2009.10.12 (Mon)
キムタク 『アイ・カム・ウィズ・ザ・レイン(I Come with the Rain)』 トレーラー

10月8日に韓国は釜山で開幕した『第14回釜山国際映画祭』で、日本からもキムタクが出演しているという映画、『アイ・カム・ウィズ・ザ・レイン』が話題を集めていると聞いて、どんな映画なのか調べてみたが、これがかなり残酷な映画だそうだ。
この映画は、ベトナム生まれのフランス人、トラン・アン・ユン (Tran Anh Hung)監督の作品で、彼の次のプロジェクトとして、村上春樹の大ベストセラー『ノルウェイの森』の映画化が予定されている。
この映画の大雑把なストーリーは、次の通り(Wikipedia (英語)を大訳)。
元ロス市警から私立探偵に転向したクライン(ジョシュ・ハートネット)が、アジアで権力を握る製薬複合企業のトップに雇われ、10歳のときに失踪したその一人息子、シタオ(木村拓哉)の調査を依頼された。他人の痛みを引き受けるという不思議な力を持つ現在30代のシタオはフィリピンで孤児の世話をしていた。
クラインは、シタオの足跡をたどり、フィリピンのミンダナオ島から香港へと向かった。そこで、現在香港警察で働く旧友であり、元同僚のメン・ジー(ショーン・ユー 余文樂)に協力しながら、シタオの捜査を続ける。そうこうするうちに、地元の犯罪地下組織のボスであるス・ドンポ(イ・ビョンホン)と出会う。彼も又、溺愛する麻薬中毒の恋人リリ(トラン・ヌー・イエン=ケートラン監督の妻)と一緒に暮らすシタオを探していたのだった。
ス・ドンポのマフィア麻薬組織と香港警察の闘争の狭間で、旧友メン・ジーが暗殺されそうになって入院したとき、クラインは見知らぬ町で一人ぼっちになってしまった。
シタオの心の中を知るために、5スターホテルから殺人事件のあったみずぼらしいアパートに移ると、クラインは徐々に自分を失って、被害者の手足を生きたまま切り取り、彫刻のような作品を組み立てた連続殺人犯、ハシュフォード(イライアス・コティーズ)の忌まわしい記憶に脅かされていった。
サブタイトルは英語だけど、もう少し長いトレーラーはこちら↓。
上の予告編を見ただけでも、又、ウィキペディアのストーリーを読んでも、かなり不気味というか、吐き気がしそうな映画だ。いくら大好きなイ・ビョンホンが出演していても、ジョシュ・ハートネットがハンサムでも、この映画だけは絶対に見たくないという感じ。レビューは、ぴあ映画生活が参考になるかもしれない。
主な出演者
クライン:ジョシュ・ハートネット
シタオ:木村拓哉
ス・ドンポ:イ・ビョンホン
リリ:トラン・ヌー・イエン=ケー
メンジー:ショーン・ユー(余文樂)
ハシュフォード:イライアス・コティーズ
【More・・・】
木村拓哉に韓国のファンから「タクヤ、サランへヨ!」の大合唱。<第14回釜山国際映画祭>(Barks 2009-10-10)
2009年10月8日、アジア最大の映画祭<第14回釜山国際映画祭>が韓国・釜山で開幕した。同映画祭では映画『アイ・カム・ウィズ・ザ・レイン』の特別上映が行なわれる予定で、翌9日には同映画に出演しているSMAPの木村拓哉が渡韓。現地のファンやメディアから熱い注目を集めた。木村がこの映画祭に参加するのは、2007年の映画『HERO』以来、2度目。
◆<第14回釜山国際映画祭>の模様、画像
まず、釜山・金海空港に到着した木村拓哉を総勢300名を超える韓国ファンたちが出迎えた。木村の姿が見えると、空港は悲鳴にも似た大歓声に沸き、続けて「タクヤ、サランへヨ!(愛してる!)」の大合唱。歓迎ムードの中、手に持ったバラの花束を掲げながらSMAPの大ヒット曲「世界に一つだけの花」をファンたちが熱唱した。韓国ファンの熱烈な歓迎を受けて木村も「すごく嬉しいのですが、ちょっと照れくさいですね」と笑顔を見せた。
また、レッドカーペットが行なわれたセンタムシティ新世界デパートには、スポットライトを浴びながら、木村拓哉と、同じく映画に出演しているイ・ビョンホン、ジョシュ・ハートネットが登場。今回、<釜山映画祭>史上最速の38秒という速さで上映会のチケットが売り切れるという記録を作った『アイ・カム・ウィズ・ザ・レイン』の注目度を表すかのように、会場は大勢の観客で溢れかえった。
さらに、センタムシティ文化ホールにて行なわれたマスコミ向けの公式記者会見では、ムービー35台、スチール90台、記者総勢370名におよぶ世界各国のメディアが会場に集結。5月末に日本で行なわれたワールドプレミア以来の再会となる共演者たちは、終始和やかなムードで会見に臨んだ。
「撮影が終わって<釜山映画祭>は楽しく過ごせる場だと思います。今回は友達がきたので、ホストの気持ちで楽しませたいと思う。ふたりはビッグスターなので、ホストは大変ですが、できるだけ頑張ります。」── イ・ビョンホン
「今回、2度目の<釜山映画祭>ということで、すごくこの映画祭の盛り上がりを感じてびっくりしています。いつもは自分が関わらせていただいた映画がその映画祭で上映されるということで参加をさせて頂いていたのですが、今回は違った意味合いがありまして、すごく誇らしい友人のビョンホンが“ぜひ来てくれ”と自分を誘ってくれた、その気持ちが有難くて、こうやって参加しています。本当にビョンホンには感謝しています。」── 木村拓哉
なお、『アイ・カム・ウィズ・ザ・レイン』は、2010年1月13日にDVDおよびブルーレイでの日本国内リリースが予定されている。
(c) Lam Duc Hien, Photographer
(c) Central Films Sarl, Morena Films SL, Better Wide Limited, Lumiere International Limited, LBF10 Limited. 2009, Studio Canal, All Rights Reserved
I Come with the Rain (Wikipedia)
Plot
