2009.07.18 (Sat)
麻生が「なんちゃって衆院解散」
中川秀直元幹事長ら反麻生派は、衆院を麻生で闘えないとして、両院議員総会開催を求める署名を集め、両院議員総会で麻生に退陣を迫ろうとしたが、党所属議員の3分の1に当たる128人に満たないという理由で却下された。実際は、署名は133人に達したが、細田氏ら執行部が15日夜から16日夜にかけて、中川氏らの署名に応じた議員の切り崩しに全力を上げたせいで、署名を撤回する議員が数人出た。又、自民党都議団なども、麻生降ろしに加担する国会議員は、衆院選で応援しないと圧力をかけた。中川氏とともに署名活動の中心となった加藤紘一元幹事長は「党公認を外すとか、若手議員への圧力があった」と悔しさをにじませた。
一方の野党が内閣不信任決議案を衆院に提出し、否決させて「麻生おろし」の動きを抑えたことも功を成した。自民党内で「麻生おろし」が激化した場合、執行部は、「内閣不信任決議案」が否決されたことを理由に「麻生おろし」の動きを抑えることも可能であろう。国民にとっても、古鼠以降、これまで民意の反映されない無能な首相が安倍、福田、麻生と1年ごとに変わり、この上、4人目を迎えることはとうてい許されることではない。
だいたい、内閣不信任決議案を衆院本会議で与党の反対多数で否決しておいて、「麻生おろし」をするというのはかなり矛盾していると思ったが、結局はそういった姑息な手を使ったせいで「麻生おろし」は失敗に終わった。本気で「麻生おろし」をしたかった自民党議員たちは、内閣不信任決議案を否決するべきではなかった。
さてさて、これからが面白くなる自民党崩壊の最後のクライマックスだが、果たして、自民党から多くの離党者が出て、党が2つに分断されるのかどうかに注目が集まっている。今回、中川秀直の後ろには、古鼠の影がちらほら見えるが、小池百合子もわざわざ自身のブログ(探したが見つからず。メルマガのことか?)で、小泉が「麻生さんは堂々と両院議員総会を開いて、堂々と出ればいい。」と述べたことを紹介し、「総会で小泉さんがほえたら、さぞかし流れが変わるだろう」と勘違いもほどほどにしろと言いたくなるような期待を述べている。小池は、小泉のパワーがいまだに健在であると思っているらしい(笑)。
今回の自民党内のごたごたで、閣僚で三役も負かされ、珍重されているかのように見えた与謝野馨までが麻生を裏切ったのは意外だった。石破茂の意見が二転、三転したのも笑えた。政治の世界の汚れた一面を見たようだった。いまだに自民党内の解散への抵抗勢力は強いのではないか。
最後の最後に両院議員懇談会で、衆院解散を拒む閣僚が出たら、解散できなくなるのではという不安もあったが、それもいらぬ心配だったようだ。首相官邸側は、署名を拒む閣僚の罷免手続きなどに掛かる時間を確保するために、衆院解散を決定する21日の閣議の開始時間を午前9時から8時へ1時間早めたそうだ。閣僚が署名を拒否した場合、麻生太郎首相が直ちに罷免し、首相による閣僚兼任や、閣議書の再作成などの手続きを経て、解散を閣議決定するとしている。かなりの強硬手段をとりながらの警戒解散らしい。
麻生は去年秋就任直後に解散しておけば、これほど馬鹿で無知であることを晒すこともなかっただろう。その後も何度も解散のチャンスはあったはずなのに決断力のない麻生はそのつど見送った。今回の解散は、「小雨の間、いつまでも雨宿りし続け、最後は土砂降りの中、飛び出さざるを得なくなった最悪のタイミング」で行われる「土砂降り解散」、逃げ場を失った「がけっぷち解散」、自ら自然崩壊する「自滅解散」、政権交代のための「政権交代解散」、何も考えずにただ自暴自棄で行われる「破れかぶれ解散」など絶妙なネーミングがつけられているが、結局のところ、投開票日は8月30日で衆院任期満了の9月10日からすると10日早まっただけであり、とても解散とは呼べないものであるのは確かなようだ。「なんちゃって解散」「任期満了に限りなく近い解散」と名づけた方がいいかもしれない。
【More・・・】
参考記事:自民「がけっぷち」、民主「政権交代」=勢い反映、解散ネーミング
(時事通信 2009/07/18-05:17)
衆院が21日にいよいよ解散される。これを受け、与野党は事実上の選挙戦に入り、投開票日の8月30日まで暑い夏の戦いが続く。過去の解散には「バカヤロー解散」「黒い霧解散」など、象徴的な名称が付けられてきた。今回、与野党議員が思い浮かべた解散の名称は?
