2009.11.05 (Thu)
小沢幹事長が「企業団体献金禁止」を率先して実施したにもかかわらず・・・・

NO.1434 ほとんど絶望的な民主党の「企業団体献金禁止」 と 「植草一秀の『知られざる真実』」の主観的願望と妄信。を読んで、なんか大きな勘違いしているなと思ったので、大脇さんのコメント欄に書くつもりだったんだけど、同じように勘違いしている方もいるかもしれないので、ブログに書くことにした。
大脇さんは、小沢幹事長が10月30日に会費2万円の政治資金集めパーティーを開いたことから、その内容も調べずに、一方的に企業団体献金がなされたと決め付けているが、これは、『小沢一郎ウェブサイト』の「政治献金のご案内」を読んでいただけたら、民主党が企業団体献金禁止の公約実現に向けて、個人献金を募集していることがわかるだろう。つまり、小沢幹事長は、率先して「企業団体献金禁止」の公約を守ろうとしているのだ。
又、ゲンダイの記事によれば、「小沢一郎政経フォーラム」でも企業団体献金は一切受け付けられなかったそうだ。
こういった詳細も調べずに、ただ単に民主党を下記のように罵倒するのはいかがなものか。
なんとも国民をなめた横着な政治的態度ではないか!!
企業献金は、カネで政治を買収するという民主政治の基本を汚すもので、自民党政治の大企業優遇政治を支えてきたものだ。国民のための政治をいうなら、先ずけじめをつけるべき重要な課題だ。
又、植草さんの「小沢一郎幹事長が主導する政治刷新の法整備」というエントリーへの誤った解釈も取り消していただきたい。
【More・・・】
参考資料:『小沢一郎ウェブサイト』後援情報
政治献金のご案内
小沢一郎事務所では、小沢一郎の政治活動を支えていただくための献金を随時募っております。見せかけに終わらない真の改革、政官癒着構造の打破に向けてますます闘志を燃やす小沢一郎に、皆さまの熱い支援をお願いいたします。
企業・団体献金全面禁止に向けて個人献金の拡充が必要です。
民主党は政治不信を解消する目的の下、衆議院選挙のマニフェストにおいて、3年後を目処に、企業・団体からの献金を全面禁止する公約を掲げました。
自ら企業団体献金の途を絶つということは、とりもなおさず、皆さま方個人のご支援が必要になるということでもあります。
小沢一郎の主張や理想にご賛同いただける方、民主党による改革を後押ししてやろうじゃないかという方は、是非とも個人献金をお願いいたします。
・個人献金は、陸山会、または楽天の 「 LOVE JAPAN 」 経由でお受けします。
・陸山会経由、LOVE JAPAN 経由いずれの場合も、献金は、政治資金規正法に
よって認められた小沢一郎の資金管理団体『陸山会』が受領することになります。
予めご了承ください。
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LOVE JAPAN での献金は楽天カードをお持ちの方に限られます。
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追って担当秘書から連絡をさせていただきます。
※陸山会の会費は、原則として、一口・月額1千円以上( 年額 12,000円以上・年払い/
半年払い/月払い)とさせていただいておりますが、一回限りのご寄付でも構いません。
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詳しくは総務省のホームページ『政治資金規正法の概要』をご覧ください。
なお、陸山会の概要は次のとおりです。
名称 陸山会
所在地 東京都港区赤坂 2-17-12 チュリス赤坂 701
代表者 小沢 一郎
担当 馬場 慶次郎
よくあるご質問
Q. 所得税の控除があると聞いたのですが…
A. 小沢一郎の資金管理団体「陸山会」へのご寄附は、「寄附金控除」の対象になります。 控除の対象となる方は、総務省に提出する収支報告書に、お名前、ご住所等が掲載された方になりますので、ご了承下さい。
Q. いくらから寄附できますか?
A. 陸山会の会費は、月額1,000円=年額12,000円以上からとさせていただいております。月払い、半年払い、年払いのいずれかの方法をお選びいただけます。上限は、政治資金規正法に則り、年間150万円までとなっております。詳しくは、 http://www.soumu.go.jp/senkyo/seiji_s/index.html ( 総務省ホームページ ) をご覧下さい。
