2009.07.12 (Sun)
都議選開票途中経過:民主党が第一党確実
とらちゃんは、都議選の情報も集めてくれている。
『晴天とら日和』 奈良市長に民主推薦33歳仲川氏が当選確実 + 東京都議会議員選挙(2009年07月12日投開票)
一方、都議選の方も、創価による必死の工作や石原による応援にもかかわらず、民主党が第一党になることが確定した。まあ、あれだけ評判の悪い石原が演説して回ったら、かえって逆効果ってことがわからないKY自民党には恐れ入ったが、比較的保守地盤が強い東京でこの結果ということは、これまでマグマのようにたまっていた国民の怒りが今回の選挙に反映された結果と言えよう。
NHK 都議選 開票速報

この票右端の「最新当選当確」だけをみてもほとんどが民主党じゃないの↑。
これは、予想通り民主党の圧勝だね。
都議選 民主党が第一党確実
07月12日 21時02分
12日に投票が行われた東京都議会議員選挙は、NHKの出口調査や情勢分析の結果、民主党が自民党の議席を上回って、都議会で初めて第1党となることが確実になりました。一方、自民党は、勝敗ラインとしている自民・公明の両党で過半数の64議席に届くかどうか微妙な情勢です。
NHKは、有権者の投票行動や政治意識を探るために投票日の12日、東京都内434か所の投票所で投票を終えた有権者、4万5000人余りを対象に出口調査を行い、73%に当たるおよそ3万3000人から回答を得ました。出口調査や情勢分析の結果、各党が獲得する議席は、▽自民党が28から47で、選挙前の議席を下回る見通しです。▽民主党は50から57で、選挙前の議席を16以上増やし、自民党を上回って都議会で初めて第1党となることが確実です。自民党が第1党の座を失うのは昭和40年、議長選出をめぐる汚職事件で議会が解散した時に、当時の社会党に敗れて以来、44年ぶりです。▽公明党は、18から23を獲得する見通しです。これによって自民・公明の両党が獲得する議席は、46から69となる見通しで、自民党が勝敗ラインとしている過半数の64に届くかどうか微妙な情勢です。このほか、▽共産党は、5から17を獲得する見通しです。▽東京・生活者ネットワークは0から5、▽社民党は0から1、▽諸派は0から1をそれぞれ獲得する可能性があります。さらに無所属の候補者は1から5を獲得する見通しです。
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苦戦伝わり沈む自民=「麻生降ろし」拍車は必至-都議選 (時事 7月12日)自民党内は12日、報道各社の出口調査などによって東京都議選の苦戦が伝わると、重苦しい空気に包まれた。与党敗北となれば、民主党の鳩山由紀夫代表が就任以来、大型地方選は4連敗となる。次期衆院選に危機感を募らせる党内では、「麻生降ろし」の動きに拍車がかかるのは必至とみられる。
「投票率は前回を上回る勢いだ。与党で過半数割れは確実だ」。東京都選出の閣僚経験者は12日夕、開票前に早くも敗北を宣言した。公明党幹部も取材に対し、「情勢はかなり厳しい」と語り、肩を落とした。
与党は、自民、公明両党合わせて過半数(64議席)維持を勝敗ラインに掲げてきた。自民党内では「麻生首相の下では衆院選では戦えない」との声が強まっており、過半数を割り込めば、麻生太郎首相の進退問題に発展する可能性もある。
麻生政権と距離を置く中堅・若手議員らは12日夜、都内のホテルで今後の対応を協議する。15日の両院議員総会の開催を求め、首相退陣を迫る方針で、政局の緊迫化は避けられない情勢だ。
首相は、「麻生降ろし」の動きが広がる前に先手を打って、週明けの衆院解散を模索している。しかし、与党内では「早期解散は自殺行為」と衆院選先送りを求める声が大勢を占める。自民党の園田博之政調会長代理は12日午後、熊本県御船町で講演し、「麻生さんには落ち着いてもらいたい。国会に残っている課題を整理して、総選挙に臨んでほしい」と述べ、早期解散に慎重な考えを示した。
一方、民主党は13日にも麻生内閣不信任決議案を提出する構え。包囲網が一段と狭まる中、首相はまさに崖っぷちに立たされた。(2009/07/12-20:22)
都議選:選挙違反 激戦を反映し警告件数が増加…警視庁 (7月12日)
警視庁都議選違反取締本部は12日、午後6時現在の取り締まり状況を発表した。警告件数は、05年前回選挙の同時刻と比べ105件増の532件だった。
主な警告内容は▽文書掲示477件▽政治活動33件▽文書頒布16件--の各違反。警視庁は警告増について「各党が衆院選の前哨戦と位置づけ、激戦区も多かったためではないか」と分析している。
逮捕者は3人で、いずれも公選法違反(自由妨害)容疑。逮捕容疑は▽候補者のポスターを破った▽大声を出して演説を中断させた▽運動員を殴った--としている。
都議選:民主、各選挙区で票を伸ばし第1党の勢い(毎日 7月12日)
次期衆院選の前哨戦として注目された東京都議選(定数127、42選挙区)は12日投票が行われ、午後8時半から各開票所で順次開票作業が進められた。政権奪取に向け追い風に乗る民主党(現有34議席)が各選挙区で票を伸ばし、第1党の座をほぼ確実にした。麻生政権の支持率低迷で逆風にさらされた自民党(同48議席)は苦戦し、公明党(同22議席)と合わせた勝敗ラインの過半数確保は微妙な情勢だ。麻生太郎首相は都議選後の衆院解散・総選挙を模索しているが、首都での自民敗北により、党内で「麻生降ろし」の動きが激化するのは必至で、衆院選は8月下旬以降にずれ込む公算が大きくなった。
民主は今回の選挙を「政権選択につながる戦い」と位置付け、次期衆院選との連動を強調する戦略を取った。新銀行東京の経営問題など都政上の課題でも、人気に陰りの見える石原慎太郎知事とそれを支える自民・公明両党を批判。国政、都政の双方で対決姿勢を鮮明にした。共倒れの危険をはらみながらも、定数の過半数にあたる64人を公認・推薦する積極姿勢で選挙戦に臨んだ。
58人を公認した自民は、逆風を念頭に「国政と都政は別」と主張し、都議会での実績を強調する守りの選挙を強いられた。一方で、麻生首相自らがほとんどの候補者の事務所を訪れて激励するなど、組織を挙げた総力戦の構えで臨んだ。しかし、鳩山邦夫総務相の辞任や党役員人事を巡る迷走がマイナス要因となったほか、投票率の上昇も組織に頼る同党には不利に働いた。
前回と同じ23人を擁立し、全員の当選を目指す公明も徹底的な組織戦を展開した。支持母体の創価学会を中心に危機意識を高め、引き締めを図った。
「自公対民主」の構図に埋没することを恐れた共産党(同13議席)は、「都議会唯一の野党」をアピール。40人を擁立し、党勢の復活を目指した。支持層の重なる民主の拡大路線に影響を受けた東京・生活者ネットワーク(同4議席)は5人を立て、勢力維持に力を注いだ。社民党は議席の回復を目指し、2人の候補を立てた。【鮎川耕史】
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