「がけっぷち解散」。自民党の山崎拓前副総裁はこう名付け、危機感をあらわにした。麻生内閣の支持率は、政権維持の危険水域である10%台にまでにダウン。同党には、不人気の麻生太郎首相の下で選挙戦に突入することに悲観的なムードが漂う。総裁選前倒しを模索した山本拓衆院議員は「自滅解散」とあきらめ顔で命名した。
首相を支持する党幹部の一人も「これは追い込まれ解散じゃないぞ」と周囲にくぎを刺すのが精いっぱいだ。ある公明党幹部は「土砂降り解散」と指摘する。「小雨の間、いつまでも雨宿りし続け、最後は土砂降りの中、飛び出さざるを得なくなった最悪のタイミングだ」。
一方、東京都議選など一連の地方選勝利で勢いに乗る民主党は「政権交代解散」(鳩山由紀夫代表)と意気軒高だ。渡部恒三最高顧問は自民党内の混乱を念頭に「破れかぶれ解散」と名付けた。社民党の福島瑞穂党首も「これしか選択肢がなくなってしまった解散」と皮肉った。
首相は昨年秋、就任直後の解散を見送った後、何度も解散の判断を先送りしてきた。結局、投開票日は任期満了(9月10日)近くとなり、都議選惨敗のショックがさめやらない東京選出の与謝野馨財務相はこうつぶやいた。「解散という名に値するか判断が付きかねる」。
「麻生降ろし」議員は応援せず…自民都議団
(読売新聞 7月18日07時12分 )
麻生降ろしに加担する国会議員は、衆院選で応援しません――。東京都議選で大敗した自民党都議団は17日、「挙党一致で行動しなければ、衆院選で支援しない」とする内容の決議文をまとめ、党本部に提出した。
都議団は、麻生降ろしの動きが都議選敗退の一因とみており、「党内の混乱が続けば衆院選も大敗する」(都議)として、異例の決議文提出に踏み切った。
決議文では、麻生首相に批判的な言動をする国会議員を「責任政党の一翼を担っている自覚も責任も全く感じられない」と指弾し、「挙党一致の行動がなされない時は衆院選は重大な決意をもって臨む」とした。
背景には「麻生内閣の低支持率の下、組織力で都議選を戦うつもりだったが、党内の混乱が従来の『自民ファン』をも離れさせ、組織選挙も崩壊した」(都議)という思いがある。
この日は、都議選敗北を総括する都連の会議が開かれ、都選出国会議員らも多数出席。都議らから「敗北は国会議員がガタガタして党が一つにならなかったから」「自分の名が売れればいいと、テレビの前で勝手なことをしゃべる国会議員がいる。冗談じゃない」といった不満が噴出。
矛先を向けられた形の国会議員が「麻生首相が議員の意見を聞いてどんな日本にするか語る場を作るため、(両院議員総会開催に賛成の)署名をしただけ」などと釈明に追われる一幕もあった。
首相、土壇場で逃げ切り=深まる亀裂、「分裂選挙」も-自民
(時事通信 2009/07/17-22:11)
自らの手で衆院解散に踏み切りたい麻生太郎首相と、その阻止に動いた自民党の中川秀直元幹事長らの攻防戦は、執行部が中川氏が求めていた両院議員総会の見送りを宣言し、反麻生勢力敗北の形で終息した。しかし、反麻生勢力の間では、独自の公約を掲げて衆院選に臨む動きがあり、自民党は「分裂選挙」となる可能性もある。
「粛々と両院議員総会を開くべきだ。弁論をもって結束することが王道だ」。17日午前、中川氏は細田博之幹事長と党本部で会い、両院総会の開催を執拗(しつよう)に迫った。