Q. 入会せずに、1回だけでも応援 ( カンパ ) をしたいのですが?
A. 皆様からの温かいご厚志は、金額の大小に関わらず、ありがたく小沢一郎の政治活動に使わせていただいております。 入会申込書フォームの備考欄に 「 入会はしないがカンパ希望 」の旨をご記入下さい( 一口 1,000円から承っております )。
Q. 特典はあるのですか?
A. 小沢一郎の講演などの催しの情報をいち早くお知らせしたり、各種広報物をお送りさせていただきます。
Q. 使途は?
A. 政治資金規正法に則り、小沢一郎の政治活動、事務所運営費等に使わせていただいております。詳細は、収支報告書として総務省に提出し、公表されております。
小沢一郎 資金集めパーティー 異例の注文に大企業右往左往
(ゲンダイネット - 10月17日 10:01)
民主党の小沢一郎幹事長が10月30日に開く「政治資金パーティー」をめぐって、企業が混乱している。どう対応したらいいのか、名だたる企業が頭を抱えているという。
小沢事務所は、年4回「小沢一郎政経フォーラム」という政治資金パーティーを東京で開催している。会費は1人2万円だ。
「小沢事務所から『パー券を買って欲しい』と頼まれれば、どの企業も、『それでは10枚ほど』と20万円分購入するのが普通です。20万円以下なら名前が出ないし、大企業にとって相手が小沢なら、20万円の出費は痛くない。ところが今回、小沢サイドが『企業としてではなく、個人で買って欲しい』と要請してきているのです。ポケットマネーとなると負担が大きい。この先、毎回個人で買うとなるとなおさらです。以前なら、取りあえず適当な役員が個人で買っておいて、後から給料を上乗せして補填すればよかったが、最近は偽装献金だと批判されるので、その手も使えない。突然『個人で』と言ってきた小沢サイドの真意も分からず、企業は困惑しているのです」(財界事情通)
民主党は3年後からの「企業・団体献金の禁止」を公約している。小沢幹事長は、先取りして実施するつもりらしい。また、西松事件で「政治とカネ」の問題を疑われただけに、いかに自分がクリーンにやってきたか証明しようと意地になっているともいう。
しかし、企業だけでなく、民主党の若手中堅も戸惑いを隠せない。
「個人のフトコロが痛もうが、政権政党の実力幹事長に頼まれたら、役員たちは分担せざるを得ないでしょう。それより、打撃を受けるのは他の民主党議員です。幹事長が個人にパー券を買ってもらうようになれば、いずれ右にならえするようになる。しかし、大企業の役員といっても、何十万円も負担できるはずがない。若手中堅は、ほとんどパー券を売れなくなるはずです」(政界事情通)
政権交代で、資金集めパーティーも様変わりだ。
(日刊ゲンダイ2009年10月14日掲載)
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Tags : 小沢一郎 |
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小沢さんは、幹事長としての役柄と個人としての小沢を
区別しています。当然でしょう。
率先して企業献金を個人献金に変えていっています。
https://www.ozawa-ichiro.jp/support/rikuzankai.htm
ちゃんと読めと言いたいですね。
大脇とかいう馬鹿は、何をほざいているのでしょうね。
共産党の回し者ですかね~・・・(^^)
即禁止しろって、それこそ独裁と身内からも野党からも民主党の
政策の足をひっぱられます。
もしかして、大脇って民主党潰しが目的なのかも。(^^)
個人献金なんて誰でもやってんじゃん。
アホか。
それに資金パーティーだが、企業名で購入するのと、
企業に所属している人間の名前で購入するのとでは大きな
違いはないでしょ。実質的ですが。
今後3年間で個人献金の額が今までの企業・団体献金に並ぶとは誰も思いませんよ。抜け道を用意しないとねww
そして、現閣僚には連合の組織内議員として7名いる。川端、赤松、直嶋、小沢環境大臣、平野、中井、仙谷。
中堅若手なんかもっとひどいのが多いですよ。特に参議員あたりは。原口なんて総務相でありながらNTT労組から援助してもらってますし、民主党に対してお金にクリーンなイメージを持ってないでしょ。
http://www.j-cast.com/2009/11/02053107.html
もうちょっと冷静になって民主党を見てみればwww
個人的にはもちろん企業団体献金廃止派ですが、その前に日本にその制度が身につくか否かから話をすべきと思います。
理論先行現状そっちのけで政治を貧する事態は避けるべきですよ、あと政党助成金が政治家を『公務員化』させているという指摘もありますので、何が是をこの際明確にしたらいい。
ただし、存在もしない青い鳥探しはほどほどね。
