2009.08.16 (Sun)
自エンドまであと13日:注目の山口4区と石川2区と東京8区で逆転なるか
しかしながら、小泉純一郎や安倍晋三のように全く映画の内容が理解できない輩は懲りずに今年も靖国神社を参拝した。また、現職閣僚では唯一、野田聖子消費者行政担当相が参拝した。野田としては選挙前の宣伝のためだったのかもしれないが、あまりの無神経さにもほどがある。
映画『靖国』のことや、靖国問題について興味のある方は、カテゴリー:靖国問題を読んでいただければと思う。
ここ終盤に来て、自民党は民主党にますます追い込まれているようだ。上述の稲田朋美は福井4区から出馬するが、すでに民主党の笹木竜三議員に追い込まれている。
第45回衆議院議員選挙 福井1区より

又、保守地盤の山口4区でも安倍晋三が民主党の戸倉多香子議員に追い討ちをかけられている。
第45回衆議院議員選挙 山口4区

岐阜一区の野田聖子も、おなじく民主党の柴橋正直議員に猛追されている。
そして、気になる石川2区の姫のサメ退治や東京8区の保坂vs石原はどんな情勢なのだろうか。

写真:森元首相 必死 「牙城」で田中さん勢い(中日新聞 2009年8月11日)
中日新聞によると、同紙の世論調査では石川2区で河村たかし市長の応援で田中美絵子氏が勢いをつけ、接線となっているそうだ。そのせいか、森センセは最近では報道関係者にもブチ切れていると『日刊ゲンダイ』が伝えている。これまでは猛追していたが、今では横一線に並んだ状態だと言う。姫のサメ退治は着々と進んでいるようだ。
東京8区の保坂vs石原に関しても、『スポーツ報知』によれば、これまでは東京8区で無敵の強さを誇っていた石原伸晃氏が、野党連合から推薦を受ける保坂氏の猛追を受け、東京3区の宏高氏は、宿敵・松原氏に苦戦を強いられているそうだ。
とらちゃんも保坂さんの動画も含めてたくさんの情報を集めて下さっている。
保坂展人Vs石原伸晃。只今、大接戦らしいけれど、。。。
【More・・・】
参考記事:石川2区森元首相の尻に火がついたゾ
2009年08月14日10時00分 / 提供:ゲンダイネット
●「週刊誌だろ」「フィルムも出せ」と頭から湯気
「姫の鮫退治」として全国的に注目されている石川2区が過熱してきた。先週末の8日には舛添要一厚労相、翌9日には公明党の漆原国対委員長が現地入りし、森元首相と並んで応援演説をしたのだが、これには地元住民も驚いていた。
「元首相であれば、選挙区は盤石。全国を応援で飛び回るのが普通なのに、逆に人気大臣や公明の応援まで受けている。それほど追い込まれているんですかね」(地元住民)
焦る森陣営は、10日の集会でもゲストを呼んだ。「森のファン」とかいうタレントのユンソナが駆けつけたのだ。森は感激したのか、手を握り合っていたが、外タレ頼みとは、藁(わら)をもつかみたいのだろう。
森の苦しさは世論調査にも表れている。保守王国・石川県で比例区の投票先は民主が自民を上回っているのだ。石川2区でも異変が起きている。
「田中美絵子候補が森さんをとらえましたね。これまでは猛追している状態でしたが、ついに横一線に並んだ。ある世論調査の数字では2、3ポイントしか離れていません。地元紙も『両氏が競い合っている』と報じています」(地元事情通)
イラつく森は最近、報道関係者にもブチ切れている。
小松市役所前で行われた街宣(8日)では石川2区の報道にケチをつけ、街宣車から降りる姿を撮影しようとした記者に「撮るな」と一喝。
続く“握手タイム”でも、見慣れない記者がカメラを向けたことに反応。「週刊誌だろう」と敵意をあらわにし、スタッフが「フィルム(画像データ)を出せ」と迫る場面があったという。
一方の田中陣営は、秘書時代に“上司”だった河村たかし名古屋市長が10日、選挙区内の加賀市に入った。これが2回目の応援だ。市内を自転車街宣をした後、市役所前と大型商店前で応援演説。お馴染みの名古屋弁丸出しの演説で聴衆を沸かせた。