◇中川氏、細田氏と応酬
この問題をめぐって中川氏が細田氏と会談するのは、16日に続いて2回目。だが、細田氏は中川氏らが集めた両院総会開催に向けた署名簿について「(党所属議員の3分の1に当たる)128人に満たない」と却下。会談は1時間にも及び、延々と言い合いが続いた。
この後、細田氏は党本部で記者会見し、両院総会に代えて、議決権のない両院議員懇談会を21日に開くことを発表。両院総会での総裁選前倒しの議決も視野に入れていた中川氏らのもくろみを葬り去った。
細田氏ら執行部は15日夜から16日夜にかけて、中川氏らの署名に応じた議員の切り崩しに全力を上げた。中川氏とともに署名活動の中心となった加藤紘一元幹事長は「党公認を外すとか、若手議員への圧力があった」と悔しさをにじませた。
両院総会の開催要求を握り潰された形の反麻生勢力は猛反発。世耕弘成参院議員は記者会見し、「われわれのピュアな思いが踏みにじられた」と怒りをぶちまけた。
中川氏らは、「離党-新党結成」には慎重な考えを示しているが、衆院選では独自のマニフェスト(政権公約)を打ち出す構えだ。麻生政権と距離を置く中堅・若手議員の9グループからなる「マニフェスト連合会議」は、国家公務員の天下り全面禁止や地方分権推進を柱とするマニフェスト案をまとめている。
◇悲壮感漂う首相
首相のかつての盟友、鳩山邦夫前総務相は「選択肢をいっぱい持っておきたい」と新党結成を否定せず、16日には自民党を離党した渡辺喜美元行革相、平沼赳夫元経済産業相と会談した。政権を懸けた民主党との決戦を前に、「麻生自民党」は、事実上の分裂選挙も覚悟せざるを得ない事態に追い込まれつつある。
今回の攻防では、首相と与謝野馨財務・金融相の「溝」も露呈した。都議選惨敗に危機感を募らせた与謝野氏は15日に首相と会談した際、自発的辞任を暗に促した。与謝野氏周辺は「あの時は辞任覚悟だった」と振り返る。
与謝野氏は17日には、解散決定の閣議書への署名に応じる考えを示唆し、両院懇談会開催についても「喜ばしい」と評価して見せた。だが、「麻生内閣の要」とも言える与謝野氏が一時的にせよ、首相の前に立ちはだかり中川氏と連携したことは、首相の孤立ぶりを一段と浮き彫りにした。
「総選挙は一致団結して戦う。歯を食いしばって頑張る」。17日夜、記者団にこう語った首相は、悲壮感すら漂わせていた。
<自民党>「麻生降ろし」鎮圧…執行部対応に不信感
(毎日新聞 - 07月17日 22:04)
自民党執行部が17日、両院議員総会ではなく、議決権のない両院議員懇談会を開くことで押し切ったのは、署名数が開催に必要な128人に満たないと判断したからだ。議員懇が非公開で行われることも決まり、両院総会の開催を求める署名活動の中心となった中川秀直元幹事長らの動きは失速した。しかし、細田博之幹事長ら執行部による「反麻生」鎮圧は、衆院選を目前に党内にぬぐいがたいしこりを残す結果となった。【近藤大介】
細田幹事長は17日、党本部で中川氏らと会談した際、「署名名簿の中身についていろいろと意見がある」と語り、署名の一部に疑義があるとの認識を示した。若林正俊両院議員総会長も同日の記者会見で「改めて本人の意思を確認し、承知していないのに、署名されているなどのケースがあった」と説明した。
