2009.05.23 (Sat)
ライラックが咲く季節
ライラックの花が咲くと、必ず家に持ってきて花瓶に生ける。
すると、たちまち、家の中はライラックの甘い香りで満たされる。

ライラック(Lilac、学名:Syringa vulgaris)はモクセイ科ハシドイ属の落葉樹。ライラックの呼称は英語の仮名転写に由来し、他にフランス語由来のリラでも呼ばれる。和名はムラサキハシドイ(紫丁香花)。

ヨーロッパ原産。春(日本では4-5月)に紫色・白色などの花を咲かせ、香りがよく香水の原料ともされる。
日本には近縁種ハシドイ (Syringa reticulata) が野生する。開花はライラックより遅く、6-7月に花が咲く。ハシドイは、俗称としてドスナラ(癩楢、材としてはナラより役に立ちにくい意味)とも呼ばれることがある。

ハシドイの名は、木曽方言に由来する。属の学名 Syringa は笛の意で、この木の材で笛を作ったことによるという。
欧州の民間伝承では白い花のライラックを家に持ち込むと不吉なことが起こるとされている。
参考資料:ウィキペディア 「ライラック」
【More・・・】
白い花のライラックを家に持ち込むと不吉なことが起こるとされているのは、きっと次のイギリスの伝説からきているのかもしれない。あるイギリスの貴族が 信じきっていた乙女の純潔を
踏みにじったので 乙女は傷心のあまり、
死んでしまった。
友人たちによって山のようなライラックの花が
乙女の墓に供えられたが
その友人たちの話によると
墓に置いたときには鮮やかな藤色をしていたものが
翌朝には真っ白になっていた、と言う。
この純白のライラックは
今でもハートフォードシャーのワイ河の畔の
小さな村の教会の墓地に生えていると言う。
このような話が伝わっている性でしょうか、
ライラックの花はきれいだし、香りもいいのに
不吉な花とされ 室内には持ち込まなかったそうです。
それは紫色が朝焼けのいろを連想させるからで、
古い諺では ライラックを身につけた乙女は
結婚指輪をすることができない、と言われ、
又、婚約者にライラックの小枝を贈れば
それは、婚約解消の申し出であるそうです。
ライラックって、ヨーロッパでは不吉の花だったんだね。
ライラックが大好きな私が道理で結婚指輪をすることができないわけだ(笑)。
とてもいい天気だったので、ちょっとドライブがてら、
ライラックの花の写真を撮ってみたので、ライラックの俳句と共に紹介したい。

蝶 来ると見れば いつしか リラ咲けり 水原秋桜子

真昼間の 夢の花かも ライラック 石塚友二

リラ薫る 黒人霊歌 かなしき時 加藤知世子
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Djavan - Lilás
http://www.youtube.com/watch?v=964nCbfZ2LM&feature=related
初めて知りました。広範囲にいろいろな曲をご存知ですね。
このボーカルの人は、ブラジルのミック・ジャガーのようです。
ブラジルではかなり有名なのでしょうね。
”Samurai”, ”Te devoro”など聴いてみましたが、なかなか気に入りました。
*
明日はもう別の日
月が昇り
嵐が空に漂う雲を連れ去る
キスもジョークも一緒に通り過ぎていく
そして新たな日が始まる
・・・
光がライラックの色に魅了されたなら
もっと多くのものを解放し、明らかにしてくれるだろう...
*
こんな感じの歌詞ではないかと推察しております;)
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