2009.05.02 (Sat)
2009年最も美しい人々by『People』

写真:Most Beautiful 2009

つい最近、『People(ピープル)』誌の、「2009年度の最も美しい人々」という特集で100人が選ばれた。今年、その表紙を飾ったのは、実は私は始めて知ったクリスティーナ・アップルゲイト(Christina Applegate)という1971年生まれのアラフォーの女性だった。これまでも、ドリュー・バリモア、ケイト・ハドソン、ミシェル・ファイファーらが「最も美しい人々」の1人として選ばれて表紙を飾ってきた。

クリスティーナは、「これで、乳癌にかかる心配もなくなり、さっぱりしたわ。」とあっけらかんとしている。癌が発見されたのは、片方の乳房だけだったが、これからも検査を続けることに嫌気がさしたり、癌の転移を恐れてか、両乳房の切除を望んだそうだ。
「たまに泣いたり、叫んだり。そして、本当に怒りがこみあげてきて、時々、自分がかわいそうでたまらなくなって悲しみに浸るけど、そうやって自然に癒されていくんだと思うわ。」と心境を語った。やっぱり心の中ではいろいろと辛いんだろうな。でも、クリスティーナのことだから、持ち前のユーモアでうまく乗り切れることだろう。これから8ヶ月かけて、乳房再生手術をおこなっていくそうだ。
『ピープル』誌では、最も美しい100人のランク付けはされないが、今年は、アンジェリーナ・ジョリー、ハル・ベリー、クリスティーナ・アギレラの他、アカデミー賞で8冠を受賞した映画『スラムドッグ$ミリオネア』に出演していた女優フリーダ・ピントも選ばれた。