ますます、カリカリしている森が見えるようだ。
(日刊ゲンダイ2009年8月11日掲載)
【解散から逃げる“自民党大幹部”選挙区リポート】
(ゲンダイ 2009年4月24日 掲載)
森喜朗
美人対抗馬に大苦戦で禁酒の願掛け
●先月の小松市長選も敗北
「一昨年の参院選では『姫のトラ退治』が岡山でありましたが、ここでは『姫のサメ退治』をやっていただきたい」
12日、石川県加賀市の文化会館。民主党の鳩山幹事長が、石川2区から出馬する新人の田中美絵子氏(33)を激励すると、会場は爆笑の渦に巻き込まれた。森元首相(71)に美人候補が挑戦する「美女と野獣の対決」は、「現時点でほぼ互角」(地元政界関係者)という激戦になっている。
「田中は森よりも40歳近く若い伊東美咲似の細身美人。河村たかし前衆院議員の秘書出身で物腰も柔らかい。金沢市生まれで、選挙区の小松市や白山市とは縁は薄い。そんな慣れない土地での選挙活動にも音を上げず、演説も上手になった。着実に浸透しています」(地元事情通)
石川県は保守層が自民系と新進系に割れて以来、森派と反森派が拮抗している。石川2区でも、森と民主党の一川保夫氏(現参院議員)が4万票前後の差を競う選挙を続け、2万5000票まで迫ったこともある。05年の郵政選挙でさえ、2人の差は4万5000票だった。
「森の危機感は相当なものです。今回は候補者擁立を見送った共産党の1万票が田中に流れると、勝負はまったく分からなくなる。小松駅前の居酒屋に顔を出したり、総勢30人ほどのソフトボール協会の納会に参加したり、存在感のアピールに必死です。毎週のように地元に帰り、ホームページ上にブログも開設。衆院選が終わるまで禁酒の願掛けもしている。田中候補を意識して小渕優子、橋本聖子、有村治子の3女性国会議員をゲストに招いた集会を開催。女性票の掘り起こしにも精を出しています」(地元関係者)
3月29日の小松市長選も森を慌てさせた。「森後援会でしっかりカバーする」と支持した現職市長(森の後援会連合会の会長)が新人候補に敗北。あわてて新市長の事務所に祝福の電話を入れようとしたが、支持者から「いらん、いらん」の大合唱が起こった。
北陸新幹線の早期開通や、小松市と岐阜を結ぶ高規格道路「小松白川連絡道路」の推進をアピールする森に対し、母親の介護経験に触れながら社会保障の充実を訴える田中。「公共事業と福祉」の対立軸も、新旧政治を映し出している。
(ジャーナリスト・横田一)
森元首相 必死 「牙城」で田中さん勢い
(中日新聞 2009年8月11日)
衆院選公示(18日)まで11日で残り1週間。民主党の政権交代への勢いが鮮明になる中、自民党の大物議員が各地で苦戦している。その象徴、石川2区(石川県小松市や加賀市など)は14回目の当選を目指す元首相森喜朗さん(72)に、河村たかし名古屋市長の元秘書田中美絵子さん(33)が挑む構図。本紙の世論調査で接戦となっている。
10日夜、加賀市市民会館前はピリピリしたムードに包まれた。女性の集いを開く森陣営は「もりあげ隊」と書かれた緑色ののぼり旗を持った支持者を道の両側に立たせた。その間を2台の自転車がすり抜けていく。
自転車街宣の元祖といわれる河村市長と田中さんだ。「堂々と行きな」。田中さんに支援者から声援が飛ぶ。
「庶民が王様に戦いを挑んだのが政治の本質。体も王様らしい人がいるここは最も合致する。応援してちょうよ」。すぐ近くでマイクを握った河村市長は、王様を森さん、庶民を田中さんにたとえて激励。名古屋弁丸出しの演説に沿道がワッと沸いた。
河村市長の選挙区入りは解散が決まってから2回目。11日朝には訪米する日程に、応援予定が急に入った。小沢一郎代表代行周辺から「てこ入れしてほしい」と依頼があったという。15日には岡田克也幹事長も入る予定で、民主党の力の入れようが分かる。
