉(抜粋)
そして、強制的に選挙区を振り分け、23~25日の間で面談日程を作成。(1)この日程で参加します(2)都合がつかないので○日に参加します(3)参加できません――の三択から選んで返信せよ、と迫っている。
要するに内閣総理大臣の名前で、代表選に向けた切り崩し面談を強要した手紙なのである。
ちなみに、23~25日の面談日程は、8月22日から25日まで開催予定の小沢塾と日にちが重なっている。小沢氏が激怒するのも当然だ。
【More・・・】
民主代表選:小沢氏来週にも最終判断 求心力維持へ毎日新聞 2010年8月19日 22時27分(最終更新 8月20日 0時03分)
鳩山家の別荘で行われた懇親会で、乾杯する民主党の小沢一郎前幹事長(中央)と、鳩山由紀夫前首相(左)、輿石東参院議員会長(右)=長野県軽井沢町で2010年8月19日午後3時32分、手塚耕一郎撮影
9月の民主党代表選を前に、鳩山由紀夫前首相のグループが19日、長野県軽井沢町で研修会を開き、小沢一郎前幹事長も出席した。小沢氏は党代表選への出馬を検討する意向を自らに近い議員らに伝えており、来週にも最終判断するとみられる。出馬姿勢をちらつかせて菅直人首相に圧力をかける構えだ。検察審査会の議決も控えハードルは高いが、首相が「脱小沢」の看板を掲げたまま続投するのを阻止しなければ求心力を維持できないという危機感にも迫られている。
研修会には鳩山氏や小沢氏のグループを中心に国会議員約160人が参加した。研修会は2部構成で、前半はホテルで有識者の講演会、後半は近くの鳩山氏の別荘の庭で懇親会を行った。
小沢氏は懇親会から出席した。鳩山氏は冒頭のあいさつで「特に注目の人、小沢一郎先生までお出ましをいただいた。挙党態勢で一致団結をしなければならない」と持ち上げた。小沢氏の隣には輿石東参院議員会長、山岡賢次前国対委員長も並び、鳩山前政権が再現されたかのよう。小沢氏が最後に「鳩山総理(前首相)のおかげで久しぶりに大勢の仲間と顔を合わせて楽しく過ごした。総理の言葉の通り、お互いに力を合わせて一生懸命頑張って、国民の期待に応えるようやりましょう」とあいさつすると会場は拍手に包まれた。
懇親会の席上、小沢氏に近い川上義博参院議員が「ミコシを作るので乗ってほしい」と小沢氏に求めると「まあまあ」と上機嫌だったという。小沢氏が去る時には「代表選に出てがんばれ、小沢一郎」と声が飛んだ。松野頼久前官房副長官は記者団に「小沢氏に出馬してほしい」と語った。
だが、小沢氏出馬へ向けた情勢は万全ではない。小沢氏に近い森裕子参院議員は「出馬の環境を作るために全力でがんばる」と語るが、小沢氏に近い党関係者は「小沢氏は各グループの動きを見ている」と指摘する。小沢氏のグループは今年6月の党代表選で独自候補擁立を巡って迷走した。今回も海江田万里衆院財務金融委員長が小沢氏のグループに出馬の意欲を伝えているが賛否両論がある。
小沢氏は資金管理団体「陸山会」の土地購入を巡る政治資金規正法違反事件で検察審査会の議決を今秋に控え、世論の批判は厳しい。対抗馬が固まらないのも「小沢氏のかいらい」というレッテルを張られることを懸念しているためだ。旧社会党グループや旧民社党グループも様子見を決め込んでおり、小沢氏がこの局面で存在感を示さなければ自らのグループのまとまりも保てなくなる危険もあった。
小沢氏は今月中旬、周辺が出馬の意向を打診したのに対し「(菅政権が終わるのを待っていては)政権のたらい回しになる。正々堂々とやるには9月しかない」と語ったという。一方で、藤井裕久元財務相は19日、東京都内で記者団に「私はずっと長い間(小沢氏と)一緒だったので、(出馬しないと)想像している」と指摘した。
