2009.07.03 (Fri)
マイケル・ジャクソン最後の"This is it!"リハーサル動画
ジャクソン・ツアー・ビデオ - ファイナル・リハーサル
(TMZ Posted Jul 2nd 2009 3:00PM)

マイケルの人生が複雑だったせいもあって、死後一週間たった今でも、世界中のマイケル報道は衰えることがない。マイケルの葬儀は、紆余曲折して、結局、7月7日(火)の午前(日本時間7月8日)にLAの”Forest Lawn Mortuary”で行われることが決まった。その後、LAダウンタウンのステイプル・センターかノキア・シアターに移動して、公式のメモリアルが行われるという。
TMZでは、2002年7月7日付で作成され、マイケルの顧問弁護士、ジョン・ブランカ氏に託された5ページにわたるマイケルの遺言状に書かれた約500億円(負債を引くと、半分ほどになってしまうが)にのぼる遺産の分与率を明かしている。それによると、遺産の行方は、
キャサリン・ジャクソン(母・79歳) 40%
3人の子供たち 40%
子供基金への寄付(基金の名前は、特定されていない) 20%
となっており、マイケルの遺言状には、前妻のデビー・ロウはいうまでもなく、マイケルの父親、ジョー・ジャクソンやラトーヤ・ジャクソンなど兄弟たちの名前は出てこない。そのかわり、3人の子供の養育権と子供の財産管理については母、キャサリンさんを後見人に指名した上で、キャサリンさんの不測の事態に備え、「後見人の後継」として長い間、無二の親友であったダイアナ・ロス(65)を指名した。しかし、もともとマイケルの遺書はないと主張していたマイケルの家族は、この遺言状も無効であると主張している。
【More・・・】
<M・ジャクソンさん>「健康不安なかった」徳永さん語る(毎日新聞 - 07月02日 20:03)
【ロサンゼルス吉富裕倫】急死した歌手マイケル・ジャクソンさん(50)のロンドン公演で上映するため、6月初めに行われたビデオの撮影に日本人ヘアスタイリストの徳永優子さん(45)が参加していた。「午前4時まで、約10時間スタジオに詰めたこともあった。健康への不安は感じなかった」。徳永さんは、こうマイケルさんの様子を振り返った。
ビデオは代表曲「スリラー」のダンスを3D(立体)映像に収録したもので、コンサート会場で迫力ある視覚効果を狙って収録された。徳永さんはマイケルさん担当を含む5人のヘアスタイリストの一人として、6月1日から10日までバックダンサーのヘアデザインを手がけた。
「マイケルさんのエネルギーを取りたくない」と、製作会社からはマイケルさんとの写真撮影はもちろん、目を合わせたり会話をすることも禁じられた。
最終日の10日には、マイケルさんと約3メートルの距離で一緒に撮影した映像を確認した。ボディーガードに守られていたマイケルさんについて徳永さんは「やせて、ガラス細工のようにきゃしゃな感じがした」と話す。
「現場のセットで誰ともフランクに話せない。人間らしく生きられないので大変」と、マイケルさんにかかっていたプレッシャーの大きさを思いやる。急死には驚いたが「伝説を残して亡くなったのは、ミステリアスなマイケルさんらしい」と思えた。
徳永さんはロサンゼルス近郊でヘアスタジオを経営する一方、映画「ラスト・サムライ」や「パイレーツ・オブ・カリビアン」などの製作に参加し、テレビドラマ「プッシング・デイジー」では米テレビ界の権威エミー賞にノミネートされた。
下記の動画は、マイケルファンが作ったロンドン公演のイメージ。
videos used:
Smooth Criminal Live in Munich
The Way You Make Me Feel History Tour Seoul
Wanna Be Startin Somethin History Tour Munich
Off The Wall Medley History Tour Bucharest
Michael Jackson Live in Bucharest. Billy Jean
Michael Jackson Dangerous
Thriller (live in Bucharest)
They Don't Care About Us & In The Closet
Scream live (Cologne, Germany 1997)
Beat It Live 1992 Bucharest!(Romania)
Dirty Diana Live
Dangerous Tour Part 1 Michael Jackson Jam Live Bucharest (High Quality)
ダイアナ・ロスの声は昔から大好きだった。彼女が日本のファンに特別な思いがあることを語る。そして、日本でのコンサートの様子。"If We Hold On Together"はいつ聴いてもすばらしい曲。
その他の参考記事:
"Rolling Stone" Michael Jackson’s Will Filed, Names Diana Ross as Guardian
7/1/09, 2:15 pm EST
- 関連記事
-
- マイケル・ジャクソンの幽霊がネヴァーランドに出没?(YouTube動画あり) (2009/07/07)
- マイケル・ジャクソンの追悼式 (2009/07/07)
- マイケル・ジャクソン最後の"This is it!"リハーサル動画 (2009/07/03)
- マイケルジャクソンもデビー・ロウも子供たちの実の親ではなかった (2009/07/01)
- リークされたマイケル・ジャクソンの検死報告 (2009/06/30)
Tags : マイケル・ジャクソン |
ロンドン公演 |
ThisIsIt!Rehearsals |
リハーサル |
ビデオ |
遺産 |
遺言状 |
キャサリン・ジャクソン |
ダイアナ・ロス |
確かに、足が高く上がっていなかったり、動きがちょっぴり鈍かったりしてますね。
でも、50才という年齢にはとても見えません。カツラを取ったらどうかわかりませんが・・・・(笑)。
はじめまして。
わざわざ動画をリンクしたことをお知らせくださいましてありがとうございました。
リンク元を書いていただいており、全く問題ありません。
これからもよろしくどうぞ。
世界の10億人が、一生のうち15年間、
毎日平均1分間マイケルを見たり間いたりしたとして、
その延べ約1千億時間という数値は、どのくらいの、
どんな種類の力を作るのだろう?
