2009.07.13 (Mon)
麻生太郎が14日にも衆院解散の意向


開票結果に顔をしかめる石原伸晃と満面の笑みでインタビューに答える菅代表代行
写真: 初の第1党、民主候補者名に次々赤いバラ (読売 7月13日)より
植草さんも「都議選民主党圧勝と総選挙を勝ち抜く三大戦術」というエントリーで言及されていたが、都議選はネットでみなさまが呼びかけてくださったおかげで、投票率が前回よりも高まり、国民の声を反映する結果となったと思う。
12日の東京都議選の敗北を受け、ついに麻生が14日に解散することを決心したようだ。自民党御用新聞の産経が伝えるところによると、麻生太郎は、8月上旬の衆院選に向け、早ければ14日にも衆院を解散する意向を固めたそうだ。ただ、解散に反対する閣僚が続出したり、公明党が連立離脱に動き、首相が退陣に追い込まれる可能性もあるともしている。
一方、民主党は13日、衆院に内閣不信任決議案や首相問責案の提出を予定しており、早ければ14日の解散が濃厚となるが、天皇陛下がカナダなどをご訪問中のため、天皇陛下が帰国される17日以降にずれ込む可能性もある。自民党内からは、猛反対の嵐が渦巻くであろうが、太郎ちゃんにはそれにもめげずになんとしても14日に衆院の解散を実現して欲しい。
麻生としても、自民党最後の首相として、歴史の教科書に名を残せれば本望なのであろう(笑)。
もちろん、総裁の首を挿げ替えるだけでは国民の多くは納得しないし、自民党の崩壊はそんな簡単なことで止められない状況にきている。自民党は麻生に従って14日に解散し、清く下野してしばらく頭を冷やすがよい。国民が求めているのは、官僚が利権を求めるハコモノ政治ではなく、国民の生活を第一に考える国民主権政治だ。
植草さんが、前述のエントリーで次期総選挙に向けて政権交代を確実にするための戦術を示してくださったので、紹介させていただきたい。
今回の都議選で明らかになったことは、多くの有権者が「政権交代」を希求しているという、極めて重要な現実であった。
次期総選挙に向けて重要な戦術が三つある。
①「投票率」を可能な限り高めること
②「政権交代推進勢力」に投票を集中させること
③「偽装CHANGE新党」が創設されても、「偽装CHANGE新党」には決して投票しないこと
この三つを、三大選挙戦術として、政権交代を希求する全国民に徹底的に周知徹底することが必要だ。政権交代実現は、手に届くところにまで近付いてきた。しかし、最後の最後まで気を抜くことは許されない。主権者である国民が手を携えて総力を結集しなければならない。
都議選でも争点をいち早くまとめて下さったり、植草さんにはいつも貴重な政権交代に向けてのアドバイスをいただいている。FC2とココログは相性が悪いようで、植草さんに何度TBを送っても反映されないけれども、今日もそれにもめげずにTBを送ってみたい。
【More・・・】
首相、14日にも解散の意向 8月上旬衆院選を想定(産経 7月13日)麻生太郎首相は12日、8月上旬の衆院選に向け、早ければ14日にも衆院を解散する意向を固めた。東京都議選の敗北を受け、自民党内で「麻生降ろし」が加速するのは確実だが、首相に応じる気はなく、自らの経済・外交政策で国民の「信」を問う考えを示している。ただ、解散に反対する閣僚が続出したり、公明党が連立離脱に動き、首相が退陣に追い込まれる可能性もある。
河村建夫官房長官は12日夜、自民各派領袖らに電話をし、首相が早期解散の意向を固めたことを告げ、それぞれの意見を聞いた。首相は7月28日公示、8月9日投開票を想定しているが、8月9日は「長崎原爆の日」であるため、7月27日公示、8月8日投開票への前倒しも検討している。
民主党は13日、衆院に内閣不信任決議案提出を予定しており、早ければ14日の解散が濃厚となる。ただ、天皇陛下がカナダなどをご訪問中のため、皇太子殿下が国事行為を臨時代行することになるため、天皇陛下が帰国される17日以降にずれ込む可能性もある。
首相は、イタリアでの主要国首脳会議(ラクイラサミット)中に早期解散の意向を固めた。帰国直後の11日夜、信頼する若手議員に「自分が批判されるのはいいが、自民党が姑(こ)息(そく)な政党だと思われるのは残念でならん。自分の代だけではなく自民党全体を背負って戦うつもりだ」と打ち明け、総裁選前倒しの動きを「姑息」と批判した。
「選挙の顔」を度々すげ替えては自民党は国民に見捨てられる。昨年9月に「選挙の顔」として党総裁に選ばれたからには務めは果たさねばならない。首相はそう判断したようだ。
一方、自民党で13日以降、両院議員総会を求める声が強まるのは確実だ。党則35条では所属議員の3分の1(128人)の署名が集まれば7日以内に総会を開かねばならず、ここで総裁選前倒しが決まる可能性が大きい。
これに対し、首相は解散の先送りや総裁選前倒しは「自民離れ」を加速すると判断。新総裁の元で衆院選を行って敗北すれば、責任の所在があいまいとなり、党崩壊の危機にひんすると考えており、13日から各派領袖を説得する考えだ。
だが、早期解散には公明党が強く反発する可能性が大きい。公明党の支持母体である創価学会幹部は「解散を強行すれば閣僚の引き上げもあり得る」と連立離脱をほのめかしており、そうなれば自公選挙協力も困難となる。
また、閣議で閣僚がに強く抵抗する可能性もある。首相が全閣僚を兼務して解散することは理論上可能だが、激しい批判は免れない。
ただ、都議会では今後、公明党が自民党と距離を置き始めるのは確実だ。次期衆院選で下野すれば国政での自公連立も崩れるため、自民党には「解散と同時に連立解消し、覚悟を示した方が有利だ」(閣僚経験者)との声もある。
汚い手を使って民主党を貶めたり、ここまで国民の生活をめちゃくちゃにした自民党はとっとと下野しろ!と思ったら、今日もランキングの応援宜しくお願いします。

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自民党がたった10議席しか減らさなかった事に腹が立ちますし、
オカルト公明党が議席が減らなかった事も許せません。
宮城県仙台市長選挙もありますから皆さんがんばりましょう。
蓋を開けてみれば、そうか党は増えていましたね。やっぱり、支持基盤のある政党は強いですね。美爾依さんの仰る通り、『付き添い』投票などの事前運動が効いてしまったのでしょうか。あと、思ったより、投票率が伸びなかったのも、原因だとは思われます。
運動員が元の選挙区に戻らない前に、衆議院選挙を行いたいものです。何とか、今日明日中に解散が決まらないかな。
やっぱり、麻生さんは応援に行かないほうがよかったののでは。
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そんなことは当たり前だが、今は世論調査がかなり進んでるから、やる前から大勢は判明しているだろ?後は、阿呆化が進行した自民党内部でやってくれ。解散時期だけは当初の予想通り(云々すること自体あほらしかった、マスコミどないなってんの?)
淡々と発表してたけど、「わからん」ことはないやろ?
そもそも、人相悪すぎるやろ。「軽薄さ」「空っぽさ」が顔に出すぎてる。中身以前の問題(中身も同じだけど)。これだけでも政治家失格じゃない。しかも海外でふりまく「「ガハハ」ジャパニーズビジネスマン笑い」。とても海外留学経験(本人曰く「遊び」)のある国際人とは思えない。