中川氏らは16日に130人以上の署名名簿を携え、両院総会開催を要求。これに対し、執行部側は個々の署名者に対する意思確認を急いだ。署名した当選1回の衆院議員は同日、党職員からの電話で「次期衆院選の党公認が分からなくなる。選挙区での公明党の支援もどうなるか」と告げられ、署名取り下げを打診されたという。
両院総会が開かれれば、中川氏らが総裁選前倒しの議決もやりかねない。党執行部には徹底した切り崩し工作しか道はなかった。ただこうした動きは、皮肉にも両院総会を乗り切るだけの求心力を失った麻生太郎首相の窮状を浮き彫りにした。
21日午後1時からは衆院解散のための本会議が予定され、同日午前11時半に始まる両院議員懇談会に使える時間は1時間余りしかない。マスコミに非公開という党方針も失望感を生んだ。
執行部のメンバーからも「なぜ麻生首相がそんなに逃げるのか、理解に苦しむ」(谷川秀善参院幹事長)との疑問が聞かれる。両院総会を求めた加藤紘一元幹事長は17日、党本部で「麻生さんは党所属議員を恐れてはいけない。それでは選挙にならない」と、記者団に強調した。
閣議時間、1時間繰り上げ=解散署名拒否を警戒-首相
(時事通信社 - 07月18日 01:02)
衆院解散を決定する21日の閣議が、午前9時に開かれる予定が前倒しされ、同8時からの開催に変更されたことが17日、分かった。解散決定の閣議書への署名を拒否する閣僚が出て、解散詔書を読み上げる午後1時からの衆院本会議が予定通り開会できなくなる事態を首相官邸サイドが警戒。署名を拒む閣僚の罷免手続きなどに掛かる時間を確保する狙いからだ。
政府筋が17日夜、明らかにした。それによると、閣僚が署名を拒否した場合は、麻生太郎首相が直ちに罷免。首相による閣僚兼任や、閣議書の再作成などの手続きを経て、解散を閣議決定するとしている。
解散をめぐっては、与謝野馨財務・金融相が東京都議選敗北の総括が必要だとする立場から、閣議書に署名するかどうか明言していない。政府高官は17日、「大所高所から判断していただける」と全閣僚の署名に自信を示しているが、ハプニングに備え万全を期したようだ。
<麻生首相>21日午後に衆院解散 自民両院総会は開かず
(毎日新聞 - 07月17日 02:34)
麻生太郎首相は16日、21日午後に衆院を解散する意向を固めた。同日午前、自民党所属国会議員による議員懇談会を開き、東京都議選など地方選での敗北を総括した上で、衆院選に臨む自らの方針を表明する。自民党の中川秀直元幹事長らは、解散前の両院議員総会の開催を求めてきたが、麻生首相は予定通り、「8月30日投開票」の日程で衆院選を断行する。
政府高官は16日夜、両院議員総会の代わりに非公式な議員懇談会を21日に開くことを明らかにした上で「麻生首相が党所属議員に対し、都議選などの敗北を総括し、衆院選に向けて党内が一致協力し、全力を挙げるよう呼び掛ける」との見通しを明らかにした。
自民党執行部も、両院総会を開催して中川氏ら「反麻生」勢から首相批判が相次ぐと、党のイメージダウンにつながると判断。総裁選前倒しの動議など不測の事態を招きかねない総会開催は見送る方針を固めた。中川氏らは16日、両院総会開催を求め、党所属国会議員133人分の名簿を提出。同日午後には一部を差し替え、計135人に達したと発表した。だが党執行部は各議員の意思を確認しており、若林正俊両院議員総会長は「(総会開催に必要な128人を)割るかもしれない」と述べた。
