2009.06.16 (Tue)
天皇皇后両陛下が7月にカナダとハワイを御訪問されるので、ダブル選挙はないのでは?

現在の赤坂御所内には、東宮御所、三笠宮邸、秋篠宮邸、高円宮邸がある
7月に天皇皇后両陛下がカナダとハワイに御訪問中は、衆院解散、総選挙はないと言われている。天皇の国事行為に、「3号 衆議院を解散すること。」と 「4号 国会議員の総選挙の施行を公示すること。」が含まれているからだ。
それでも、麻生太郎が、「士志の会」のメンバー、自民党の古賀誠選対委員長、久間章生元防衛相、高村正彦前外相、無所属の平沼赳夫元経済産業相首相らと15日夜、都内のレストランで会談した時、次期衆院選について、古賀氏が「東京都議選(7月12日投開票)との同日選にすべきだ」と主張したというのはおかしい。
宮内庁のHPによると、両陛下の米加訪問は、7月3日から17日までなので、7月12日投開票の東京都議選とのダブル選挙は不可能だ。
天皇皇后両陛下のカナダ国及びアメリカ合衆国御訪問について
平成21年3月13日
閣議決定
かねてより,カナダ国総督閣下から,天皇皇后両陛下に対し同国を御訪問願いたい旨の招請があり,また,アメリカ合衆国ハワイ州における皇太子明仁親王奨学金財団50周年記念行事に際し,同国政府から両陛下の御訪問を歓迎する旨の申出があった。
ついては,我が国と両国との友好親善関係にかんがみ,本年,両陛下に両国を公式に御訪問願うことといたしたい。
御日程については,今後両国政府と協議の上決めることとなるが,7月3日東京御出発で,全体として約2週間となる予定である。
G7(日,米,英,仏,独,伊,加の7か国)の中でも、唯一、まだ一度も公式訪問したことないというのは知らなかった。それにしても、なんで、これまで、カナダだけのけ者にされていたのだろうか。皇族の中で、カナダと友好関係が深かったのは、高円宮殿下で、殿下は学生時代、カナダのクイーンズ大学に御留学中、カナダ生活を満喫された。その後、47歳でカナダ大使館のスカッシュ・コートで練習中に倒れられて亡くなるまで、日加交流の促進に偉大なる功績を残された。カナダ大使館が高円宮殿下の住まわれていた赤坂御用邸の目の前だったということもあり、カナダ大使館で行われるイベントやパーティにも頻繁に参加されていた。
カナダ大使館地下2階にあるカナダ人アーチストによる絵画、彫刻、写真、テキスタイル、デザイン等の作品を展示するギャラリーは、高円宮殿下の功績を称える記念行事の一環として、高円宮記念ギャラリーと名づけられていることも、いかに高円宮殿下とカナダとの関係が深いものであったかを表している。
そんな高円宮殿下に、両陛下はご遠慮されていて、それで、これまでカナダを訪問したことが一度もなかったのかもしれない。
御日程の概要日程 内容
7月3日(金) 東京 御発
オタワ(オンタリオ州) 御着(カナダ国)
ポンティアック(ケベック州) 御着
7月4日(土) 同地御滞在
7月5日(日) オタワ 御着
7月6日(月) 同地御滞在
7月7日(火) 同地御滞在
7月8日(水) トロント(オンタリオ州) 御着
7月9日(木) 同地御滞在
7月10日(金) バンクーバー(ブリティッシュ・コロンビア州) 御着
ビクトリア(ブリティッシュ・コロンビア州) 御着
7月11日(土) 同地御滞在
7月12日(日) バンクーバー 御着
7月13日(月) 同地御滞在
7月14日(火) 同地 御発
ホノルル(ハワイ州オアフ島) 御着(アメリカ合衆国)
7月15日(水) 同地御滞在
7月16日(木) コナ(ハワイ州ハワイ島) 御着
同地 御発
7月17日(金) 東京 御着
【More・・・】
前述の宮内庁のサイトによると、「カナダにも5万人に上る日系人が在住しており,両陛下には,このことをずっとお気にかけてこられました。したがって,今回の御訪問に際しては,オタワからバンクーバーまでの御訪問先各地で,現地在留邦人とともに,日系人にお会いになる機会を設けることとしております。カナダ各地の日系人からも,この機会に是非両陛下にお目にかかりたいとの強い希望が寄せられており,オタワでは今回の御訪問先には含まれていないモントリオールやハリファクス在住の日系人,ビクトリアではユーコン準州在住の日系人,バンクーバーではエドモントン州在住の日系人も集うことになっています。」と書かれているわりに、私には、トロント領事館からいまだに何の連絡もない。
オタワの日本大使館は、何か催しがあると、すぐに連絡くれたんだけど、トロントの領事館は全然だめ。両陛下がカナダに訪問されるまで、あと2週間しかないというのに、全く何の連絡もなしよ。やっぱり、首都にある大使館と地方都市にある領事館では大きな差があるのかもね。それとも、両陛下に危害を与えるといけないっていうんで、私だけ避けられているのか?(笑)
まあ、両陛下がトロントにいらしても、わざわざ会いに行こうとは思わないので、そんなことはどうでもいいんだけど、scottiさん方から、昨日のエントリーに対して、面白いコメントをいただいたので、紹介したい。
辞任のための応援とか
麻生首相が、都議会議員選挙を無理矢理応援して回るのは、麻生首相退陣の大義名分のためらしいです。
選挙結果の責任を取って、麻生退陣。
後任は、石原のぶてるに禅譲。
そして、新内閣は、橋下知事とそのまんま東知事の入閣だそうです。
それをマスゴミと子飼いの芸能人が絶賛し、郵政選挙の熱病を再現して、選挙に突入だそうです。
そう言えば、いろいろ思い当たる根回しの良さをを感じます。
橋下のドヘ~発言。
石原裕次郎の大規模な法要。
石原のぶてるの西川続投擁護忠誠心丸出し発言。
今日発売の週刊誌辞令ですが・・・
これって完全に国民を馬鹿にした表紙の取替え。
中身は同じだから、直ぐに腐って賞味期限切れの自民党政治。
それとも石原裕次郎メモリアル新党とでも名乗りますか?
