2009.06.27 (Sat)
植草一秀痴漢冤罪事件:近藤崇晴裁判官の不当判決に異議あり
証拠は被害者とされる女性のあいまいな証言だけであり、事件の目撃者も信憑性の低い矛盾した証言をしているという。しかし、もう一人の目撃証人が信憑性の高い証言をしていることが救いだ。
植草さんの手指の付着物から採取された繊維鑑定においても、被害者とされる女性のスカート構成繊維と「類似している」とされたが、弁護側が私が駅事務室でもみ合った駅員の制服生地の構成繊維と比較する大学教授鑑定を行なったところ、駅員の制服生地の構成繊維と「極めて類似している」との鑑定結果が得られたそうだ。そもそも、DNA鑑定でさえ、間違いがあるのに、繊維鑑定なんてどこまで信用できるのか。
私は植草さんを信じている。郵政民有化を通して、日本の財産を米国に売り渡した売国奴、小泉、竹中の悪を暴き、政権交代をめざして、命がけでブログを毎日更新されている植草さんを支援していきたいと思う。
植草一秀の『知られざる真実』 痴漢冤罪事件最高裁不当判決について
裁判所がどのような判断を示そうとも、真実はただ一つである。
私は嘘を言わない。私は天に誓って無実潔白である。したがって、心には一点の曇りもない。このような不当判決に遭遇して、怒りは沸騰するが、これが残念ながら日本の現状である。
幸い、多くの皆様が真実を見つめ、私の発する真実の声に真摯(しんし)に耳を傾けて下さっている。私を信じ、私の無実を確信して下さる方が多数存在する。
この皆様方の心を支えとして、私は自信を持って、今後も進んで参りたいと思う。
日本の命運を決する総選挙に向けて、微力ではあるが私もネットから全身全霊を込めて情報を発信している。そのタイミングでこのような不当判決が下されたことに対して、大変強い憤りを感じるが、いかなる弾圧に直面しても、節を屈せず、微力ながら一歩ずつ前進して参りたいと考えている。
多くの心ある人々の力を結集して、政権交代をあらゆる障害を乗り越えて達成しなくてはならないと考えている。
日本の警察・検察・司法制度の前近代性除去は、政権交代後の新政府の最重要課題のひとつになる。
なにとぞ、今後とも温かいご支援とご指導を賜りますよう心よりお願い申し上げます。
事件の概要については、拙著『知られざる真実-勾留地にて-』巻末資料に記述されているそうなので、興味のある方はぜひお読みいただけたらと思う。
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又、6月23日に発売されたばかりの副島 隆彦との共著、『売国者たちの末路』もそのタイトルからして、とても面白そうだ。
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近藤崇晴プロフィール(最高裁判所の裁判官より)
最高裁判所判事
近藤崇晴 (こんどうたかはる)
(昭和19年3月24日生)
略歴
昭和42年 東京大学法学部卒業
昭和42年 司法修習生
昭和44年 判事補任官
その後,前橋地裁,裁判所書記官研修所,札幌地・家裁,東京地裁,最高裁民事局で勤務
昭和54年 最高裁民事局参事官
昭和56年 最高裁行政局第二課長
昭和58年 同局第一課長兼第三課長
昭和61年 東京地裁判事
昭和63年 司法研修所事務局長
平成 4年 東京地裁判事部総括
平成 5年 最高裁上席調査官
平成11年 甲府地家裁所長
平成13年 東京高裁判事部総括
平成14年 最高裁首席調査官
平成17年 仙台高裁長官
平成19年5月23日 最高裁判事
(信条,趣味など)
◆ 裁判官としての心構え
最高裁判所は最終審ですから,原判決の結論を維持することが妥当であるかどうか1件1件丁寧に判断する必要があると考えています。また,最高裁判所は法律審ですから,法律問題に関する一般論を示すことが相当であると考えられる事件については,できるだけ明確な法解釈を示すように努めたいと思います。