中川氏らはなおも両院総会開催を求めているが、名簿に名前を連ねた津島派の佐田玄一郎元行政改革担当相や三原朝彦衆院議員は、署名を取り下げる意向を示している。
自民党の菅義偉選対副委員長は16日、都内で記者団に対し、東京都議選の自民大敗を踏まえ「都議は『もういいかげんに、党内で一致結束してくれ』と言っている。選挙を預かるものとして、配慮しなければだめだ」と指摘した。
自民党町村派の町村信孝前官房長官は16日夜、都内の会合であいさつし、中川氏らの動きについて「麻生首相を支えながら、一致結束して厳しい選挙を勝ち抜くことが必要な時に、ばらけたことを国民に見せようという動きは残念至極だ」と批判した。
両院議員総会開催を求める署名の名簿掲載者
(読売新聞 - 07月17日 01:51)
「両院議員総会開催を求める署名」名簿掲載者(派閥名の後の人数は16日午前9時時点の署名者の数。〈 〉は当選回数。◆は変更のあった議員と理由)
【町村派 28人】▽呼びかけ人 中川秀直〈9〉、伊藤公介〈9〉、衛藤征士郎〈8〉、杉浦正健〈6〉、谷畑孝〈4〉、奥野信亮〈2〉、◆谷川弥一〈2〉=署名していないとして除外、西村明宏〈2〉(以上、衆)
▽賛同者 尾身幸次〈8〉、◆宮路和明〈6〉=名簿公表後に加わる、小野晋也〈5〉、小池百合子〈5〉、下村博文〈4〉、高市早苗〈4〉、山本拓〈4〉、谷本龍哉〈3〉、◆馳浩〈3〉=名簿公表後に加わる、中山泰秀〈2〉、並木正芳〈2〉、早川忠孝〈2〉、越智隆雄〈1〉、亀岡偉民〈1〉、木挽司〈1〉、高鳥修一〈1〉、松本文明〈1〉、◆中根一幸〈1〉=名簿公表後に加わる(以上、衆院)世耕弘成〈3〉、礒崎陽輔〈1〉、◆岸信夫〈1〉=「麻生降ろし」の面が強くなるのは意図と違うとして撤回、古川俊治〈1〉、義家弘介〈1〉、◆北川イッセイ〈1〉=名簿公表後に加わる(以上、参)
【津島派 35人】▽呼びかけ人 船田元〈9〉(衆)
▽賛同者 鳩山邦夫〈10〉、額賀福志郎〈8〉、石破茂〈7〉、斉藤斗志二〈7〉、仲村正治〈7〉、小坂憲次〈6〉、◆佐田玄一郎〈6〉=撤回の意向、伊藤達也〈5〉、鴨下一郎〈5〉、◆三原朝彦〈5〉=撤回の意向、茂木敏充〈5〉、大村秀章〈4〉、木村隆秀〈4〉、桜田義孝〈4〉、田村憲久〈4〉、林田彪〈4〉、渡辺博道〈4〉、新藤義孝〈3〉、河井克行〈3〉、倉田雅年〈3〉、吉川貴盛〈3〉、加藤勝信〈2〉、戸井田徹〈2〉、大塚高司〈1〉、木原稔〈1〉、渡嘉敷奈緒美〈1〉、原田憲治〈1〉、平口洋〈1〉、福岡資麿〈1〉、馬渡龍治〈1〉(以上、衆)岩永浩美〈3〉、田村耕太郎〈2〉、島尻安伊子〈1〉、野村哲郎〈1〉(以上、参)
【古賀派 21人】▽呼びかけ人 川崎二郎〈8〉、中谷元〈6〉、塩崎恭久〈4〉(以上、衆)
▽賛同者 逢沢一郎〈7〉、二田孝治〈7〉、遠藤利明〈4〉、小野寺五典〈3〉、近藤基彦〈3〉、平井卓也〈3〉、福井照〈3〉、葉梨康弘〈2〉、原田令嗣〈2〉、三ツ矢憲生〈2〉、小里泰弘〈1〉、木原誠二〈1〉、清水鴻一郎〈1〉、土井真樹〈1〉、徳田毅〈1〉、萩原誠司〈1〉、藤井勇治〈1〉、盛山正仁〈1〉(以上、衆)
