2009.08.03 (Mon)
眞鍋かをりの事務所が城内実のポスターに写真掲載許可してないと発表

家の前を通る車を追いかけようと車を狙っているCocoちゃん
まさか、この件で4つ目のエントリーを書くとは思っていなかったけれども、新しい展開が見られたので記事にしてみようと思った。これまで毎日のように記事を更新していた城内センセのブログの更新が7月31日で止まったままだ。きっとかをりちゃんのポスターを剥がすので忙しいのかな(笑)。一方のかをりちゃんは北海道でお仕事らしいけど、その写真をブログに載せて、ファンの方に感謝の意を述べている。そのコメント欄にはファンの方からたくさんの応援メッセージが届いている。
さてさて、衆院選静岡7区に出馬予定の城内センセの選挙ポスターにかをりちゃんの写真が無断掲載されていた件だけど、その後、かをりちゃんの所属事務所「アヴィラ」が公式ホームページを2009年8月1日付で更新し、「掲載許可は一切出しておりません」と完全否定した。
城内氏とかをりちゃんの事務所の橋渡しをしていたとされるオフィスプロペラの木村正明社長がスポーツ紙を通じて、かをりちゃんの所属事務所が城内氏の後援会に対して「私からの説明不足により眞鍋さん側に正確な意図が伝わらず、今回このような事態を招いてしまいました」と説明し謝罪していたが、説明不足以前に、「アヴィラ」の許可をとらずに無断でかをりちゃんの写真を使用していたことが判明した。
2009年8月1日
マスコミ各位
眞鍋かをりのポスター掲載許可に関して
7 月 31 日付で株式会社オフィスプロペラ側がマスコミ各位に送達した文章について、当社として 2 点ご説明申し上げます。
(1) 「掲載許可とその写真を入手」とオフィスプロペラ側が主張されていますが、当社はオフィスプロペラ側に対して、ポスターおよびインターネット上での眞鍋かをりの掲載許可は一切しておりません。
(2) 眞鍋かをりの「写真を入手し」に関しては、オフィスプロペラとの通常のイベント業務による写真入手であり、ポスター使用のために写真を貸与したわけではありません。
以上、所属事務所としては、今回の城内みのる氏の一件に関して、オフィスプロペラ側の、写真無断使用により多大な迷惑をこうむったことを報告させていただきます。
株式会社 アヴィラ 代表取締役 原 徹
なるほど、城内氏のポスターに載っているかをりちゃんの写真と、「アヴィラ」HPのかをりちゃんのページの写真を比べてみると全く同じだ。
【More・・・】


考えられるのは、この「アヴィラ」のHPから「オフィスプロペラ」側がかをりちゃんの写真を無断でコピーしたのではないかということだ。「オフィスプロペラ」のHPを見ると、依頼可能なタレントの中にかをりちゃんが含まれているし、かをりちゃんの名前をクリックすると同じ「アヴィラ」のページにリンクされている。城内氏は「オフィスプロペラ」にかをりちゃんの動画への出演とポスターの写真の使用許可を依頼したのかもしれない。
しかし、事務所の許可を取った取らなかったということよりももっと大きな問題は、城内氏が有名人の写真をポスターに使用したことを衆院出馬への秘策としていることだ(下記動画参照)。国民の幸福を追求して国民の同意が得られるような政策をたてることよりも、タレントの写真をポスターに使用することが衆院選勝利の秘訣であることを公言するような政治家を誰が信用できるだろうか。
又、『ラ・ターシュに魅せられて』の気弱な地上げ屋さんによれば、予定のない話を「予定された故人演説会」としてポスターまで作って掲示したことは、公職選挙法に違反するのではないかと述べられている。
公職選挙法第143条に、ポスターの作成、及びその掲示についての規定があります。
問題のポスターは、 「後援会が主催する個人演説会の告知ポスター」 だと思われますが、虚偽の告知、つまり 「まったく予定が存在しない」 告知は違法とされます。
先の、眞鍋さんのコメントが、調書として正式証拠採用された場合、まったく予定に無かったハナシを 「予定された個人演説会」 として掲示したのですから公職選挙法違反となる可能性が高いでしょうね。
いずれにせよ、タレントに頼って人気を上げることを秘策だと公言するのは、政治家としてあまりにも軽すぎるし、今回のポスターをめぐるずさんな危機管理能力を見れば、この男に投票するべきかどうかは、賢明な静岡7区の有権者の方だったら、すでに正しい決断を下していることだろう。
関連過去ログ:
▽「信念の男」から「疑念の男」に堕ちた城内実
▽城内実が眞鍋かをりのポスターを撤去、ついでに動画も削除
▽城内実が眞鍋かをりの写真をポスターに無断使用 (ポスター画像あり)