先ずは都議選野党勝利で新銀行東京の全容を解明しましょう。
かんぽの宿売却と同じ構図がここにもあるのかも知れませんね。
こんなことが起こったら、目も当てられない。都議会議員選挙の選挙結果の責任を取って麻生が退陣するということは、それまでのさばるつもりか。できることなら、明日の党首討論で、ごめんなさい解散をしてもらい。世襲議員の代表の石原のぶてるが麻生の後任とは、いかにも自民党らしい。でも、橋下知事とそのまんま東知事の入閣だけは勘弁して欲しい。そのうち、森田健作も仲間入りしそうな気配だ。もっとも、総選挙で政権交代が行われたら、短命で終わるので、ほとんど関係ないんだけどね。
小泉政権以来、民意の反映されない内閣改造が何度も繰り返され、これだけ批判浴びているのに、いまだに同じことを繰り返すというところが、KY政党以外の何ものでもないだろう。
都議選中に天皇、皇后両陛下が日本に不在なので、ダブル選挙はないだろう。つまり、衆院解散、総選挙は都議選の前か、あとになるが、前はすでに時間がないのでありえず、与党の中でも古川禎久環境政務官のように「大政奉還を決断して国民の懐深く戻るべきだ」などと、国民のために早期解散を訴える議員はごく少数で、ほとんどが民意など全く眼中になく、自分のことしか考えてない議員が多い自公政権だから、scottiさんが書かれた通り、都議選で大敗した後、麻生を辞任させ、表紙だけ変えて、任期満了の9月まで政権の延命に必死となるであろう。多分、その間に、悪徳ペンタゴンと共に敵失を追求して、民主党を追い落とすことを考えているに違いない。
これから、第2の西松建設献金問題スキャンダルがマスコミによって流されるだろうが、国民は、くれぐれもマスコミ報道などを鵜呑みにせず、その裏に隠された真実を見極めて欲しい。
参考資料:
第7条 天皇の国事行為 / はじめての日本国憲法より
第1章 天皇
第7条 【天皇の国事行為】
天皇は、内閣の助言と承認により、国民のために、左の国事に関する行為を行ふ。
1号 憲法改正、法律、政令及び条約を公布すること。
2号 国会を召集すること。
3号 衆議院を解散すること。
4号 国会議員の総選挙の施行を公示すること。
5号 国務大臣及び法律の定めるその他の官吏の任免並びに全権委任状及び大使及び公使の信任状を認証すること。
6号 大赦、特赦、減刑、刑の執行の免除及び復権を認証すること。
7号 栄典を授与すること。
8号 批准書及び法律の定めるその他の外交文書を認証すること。
9号 外国の大使及び公使を接受すること。
10号 儀式を行ふこと。

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太郎会会長で、麻生政権生みの親、盟友である鳩山総務大臣に、西川交代で、交代後の人事まで、読売新聞会長のナベツネと、東証会長でシティ派売国族西室泰三氏に決めていたのに、その後に急変、敵前逃亡のごとき態度にまで至ったのには、麻生太郎の政治生命、麻生家の運命まで変えるような恫喝があったとしか考えられません。
以前、国会でも追及されていた麻生鉱業の問題が、嫌がらせのように、この時期に注目されるのも偶然ではないと思います。
国会でも、麻生外務大臣が、大臣の権力を使ってこの問題をもみ消したことまでは判明しています。
それにしても、西川続投のために、盟友更迭、ナベツネ大恥、首相も辞任、退陣まで覚悟する?強烈な恫喝が、強欲主義勢力からあったことは容易に想像できます。
もしかしたら、ご紹介してくださったような内容のシナリオが想定されているのかも知れません。
いずれにしても、都議会選挙後には、麻生首相での解散総選挙はないように思います。
それを知って、同日選挙にしないと、麻生政権は潰れるし、古賀氏も選対委員長の座にも居れないから、同日選発言ではないでしょうか?
悪徳ペンタゴンに天皇を筆頭とする皇族を加えて悪徳ヘキサゴンだ
http://blog.goo.ne.jp/hosakanobuto/e/9174d50d3e4e04ddd5ccdef8b559779a
与党からは、来週にも「児童ポルノ法」の提案理由説明と参考人質疑を行いたいと提案があった。民主党は「捜査の可視化法案」(参議院で採決し送付されている)が先だと主張して平行線。私は「足利事件の集中質疑」を提案したが、結論は自民・民主の協議に委ねられた。
自民公明の与党は、冤罪防止のための審議を拒否して、冤罪を作り出すための法案だけやりたいと言っているそうです。
http://d.hatena.ne.jp/pr3/20090616
自公は一体誰のために政治をしてるんでしょうかね。
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