2010.01.02 (Sat)
矢沢永吉がNHK紅白歌合戦に初出演
ネットでは結構キムタクの英語が通じなかったこととか、SUBOのことが話題になっているようなので、引き続き紅白の話題でも。これまでNHKから何度も紅白出演へのオファーを受けていたのに、ずっと断り続けてきた永ちゃんだけれども、今年は、永ちゃんも60歳の還暦を迎えるということで、紅白と同じ歳生まれの永ちゃんはやっとスペシャル・ゲストとして出演することになったようだ。でも、さすがに緊張した面持ちでNHKの楽屋通路を通って、ステージに上がったのはいいけれども、歌詞を次から次へと間違え、ついにNHKが気をつかってテロップは途中から表示されなくなってしまった。
NHKでは大活躍した永ちゃんだけど、最近、永ちゃんはものまねタレント、石山琉大氏との名前の無断利用をめぐる訴訟が泥沼化している。最初は平成19年に永ちゃんが名前を勝手に利用されたとして、1千万円の賠償を求めて石山氏を東京地裁に提訴したんだけど、その後、石山氏も提訴で精神的苦痛を受けたとして1億円を永ちゃん側に求める訴訟を起こした。石山氏の名前は聞いたことなかったんだけど、彼のウェブサイトをみると永ちゃんそっくりの写真が載っているので、あれ、間違えて永ちゃんのウェブサイトに来ちゃったのかななんて思ってしまうほどだった。
その後、石山氏が訴訟を取り下げて、結局は50万円払うことでモノマネ訴訟は一見和解したように見えたけど、石山氏が『和解に納得していない』と和解による解決を全面否定する内容をHPに掲載したとして、永ちゃんが石山氏に対する不信感をコメントしたら、今度は、石山氏側が「和解に納得していないとのコメントは掲載していない。事実無根だ」と反論し、裁判所の名前を勝手に使って石山氏を誹謗中傷しているとして、3千万円の損害賠償を求めているとか。
なかなか複雑でどっちが本当のことを言っているのかよくわからないけど、石山氏のサイトを読むと、「世界の矢沢」がものまねされたくらいで相手を訴えるなんて、ずいぶんと器量の狭いことをするんだなとがっかりしちゃう人も多いと思うけど、永ちゃんのサイトの石山氏の詫び状を読むと、ただモノマネしただけじゃなくて、「矢沢永吉が唯一認めたものまねタレント」との記載をして、私のものまね芸及び私の経営する飲食店の広告・宣伝のために矢沢永吉氏の氏名を利用したことを認めている。
そうすると、永ちゃんの事務所の許可を得ずに勝手に永ちゃんの名前を利用した石山氏の方が悪いのではないかとほとんどの人は思うのではないだろうか。いずれにせよ、もともと事務所の許可を得ていたら永ちゃんをここまで怒らせることもなかっただろう。
関連サイト:
■石山琉大ウェブサイト
■『YAZAWA'S DOOR』【ご報告】「ものまねタレント」との民事訴訟について
【More・・・】
永ちゃん紅白に出た!2曲歌った!/紅白(日刊スポーツ - 01月01日 10:13)
<第60回NHK紅白歌合戦>◇12月31日◇NHKホール
NHKが長年出演交渉を続け、待望していた矢沢永吉(60)が、白組特別出場歌手として楽屋口から歩いて登場する演出で出演。会場はサプライズゲストに大いに沸いた。対する紅組は初来日した英歌手スーザン・ボイル(48)が美声を披露した。SMAPがマイケル・ジャクソンさんの追悼コーナーで華麗なダンスを見せ、福山雅治(40)が故郷長崎から中継で歌った白組が5年連続で勝利した。通算成績は白組の32勝28敗。
紅白60年の歴史に新たな1ページが刻まれた。ロックスター矢沢永吉がデビュー38年目で初めて紅白のステージに立った。
ビッグスターに、同局も異例の演出で迎えた。楽屋通路のスタンバイの様子からステージに上がるまでをカメラが中継。「カモンッ」と自らに気合を入れ、永ちゃんがステージに飛び込むと、約3000人の会場の興奮は最高潮に達した。代表曲「時間よ止まれ」と新曲「コバルトの空」をシャウト! 「時間よ-」で歌詞を間違えると、それ以降は画面のテロップから歌詞が消えた。「今日、60回ですよね。この区切りにホント、出られて幸せです」。歌い終わると、滞在わずか7分ほどでNHKを後にした。
これまで、何年にもわたって熱心なオファーがあっても固辞し続けた。国民的な歌番組として、幅広いジャンルの歌手が出演する紅白と、矢沢のロック魂は相いれないことが理由とされてきた。だが、矢沢も紅白も還暦という人生の節目。「今年の集大成にしたい」と出演を決めた。
NHKは矢沢の出演を1度はあきらめた。歌手発表の際は「今日までに回答を得られませんでした」「検討するとのことだったが…」と未練たらたら。ところが、その後も粘り強く水面下で交渉を継続。年末のステージに引っ張り出した。本番前日、名前を伏せたままサプライズゲストの出演を緊急発表した。
永ちゃんは08年をデビュー以来、初の完全休養にあてた。ステージに立たずCDも発売せず。「1度歩みを止めたらいろんなものが見えた」という。音楽やスタイルに徹底的にこだわって突っ走ってきたロック界のスーパースターが、全国のファンにちょっと早いビッグなお年玉を贈った。
スーザン・ボイル1曲で500万円/紅白
(日刊スポーツ - 01月01日 10:13)
<第60回NHK紅白歌合戦>◇12月31日◇NHKホール
紅白歌合戦に出場した英歌手スーザン・ボイル(48)のギャラが3万5000ポンド(約528万円)にのぼると、英大衆紙デーリー・エクスプレスが報じた。
英メディアは、初めて日本を訪問したボイルの動向を詳しく報じており、同紙は「今は日本がスーボ(英国でのボイルの愛称)に夢中」との見出しで、成田空港で大歓迎された際の様子などを、リポートしている。
また、世界中でミリオンセラーを記録しているデビューアルバム「夢やぶれて」は、「7万枚売れたらプラチナアルバム」といわれるオーストラリアで、6倍以上の45万枚を記録。世に出るきっかけになったオーディション番組出演からわずか8カ月で「世界の歌姫」にのぼりつめたボイルの09年は、記録ずくめで幕を閉じた。(ロンドン=鈴木雅子通信員)
- 関連記事
HNのいれ忘れはみちのくでした。
個人的にはマイケル特集とかスペシャル枠とか子供紅白とか、
余計なことをしないで出場枠を3枠づつ増やした方が良いかなと思います。
紅白歌合戦:ポップス軽視に疑問 布施明が突然の卒業宣言
http://mainichi.jp/enta/geinou/news/20091230spn00m200015000c.html
著作権保護の問題と,物真似や替え歌でパロディをされるのとは別に考えるべきじゃないかい.特許の問題でも同じだけどさぁ.
# 要するに,日本の弁理士に英語が強い人材が少ないということも,株屋みたいなバブラー詐欺師ばかりが儲けてる原因かも知れない.
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック
ちゃんと、了解を取ってから歌にしていると聞いたきがします。