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Tags : 衆院選静岡7区 |
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オフィスプロペラ |
公職選挙法第143条 |
<城内実の「虚勢」「負け惜しみ」>
http://takashichan.seesaa.net/article/124941384.html
>考えられるのは、この「アヴィラ」のHPから「オフィスプロペラ」側
がかをりちゃんの写真を無断でコピーしたのではないかということだ。
実際のポスターを見ていないので、ハッキリしたことは言えませんが、通常、HP上のJPEG画像(72dpi)は、フルカラー印刷(実寸で350dpi以上)のポスターには、解像度の問題で使用できません。
もし、強引に使用したとしたら、相当ボケボケ画像になっていると思います。
ですから、もし該当ポスターの写真が鮮明に印刷されている場合は、HP上からのコピーではないと考えて差し支えないと思います。
真偽は、印刷関係もしくは、デザインのプロが現物を見れば、一発で分かります。
ナンなの、いったい。自分に都合のいいことばっかり。
真鍋って基本お馬鹿だからなァ、とても横国大とは思えんもんなァ。
まァ、事務所も押してしかるべし、か(苦笑)
植草さんが収監されてしまいました。
本当に酷い、絶対植草さんは冤罪なのに・・・
日本の司法はまったく「正義」なんかじゃないですよ!
悔しい本当の悪の小泉や竹中やオリックスの宮内なんかが何の罪にも問われないで、のうのうと生きてるのが、許せない。
しかも本当のことを知っている人たちが、少なくて悔しい。
植草さんが戻ってくるまで、毎日ブログをクリックしましょうね。
ましてや、片想いの哀れな候補者という図は、絵になりません。
例え誰かの策略であったとしても、それに嵌るような脇の甘さでは政治家としては未熟だと思いますね。
あまりにも 「スホウ通り」 ではなくて、予想通りの展開で、面白くもなんともありません(笑)。
プロペラが出てくるなんて・・・・・、もうスホウし、捻ってくるとスホウしていたのですがね。
これだけ直ぐに否定声明を出すという事は、金銭的な折り合いがまったくつかなかったと言うことです。
こうなると、公職選挙法違反で引っ張られる可能性が高まりますね。
「立候補取りやめ」になるとスホウ、ではなく予想します。
フジテレビの対応が不自然では?
眞鍋かをりさんの許可のあるなしは別にして、タレントのポスター起用は政治倫理として現状は問題ないのだろうと思います。
何故なら他には、中川秀と田原総一郎のツーショットポスターとか出回っていますが、田原総一郎は未だにテレビ朝日サンデープロジェクト他の司会しています。
眞鍋かおりさんのポスターが放送倫理に抵触するのならば、田原総一郎がテレビで政治番組の司会をするのはもっと駄目だろうと思います。
今回の件で、偏向報道の酷いとくダネが早々出演見合わせなんて手際が良すぎる、どう考えても不自然・・・問題拡大を意図しているとしか思えません。
放送倫理とやらで、眞鍋かおりは×で、田原総一郎は○な理由を知りたいものです。
私の言いたい事の本質は、田原総一郎もテレビで政治番組の司会してはいけない存在なのではと言う事です。
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初の裁判員制度裁判が始まるその日に、植草さんが東京高検に収監される。(選挙期間中で、裁判員制度に盛り上がってる時にコソッと収監してしまえ、って意図が見えすぎるやないか!)
東京10区:政界の渡り鳥が大ピンチ!(「私は『風車のお百合』」。はぁ~?「マダム回転寿司」と、言ってたじゃん。キャラを何度も変えるな、鬱陶しい!)
上記に山科恭介様が専門的な立場からご指摘されているのですが、補足として…
タレントの写真を掲載する場合(地方での例)は、所属事務所に申請して(この申請書も事細かく書かなければならないものです。事務所によって違うのでしょうが…)許可が下りるまでかなり時間がかかります。しかもレイアウトから色に至るまで細かくチェックが入り、出来上がってからも見本を所属事務所に納品しなければなりません。
今回の場合は仲介をされた会社がこのすべてをされたのかもしれません。なのでタレントさんの所属事務所からすると写真は貸したが、その工程を踏んでいないので「許可はしていない」となるのでしょう。
ちなみに政治家のポスターの場合は、基本的に政治家ご本人あるいは後援会から依頼され、写真もその方が用意されますが、こちらは見栄えに非常に細かく指示されます。
たとえば、プロが撮った精度の高い写真ですので、肌の肌理まで細かく描写されています。ほんの少し「髭」が写っているものがあれば「髭を取れ」と指示され、シワが気になる方になると「シワを取れ」。特に女性の場合は「肌の肌理が分からないようにしろ」とか本当にキメ細かく指示されますw
あ、話がそれましたね。
ちなみにタレントさんの所属事務所が法的処置をとった場合、このポスターを制作した会社・印刷した会社も責任を問われます。たとえ「仲介の会社から許可を得ていたと聞いていた」といっても所属事務所が「許可を出していない」と言っている以上責任から逃れることができません。
政治とは関係ない話で申し訳ありません。
いつもblogは拝見させていただいています。
これからもがんばってください。
失礼しました。