その力は、原爆や人工衛星と比較可能だろうか?
アポロ11号と、マイケルの「ムーン・ウォーク」は
結局どちらが人類にとって大きな一歩となったのか?
20世紀はアメリカの世紀と言われるけれども、
朝鮮でもベトナムでも中米中東いずれにおいても、
アメリカは軍事的に勝ってはいない。
それでいて、アメリカは東西冷戦に一方的に勝利した。
どんな力によって?
1992年の「デンジャラス・ワールド・ツアー」のDVDを見る。
ブカレスト(ルーマニア)のステージに、
ピタリと腰のきまったマイケルが立って、
その手足と首がシャープに空を切るたび、観客の目が輝き、
喉から叫声が発せられる。
「1992年の」
3年前まで独裁者チャウシェスクに抑えつけられていた心身が、
解放を謳歌して弾んでいる。
マイケルを中心のひとりとして組まれたUSAの歌手団が
「私たちが世界である」(ウィ・アー・ザ・ワ、―ルド)を
歌ったのがこの7年前のことだった。そのあたりから、
ソ連も東欧も-小規模ながら中国も-アメリカ発の
「ザ・ワールド」とのつながりを求める若者たちに手を焼く展開になっていた。
プレスリーの登場以来、<近代の壁>を壊しまくってきた力が、
共産圏の体制までもゆさぶり出したのだ。
考えてみれば<近代>とは、上品めかした文化を手にしたエリート市民が、
「野蛮国」や「貧民層」を支配した時代だった。
反ブルジョワを標榜する支配者が独裁的に治めた国でも、その構図は変わらない。
近代では、身体の振り(スイング)やロック(揺り)やポップ(弾み)と違う、
メンデルスゾーンの調べのようなものが誇示された。
戦後のアメリカ歌謡に、「黒人のみだらさ」をもたらした美声の白人は、
その壁に決定的な穴をあけたのである。
エルビスから三十年、マイケルが地球の制圧に乗り出したのは、
対抗文化だったロックが、
フツーの人のフツーの気分に収まったのちの時代である。
ロックのリズムをものにするのに時間がかかった日本でも、
80年代なかばには、
ピンクレディーで育った子供がティーンエイジャーになっていた。
すでにテレビの時代だった。
MTVが起ち上がり、ロックビートの視覚表現が必要とされていた。
その需要にマイケルが生身の踊りで応えた。
「音楽を見る」のは亜流という考えを、
マイケルとマドンナが、文字通り体を張って粉砕したのである。
だが歌と踊りが世界をつないだのは、それが最後だった。
1990年代以降のポップスに、差をつきくずす力はない。
ヒップホップもJ-POPも、人種や民族のプライドに閉じこもりがちだ。
サウンドと身体の快によって<現代>を組織してきたアメリカの、
数十年におよんだ世界革命を最終的に仕上げた男、マイケル・ジャクソン。
彼の死は、プレスリーの死に似て「英雄的」ではなかったようだが、
その生は世界史に輝くだろう。
Y新聞から。
あんなに元気に踊っているのに。
年金運用の実態は想像以上にひどいです。自公失政の一例として取り上げてください。
マイケルの動画のリンクありがとうございます。
僭越ながら、わたくしもこの動画サイトのリンクをさせていただき、また美爾依さんの記事もリンクさせていただきました。
何か問題等ございましたら、こちらのコメント欄、あるいは私のコメント欄、あるいは crown_message@yahoo.co.jp までご連絡くださいませ。
よろしくお願いいたします。
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック
だけなんですけど・・・