河村市長の演説を聴いた主婦(69)は「のぼり旗を振る友人に(森さんの演説会に)入ってらっしゃいと言われたけど、隠れて来たの」と声を潜めた。森陣営の危機感は相当だ。陣営幹部は「厳しい。自民離れも進んでいる」と険しい表情を崩さない。
選挙期間中でさえ地元を離れることが多かった森さんが、昨秋以降、毎週末に計50回の国政報告会を開催。小さな地域行事に参加し、新たな支持層獲得を狙い若者との意見交換も。まさに「どぶ板選挙」を展開する。
河村市長とニアミスして会場入りした森さんはこの日、1000人の女性を前にこう田中さんを皮肉った。「スタイルが良く、若い女性だから担がれた候補。将来の勉強のために出る人を選んでいる余裕はない。すぐ働ける人を選ばないといけない」
淡々とした口調から逆に対抗心がのぞく。民主党側が選挙戦を「森の伐採」とうたうのに反応し、会場では緑のハンカチが配られた。森に見立ててハンカチが振られるなかを見送られて退場した森さん。盤石だった選挙から一転、議員生活40年で築いた“地盤”が大揺れに揺れている。
石原兄弟がけっぷち!伸晃氏ピリピリ…東京8区
(2009年8月15日06時01分 スポーツ報知)
都議選で大敗を喫し、顔をゆがめる石原伸晃氏の写真は、翌朝の新聞各紙を飾り、地元でも反響を呼んだ
泣く子も黙るブランドにも風―。石原兄弟がドブ板ブラザーズと化している。東京8区で無敵の強さを誇っていた伸晃氏は、野党連合から推薦を受ける保坂氏の猛追を受け、東京3区の宏高氏は、宿敵・松原氏に苦戦を強いられている。
「ご苦労さま。冷たいお茶でも飲んでって」。阿佐ケ谷の商店街にある伸晃氏の選対事務所を訪ねると、丁寧に応対された。しかし、記者が「激戦区の取材で」と切り出すと、所員の態度が一変。「ここは激戦区じゃない。そんな取材は受けん。テンジン(保坂展人氏)陣営に利するだけだ!」と一喝され、一発退場を宣告された。
次期総裁候補でもある政界のプリンスに、焦りが出始めている。これまでは、積極的な選挙戦を展開せずとも圧倒的な勝利を収めてきたが、今回は違う。朝から街頭に立って、戸別訪問を繰り返している。杉並区選出の都議が「伸晃さんが、街頭演説したりチラシを投函(とうかん)したりするのは、1990年の初出馬の時以来ですよ」と驚くほど尻に火が付いている。選対は「必死のドブ板の図」を取材させまいと、メディアにスケジュールすら公開しないほどだ。
党への逆風ぐらいなら、びくともしないはずだった。しかし、一枚の写真が無風区を激戦区へと導く格好となった。先月12日の都議選。自民党が歴史的大敗を喫した際、都連会長の伸晃氏が顔をゆがめて悔しがる写真が、新聞各紙に大きく取り上げられた。惨敗の象徴となった伸晃氏の姿に、ある区議は「あの写真のインパクトはかなり強かったみたいで、それから地元でも『石原さん、大丈夫かな』という声が出始めた」と指摘する。
伸晃氏自身も、不本意な表情を激写されたことを後悔したのか、解散の日に記者団に囲まれた際は「変な顔、もう撮らないでよ~」と不自然な笑顔を浮かべていた。
一方、隣の東京6区からプチ国替えした保坂氏は、落下傘候補との批判に「杉並区内のドトールコーヒーとか、ジュース工場でバイトしたことがある」と何とも微妙な接点をアピールし反論。「国会の質問王」と呼ばれた知名度に加え、野党連合から推薦を受ける。ポスターやチラシでは「社民党」よりも先に「民主党推薦」の文字を大きく掲載。先の都議選杉並選挙区で7万6000台だった自公票に対し、野党票を合計すると12万を超えるだけに、保坂氏は「何が起こってもおかしくないですよ」と不敵に笑う。
公示を目前にピリピリムードは高まる一方。商店街で偶然出くわした保坂氏から「どーも」と声を掛けられた伸晃氏は、「なんでこんなとこにいるの? ここ、僕のとこだよ」と握手を拒否。その後は街で出会っても無視を決め込んでいるという。