そして,裁判所が法解釈をするに当たっては,いろいろな法律問題についての理論的整合性を追求する必要があり,場当たり的なものであってはなりませんし,さらに,何よりも大事なのは,結論が健全な社会常識に合致したものであることだと考えます。そのためには,社会と人々の心の動きを鋭敏にキャッチできるような感性を研ぎ澄ましたいものだと願っています。
◆ 好きな言葉・嫌いな言葉
好きな言葉──「和して同ぜず」「反面教師」
嫌いな言葉──「生きざま」,終止形として使われた「べき」
◆ 印象に残った本
最近読んだ本で,特に強い感銘を受けた3冊を挙げます。
中村稔 『私の昭和史・戦後篇 上・下』(青土社)
山本譲司 『獄窓記』(新潮文庫)
桐野夏生 『メタボラ』(朝日新聞出版)
◆ 趣味
趣味を語るのに代えて,少年時代から現在に至るまでの間に私にとって特別な存在であった(あるいは,今も特別な存在である)アーティストたちを列挙します。
嵐寛寿郎,栃錦,王貞治,黒澤明,泉鏡花,永井荷風,司馬遼太郎,中原誠,坂東玉三郎,赤江瀑,ディエゴ・ベラスケス,エドヴァルド・ムンク,岡本綺堂,三岸節子,つげ義春,成瀬巳喜男,イチロー,中島みゆき
◆最高裁において関与した主要な裁判
●平成19年
●平成20年
裁判官としての心構えとして、「最高裁判所は法律審ですから,法律問題に関する一般論を示すことが相当であると考えられる事件については,できるだけ明確な法解釈を示すように努めたいと思います。」「そして,裁判所が法解釈をするに当たっては,いろいろな法律問題についての理論的整合性を追求する必要があり,場当たり的なものであってはなりませんし,さらに,何よりも大事なのは,結論が健全な社会常識に合致したものであることだと考えます。」と言っているわりに、植草さんの冤罪事件では、目撃者の証言や繊維鑑定までも食い違っているのに、全く明確な説明もないまま有罪判決が決定しようとしているのは、この心構えが単に建前であることを表すものだ。
国民の心の動きとは全くかけ離れた判決をしておいて、「社会と人々の心の動きを鋭敏にキャッチできるような感性を研ぎ澄ましたい」だなんて、聞いてあきれちゃう。
私たちにできること:この憎々しい偽善者KY最高裁判官、近藤崇晴の国民審査について、ホタルさんから貴重なコメントをいただいたので、紹介しよう。
国民審査で不信任しよう
植草さんの上告を棄却した最高裁判事は、近藤崇晴。
2007年安倍内閣時に任命されました。つまり、国民審査はまだ未審査です。
つまり、今度の総選挙との時に近藤崇晴判事は国民審査にかけられます。
みなさん、近藤崇晴に × をつけましょう !
マスゴミを鵜呑みにする人々は多いから
不信任に数が至らないこともあるかもしれないけど、
国民審査史上で最も高い不信任率は必ず取らせてやろう!
参考記事:
■最高裁判所裁判官国民審査(ウィキペディア)
関連記事:
■『晴天とら日和』 植草一秀氏を読む「痴漢冤罪事件最高裁不当判決について」
■『反戦な家づくり』 植草一秀さんを有罪にした裁判長とは
■『東京サバイバル情報 ☆一時避難せよ☆』 近藤崇晴よ!「地獄で猛火」に焼かれるがよい
このような不当判決に終止符を打つためにも政権交代が必要だと思われます。腐敗しきった自民党と癒着した日本の司法制度の実態を世に知らしめるためにも、今日もランキングの応援宜しくお願いします。

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最高裁国民審査は、全員×で決まりですね。
今の司法制度に疑問を投げかける意味でもそれが一番だと思います。
実刑判決は悲しいニュースでしたが、植草さんがブログランキングで1位になったのは、嬉しいニュースですね。今日は、けっこう2位との差もでてきたようです♪
になっていました。
http://9123.teacup.com/uekusajiken/bbs/2164
に言われている中で
===============================
①近藤崇晴(こんどうたかはる)X。竹崎博允も×。竹崎博允最高裁長官もX。全員X!