【山崎派 18人】▽呼びかけ人 武部勤〈7〉、稲葉大和〈5〉、田中和徳〈4〉(以上、衆)
▽賛同者 保岡興治〈11〉、小杉隆〈8〉、遠藤武彦〈6〉、渡海紀三朗〈6〉、江崎洋一郎〈3〉、木村勉〈3〉、大前繁雄〈2〉、山際大志郎〈2〉、上野賢一郎〈1〉、篠田陽介〈1〉、平将明〈1〉、冨岡勉〈1〉、広津素子〈1〉、福田峰之〈1〉(以上、衆)山内俊夫〈2〉(参)
【伊吹派 4人】
▽賛同者 ◆谷津義男〈7〉=署名していないとして除外、萩山教厳〈6〉、西川公也〈4〉、松浪健太〈2〉(以上、衆)
【麻生派 1人】▽賛同者 河野太郎〈4〉(衆)
【二階派 1人】▽賛同者 清水清一朗〈1〉(衆)
【高村派 2人】▽呼びかけ人 村上誠一郎〈7〉(衆) ▽賛同者 森山真弓〈4〉(衆)
【無派閥 23人】▽呼びかけ人 加藤紘一〈12〉(衆)
▽賛同者 与謝野馨〈9〉、棚橋泰文〈4〉、◆水野賢一〈4〉=名簿公表後に加わる、後藤茂之〈3〉、後藤田正純〈3〉、秋葉賢也〈2〉、菅原一秀〈2〉、赤沢亮正〈1〉、飯島夕雁〈1〉、石原宏高〈1〉、近江屋信広〈1〉、小野次郎〈1〉、片山さつき〈1〉、佐藤ゆかり〈1〉、田中良生〈1〉、中川泰宏〈1〉、藤田幹雄〈1〉、牧原秀樹〈1〉、安井潤一郎〈1〉、山内康一〈1〉(以上、衆)川口順子〈2〉、丸山和也〈1〉、山田俊男〈1〉(以上、参)
<自民両院総会>開催求め署名した議員133人の一覧
(毎日新聞 - 07月16日 12:03)
◇呼びかけ人
加藤紘一(12)▽伊藤公介(9)▽中川秀直(9)▽船田元(9)▽衛藤征士郎(8)▽川崎二郎(8)▽武部勤(7)▽村上誠一郎(7)▽杉浦正健(6)▽中谷元(6)▽稲葉大和(5)▽塩崎恭久(4)▽田中和徳(4)▽谷畑孝(4)▽奥野信亮(2)▽谷川弥一(2)▽西村明宏(2)(いずれも衆院。数字は当選回数)
◇賛同者
<衆院議員>
保岡興治(11)▽鳩山邦夫(10)▽与謝野馨(9)▽尾身幸次(8)▽小杉隆(8)▽額賀福志郎(8)▽逢沢一郎(7)▽石破茂(7)▽斉藤斗志二(7)▽仲村正治(7)▽二田孝治(7)▽宮路和明(6)▽遠藤武彦(6)▽小坂憲次(6)▽佐田玄一郎(6)▽渡海紀三朗(6)▽萩山教嚴(6)▽伊藤達也(5)▽小野晋也(5)▽鴨下一郎(5)▽小池百合子(5)▽三原朝彦(5)▽茂木敏充(5)▽遠藤利明(4)▽大村秀章(4)▽木村隆秀(4)▽河野太郎(4)▽桜田義孝(4)▽下村博文(4)▽高市早苗(4)▽棚橋泰文(4)▽田村憲久(4)▽西川公也(4)▽林田彪(4)▽森山真弓(4)▽山本拓(4)▽渡辺博道(4)▽江崎洋一郎(3)▽小野寺五典(3)▽河井克行(3)▽木村勉(3)▽倉田雅年(3)▽後藤茂之(3)▽後藤田正純(3)▽近藤基彦(3)▽新藤義孝(3)▽谷本龍哉(3)▽平井卓也(3)▽福井照(3)▽吉川貴盛(3)▽秋葉賢也(2)▽大前繁雄(2)▽加藤勝信(2)▽菅原一秀(2)▽戸井田徹(2)▽中山泰秀(2)▽並木正芳(2)▽葉梨康弘(2)▽早川忠孝(2)▽原田令嗣(2)▽松浪健太(2)▽三ツ矢憲生(2)▽山際大志郎(2)▽赤沢亮正(1)▽飯島夕雁(1)▽石原宏高(1)▽上野賢一郎(1)▽近江屋信広(1)▽大塚高司(1)▽小里泰弘(1)▽越智隆