Kline, a former Los Angeles police officer turned private detective, is hired by a powerful pharmaceutical conglomerate boss to investigate in Asia the disappearance of his only son, Shitao, whom he has not seen in person since the boy was ten. Now in his 30s, Shitao has gone missing in the Philippines where he had been helping in an orphanage.
Kline flies out to Mindanao and the trail takes him to Hong Kong. There, enlisting Meng Zi, an old friend and former colleague now working for the Hong Kong police, Kline follows a faint trail left by the ethereal Shitao. The path leads to local organized crime syndicate boss Su Dongpo, who is making trouble for the underworld, triggered by an overriding passion for his drug-addicted girlfriend Lili.
Caught in the crossfire between Su Dongpo's mafia drug ring and the Hong Kong police, Kline found himself alone, in this unknown city, when Meng Zi is victim of an assassination attempt and hospitalised.
Leaving behind his 5-star hotel for a shabby murder scene apartment in order to get inside the mind of Shitao, Kline gradually loses himself in the terrifying memories of a serial murderer, Hasford, whose speciality was dissecting his victims' limbs while they were still alive, then reassembling them into installation sculptures.
After a few weeks immersed in his haunted memories, torn between good and evil, Kline is about to leave Hong Kong when he finds Shitao, who has become a mysterious vagrant with healing powers.
Main Cast and Characters
Josh Hartnett as Kline
Elias Koteas as Hasford
Lee Byung-hun as Su Dongpo
Takuya Kimura as Shitao
Shawn Yue as Meng Zi
Trần Nữ Yên Khê as Lili
Eusebio Poncela as Vargas
William Chow Tze Ho as Mi Fu
Thea Aquino as Erotic dancer
Russ Kingston as Felix Sportis
Jacob J. Ziacan as Hospital orderly
3人の美青年の裸が見られると思っていくと痛い目にあいそう(笑)なので、気をつけて。
- 関連記事
-
- 押尾学 初公判で懲役1年6か月を求刑される (2009/10/24)
- 南田洋子さんの死に関する長門裕之氏のインタビューについて (2009/10/22)
- キムタク 『アイ・カム・ウィズ・ザ・レイン(I Come with the Rain)』 トレーラー (2009/10/12)
- 映画「少年時代」 (2009/10/04)
- ココ・シャネルの魅力 (2009/10/01)
Tags : ジョシュ・ハートネット |
キムタク |
イ・ビョンホン |
アイ・カム・ウィズ・ザ・レイン |
IComewiththeRain |
予告編 |
トレーラー |
今回、「釜山国際映画祭」から検索して来ました。
アナバコリアは、韓国の穴場(主に地方になりますが)情報提供しています。釜山情報や釜山近郊の地方情報も満載ですので一度、アクセスしてみてください。
Mixiもしているのマイミク登録お願いします。
本当この映画は気味が悪そうですね。。。
植草一秀さんのブログリンクからたどり2月ほど前から楽しみに読んでます。(リンク貼らせていただきました。よろしければ相互リンクお願いします。)
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック
キムタクと一緒に出演予定だったエリカ様の方は出演できなくなってしまったそうですね。キムタクもいくら若く見えるからとはいえ、原作で10代から20代の主人公のかわりに出演するというのはおかしな話ですね。他に適役な俳優はたくさんいると思われますが・・・・。又あのワンパターン演技を披露してくださるのでしょうか。うんざり。ここまでくると、事務所のパワー以外の何者でもないでしょうね。