又、『ピープル』誌が選んだ「最も美しい100人」には、ミシェル・オバマ米大統領夫人も選ばれており、この100人の中に政治家の夫人が選ばれるのは、珍しいと言われている。バラク・オバマ大統領の誕生以来、そのファッションが世界中で注目されているファースト・レディだが、ミシェルは同誌のインタビューでその自信のほどをうかがわせた。
「私には、私をきれいだと思ってくれていた父と兄がいて、毎日私にそう信じ込ませてくれたの。」と語った。「賢くて、素早くて、ユーモアもあるとよく言われながら男性社会の中で育ったわ。そんな風に言ってくれる人がいないという若い女性も多いけど、私は幸運だったわ」とつけ加えた。
ああ、やっぱり美しさというのは、1人だけの努力で生まれるものではなくて、まわりがいつもその人を褒め称えてないとダメなのかもしれないね。つまり、最初はまわりがその気にさせることが肝心で、後は本人がどんどんきれいになっていくのではないだろうか。又、美しい人と呼ばれるには、やはり外見だけじゃなくて、内側からにじみ出てくるオーラを持った人が多いような気もする。
【More・・・】
それじゃあ、日本ではどんな女性が人気あるの?と思っていたら、『eltha 』が、日本の女性が選んだ“イイ女”ベスト10を発表していた。それによると、1位は天海祐希で、2位以降は下記の通り。順位 名前 寄せられた声
1.天海祐希 美人でテキパキしていて裏表もなさそう。(茨城県/40代)
2.真矢みき 強さとしなやかさを兼ね備えたかっこいい人。(熊本県/40代)
3.松嶋菜々子綺麗で清楚で、優しそうな方だから。(東京都/10代)
4.藤原紀香 容姿端麗だし、人としても(心とか)綺麗な気がする。(千葉県/20代)
5.安室奈美恵 歳を重ねるごとにどんどん素敵になっていく。(長崎県/20代)
6.米倉涼子 綺麗だけど、サバサバしていてかっこいい所があるから。(奈良県/40代)
7.黒木瞳 いつまでたっても若々しいから。(京都府/40代)
8.篠原涼子 芯がしっかりした感じだし、見た目も“イイ女”って感じがする。(新潟県/20代)
9.深津絵里 彼女の醸し出す雰囲気がすごく素敵です。(北海道/30代)
10.ベッキー カワイイだけでなく、賢く気配りもできるので。(香川県/40代)
そんな天海祐希が典型的な男性社会である刑事の中で、どんな男性よりも男らしく(笑)スカッとさせてくれるようなドラマ、「BOSS」が人気だとか。
天海祐希がボス!落ちこぼれ刑事集団を立て直す!
女優の天海祐希(41)が、フジテレビ系新連続ドラマ「BOSS」(4月16日スタート、木曜・後10時)で刑事役に挑戦することが24日、分かった。男が原因で左遷されながらも、落ちこぼれ集団の“BOSS”に就任したことで奮闘するという物語。共演は竹野内豊(38)ら。竹野内も超エリートながら、女性に対してセクハラまがいの言葉を飛ばし、浮ついた言動の目立つ“チャラ男”という新境地に挑む。
宝塚歌劇団を退団してから13年。教師や弁護士などハマリ役を作り、キャリアウーマン役で「アラフォー」という流行語を生み出してきた天海が、今度は刑事に挑む。
(中略)
天海とタッグを組む竹野内も、これまでのクールな印象から一変。主人公と同じく警察官僚で最年少昇進記録を次々と塗り替える超エリートながら、女性に対してセクハラまがいの言葉を飛ばす、軽薄な“チャラ男”を演じる。
「かっこいい女性」の天海に対し「軽すぎる男」の竹野内。対照的な2人の掛け合いは、お茶の間の話題のタネとなりそうだ。
日本では、私の大スキな天海祐希がイイ女のトップに選ばれたのが嬉しい。やっぱり女性から見ていいなと思う女優は、もちろん弱さももっているけど、人前ではさっぱりと、凛としていて、人情も持ち合わせている役どころが似合う彼女のような人だろうね。聡明で、正義感の強いところなんかもいいかも。今の所、日本の警察や検察には全く知性が感じられなくて、全ては政府の言うままに動いている。どちらかというと、国民の味方というよりも、国家権力の味方という印象が強い。デタラメばかりやりたい放題やって国民の信用をなくしているけれども、天海祐希のようなスーパーかっこいいボスがいたら、ちょっとはましになるんじゃないだろうか(笑)。
世界で最も美しい人々とは言っても、外見だけじゃなくて、その生き方や生活が他の人に感銘を与えるような内面の美しさも兼ね備えて初めて、他人から見て、「美しい」と認定されるのではないかと、最近そんなふうに感じるようになってきたりしている。結論は、だから、年齢なんて関係ねえ(笑)。
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天海さんは、事務所を変わってから高慢さが消え、演技に幅が出ました。
以前(宝塚退団後)の事務所の売り方が間違っていたのがアリアリですね。
男運が良くないと自身で仰っていましたが、現在の彼は良さげでいいんじゃないでしょうか(笑)
ベストテンは、私の好きな方ばかりで、男性の目と女性の目は比例するってことですかねぇ。
出演している天海さんを見たのは、
大河ドラマ 「利家とまつ〜加賀百万石物語」(2002年、NHK) 助演
「離婚弁護士」(2004年、フジテレビ) 主演 ちらりと見る
「女王の教室」(2005年、日本テレビ) 主演 見たのは2007再放送時
映画「バッテリー」(2007年) 母 役
「Around40〜注文の多いオンナたち」〜(2008年4月-6月、TBS) 主演
見たのは少ないけど注目している。
それは、自分を偽らない正直さを感じるからだ。特に著書の『明日吹く風のために もっと遠くへ』(2001年10月 講談社+α文庫)を読むと、本人が自己客観視できて実に正直で普通の人であり、周りのことも考え発言していく人であることがわかる。だからスターだからと自分や周りが見えなくなるなどということがない人なのだ。
だからこそ、研二のころから発言し、宝塚トップの時はその責任を感じ劇団にもちゃんと改善を申し入れている。
多くの日本の責任ある立場の人はなぜ天海さんのようにできないのかと思っている。
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niftyはNHKの 「アジアの“一等国”」を 偏向報道と規定するのか?
成田美名子 『花よりも花の如く』 第7巻 白泉社コミックス (Melody 連載中)
社会の捉え方に変化がでてきました。
多角的なアプローチで社会を考察されていらっしゃるので、
”気づき”が多く、とても勉強になります。
今日、ご紹介されている記事を通して、
美しさとは、生きる過程で養われていく知性や心の在り方が大切だと改めて感じました。
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内面の輝きは色あせることはありませんよね!
これからも、ブログの更新をたのしみにしております