2010.07.31 (Sat)
小沢氏の代表選出馬はあり得るか

25周年記念の一貫として、明日から月曜日まで、今週末はワイナリーで無料のランチをサービスすることになり、その準備も含めて、今日は10時間も働いた。明日は朝の8時までに出勤しなければならない。ということで、この週末のブログは少し手抜きになるもしれないけれども、お許しを。
さてさて、このところの菅直人首相の表情をみていると、目の輝きを失い、憔悴しきっている。もうこの先、長くないなというのは誰もが思うことだろう。何よりも、一国の総理が民主党の一兵卒にしかすぎない小沢氏(笑)に面会を求めても、返事ももらえないということからしても、菅首相がいかに軽く見られているかがわかる。
しかし、マスコミに操作された支持率が急上昇したからと言って、小沢氏に向かって「しばらく静かにした方がいい。」などと失礼なことを言い放っておきながら、参院選で大敗し、支持率が下がってきたら小沢氏にすがり付こうだなんて虫が良すぎる
のではないだろうか。小沢氏は、菅首相を、そう易々と許すとは思えない。だから、面会を拒絶しているのだ。
菅首相とは相反して、このところ、マスコミを初め、みんなの注目を集めているのが小沢一郎氏である。最近、小沢氏に直接会った人によると、顔の血色もよく、意気盛んであったとか。小沢氏が民主党の代表選に出馬するのかしないのかは、民主党マスコミや支持者の最大の関心となっている。
この点について、『政治とカネ』の問題があるので、小沢氏は代表選には出ないだろうという意見と、いや、これまでの経過からしても、政治資金規正法違反で起訴相当の判決が出ることはまずありえないので、小沢氏が代表選に出馬することは十分有り得るであろうという意見とに分かれるようだ。
個人的には、小沢氏にとって、日本の総理大臣になれる最後のチャンスをみすみす見逃すわけはないと思う。私は次期総理は小沢しかいないと思う。小沢氏が総理になれば、民主党政権は長期政権となり、国民の生活も豊かになっていくだろう。
あの3Kの花岡のおっちゃんが、彼にしてはまともな記事を書いていたので、紹介させていただきたい。
【More・・・】
花岡信昭の「我々の国家はどこに向かっているのか」自信喪失の菅首相、意気軒昂な小沢前幹事長
パフォーマンス頼みのドタバタぶり
支持率低下に悩む菅政権だが、どうもこのところ、「やることなすこと」といっては申し訳ないが、不可解なことが多すぎる。
なにを焦りまくっているのか。なにやら政権末期といっても過言ではないようなパフォーマンス頼みのドタバタぶりだ。
これを小沢一郎前幹事長が冷ややかに見つめているという構図が浮かんでくる。
スタートした来年度予算編成作業が、まずその典型だ。
概算要求基準では政策的経費を各省一律10%カットし、1兆円強を捻出して「元気な日本復活特別枠」として成長分野に重点配分するという。
さらに、その特別枠の配分について、公開で優先政策を「仕分け」する「政策コンテスト」を実施するという。
「これぞ政治主導」と言いたいのだろうが、パフォーマンス優先の危うさが見受けられる。公開とか参加といった言葉が飛び交うと、それこそが民主的手法だと錯覚しているとしか思えない。
事業仕分けによって生み出された財政効果が微々たるものであったことなど、すでに忘れてしまったかのようだ。
「予算編成ショー」など、すぐに見抜かれる
先の参院選で民主党敗北の最大の要因となった「消費税10%」の基本的な構想はどこへ行ったのか。
これ以上、消費税に言及することは避け、口をぬぐって知らぬ顔を決め込もうということらしい。
予算編成というのは政権にとって最も高度な調整能力、統治能力が求められる分野だ。
政治主導の名のもとに行政側を強権的に抑え込もうとしても、行政施策の隅から隅まで熟知しているのは官僚組織なのだから、政治サイドの浅薄な「予算編成ショー」など、すぐさま見抜かれてしまう。
確固とした成長戦略のもとに、財政、税制の構造をどう改革していくのか、基本的な体系がまったく見えてこない。菅首相の「決意」のほども伝わってこない。
不可解なことはほかにいくつもある。
金賢姫来日の目的、成果について、菅首相はなんら明確な発言をしていない。
大韓航空機爆破犯として韓国で死刑判決を受けたテロリストである。チャーターしたジェット機で送り迎えし、軽井沢の鳩山前首相の別荘に宿泊させ、ヘリコプターで都内遊覧をさせ……。
(後略)
やはり、誰がみても菅首相はやる気なしに見えるらしい。花岡氏も書かれているように、まさか代表選で、現役の首相が負けるわけにはいかないが、実際、小沢氏と対戦した場合、菅氏が負けるのは目に見えている。恥をかく前に、小沢氏が出馬を表明した時点で、「七奉行」を引き連れて、即、退陣したほうが身のためだと思う。
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【政権交代】を実現させたブロガーリスト
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鹿児島の阿久根市民は職員の能力(学力、出身校縁戚関係等)をみんな知っています。それがこの地域では医者とか専門職を除き一番の高級で退職後までその恩恵にあずかっていたことが理解されたからです。