◆東京8区(杉並区)
▽立候補予定者
石原伸晃(52)自民前
保坂展人(53)社民前
沢田俊史(58)共産新
植田誠一(44)幸福新
今日は、終戦記念日にぴったりの曲でも。
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あと、善戦ともなれば、ちょっとした情報で、ひっくり返ってしまう事もあり得ると思います。例えば、息子の薬物疑惑とか。例の押尾学さんがらみで、女性が亡くなった場所のオーナーである、ピーチジョンの野口社長の事を、大手マスコミ共が全く報道しようともしないで、のりピーの覚せい剤中毒関連のニュースばっかりやっているのは、こんな事もあるかもしれませんね。もしも、野口社長あたりで、検索をしたら、こんな情報に引っかかるかも知れない、そんな事を恐れているような気がしてなりません。
http://blog.goo.ne.jp/2005tora/e/a5a24659d30ed6e76142bd635b1d9c6f
いまだに影で権力を握っているようですから、早く退場して欲しいですね。そもそもどうして権力を握ったのかがわかりませんが(なんか実績あるんですかね)
取材対象の人をもっと突っ込んで描いていただけたらなあと。できれば、同じ監督さんで、「靖国2」「靖国3」なんかをタブーなんか無視してガンガン取材して一人一人の内面をえぐり出すような作風でつくってほしい。
とにかくぬるいんですよ、あの映画。
まるで戦時中の検閲下の映画みたいです。
そうですか。石川二区はそんなに競ってましたか。でもまあ、感覚的には前にも言いましたけど苦戦が善戦に変わったくらいだと見た方がいいくらい、ここの地盤はガチガチでございます。
石川二区6地域の内、田中氏が抑えられるのはおそらく1地域。それもギリギリで抑えられるかどうかで、残りの5地域の内、2地域はダブルスコア以上でやられる可能性は否定できなくて、後の3地域は今のところ、若干、森優位です。逆転の可能性はとにかく投票率90%以上で若い有権者がちゃんと投票に行くことでしょうか。というか普通、投票率ってものは90%越えるのが当たり前だと思うんですけど、この辺りが『不思議の国ニッポン』なんですよね。何で自分の生活に直結する法律を制定する代議士を選ぶというのに放棄する輩が多いのでしょうか。
http://www9.ocn.ne.jp/~uj01age/tanaka210814.jpg
これは前回、うまく表示されてませんでしたので、改めてURLだけ置いていきます。URL入力場に貼ると表示されるかと。
ところで、このときの街頭演説ですけど、田中氏にしろ、蓮鈁氏にしろ、自民党を悪く言うことはなく、むしろ、戦後の功績は讃えた上で、しかし21世紀になって(もっとピックアップしては2005年以後4年間)から、どうだったでしょうか?という問いかけと事実だけを伝え、そのために民主党に委ねてほしい、という訴え方でした。これは正直、意外な訴え方で随分、民主党も大人になったもんだと感心したものです。ところが、ここにもありました8日の森氏の演説では田中氏を「森の伐採を叫び、手を振っているだけだ」と糾弾したらしく、元総理で40年もの間、石川二区で君臨してきた横綱が、まだまだ幕下付け出しを批判するなんてそこまで堕ちたかと認識させられる一幕でございました。ちなみに田中氏は一度も「森の伐採」なんて言ったことはなくてメディアが勝手に名付けただけなんですけどね。
この石川二区が変われば確実に政権交代は起こるでしょうけど、まだ難しいのが実情です。あと綺麗な人だけに、同年代の女性有権者からはやっかみの視線で見られているのがなんとも辛いところです。(^^;)
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