===============================
って、事じゃないかなと思います。個人的には、前にも云いましたが、「高知スクールバスと白バイ事件」「御殿場事件」の事も考えて、全員×、を考えています。
ところで、植草さんの上告棄却のせいもあるのか、「政治ブログランキング」では、一位になったのは、喜ばしい事だと思います。
映画の時代設定は失業者が溢れ、独裁権力による管理社会と化した未来の米国です。
主人公(ベン・リチャーズ)は無実の罪でて捕らえられ、ランニングマンとしてテレビに出演し最後まで逃げ切れば賞金を得るが、失敗するとハンター(原作では「ストーカー」と言われている)によって処刑される。
しかし主人公は最後まで生き残り、ランニングマンのテレビ司会者(デーモン・キリアン)が主人公によって主人公が被ったのと同様な危険な方法で処刑されてしまう。
そして最後に「皆さんがこんな目に遭わないためには、マスコミの顰蹙(ひんしゅく)を買うような事をしないことです」というスーパーが現れて終わる(日本のテレビ放映でこのスーパー消されたのは有名な話です)。
場所を日本に置き換え、ランニングマンとしてハンター達(マスゴミ関係者・警察官・検察官・裁判官や政府とマスゴミによって洗脳された市民達)と戦う主人公を植草氏に、ランニングマンの司会者を小泉純一郎氏や竹中平蔵氏に置き換えるとかなり状況が似て見えるのです。
以上
自分が植草さんであれば、あの書籍の信憑性を失わせる事と、現政府にタテ付く者の見せしめ(こちらの方が大きい)とする権力の思惑を想像し、謀殺も覚悟せざるを得ないです。
余所の国のタレントの死や、刻々変化する政争劇などこの際二の次にすべきで、植草さんをなんとか救える事を第一に考えましょう。
この国の数少ない父性を辱めに遭わせないよう、美爾依さん、是非広く力強い呼びかけもお願いしたいです。
司法の民主化なんて言うなら、裁判員制度なんか始める前に、こういうダメなヒラメ裁判官をクビにするのが先でしょう。
ご紹介の「裁判官としての心構え」を見ても首を傾げたくなります。「法廷=事実を争う場」との意識がものすごく希薄なのではないか。なんとも「後ろ向き官僚」臭がプンプンする作文じゃありませんか。
>「社会と人々の心の動きを鋭敏にキャッチできるような感性を研ぎ澄ましたい」だなんて、聞いてあきれちゃう。
本音は「社会と人々の"不穏な"心の動きを鋭敏にキャッチできるような...」ですよ、きっと。
近藤崇晴判事自身は、「これでまた社会秩序を守った」とニンマリしているに違いありません。
> みなさん、近藤崇晴に × をつけましょう !
全く同感です!
政権交代が実現したら、政治家・警察・検察の連中を牢屋にぶち込みたいです。
極悪近藤判事には絶対に×をつけます。
植草先生は日本を救うリーダーです。一生応援します。
20年前の東欧そのものです。その中でも最後まで権力に固持し続けてきたルーマニアのチャウシェスク、東ドイツのホーネッカーと重なります。手口も・・・。
こういうあからさまなことをした政府・自民公明与党には厳しい審判が下ることでしょう。そのための材料を提供していただき有難うございます(嫌味)。
http://ranhou.hp.infoseek.co.jp/simin2.htm
2007年安倍内閣時に任命されました。つまり、国民審査はまだ未審査です。
つまり、今度の総選挙との時に近藤崇晴判事は国民審査にかけられます。
みなさん、近藤崇晴に × をつけましょう !
マスゴミを鵜呑みにする人々は多いから
不信任に数が至らないこともあるかもしれないけど、
国民審査史上で最も高い不信任率は必ず取らせてやろう!
また総選挙の直前に
控訴棄却で植草さんを実刑にするって…
まるでやばいものは みんな司法の力で潰せと言うことか と誰しも思ってしまいます。なりふり構わずですか総選挙前に植草さんをブタバコに入れてしまいたいわけですね。
植草ブログを読んでる人はほとんどそう思うだろうから、もし そうすることで 政権維持の効果を狙ってるなら 明らかに逆効果になりますよね
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気になることはいっぱいあるのに、ヤップの海はとってもアデヤカなのだ
谷川史子 『おひとり様物語』 Vol.14 (講談社「Kiss」連載中)
「司法権の独立」という考えを自覚せずに、ひたすら、
自分たちに給料を払ってくれる法務省という“お上(かみ)”
の方しか見ない癖くせ)が終生抜けない裁判官は、
国民の多数意思で罷免しなければならないのです。
近藤崇晴 (こんどうたかはる、東京大学法学部卒 、裁判官)
植草一秀氏の「痴漢えん罪事件」と防衛医大教授の
痴漢えん罪事件裁判官です。
防衛医大教授の痴漢えん罪事件では、判決の「補足意見」の中で、
「被害者の供述は、たやすく信用し、被告人の供述は頭から
疑ってかかることのないよう、厳に自戒すべきだ」
とか、「やったかどうかわからない以上、『無罪の推定』
原理により、被告人には無罪を言いわたすべきなのである」
と言っておきながら、植草事件では、
まったく正反対の高裁判決を支持するとした矛盾ある判決を
下した裁判官です。