ここまで革命的ではないが名古屋市長がより民主的に議会リコールを行い、自分の政策実現のため奮闘しています。 家業としての政治屋議員は要らない。地方自治体の議員はボランティアで十分だと。
竹原氏や河村氏を攻撃する人間は給与を含めた情報公開をおそれているのです。見合う仕事をしてないから。
不況で学生の地元志向が高まり、定員割れに苦しんでいた地方の中小規模大学への志望が盛り返したことが要因と見られる
by朝日新聞
地元志向についてはいいにしても、その動機が問題なんですよ
地元以外には進学できないみたいな感じで経済問題で学生の選択肢が縮小してしまったわけです
それにも関わらず、改善などと言ってしまうとは情けない
こういう場所から、日本が揺らいできているのに菅政権や大きな政府とかいうのを志向している連中は問題提起もせずに、スウェーデンではとか社会民主主義がとかエラソーに抜かしています
地元とは言っても、もはや荒れていて大学とも言えないような私立大学(Fランっていうらしい)が乱立している県庁所在地とかに住んでいる人はともかく、そうでない人、つまり実家から大学に通えない人は生活費もべつに必要でしょう
だいたい、そんな私立大学を出ても、就職先なんかないでしょう
就職内定率だって、失業率と同様にカラクリがありますし
あれは、卒業者全体ではなくて「就職希望者のなかで」という定義があって、就職できなかった人が大勢いたとしても最初から就職する気がなかったという解釈をして統計から外してしまっています
それにフリーターや非正規雇用、研修期間(要するに、使い捨てにされたり、いつ解雇されるか分からない)とかいうような不安定な人も少なくありません
しかし前者が小沢さんを支持する方向性を持っているのに対し後者は菅総理を生かさず殺さず小沢さんのお出ましを阻止する方向性を持っていると考えなければならないのでややこしいところがあります。
小沢さんが西郷隆盛のような心境でいるならば、次の総理になることにはこだわらないということになるかもしれませんが、次に総理をやらないと、やはり永久にチャンスが巡ってこない可能性を否定できません。
その場合は小沢さんの意思を反映してくれる人物に託されることになるでしょう。
最近テレビで森永卓郎さんが「原口総理が誕生したら私は日銀総裁をやらしてもらう。お札をいっぱい刷ってインフレ政策をとりつつ景気を良くしていく。」と自信を持って話していました。ここのところはメディアを用いてさりげなく森永さんが今後の動きを何か示唆したのかもしれません。
最強内閣の布陣についてはしばしばネット上でシミュレーションがなされていますが(Ex.杉並からの情報発信です)、その中には小沢さん、植草さん、田中(康)さんは勿論、森永さんも名を連ねていて結構期待されているようです。
天木直人さんは「今の政治を全否定」と厳しい発言(少し前の大前研一さんと近い発言)をしていますが、ビジネスマンから多くの支持を集めている大前さんや森永さんがそれぞれネットと著書で遂に小沢さん支持を明言したことは小沢さんには大きな追い風となるでしょう。
以上
懸念されるのは、民主党分裂の可能性です。
民主党は綱領も持たない(基本理念・規約のみ)連合政党だから、小沢一郎派だけ残して他が脱党するか、分派すれば、反小沢一郎でまとまる可能性はあるかも?
つまり、(民主党を当時の自民党に見立てれば)九三年の羽田派の役割を菅派と鳩山派らが果たすことです。
鳩山には民主党のオーナー(?)意識があるようですから、菅についてゆくようなマネ(民主党縮小)はしにくいでしょうが、六月初めのような本性を剥き出しにすればありえます。
つまり、旧さきがけグループが先祖帰りし、(鳩山+菅)派を中心にまとめれば非小沢8派(?)連立政権が可能となります。
そこで、細川護熙に相当する者を探すとすれば、はるかに小型ですがミッチー二世がいます。
九三年と違うのは、小沢氏のようなカリスマ的なリーダーがいないことです。
そして、菅は国政選挙という戦に敗れた敗残の将ですから、本人は先頭に出にくいでしょう(仙石という軍師が仕切れば別です)。
他方、旧自民党には亀井や野中その他悪知恵が働く仕掛け人がいましたが、今の自民党は旧人類が自発的に出て行ったので主導性は持っていません。
が、呼び掛けに応じる可能性はあります。
彼らは権力と言う利益産出装置がなければ延命できませんから、昔の(永久政権党の)プライドをかなぐり捨て、大連立を受け入れるでしょう。
ですから、小沢氏が9月の代表選で勝利しても国政レベルで多数派になれる可能性は少ない。衆議院では過半数を維持できても参議院では相対多数も取れないでしょうから。
そうなれば、勝っても、純化の道=新進党から自由党への道になりかねません。
1993年夏、羽田派(小沢一郎派)が脱党しても「反自民」でまとまれた。彼への求心力=政治改革熱があったからです。今は、それにかわる求心力を生む何かが欠けています。
小沢氏の沈黙はその「何か」を探しあぐねているからだと思います。