ああ、どっかの党の支持母体みたいに新人さんを取り囲んで無理やり組合に組み込んで組合費徴収なんてセコい真似するのもこの際やめる努力も必要でしょう。この手の行為は個の良心に委ねるべきですよ。(笑)
とっぺんぱらり氏のコメントに同意。
政治資金規正法を改正した時点で「禁止」が現実化します。ところが、民主党が党として政治資金規正法の具体的改正案を示している訳ではなく、小沢氏個人が「受け取らない」と言っているに過ぎません。幹事長という役職にあるならば、党全体=前民主党員が「受け取らない」ように指示すべきです。そして、次の国会で直ちに企業団体献金禁止を盛り込んだ政治資金規正法改正案を提出すべきです。
パーティ券にしても、購入の対象者は企業等の役員や労組の幹部以外はほとんど考えられません。「個人として購入すること」と断っていても、最終的には企業等が補填することになるでしょう。これまでと全く同じです。
要するに、相当額の所得税がかかる「金持ち」をアテにしていることは間違いなく、結局、「金持ちのための政治」に帰結するでしょう。「政権交代」はしたけど、大多数の国民にとって「自公時代と変わらない」ことになります。
普天間での迷走、原発推進発言、所得税等の配偶者控除・扶養控除の廃止による低所得者への増税、将来の消費税率アップを念頭に置いている民主党に対しては、そういう現実をしっかり見据えたうえで評価してもらいたいものです。
余りにも楽観的過ぎます。思考停止した野球応援団と同じです。
御無沙汰です。
民主党は3年後と言わずパーティー券の購入を含む企業・団体献金禁止を禁止すべきだと思います。
政治資金パーティーは今朝の朝日のスクープhttp://www.asahi.com/politics/update/1105/TKY200911040485.htmlのようなことも起こします。
問題はやる気の問題です。
3年後にできるなら今できるはずです。
個人献金が集まらなければ政治活動をその範囲でやればいいのです。
ミニーさんがやるべきは大脇道場の道場破りをするよりも民主党に企業献金禁止と政治資金パーティーの自粛を迫ることだと思います。
ミニーさんの言うことなら民主党も言うことを聞くかもしれませんよ。
お久しぶりです、と言っても、コメントが・・・ですが(笑)。
TB送信して頂き、ありがとうございます。
また、極めて詳しく掲載して頂き、感謝申し上げます。
12月の開催は、当初予定に無かったのですが、先日のANAがあまりの聖教・・・じゃ~なくて、盛況でホントすごい人だったのですね。
会場に入れなくて、文句言ってるおっさんも大勢いまして・・・・、
それで、予定を早めたと聞いております。
通常年は、確か3ヵ月ごとの開催です。
ゲンダイの記事も掲載するところが、美爾依センセイのフェアなトコですね(笑)。
コッチは少々痛いとトコつかれちゃってますが・・・(苦笑)
年末年始は来日のご予定はございませんかね。
誠に笑えるネタ仕込みには最適な企画を練っております(笑)。
ではまたお伺いします。
私のブログと相互リンクしていただけましたらと思い、コメントさせていただきました。
http://seo.link-z.net/zorororonoa/link/register
自動登録型になっているのですが、相互リンクしていただけましたら幸いです。よろしくお願いします。
hqj
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財政赤字の累積問題は、高額所得者への累進課税と切っても切れない関係にあるのです
NO.1434 ほとんど絶望的な民主党の「企業団体献金禁止」 と 「植草一秀の『知られざる真実』」の主観的願望と妄信。
というのが,創刊当時からずっと朝日を講読している一族の一致した意見ですよ.要するに,紙の新聞が売れなくなっている.私の住んでる中国地方なんか,新幹線ホームでしか夕刊が手に入らない.つまり,新幹線が夕刊を運んでいるという訳です(笑) 名古屋の地下鉄ホームでしか手に入らない,アングラ売読と似てますね.
朝日新聞社が元アエラの編集長を社長にして「朝日新聞出版」という会社を立ち上げたのも,出版だけは辛うじてぎりぎり採算が取れているので,いずれ新聞本体が潰れた時には出版会社に吸収合併させるという腹積もりなのでしょう (毎日新聞の真似).
そもそも,週刊誌もアラサー・アラフォー向けのアエラと,アラフィフ以上向けの週刊朝日にくっきりと分けたのも,黒字の週刊誌事業で元を取るという作戦が先にある訳で,かつての朝日新聞の論調は既に週刊誌へと移行してしまったと考えるのが賢明なんじゃないでしょうか.
# 稲川会・読売のダンピングによって部数を減らしているし,新聞はまず生き残れないんじゃないかなと考えています.だから大企業のCMペーパーに落ち延びるのは当たり前で,そんな下らないことを批判すること自体,資本主義の仕組みが分かっていないと批難されても仕方がないと思うのですが.(^_^;)