首相側は警戒を強めている。首相は19日夜、首相官邸で記者団に小沢氏の研修会出席について問われたが「きちんとした時点で言うので待ってほしい」と言及を避けた。枝野幸男幹事長も視察先の福井市で「どこの議員がどういう考えで参加しているのかまったく知らない」と不快感をにじませた。菅氏のグループの衆院議員は「もし小沢氏が出馬したら党の分裂含みになる」と動揺を隠さなかった。【朝日弘行、念佛明奈】
FNNニュース(YouTube)より
民主党代表選に向け、対決色が強まってきた。大票田の新人議員の囲い込みを狙い、菅首相と小沢前幹事長系グループが争奪戦を繰り広げている。一方、沈黙を守っていた小沢氏も、いよいよ動き始めた。
「衆議院1期生の皆さんへ」と題された手紙の差出人は、菅首相。
手紙には、「業務に追われ、十分お話しする機会が持てなかったと反省しております。来週にでも、直接お目にかかって、意見交換させていただきたい」と書かれていた。
菅首相は「1期生とは、話す機会がなかったものですから、やっと少し時間も取れるので、ぜひ、いろんな意見を聞いてみたいということで、呼びかけました」と述べた。
9月の民主党代表選で、再選を目指す菅首相。
党内から小沢氏待望論も上がる中、1年生議員に懇談を呼びかけるのには、大きなわけがあった。
民主党の新人議員はおよそ150人で、党所属議員413人の3割強にあたり、代表選のいわば「大票田」。
しかも、懇談の日程にも大きな意味があった。
菅首相が呼びかけたのは、23日から25日で、もともと22日から25日に決定済みの「小沢一郎政治塾」にぶつけた格好。
小沢氏の勉強会に講師として参加する福田 衣里子衆院議員は「最初に日程が届いて、その参加・不参加を出した方を優先しますね。何派だ、何派だって関係なく、参加することは、いいことだというふうに個人的には思ってます」と述べた。
一方、その動向が注目される小沢氏は、19日に軽井沢の別荘で行われる鳩山グループの研修会に、18日、小沢氏サイドから「本人出席」の連絡があったという。
小沢氏に近い党幹部は、その理由を「小沢さんは当初、参加に消極的だったが、菅が1年生を囲い込んだりして、小沢さんを追い込みすぎた。これで小沢さんも戦わざるを得なくなった」と述べた。
代表選について沈黙を続けている小沢氏は、いよいよ戦いののろしを上げるのか。
小沢氏が主宰する政治塾は、22日から25日で、これには複数の1年生議員も参加するとみられている。
ところが菅首相は、ほぼ同時期、23日から25日に意見交換会の開催を呼びかけた。
菅首相は、1年生議員およそ150人を6つのグループに分け、1時間ずつ意見交換する予定。
そして小沢氏側が、6日に開催を発表したのに対し、菅首相サイドは、17日に案内状を送っており、あとから日程をぶつけたような格好。
「小沢チルドレン」も多い新人議員に、「踏み絵」を迫ったとの見方もあり、代表選へ向けての争奪戦が、じわりと始まりつつある。
(08/19 00:11)
マスコミは民主党内の分裂を面白おかしく報道し、民主党はこんなにダメな政党だとでも言いたいのだろう。民主党を分裂させ、弱体化させたい官僚やその手先たちのマスコミの罠にまんまとはまってしまった菅総理は、後世のいい笑い者として記憶されるだろう。
あの選挙の神様と呼ばれる小沢氏が来週情勢を見て決めると言っているのだから、小沢氏はすでに代表選に出馬する決心をしているだろうし、票集めにしたって準備万端なのであろう。誰がどう考えたって、2年前の衆院選で政権交代を実現させ、民主党の進展に結びつけた一番の功労者である小沢氏を内閣から排除し、党の分裂を招いてしまった菅直人の方が分が悪い。
民主党は一刻も早く、代表を変えて体制を整え、一つの党として一致団結するべきだ。

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