予想される政変は、日本にとって展望なき「王政復古」として(小泉純一郎のように)何年か改革を遅れさせる効果を持つかも知れません。
外の世界にいて、さしたる政治情報もない身ではそうならないことを祈るのみです。
世論は福田首相が圧倒的で支持が高く誰もが福田さんが勝つと思っていました。私も当時20代でしたがそのように感じていました。しかし結果は田中氏に支えられた大平氏の圧勝で福田政権は即退陣になり大平政権が発足し、党内で争いが。最終的には大平首相の選挙中の急死でした。社会党が候補者を定数の1/3しか立てられない実力なのでどんなことでも政権交代はありえませんでした。このとき小沢氏は全国組織委員長か総務局長ではなかったかと。議運委員長も2期幹事長、副官房長官実質は官房長官(小渕氏が全てを小沢に任した)をまた自民党で政調副会長も農林水産部長も。そして外交では日米繊維交渉をそして北朝鮮とは金丸・田辺訪朝団の後始末に自民党幹事長として紅粉船長の帰国問題で全てネゴしています。政局というよりは政策の人で政局選挙はは囲碁感覚です。
幹事長を辞めたのは都知事選で鈴木知事に磯村氏が敗れた際、地方選挙で都知事以外は殆ど勝っているにもかかわらず責任を取り直ちに辞任しました。
要するに帝王学を田中金丸氏から受けているわけで、金銭のことでは汚いことをする必要は全くなかったのです。田中金丸はこのように小沢を掌中の玉として育てたわけで、いみじくも海部の後継に金丸は小沢を総裁にと思ったわけです。 これは単なる解説ですが。
小沢は法治主義者です。検察から起訴されようがしまいが、判決で有罪が確定しない限り、推定無罪の原則で行動します。《ただし、国政選挙が当分の間ない場合です》。
仮に治資金規正法での有罪は禁固刑以上で無ければ、本来は解釈の問題と規正法の主旨から言うと是正で済む話です。
自分しかいないと思えば、出馬するし、まだ次期でないと思えば出ません。おそらく今回はよほどの状況変化が無い限りダミーで世論に従い菅の続投を数票差で認めるのではと思います。菅政権は12月まで持たないでしょう。其処からです本当の勝負は
阿久根市の竹原信一市長みたいな独裁者が実際にいるわけです
あんな人間を当選させた阿久根市民の民度は相当低いです
まあ、神野直彦や小野善康(二人とも、いまの経済システムの本質を理解していない)を盲信している信者はともかく、それ以外の人々からは菅政権も支持されてないのに、首相の座にしがみつこうとしているいまの首相も似たようなものか^ ^
民主党の横暴が止まりません
少しはまともな国民新党が勢力を弱めて、それ以外のカスがメディアでマンセーされているのが情けないです
竹原信一なんか、政治をやるような人ではないでしょう
でも、書きますよ
菅信者曰わく、いまの首相には神野直彦や小野善康の影響が強く出ていて、社会民主主義とかケインズ主義に傾斜しているらしいです
そして、大きな政府とかいうのを実現して、日本社会を良くしてくれるとのことです
でも、繰り返し強調しているように、福祉や環境なんてのは、現場を見てから、いや体験してからエラソーなことを言ってほしいし、ストライキや水問題にしてもそうですが中国でなにかあれば、社会民主主義もなにもあったもんでないって話しですよ
神野直彦や小野善康なんかは頭に花畑が咲いているような理想論を言っているにすぎません
一 大きな需要ギャップが存在していること
二 アウトソーシングやリストラ、グローバル化で日本国内は破壊されていること
こういう問題について、いまの政権はほとんど触れようとはしていません
この時点で、もう終わっています
且つ、北欧信者が好きな福祉や環境に関係した産業では失業者をまかなうことは無理です
なぜかというと、多様性がないからです
福祉や介護なんかは冗談抜きで大変です
ましてや、人相手なんで
環境にしても、バイオマスなんかはEPRやコスト、品質の問題がありますし
それとも、精一杯生きている人に、お前らのやり方は時代遅れだからとかなんとか言うつもりなのか
スウェーデンや福祉国家や社会民主主義について、少しでも批判すると菅信者はすぐにすねて笑えます^ ^
僕はサヨク的な人は好きではないし
ああそれから、世代間格差がどうこう言っていたのがいましたが、スキルや自助努力などほとんど言われずに景気が良かった時代に就業した世代と、グローバル化やアウトソーシングで破壊されて、やれスキルとかやれ自助努力とかを強要された世代とでは、やはり違いますよ
菅信者が多い団塊の世代って、どうもおかしいですよ
麻生さんに返り咲きしてもらったほうがまだましなんでないですか
環境で思い出しましたが、最近はやたらと太陽光発電や燃料電池が言われていますが、あれってエコや景気対策を名目にして、補助金という形で金を流して、どっかの企業の役員や投資家が利益を横取りしているだけではないですか
民主党って原発技術を海外に売り出すとかいう構想もあったようで^ ^
自民党でもしなかったことをやってのける民主党ってなんなんですか^ ^
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