雄(1)▽小野次郎(1)▽片山さつき(1)▽亀岡偉民(1)▽木原誠二(1)▽木原稔(1)▽木挽司(1)▽佐藤ゆかり(1)▽篠田陽介(1)▽清水鴻一郎(1)▽清水清一朗(1)▽平将明(1)▽高鳥修一(1)▽田中良生(1)▽土井真樹(1)▽渡嘉敷奈緒美(1)▽徳田毅(1)▽冨岡勉(1)▽中川泰宏(1)▽萩原誠司(1)▽原田憲治(1)▽平口洋(1)▽広津素子(1)▽福岡資麿(1)▽福田峰之(1)▽藤井勇治(1)▽藤田幹雄(1)▽牧原秀樹(1)▽松本文明(1)▽馬渡龍治(1)▽盛山正仁(1)▽安井潤一郎(1)▽山内康一(1)
<参院議員>
岩永浩美(3)▽世耕弘成(3)▽川口順子(2)▽田村耕太郎(2)▽山内俊夫(2)▽礒崎陽輔(1)▽北川イッセイ(1)▽島尻安伊子(1)▽野村哲郎(1)▽古川俊治(1)▽丸山和也(1)▽山田俊男(1)▽義家弘介(1)
小泉氏「堂々と首相は出ればいい」=両院総会開催を、小池氏が紹介
(時事通信社 - 07月16日 23:02)
「堂々と両院議員総会を開いて、堂々と麻生太郎首相は出ればいいんだよ」。自民党の小池百合子元防衛相は16日、自身のブログで小泉純一郎元首相がこう発言していたと紹介した。
それによると、小泉、小池両氏は同日、約30分間会談。小泉氏は「(首相にとって)チャンスじゃないか。自分の決意を語る。議員にも、国民にも。堂々だよ、堂々」と語っていたという。小池氏は「総会で小泉さんがほえたら、さぞかし流れが変わるだろう」と期待を示している。
自民の両院総会署名簿「した、してない」で混乱も
(読売新聞 - 07月16日 12:31)
首相周辺や執行部は依然、両院議員総会の開催に消極的で、両院議員総会に代わる「総括の場」を開くことを検討している。
党大会に代わる議決機関である両院議員総会の場で、麻生首相に即時退陣を求める声や、総裁選前倒しを主張する声が出れば、展開によっては麻生首相の退陣につながりかねないとの懸念があるからだ。
署名した議員の中には、総会で総裁公選規程を改正し、総裁選前倒しを実現して麻生首相の交代を狙う議員もいる。一方で、首相が地方選の総括と反省、次期衆院選に向けた決意を述べればよしとする議員もいて、「目的や意図はバラバラ」との見方が出ている。
実際、中川氏らが名簿を提出した後になって、「自分は『麻生降ろし』には賛同しない」「自分は直接、署名していない」などとして、署名名簿から外すよう求める議員も複数出た。逆に、新たに名簿に加わった議員もいる。各派閥は、署名名簿に掲載された所属議員に、署名の真偽や目的をただすなど、確認に追われた。
党幹部の一人は16日、「21日にも衆院を解散し、8月30日衆院選という日程は予定通りだ」と語ったうえで、両院議員総会や、それに代わる「総括の場」も開く必要はないとの考えを示した。

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いつか小泉に支持されて、「ちょ~うれしい」と応えた小池。
常人の感覚からほど遠いこの人物、チルドレン引き連れて「新党案山子」でも立ち上げた方がいいのではないか。
残りは「保守点検党」と改名して出直せばいい。
21日に解散に署名しないと罷免されるし
だいたい内閣を信任したのに
麻生総理に従わない
そんな連中は 内部抗争で別にどうなっても構いませんけど (笑)
週刊誌によると 田中真紀子氏が自民の若い議員が僕はもう自民党内の恐怖政治に耐えられません と真紀子氏に 言ってきたとか
自民党議員、秘書も総選挙大敗後を見越してもう就活をはじめてるそう
ところでミニイ様
良いこと続きで おめでとうございます
ミニイ様には日本や
世界からいや宇宙からの感謝の応援パワーがたくさんあると思います
これからもますますご活躍してくださいませ
ミニイ様のブログ素晴らしいです。更新本当にありがとうございます
宇宙ネコは感謝感謝致しております
麻生総理自身だけが悪くて期待していないのではなく、これはもう誰がやっても同じで、自民党そのもののシステムにもう期待できないと言う事だと思います。
総理のイスも看板なだけで実質もっと権限のある人がいるかのように、やりたいと言ってた事が2転3転ブレる。麻生総理のリーダーシップの問題もあるかもしれませんが、所詮今の総理大臣って雇われ店長みたいなものなのでは。
金と利権で繋がってた人たちだから、沈み行く時も本当に見苦しい。
さっさと解散して、正々堂々戦って、素直に下野して、カルト宗教とは一切手を切ってください。
これは、誰でも、そう思うと思いますよね。植草さんも言っておられましたが、「麻生おろし」の急先鋒は、『郵政米国化』に関わっているものばかりだと思います。ちなみに、以前、麻生総理を選ぶための総裁選ごっこの時期に、こんな映像がありました。
http://www.youtube.com/watch?v=jy-BHH1r2R8&NR=1
ここで、竹中平蔵 元経済財政政策担当大臣のコメントで、
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麻生太郎:麻生さんが総理になったら、改革は後退すると思う。
麻生さんは官僚に非常に近い方だという印象。
小池百合子:小池さんはそういうしがらみを比較的持っていない政治家。
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なんて書いてあるフリップがありました。ここでも、分かる通り、竹中さんは、小池さんを推しています。多分、小泉・竹中さんの忠実な部下といった感じなのでしょう。
また、麻生さんに対しては、「改革は後退する」と言っています。これについては、もしかしたら、漠然とした危機感があったのかも知れませんね。結果、麻生さんの当時の腹心であった鳩山邦夫さんによって、「郵政民営化」=『郵政米国化』である事の一端がばらされてしまい。今に至るのですから、皮肉なものだと思います。
http://www.47news.jp/CN/200907/CN2009071401001032.html
宮城県仙台市の皆さん選挙に行って政権交代を叶えましょう。
皆さんの1票で弱者と庶民の未来を変えましょう。
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それにしても、ここまで政権交代が確実だと言われている情勢でも、マスコミは民主党のネガティブキャンペーンを続けています。記者クラブ解散を死んでも受け入れられないという意思表示なのでしょうか?